11日目。平山素子のレクチャー。

11月2日。

昨日も美しかったですが、今日もかっこいい平山素子さん。

今日は現代芸術論で「空間と身体表現」というタイトルでお話いただきました。

 

 

ふだんは筑波大学の体育の先生ですが、

本業は芸術家として数々の舞台を踏んでいます。

近年はダンサーのみならず、舞台の振り付け師や、シンクロナイズドスイミングの振り付け師なども行っています。

美術家とのコラボレーションも数多く、今後、何か一緒に活動する機会を持つことができたらうれしいです。

お茶目で、周囲をあっと言わせる底なしの力を発揮する素子さん。

来年はフランス印象派の舞台を手がけるとのこと。

ますますのご活躍を期待しています。

 

和田菜穂子(キュレーター)

10日目。平山素子の実験公演

11月1日。

今日は舞踊家である平山素子氏による実験公演「音、身体、空間」が行われました。

7階ギャラリーの声のフォーラムスペースが、一瞬にして実験舞台へと早変わりです。

満席で立ち見が出るほど大勢の観客に溢れました。

約30分間、息を呑む迫真の演技でした。

素晴らしい舞台に、会場は拍手喝采です。

こんなに心揺さぶられる舞台は、初めての経験でした。

サウンドを担当してくれた酒井聡さん、照明を担当してくれた西澤高男さん、

どうもありがとうございました。

舞台後のショートトークです。

どれだけ「実験要素」が多かったのか、舞台裏の話をするふたり。

実は、PCの不具合があって、ぎりぎりまで公演が危ぶまれていました。

リハーサルの時間さえなくなり、ぶっつけ本番だったのです。

 

打ち合わせの時間がほとんどなく、その他制約の多い中、

3人のプロが集まり、3人の力量で「実験舞台」は無事、成功を収めることができました。

これも、皆さんのおかげです。

奇跡ともいえる、素晴らしい一夜を、忘れられないひと時を、どうもありがとうございました。

 

和田菜穂子(キュレーター)

9日目。スペシャル企画「声:言葉の力 ぼくたちの未来宣言」

本館前広場の展示最終日。

白い椅子のある風景も今日が見納めです。

 

レイアウト案は初日と同じ。

こちらは今日のセッティングを行ってくれたcoiceの4人です。

毎日交代でセッティングを行いました。

どうもありがとうございました。

 

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今日はスペシャル企画第1弾。

「声:言葉の力 ぼくたちの未来宣言」

山川健一先生(文芸学科、作家)と、竹内昌義先生(建築・環境デザイン学科、建築家)を

お招きし、おふたりによる対談を行いました。

 

 

3.11以前より「反原発」を唱えていた山川先生は「セイヴ ザ ランド」という本を出版されています。

山川先生は忌野清四郎と交流がありましたが、

残念ながら亡くなった彼は、今では「反原発」のアイコンのような存在となっています。

竹内先生も忌野清四郎から多くのことを学んだそうです。

 

印象的だったのは竹内先生の「ヒーロー不在説」。

「どこかにヒーローがいて、いざと言うときはきっとなんとかしてくれる」

というのは妄想に過ぎず、

実際は「ヒーロー」なんか存在しないし、誰もなんとかしてくれない、ということ。

 

「やっぱり政府は嘘をつく」と再認識した山川先生。

3.11以降は「本物を知ることになった」と語ります。

「ツイッターは新しい文学」ということで、「言葉」を発信し続けています。

これからも正しい情報を伝えていく役割を担っていただきたいと切に思います。

 

竹内先生も、ツイッターを駆使しています。

ツイッターのメディアリテラシーは、古いタイムランから、その人の情報の信憑性をうかがい知るそうです。

そんな姿を知った編集者から依頼され、「本」が生まれました。

それが「原発と建築家」(学芸出版)です。

なお、竹内さんのおススメの本は、孫崎亨「戦後史の正体」だそうです。

みなさん、メモをとりましたか?

 

今日は山川先生から大事なことを3つ伺いました。

1.原発事故はまだ収束してません。汚染物質は海にもれ続けています。特に女の子は、将来子供を産むつもりであれば、内部被曝に注意して、食事に気をつけましょう。外食もできるだけ控えるように。一番、量を摂取する米は産地のわかるものにしましょう。

2.日本の未来を変えるには、政治を変えなければいけません。みなさんの1票が政治を変えることに繋がります。せめて選挙には行きましょう。

3.滅入ってしまわずに、自分の中でバランスをとり、自分流の楽しみ方を見つけましょう。

 

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最後の締めくくりは、参加型ワークショップ。

「言の葉」にメッセージを託すインスタレーションです。

メッセージの内容は、このスペシャル企画にあわせ、山川先生に考えていただきました。

 

「過去の人へ、現在の自分のことを伝えましょう。それがまた過去となり、記憶の一部となることでしょう。」

「言の葉」 を枝につける山川先生。

 

竹内先生も枝につけてくれました。

 

廣瀬先生、渡辺先生も、会場に来てくださいました。

 

文芸の斉藤先生もいらっしゃいました。

 

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最後に記念撮影。

 

「原発問題」に関して真正面から取り組み、言葉にし、そして行動しているのは、

この大学と姉妹校の京都造形芸術大学だけだそうです。

みなさんはこのような幸運な環境にいる、ということを自覚してほしいですね。

ナマの声を交えるこの企画は、本当によかったと思っています。

どうもありがとうございました。

 

和田菜穂子(キュレーター)

8日目。白い椅子の展開。詩の朗読セッション。

8日目もイベント盛りだくさん。

特に「声の広場」での展開が数多くあった1日でした。

 

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1限目「ミュージアム資料論」 担当教員:和田菜穂子

広場のレイアウトを先週、課題に出しました。

その中で一番人気があったものを数点、実際に行ってみました。

 

1)「数の力、個の力」 田山君(歴史遺産学科3年)の案

 

2)「自分の姿」 天野恵さん(美術科1年)の案

 

3)「あそこらへん」 片柳みなみさん(美術史・文化財保存修復学科2年)の案

 

4)「内側の声、外側の声」 宍戸瑞希(美術史・文化財保存修復学科3年)

ご協力ありがとうございました。

実践してはじめてわかったことなど、たくさんあると思います。

こんな風景が毎日見れたらよかったのですが・・・

(椅子が使われている風景です)

季節柄、少し遅かったのですね。反省です。

 

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4限目。総合美術2年生の演習 担当教員:岡田真宏

先週、雨のため延期したパフォーマンス付きのワークショップです。

「椅子と人間が逆転する」というもの。

上から見たほうが楽しかったと思います。

 

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学生企画「物々交換」

けっこう掘り出し物がありましたよ!

いろんなモノが交換されたかな?

 

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本日の7階ギャラリーでの企画は、朗読セッション「東北の声」 。

第1部は山田先生(洋画)と和太鼓の川口先生(大眞)の組み合わせです。

 

 

 

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第2部は現代風にアレンジしたポエトリーリーディングとパフォーマンス。

学生企画です。

サイトウケイスケくんは、先日のアーティストトークで出た記憶を辿るキーワード

「ほんの少し」を使って、詩の朗読をしてくれました。

クロダミクさん、マツザキエリさん、クサノマイさん、クワサキジュンくん、

どうもありがとうございました。

 

明日もイベントが目白押しです! お見逃しなく!!

 

 

 

和田菜穂子(キュレーター)

7日目。けんちく体操博士マイスターになるためのワークショップ

7日目です。

毎朝変化する椅子のレイアウト。ワクワクしませんか?

今日はこちら。

 

企画案はテキスタイルコース1年の百足さん、ほか。

毎朝、ご苦労様です。

 

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今日は展覧会オープン前の特別な時間を使って、

ギャラリスト、コレクターによるトークイベントが行われました。

原さんの所属するギャラリーの和田友美恵さん他、コレクターの皆様です。

はるばる東京から原さんの作品を見にやってきた人ばかりです。

サポートしてくれる人がいるということは、幸せですね。

 

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午後からは、博物館実習1の特別演習「けんちく体操博士マイスターを目指して」というワークショップが行われました。

体操ウーマン1号、体操マン2号は、先週もレクチャーにきてくださいましたが、

今日は偶然にも、休暇で山形に来られた「けんちく体操博士」をお迎えし、

「けんちく体操」の実践が行われましたので、ご報告します。

 

 

東京タワー(3,4限)

 

東京タワー(5,6限)

 

アサヒスーパードライホール(5,6限)

 

アサヒスーパードライホール(5,6限)

 

東京カテドラル(3,4限)

 

東京カテドラル(体操ウーマン、体操マン)

 

東京都庁(5,6限)

 

東京ゲートブリッジ(3,4限)

 

パルテノン神殿(3,4限)

 

パルテノン神殿(5,6限)

 

スカイツリー(3,4限)

 

スカイツリー(5,6限)

 

文翔館(3,4限)

 

文翔館(5,6限)

 

メトロポリタン・チャーチ(3,4限)

 

メトロポリタンチャーチ(3,4限)

 

メトロポリタン・チャーチ(5,6限)

 

メトロポリタンチャーチ(5,6限)

 

築地本願寺(3,4限)

 

築地本願寺(5、6限)

 

築地本願寺(5,6限)

 

落水荘(3,4限)

 

落水荘(5、6限)

 

最後は芸工大の前で記念撮影(3,4限)

 

得意なポーズで記念撮影(5、6限)

 

「建物」を身体で記憶する、というワークショップでした。

大人から子供まで楽しめるもので、建築を知らない人でもじっくり建物を観察する目を養うことができます。

ある意味、スケッチをするような感覚で、建物の特徴を瞬時にとらえ、表現する力、グループの結束力が必要とされました。

よいワークショップでした。

博士、体操ウーマン1号、体操マン2号、どうもありがとうございました。

 

和田菜穂子(キュレーター)

 

6日目。彫刻コースによる公開ワークショップ。

今日は風のない穏やかな晴天でした。

朝、学校に来てみると、声の広場にすばらしい造形物が出来ていました。

彫刻コースの学生が、それぞれが試行錯誤しながら、スタディ中です。

参加メンバーを見ると、アフィニス夏の音楽祭で「青い煌き」を制作した学生が大半をしめていました。

 

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今にも崩れそうな繊細さが、美しい造形を創り出しています。

「この案を組み合わせていこう!」ということになりました。

脚と脚は特に接着しておらず、そのまま乗せているだけなんです。

もはや、椅子とは思えません。

 

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数時間後。

 

 

「もう1段いけるんじゃないか」という吉賀先生の一声で、上を目指し始めます。

 

ところが、風も強くなってきたので、いったん中断。

この状態で記念撮影をしよう、ということになりました。

 

 

作業を止め、まわりを片付け始めると・・・・・

あああああああああ~~~~~

 

突然の崩壊。

あっという間の出来事でした。

作業中でなかったことが不幸中の幸い。

周りを片付けている時に、無人の状態で倒れてきたのです。

 

 

というわけで、パチリと記念撮影。

吉賀先生、彫刻コースの皆さん、お疲れ様でした!

 

「声の広場」での活動の様子は、来週より7階ギャラリーで流し始める予定です。

 

和田菜穂子(キュレーター)

 

5日目。白い椅子(滝の下プロジェクトなど)

穏やかな晴天でしたので、白い椅子も広場で引き立っていました。

今朝のレイアウトのテーマは「白い迷路」です。

これだけあると迫力があって、壮観です!

でも。。。なんだか北朝鮮のマスゲームみたいだなぁ・・・・

 

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今日のcoice企画「滝の下プロジェクト」は「喝のお言葉」です。

このプロジェクト、かなり私のツボにハマっています。

こんな素敵な場所があるなんて、車通勤の私は知りませんでした。

バス通学のみんななら知っている、ちょっとした隠れ場。

夕暮れ時、とても素敵です!

 

ところが「先生、ライトアップしてからの方がいいですよ。おススメです!」

と言われ、出直しました。

 

そしたら・・・・

誰か座っていました。

滝の下プロジェクトを企画した、テキスタイルコース1年の加藤千智さんです。

 

 

「滝の下プロジェクト」は、糸を辿っていくと、滝の下へ導かれます。

丸いお月様も出て、とても幻想的な風景です。

 

私のお気に入りの「滝の下プロジェクト」は、 来週もう1回あります。

火曜日に「愛のささやき パート②」を行います。

ボブ田中先生の「愛のささやき」もあるとか、ないとか・・・・

お見逃し、お聞き逃しなく!

 

和田菜穂子(キュレーター)

 

 

 

 

5日目。けんちく体操!

5日目も、イベントが盛りだくさんでした。

今日の目玉は現代芸術論の特別講義「けんちく体操」です!

体操ウーマン1号の田中さん、体操マン2号の大西さんが芸工大にやってきました。

 

田中さんによるレクチャーです。スタイルもいいし、足元もおしゃれ!

講義室で「東京タワー」のポーズ を決めます。

みんな真剣にやっています。

さて身体をならしたところで、いざ本館前広場へ出陣!!

 

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学年ごとにチームを結成しました。最初はお互いに知らない者同士なので、話合いも進みません。

 

ところが・・・

3,4年生チームがポーズを決めると、

次々と他の学年も芸工大のポーズをとり始めました。

 

みんないい表情をしています。

毎日、鏡橋を通って芸工大の全貌を眺めているみんな。

本館、能舞台、鏡橋、図書館・・・・

愛する母校の隅々まで知っているのは当然です。

みんな一丸となって、芸工大の建物を表現しました。

凛々しい表情で芸工大になりきっています!

 

来週月曜日は学芸員資格課程の演習で

「けんちく博士マイスター養成講座」を行います。

「けんちく体操」の普及活動を行う「博士マイスター」になるためのレクチャー&ワークショップです。

4限のみ(晴天時は)、屋外にて公開ワークショップを行います。

興味のある方は是非ご参加ください。

 

和田菜穂子(キュレーター)

 

 

4日目。アーティストトーク(前田哲)など。

4日目です。

今日の椅子のレイアウトは「放射状に広がる声の発信」です。

coiceのみなさんと和田は、毎朝「白い椅子体操」です!

 

 

レイアウト企画:堀江麻衣(美術史・文化財保存修復学科2年)

 

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午前中には、7階会場でギャラリートークとなりました。

原さんの授業です。

 

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声の広場でのイベントは民俗舞踊団による「郷の宴」です。

北野先生も見に来てくださいました。

どうもありがとうございました。

 

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7階でのトークイベントは前田哲(映画監督)をお迎えし、

「映像の中の記憶」をテーマにいろいろとお話いただきました。

 

 

前田さん、どうもありがとうございました。

 

和田菜穂子(キュレーター)

 

 

3日目。キャンドルナイト。

 

3日目。まだまだバタバタしていますが、その都度、なんとか波乱を乗り越えています。

今日の椅子のレイアウトは「声の波紋、水の波紋」です。

美術史文化財保存修復学科2年の醍醐さんの案です。

自分たちも波紋(輪)になってもらいました。

上から見るのと、下から見るのではぜんぜん異なります。

原さんもグラフの先生と一緒に外で語らいの場をつくっています。

みなさんも自由にお使いください。

7階でも授業の場としてご使用可能です。

お気軽にお問い合わせください。

 

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夜はcoice企画のキャンドルナイトでした。

 

 

 

寒い中、キャンドルの灯をつけたり、温かい飲み物を出したり、

coiceの皆さん、ありがとうございました。

 

キュレーター 和田菜穂子

 

TUAD mixing! 2012 | 記憶の声 Voices of Memory

TUAD mixing! 2012
記憶の声 Voices of Memory

原高史×Responsive Environment
(西澤高男)

会期=10月22日[月]→11月8日[木]
会場=東北芸術工科大学 本館7階ギャラリー/本館前広場
(本館前広場でのインスタレーションは10月31日[水]まで)
休館日=10月28日、11月3日、4日
(日、祝日休)
主催=東北芸術工科大学
企画・お問い合わせ=美術館大学センター 
Tel 023-627-2091
Fax 023-627-2308
E-mail museum@aga.tuad.ac.jp
キュレーター=和田菜穂子

概要はこちら

*日時が変更になりました!

スペシャル企画①「声:言葉のもつ力 ~ぼくたちの未来宣言」
日時=10月31日(水)18:00-20:00(申込不要)
会場=本館7階ギャラリー
別会場=本館408(会場が満席の場合は、別会場にてU-streamで視聴できます)
ゲスト=山川健一(作家、本学文芸学科長)、竹内昌義(建築家、本学建築・環境デザイン学科長)
アーティスト=原高史、西澤高男
司会進行=和田菜穂子
USTREAMはこちらから
音声のみ(全記録)

スペシャル企画②「記憶と風景 ~忘れられない風景について」
日時=11月8日(木曜日) 18:30-20:00(申込不要)
会場=本館7階ギャラリー
別会場=本館201(会場が満席の場合は、別会場にてU-streamで拝聴できます)
ゲスト=五十嵐太郎(建築史家、東北大学教授)、根岸吉太郎(映画監督、本学大学長)
アーティスト=原高史、西澤高男
司会進行=和田菜穂子
USTREAMはこちらから

イベントスケジュール1週目~(10月22日~)
イベントスケジュール2週目~(10月29日~)

展示コンセプト

本館7階ギャラリーを6つの部屋に区切ります。

Room #1 声の灯火  Light with Voices
複数の声が飛び交い、闇の中でほたるのように点滅する小さな灯。消え入りそうなか細い声や、自信に満ち溢れた快活な声。様々な声が交差する異空間が、これから始まる展示空間へと誘います。展覧会「記憶の声」の導入部。西澤高男のインスタレーション。

Room #2 声プロジェクト Introduction of “Coe Project”
今年4月よりスタートした「声プロジェクト」は、ふたりのアーティストと、本学の学生・教員が協力しあい、進めてきたプロジェクトです。今までの経緯と展覧会の概要説明を行います。

Room #3 記憶の風景 Landscape into your Memory
「あなたにとって忘れられない風景は何ですか?」
目を閉じれば、頭の中に思い浮かぶ風景。忘れられないひととき。人生を変えたひと言。インタビューした中から選りすぐりの声を、雲の上にいるような心地で、リラックスしながら体験してもらいます。
*体験型展示(予約制)。

Room #4 追憶の場所 Remembrance
学生と先生が1対1で対話したインタビュー集をじっくり拝聴する空間。7階から山形の風景を眺めながら、先生の声にじっと耳を傾け、追憶の風景をイメージします。

Room #5 記憶の森 Forest into your Memory
人の「記憶」というものは時の経過とともに、おぼろげなもの、不確かなものへと変化していきます。この空間は「記憶の森」です。心の奥底に眠る「記憶の声」を呼び起こし、各人の「記憶の断片」は<言の葉>となって、空間を埋め尽くします。原高史のインスタレーション。

Room #6 小さな物語 A Small Tales - Pocketbook -
溶けだしたキャンドル、横向きもしくは後ろ向きの少女、動物のシルエット。それらひとつひとつは、黒く縁どられた窓の中に<小さな物語>として描かれています。原高史が数年に渡りインタビューを繰り返してきた中で、彼の心のポケットに集められたモチーフたちです。彼独自の世界観が表現されています。新作(平面作品)の展示。

Outside 声の広場 Open Space “Coe”
本館前広場は期間限定で様々な「声」が集い、交差する場に変容します。そこに並べられた「白い椅子」にはQRコードが貼られ、先生や学生のインタビューの声が収められています。「白い椅子」の配置の変化は、インスタレーション作品のひとつとなります。<声の広場>で繰り広げられる、「白い椅子」を使った各種イベントは、人々の心に「新しい風景」として記憶されることでしょう。

Artist

原高史|Takafumi Hara

原高史|Takafumi Hara
現代美術家。東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィック学科准教授。1968年東京生まれ。1992多摩美術大学大学院絵画学科油画専攻修了。200-2002年ドイツ・ベルリン滞在。平面作品の他、ワークショップやプロジェクト型のアート活動を国内外で幅広く展開している。歴史的建造物の窓にその土地固有の記憶や、人々の思い出にまつわるパネルを展開していく窓プロジェクト《Signs of Memory》は、人と人との対話から生まれるアートである。今回は7階で平面作品(新作)を出品するほか、白い椅子を使った屋外でのプロジェクト型インスタレーションを展開する。
http://takafumihara.jp/

西澤高男|Takao Nishizawa

西澤高男|Takao Nishizawa
建築家・メディアアーティスト。東北芸術工科大学デザイン工学部 建築・環境デザイン学科准教授。1971年東京生まれ。1995年横浜国立大学大学院工学研究科計画建設学専攻修了。建築設計事務所"buildinglandscape"、及びメディアアートユニット"Responsive Environment" 共同主宰。

Responsive Environment
空間に関わる様々な領域をクロスオーヴァーするコラボレーションにより、空間表現を行うユニットである。1993年の結成以来、様々なパフォーマンス、インスタレーションや建築に関わる作品の制作、プロジェクトの発表を行ってきた。2004年より本学プロダクトデザイン学科専任講師の酒井聡もメンバーとして加入。松島紅葉ライトアップ、車座 -Post Peak Oil Orchestra-(谷川俊太郎/覚和歌子 詩の演出)、東京カテドラル聖マリア大聖堂マルチメディア空間パフォーマンスなど、照明装置を使ったインスタレーション多数。
http://www.responsiveenvironment.com/