東北復興支援機構 | TRSO

報告|福島の声を訪ねるスタディツアーインタビュー南相馬3.12

南相馬市小高区 海沿いに広がる風景。

東日本大震災から3年目を迎えた3月12日。相馬市の今を知るための「スタディツアー」を実施しました。このツアーは福島出身の福興会議メンバー、鈴木達彦くん(東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科4年)、目黒有貴子さん(東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科2年)が企画し、福興会議メンバーで実施しました。参加者はメンバーの他に、本学の学生、卒業生、教職員を対象に募集をおこない、約45名が参加し丸1日をかけ、相馬市から南相馬市に渡る沿岸地域を中心に見学しました。

松川浦港にて、相馬双葉漁業組職員の方から震災当時からこれまでの漁業に関するお話しをうかがった。

小高区の沿岸部にて。

2014年2月23日に閉校となった真野小学校。閉校記念碑の前で。

南相馬市内で唯一津波の被害を受けた。黒板には押し寄せた津波の跡がまだ残る。

 平日の実施にも関わらず、真摯に相馬地方を案内をして下さった皆さまに、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。ツアーを終え福興会議メンバー5名が、それぞれの目線から体感したことを福興会議ブログにて報告しています。

3年という年月。目に見えない被害。その中で生きる人々の生の声と風景が垣間見える内容になっています。ぜひご覧になってみてください。

福興会議ブログhttp://fukukou.tuad.ac.jp/events/562.html

 役野友美(TRSO事務局)