東北復興支援機構 | TRSO

福興会議・報告|『ゼンシンラジオ~こころ動かす、復興の声』をふりかえって

企画・メインパーソナリティをつとめた大津悠美子さん(写真左)と、サポートをつとめた梅原もも子さん(写真右)。

ロゴマークは福興会議メンバーの茅原ゆきのさん(本学 デザイン工学部グラフィックデザイン学科卒業生)が制作しました。

福興会議がお届けしてきた『ゼンシンラジオ~こころ動かす、復興の声』の放送が、2014年3月26日をもって終了しました。最終回の放送では、3月12日に開催した、「福島の声を訪ねるスタディツアーインタビュー南相馬3.12」にて、南相馬市立鹿島小学校教員の佐藤芳幸さんと、相馬市立向陽中学校教員の小澤建二さんのインタビューをご紹介しました。震災からこれまでの子どもたちや、先生方ご自身の変化をお話ししてくれました。ツアーを企画・担当した目黒有貴子さん(東北芸術工科大学 デザイン工学部グラフィックデザイン学科2年)が報告しています。⇒http://fukukou.tuad.ac.jp/radio/574.html

最後までしっかり被災地の声を届けてくれました。

2013年度活動していたメンバーたち。そのうち4名が卒業し新しい生活をはじめています。

また、ゼンシンラジオの企画・パーソナリティを担当した、大津悠美子さん(同大学 デザイン工学部企画構想学科3年)と、梅原もも子さん(同大学 芸術学部 美術科洋画コース2年)も、ゼンシンラジオ放送1年間の振り返りをブログに記しています(⇒http://fukukou.tuad.ac.jp/radio/577.html)。まったく経験の無いまま、手探りではじまったラジオ企画。最初は失敗もしましたが、回が進むにつれ、ラジオブースには頼もしい横顔が並んでいました。メインは2人が担当していましたが、各回の放送内容となるインタビュー取材は、福興会議メンバーが担当し、毎月取材活動として宮城や福島の被災地に足を運びました。最後までやり通すことができたのは、メンバー一人ひとりの復興に対する気持ちと、このラジオ番組のために、ご協力してくだっさた皆さんのおかげです。貴重な経験をさせていただき、関係者の皆さまに、この場をお借りしてお礼申し上げます。また、今後も学生による支援活動への、ご理解とご協力いただければ幸いです。

◎【ゼンシンラジオ-こころ動かす、復興の声-(放送:2013年4月10日~2014年3月26日)】
ゼンシンラジオは、東北芸術工科大学の福興会議が、東日本大震災の被災地で、未来に向かって“前進”する人の 「声」をお伝えする10分間です。2013年4月10日~2014年3月26日まで、山形市内のコミュニティFM(ラジオモンスター:FM76.2)にて、月2回/計24回の放送を実施しました。ゼンシンラジオの放送をブログにて音声をアーカイブしています。興味をお持ちの方はこちらからお聴き下さい。⇒http://fukukou.tuad.ac.jp/radio

役野友美(TRSO事務局)