先生方へのインタビュー

暑い日が続きますね。

学生スタッフcoiceも学期末の忙しい中、先生方へのインタビューを続けています。

8月3日現在、27名の先生方へのインタビューを終えています。

 

 

宮島先生にインタビュー coiceの星さんと赤羽さん(企画構想4年)

 

 

鴻崎先生にインタビュー coiceの長沼さん、土佐林さん(グラフィック3年)

 

 

辻先生にインタビュー coiceの浮須さん、百足さん(テキスタイル1年)

 

 

花澤先生にインタビュー coiceの大場さん他(総合美術3年)

 

 

石川先生にインタビュー coiceの高野さん、吉川さん(美文、日本画3年)

 

 

加藤先生にインタビュー coiceの斉藤さん、庄司さん、笠原くん(映像、建築環境2年)

 

片上先生にインタビュー coiceの高野さん、吉川さん(美文、日本画3年)

 

 

これ以外にも、たくさんの先生方にご協力いただいております。

先生方のインタビューの声をもとに、記憶に残る展覧会を作っていきたいと思います。

貴重なお話、ありがとうございました

 

キュレーター:和田菜穂子

「声プロジェクト」インタビュー終盤

8月になりました。

声プロジェクトのインタビューもいよいよ終盤です。

今回は工芸コースにおじゃましました。

ライティングオブジェクトを制作した3年生を中心にご協力いただきました。

 

アーティストふたりは、これから皆さんの声をもとに作品化していきます。

どんな作品になるのか楽しみです。

皆さん、ご協力ありがとうございました。

 

キュレーター:和田菜穂子

「声プロジェクト」インタビュー

もうじき春学期も終了です。

「声プロジェクト」は、ほぼ毎週、各学科にご協力を依頼し、アーティストによるインタビューを進めてまいりました。

今日はその様子をまとめてご報告いたします。

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2012年6月20日 洋画・総合美術コース(原、西澤)

 

原さんは多摩美大で油絵を専攻していたので、うちの洋画の学生と話をするのをとても楽しみにしていました。

いつものように全体説明後、個室に分かれてインタビューです。

洋画・版画コースの主に1年生と、総合美術の3,4年生にご協力いただきました。

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2012年7月3日 日本画コース(原)

 

日本画コースも1年生にインタビューです。演習時間中にご協力いただきました。

和やかな雰囲気の中、笑い声が絶えませんでした。

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2012年7月10日 彫刻コース

彫刻コースは1年生と3年生にインタビューです。

被り物率が高かったのは、作業中だからですね。

しっかりものの男子と、マッチョ系の女子が、元気よくインタビューに応じてくれました。

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2012年7月11日 文芸学科(西澤)

なかなかふたりのスケジュールを合わせるのが難しくなってきたので、

美術科は原さん、それ以外は西澤さん、と分担して、インタビューを行うことにしました。

全体説明は担当キュレーターの和田が行い、その後のインタビューはふたりのアーティストにお願いしています。

私もインタビューの片隅に立ち会うこともありますが、

ふたりは共通して、学生の心の扉を開けるのが上手です。

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2012年7月12日 グラフィック学科(原 説明会)

グラフィック学科では「声プロジェクト」の説明会を行い、g-coice(グラフィック・コイス)の募集を行いました。

他の学科にいるときの原さんと比べると、やはり自分の学科ではノビノビしています。

原さんのトークは面白いので、学生に人気があるのも納得です。

インタビューはまた別途行う予定ですので、お待ちください。

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10月の展覧会に向けて、これからいろいろとご協力をお願いすることがあります。

どうぞよろしくお願いいたします!!

学生スタッフcoiceは、学科はオープンで、随時募集しています。

ご興味のある方は、ご連絡ください。

 

(本展覧会キュレーター:和田菜穂子)

coiceもインタビューします!

本日の「声プロジェクト」のインタビュー第4弾は映像学科でした。

いつものように担当キュレーターの私からプロジェクトの概要説明をした後、

原先生、西澤先生のおふたりは個室へ移動し、ひとり3-5分づつの個別インタビューに入ります。

といっても面接ではないので、とても和やかな雰囲気の中、行われます。

 

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ところで・・・・

coice=「声プロジェクト」のスタッフ

も先生へのインタビューを開始しました。

 

1年生スタッフの百足さん&浮須さん(テキスタイルコース)は、

ドキドキしながら洋画コースの石井先生へインタビューに行ってきました。

coiceでは、ふたりでペアを組み、自分の学科(コース)の先生と、それ以外の先生にインタビューに行くことにしています。

1年生のふたりは、石井先生とお話しするのは初めてなので、ドキドキしていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだった?」と、初インタビューに挑戦したふたりに尋ねたら、

「とても楽しかったです!!」という答えに安心した私。

石井先生は一見、こわそうにみえるかもしれないけど(苦笑)、

本当はとても優しい先生なんですよ。

 

親切で優しい石井先生は、なんと1時間もお話ししてくださったそうです。

この声も展覧会会期中になんらかの形でみなさんの耳に届くと思います。

石井先生の熱いトークを皆さんも体験してみましょうね!

 

このように学生スタッフcoiceも活動を始めています。

スタッフは随時、大大大募集しておりますので、興味のある方は直接ご連絡ください。

wada.nahoko@aga.tuad.ac.jp

 

みなさんと一緒に「声プロジェクト」で、大学に大きなうねりを作っていきたいです!!!

 

(本展覧会キュレーター:和田菜穂子)

coice(学生スタッフ)募集&イベント企画公募

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。

いよいよ「声プロジェクト」が本格的に動きはじめました。

昨日は企画構想学科にて第2回インタビューを行ってきました。

 

まずは「声プロジェクト」の概要説明(10分)です。

そしてふたりのアーティスト、原さん、西澤さんの紹介です。

学科が違うと、顔は知っていても「どういう先生なのか、よくわからない」という声がちらほら。

原さんは背が高くて目立ちますが、こわくありませんよ!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあと、質問シートに記入してもらいます。

事前に記入してもらった方が、スムーズにインタビューが進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから個室に分かれて、ひとり3分程度のインタビューになります。

就職の面接ではありませんので、緊張しなくても大丈夫!

和やかな雰囲気でインタビューが行われます。

時には話が盛り上がり、笑い声が廊下まで響きわたります。

時間をオーバーすることもしばしば。

 

 

 

 

「声プロジェクト」はなるべく多くの人の声を集めていきます。

次週は、洋画コース&総合美術コースの予定です。

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第3回「声プロジェクト」インタビュー

日時:2012年6月20日 6限(17:10-)

場所:趣旨説明 共通デッサン室

インタビュー場所:芸術研究棟

 

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そして、学生スタッフ(coiceメンバー)募集&イベント企画の公募に関する説明会を行います。

日時:2012年6月18日 6限(17:10-)

場所:本館411

 

スタッフは一緒に展覧会を作り上げる仲間です。

このような大がかりなプロジェクトは、ボランティアスタッフの協力なしには成し遂げることはできません。

越後妻有トリエンナーレでは「こへび隊」、瀬戸内国際芸術祭では「こえび隊」が

ボランティアスタッフとして運営を任されています。

本展覧会「声の記憶」ではcoiceがその役割を果たします。

 

イベント企画に関しては、「声の広場」(本館前広場)に白い椅子を並べ、

「声の交流」を目的とした企画を考えていただきたいと思います。

トークイベント、パフォーマンス、演劇、朗読、ゲーム、など

ユニークな学生企画を幅広く公募いたします。

詳しくは説明会にて。

皆様のお越しをお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから数か月間、みなさんと一緒によい展覧会を作っていきたいと思います。

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

(本展覧会キュレーター:和田菜穂子)

 

「声プロジェクト」開始

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のTUAD mixing!は、原高史とResponsive Environment(西澤高男)の組み合わせです。展覧会に際し、大学の「声」を集めて作品化していくという「声プロジェクト」を立ち上げました。

昨年は震災のため、予定していた展覧会は中止となり、その代り「それぞれの3.11」と題して、8人のリレートークを行いました。今年は、震災後初のTUAD mixing!(教員2人展)ということで、今までとはかなり趣旨の異なる企画です。

私はこのふたりのアーティストと組もうと思い、約半年前からどのような内容の展覧会にしようか議論を進めて参りました。そして決まったのが、今の時代を生きる人々の「声を残す」「声を伝える」というコンセプトです。展覧会のタイトルは「声の記憶  Memory of Voice」としました。詳しくは右の展覧会概要をご覧ください。

先日、ようやく「声プロジェクト」を開始しました。その第一声は、やはり理事長を差し置いて他におりません。お忙しい中、お時間をいただきまして、インタビューを行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学設立の理念など約1時間に渡り、大変意義のあるお話をお伺いすることができました。何よりも理事長の声のトーンがとても熱く、情熱がひしひしと伝わってきました。学生代表のふたりも、理事長と直接お話しする機会を持つことができ、「大変感動した」「心が打たれた」と申しておりました。

理事長と固い握手を交わした私たちは、10月の展覧会に向けて、襟を正して頑張っていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生の皆さん、教員の皆さん、事務の皆さんの声も、6月7月の2か月で出来るだけ多く集めていく予定です。

皆さんの声によって、大学に新しい「声の風景」が創り出されます。

どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

(本展覧会キュレーター:和田菜穂子)

 

 

TUAD mixing! 2012 | 記憶の声 Voices of Memory

TUAD mixing! 2012
記憶の声 Voices of Memory

原高史×Responsive Environment
(西澤高男)

会期=10月22日[月]→11月8日[木]
会場=東北芸術工科大学 本館7階ギャラリー/本館前広場
(本館前広場でのインスタレーションは10月31日[水]まで)
休館日=10月28日、11月3日、4日
(日、祝日休)
主催=東北芸術工科大学
企画・お問い合わせ=美術館大学センター 
Tel 023-627-2091
Fax 023-627-2308
E-mail museum@aga.tuad.ac.jp
キュレーター=和田菜穂子

概要はこちら

*日時が変更になりました!

スペシャル企画①「声:言葉のもつ力 ~ぼくたちの未来宣言」
日時=10月31日(水)18:00-20:00(申込不要)
会場=本館7階ギャラリー
別会場=本館408(会場が満席の場合は、別会場にてU-streamで視聴できます)
ゲスト=山川健一(作家、本学文芸学科長)、竹内昌義(建築家、本学建築・環境デザイン学科長)
アーティスト=原高史、西澤高男
司会進行=和田菜穂子
USTREAMはこちらから
音声のみ(全記録)

スペシャル企画②「記憶と風景 ~忘れられない風景について」
日時=11月8日(木曜日) 18:30-20:00(申込不要)
会場=本館7階ギャラリー
別会場=本館201(会場が満席の場合は、別会場にてU-streamで拝聴できます)
ゲスト=五十嵐太郎(建築史家、東北大学教授)、根岸吉太郎(映画監督、本学大学長)
アーティスト=原高史、西澤高男
司会進行=和田菜穂子
USTREAMはこちらから

イベントスケジュール1週目~(10月22日~)
イベントスケジュール2週目~(10月29日~)

展示コンセプト

本館7階ギャラリーを6つの部屋に区切ります。

Room #1 声の灯火  Light with Voices
複数の声が飛び交い、闇の中でほたるのように点滅する小さな灯。消え入りそうなか細い声や、自信に満ち溢れた快活な声。様々な声が交差する異空間が、これから始まる展示空間へと誘います。展覧会「記憶の声」の導入部。西澤高男のインスタレーション。

Room #2 声プロジェクト Introduction of “Coe Project”
今年4月よりスタートした「声プロジェクト」は、ふたりのアーティストと、本学の学生・教員が協力しあい、進めてきたプロジェクトです。今までの経緯と展覧会の概要説明を行います。

Room #3 記憶の風景 Landscape into your Memory
「あなたにとって忘れられない風景は何ですか?」
目を閉じれば、頭の中に思い浮かぶ風景。忘れられないひととき。人生を変えたひと言。インタビューした中から選りすぐりの声を、雲の上にいるような心地で、リラックスしながら体験してもらいます。
*体験型展示(予約制)。

Room #4 追憶の場所 Remembrance
学生と先生が1対1で対話したインタビュー集をじっくり拝聴する空間。7階から山形の風景を眺めながら、先生の声にじっと耳を傾け、追憶の風景をイメージします。

Room #5 記憶の森 Forest into your Memory
人の「記憶」というものは時の経過とともに、おぼろげなもの、不確かなものへと変化していきます。この空間は「記憶の森」です。心の奥底に眠る「記憶の声」を呼び起こし、各人の「記憶の断片」は<言の葉>となって、空間を埋め尽くします。原高史のインスタレーション。

Room #6 小さな物語 A Small Tales - Pocketbook -
溶けだしたキャンドル、横向きもしくは後ろ向きの少女、動物のシルエット。それらひとつひとつは、黒く縁どられた窓の中に<小さな物語>として描かれています。原高史が数年に渡りインタビューを繰り返してきた中で、彼の心のポケットに集められたモチーフたちです。彼独自の世界観が表現されています。新作(平面作品)の展示。

Outside 声の広場 Open Space “Coe”
本館前広場は期間限定で様々な「声」が集い、交差する場に変容します。そこに並べられた「白い椅子」にはQRコードが貼られ、先生や学生のインタビューの声が収められています。「白い椅子」の配置の変化は、インスタレーション作品のひとつとなります。<声の広場>で繰り広げられる、「白い椅子」を使った各種イベントは、人々の心に「新しい風景」として記憶されることでしょう。

Artist

原高史|Takafumi Hara

原高史|Takafumi Hara
現代美術家。東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィック学科准教授。1968年東京生まれ。1992多摩美術大学大学院絵画学科油画専攻修了。200-2002年ドイツ・ベルリン滞在。平面作品の他、ワークショップやプロジェクト型のアート活動を国内外で幅広く展開している。歴史的建造物の窓にその土地固有の記憶や、人々の思い出にまつわるパネルを展開していく窓プロジェクト《Signs of Memory》は、人と人との対話から生まれるアートである。今回は7階で平面作品(新作)を出品するほか、白い椅子を使った屋外でのプロジェクト型インスタレーションを展開する。
http://takafumihara.jp/

西澤高男|Takao Nishizawa

西澤高男|Takao Nishizawa
建築家・メディアアーティスト。東北芸術工科大学デザイン工学部 建築・環境デザイン学科准教授。1971年東京生まれ。1995年横浜国立大学大学院工学研究科計画建設学専攻修了。建築設計事務所"buildinglandscape"、及びメディアアートユニット"Responsive Environment" 共同主宰。

Responsive Environment
空間に関わる様々な領域をクロスオーヴァーするコラボレーションにより、空間表現を行うユニットである。1993年の結成以来、様々なパフォーマンス、インスタレーションや建築に関わる作品の制作、プロジェクトの発表を行ってきた。2004年より本学プロダクトデザイン学科専任講師の酒井聡もメンバーとして加入。松島紅葉ライトアップ、車座 -Post Peak Oil Orchestra-(谷川俊太郎/覚和歌子 詩の演出)、東京カテドラル聖マリア大聖堂マルチメディア空間パフォーマンスなど、照明装置を使ったインスタレーション多数。
http://www.responsiveenvironment.com/