2013.05.28
近況報告|2013年秋、『福しましまフェス』を開催します!
東日本大震災後、福島から山形に避難された母子やご家族をサポートするべく2011年9月から始まった「福しまピクニック」「福しま図案室」 シリーズは2013年で3年目を迎えます。今年は定期的に開催してきたピクニックイベントを凝縮し、これまでTRSOの復興支援活動に参加してくださったアーティストを一同にお招きした、様々なワーク ショップイベントをおこなう『福しましまフェス』を開催することになりました!先日、開催場所となる山形県村山市にある手づくりパン「NOUKA」にて、福しまピクニックにご協力いただいているNOUKAのご主人 佐藤喬一さんと「山形ガールズ農場」の菜穂子さん(代表)、原田有佳子さんと打ち合わせをおこないました。
多彩なゲストの参加が決まり、今まで以上に賑やかなピクニックになること間違いなし!と、とても楽しみな内容になりそうです。また福島で活動している『LIFEKU(ライフク)』の皆さんにもご協力いただけることになり、山形へ避難されたご家族だけでなく福島にお住いのご家族の参加も可能となりました。来月6月にはゲスト講師をお迎えし細かな打ち合わせを予定しています。
この2年間はNOUKAの佐藤さん、山形ガールズ農場の皆さんに手厚いサポートをいただくことができ、継続した素敵なピクニックイベントを開催することができました。ま た、LIFEKUの皆さんとの出会いにも恵まれ、ここ山形でしかできない支援活動をおこなうこ とができているなと感じています。必要とされる支援ニーズの移り変わりによるイベント体制の変化はありますが、根本的な部分は変わらずTRSOはこれからも進んでいけそう です。福しましまフェスへ参加してくださるゲスト講師の皆さんや内容については、詳細が決まり次第 HP や facebookページでお知らせいたします!
◎『福しまピクニック』『福しま図案室』とは?
山形県には、福島県各地から自主避難されているご家族がいらっしゃいます。そのうちの4割が母子だけで転居されている逆単身赴任型です。東北芸術工科大学(企画=福興会議)では、福島のご家族の、山形での生活を応援するピクニックイベント『福しまピクニック』を村山市の農業体験施設で実施しています。また、雪に閉ざされる山形の冬期間には福しまピクニックの後継企画として、東京で活躍中の素敵なゲスト講師をお招きし、冬の生活を家族で楽しく飾るためのデザインワークショップ『福しま図案室』を開講しています。2013年は、これまで参加してくださったアーティストの皆さんを集結し、ちいさな2日間の『福しましまフェス』を開催します!
役野友美(TRSO事務局)