「ひじおりの灯 2014」制作・点灯スケジュール

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「ひじおりの灯」8年目・8回目となる2014年夏にむけた制作スケジュールが決まりました。今年は大蔵村肘折温泉街での点灯後、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2014」会場に移設するので、7月中旬〜10月中旬のロングラン点灯になります。また、同じ期間にJR東日本のディスティネーションキャンペーン「山形日和。」も実施されるので、サクランボのシーズンから秋の終わりまで切れ目なく、たくさんのお客さまが来県する年になりそうです。「今年の灯籠絵を描きたい!」という東北芸術工科大学の大学院生は、下記の取材・イベント日程を確認のうえ、東北芸術工科大学美術館大学センター事務局に(メールか窓口で直接)申し出てください。申込先→ https://www.tuad.ac.jp/mailbox/museum_contact.html

参照ブログ:「山を読む、二日間」Webマガジンコロカルに掲載いただきました!
前編→ http://colocal.jp/topics/think-japan/local-action/20131026_25364.html
後編→ http://colocal.jp/topics/think-japan/local-action/20131119_26557.html

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●「ひじおりの灯 2014」スケジュール
取材旅行:6/7(土)→6/9(月)2泊3日・参加必須・宿泊無料
制作期間:6/9(月)→7/9(水)
夜語りイベント:7/26(土)1泊2日・参加必須・宿泊無料
肘折温泉街で点灯期間:7/26(土)→9/15(月・祝)
ビエンナーレ点灯期間:9/20(土)→10/19(日)

●2014年度参加表明(4/7現在)
酒井忠康(美術評論家/世田谷美術館館長 ※ゲスト)、佐藤真衣(版画M卒)、田中望(博士課程1年)、土井沙織(日本画卒)、浅野友理子(洋画M2)、大坪響(洋画M2)、古田和子(日本画M2)、原田圭(洋画M卒)、山口裕子(博士課程3年)、藤原美咲(グラフM1)、相馬祐子(版画M2)、結城ななせ(洋画M卒)、千田若菜(版画卒)、鳥越渚(日本画卒)、鳥潟由子(テキ4年)/15名 ※残り5枠

●指導協力教員:三瀬夏之介(日本画コース)、辻けい(テキスタイルコース)、鴻崎正武(洋画コース)、柳田哲雄(テキスタイルコース)

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「山を読む、二日間」―よく聴くために、よく観ること。

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Photo; Natsuko Nakamura

肘折温泉で8/10-11に開講した「山を読む、二日間」。大盛況でした。肘折カルデラをフィールドに、語る・描く・歩くという3つの体験から、人間と自然の根源的なつながりを捉え直す二日間。ゲストにお招きした田附勝さん、石倉敏明さん、KIKIさんの他にも、赤坂憲雄さんや6次元のナカムラクニオさん、大聖坊の山伏・星野文紘さん、世田谷美術館館長の酒井忠康さん他、各方面の先達にご参加いただきました。
初日のトーク「山を語る」のなかで、人類学者の石倉敏明さんが「自然の風景を楽譜のように捉える/唄の発生は言葉よりも古い」と発言されました。エチオピアからアボリジニまで、時空を超えてつながるそのお話を聞きながら、僕は、肘折で学生たちが描く肘折絵巻(ひじおりの灯)も、坂本大三郎さんが追いかける山々の世界も、このカルデラに溜まっている、ある種の原始的な気配への、言語以前の感応――(石倉さんの言う)唄なのかもしれないと、考えていました。
夜の濃い湯治場で、八角の灯籠を廻しながらヒソヒソと交わされる会話、法螺貝、酒杯の重なり、カジカ、下駄、拍子木、湯や川や雨が流れる音、これらが渾然一体となった「唄のようなもの」に、耳を澄ます行為・旅。暗い温泉街に楽譜のように連なる「ひじおりの灯」よって、現代生活では聴き取りにくくなっている、その「唄のようなもの」へのチューニングや感度が、高まっていくのだと。

そういえば、肘折と僕たちの縁をはじめに結んだ赤坂憲雄さんが、この地に関わりを持ったのは、今はなき葉山館に逗留して『子守唄の誕生』(講談社現代新書)を書いたのがきっかけでした。今年からはじまった「肘響」といい、このプロジェクトは、7年の歳月をかけて、ゆっくりと「観る」よりも「聴く」ことに、必然の道行きとして、深まっているようです。しかし、そのことは震災後の東北で、とても大切なことだと思っています。
良く聴くために、良く観ること。なぜならいま重要な声は、とても小さく、か細く、それゆえ僕たちは、都市の喧噪を離れて旅をし、声が反響する肘折のような場所へと、自ら近づいていかなければならないのです。「山を読む、二日間」に、あれほどたくさんの人々が集まったのは、(僕自身も気付いていなかったけれど)そういうことだったのだと、いまふりかえっています。

宮本武典

※以下のスナップは「山を読む、二日間」に参加してくださった、イラストレーターの中村菜都子さんがiPhoneで撮ったもの。彼女の旅の記録です。中村さんとは高校の同級生で、不思議なことに、肘折温泉で十数年ぶりの再会を果たしました。中村さん、ありがとうございました。

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「肘響」―電子音楽と湯の織りなすトリニティ

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「ひじおりの灯2013」の点灯初日、肘折温泉街で音楽イベント「肘響」が開催されました。インストゥメンタルを中心にした電子音楽と、1200年の歴史をもつ鄙びた湯治場とのコラボレーション。凉音堂茶舗プロデュースのもと、夕刻から、湯治部屋、共同浴場、公民館、郵便局舎など、さまざまな場所をつなぎながら、映像や音楽の即興ライブがおこなわれました。
あいにくの雨模様でしたが、狭い路地の地面を打つ雨だれの音と、玄関口など、各所にさりげなく置かれたラジオから、途切れながら聴こえてくるサウンドの共振が心地よく、「肘響」は、音楽というより温泉街全体を舞台にした一種のサウンド・インスタレーションだったのでした。
メイン会場の肘折センターでのライブでは、人がすっぽり隠れるくらいの「ひじおりの灯」が登場。巨大灯籠をキャンバスにおこなわれた青森出身の絵描き・マジオさんのライブペインティングには、坂本大三郎さんが吹く法螺貝の音が重ねられ、デジタル映像や音楽の手触りに、このカルデラ盆地の底の夜にふさわしい、原始的なマテリアルを与えていました。聞き忘れたのですが、あれは『雨の樹/Rain Tree』だったのでしょうか。

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「ひじおりの灯 2013」開催。肘折温泉で44基の灯籠が点灯。

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「ひじおりの灯2013」本日より点灯開始です。昨日は、ゲストアーティストの坂本大三郎さん、肘折地区の青年団や旅館青年部のみなさんと、新旧あわせて44基の灯籠を、温泉街のさまざまな場所にちりばめました。その一つひとつが、山奥の小さな湯治場に生きる人々と、その村の暮しに惹かれてやってきた若者たちとの、交感の結晶です。
7年目・7回目の開催です。八角形の「ひじおりの灯」を、こうして、旅館や商店の軒先に吊り下げてまわっていて、毎年思うことですが、同じ肘折の風物を描いていても「光のあてかた」によって、結ばれる図像や輝き方はまったく変わるんだなぁ、と。小さな村を描いた44基の灯籠には、今年もそれぞれに異なる肘折が息づいています。
「ひじおりの灯(=肘折温泉)」が時代に放つ光は、とても小さくささやかですが、その光源には、ものすごく深いストーリーが抱えこまれている、と思います。「国の光を観る」のが「観光」。地区の人々と若者たちが灯したこの光と出会いの物語を、たくさんの人に観て・聴いていただきたいと思います。今日から9月13日まで、毎日毎晩「ひじおり灯」を灯して、みなさんのお越しをお待ちしております。

◎お知らせ
「ひじおり旅の手帖」に15頁が追加されました。お越しになる前に、ぜひお読みください。
本日18:30〜「肘響」が温泉街で開催されます。温泉×電子音楽の新感覚コラボレーションにご期待ください。
>山形はゲリラ豪雨が頻発しており、点灯ができない日もあります。お出かけ前に公式ツイッターを確認ください。

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「肘響」お知らせと、雑誌掲載のご報告

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〖イベントのお知らせ〗

ひじおりの灯・点灯開始の27日(土)は、温泉街で音楽イベント『肘響』が開催されます。
ライブ演奏や座学会のほか、坂本大三郎さん、本学でも教鞭をとられていた舞踏家・森繁哉さんも出演されます。この機会に肘折へ訪れてみてはいかがでしょうか。

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日時:7月27日(土)16:30 スタート
会場:肘折温泉街(山形県大蔵村)
肘折センター/上の湯/旧肘折郵便局/つたや金兵衛1Fほか

料金:チケット:¥2,000(豪華12Pパンフ、上の湯入浴付き)
*当日会場にて受付致します。予約は不要です。

出演:ライブ:Firo、plan+e、いろのみ、Coupie
舞踏:森繁哉
座学会:坂本大三郎+星憲一朗
映像:MAJIO+東京食堂

詳細WEBサイト:http://www.onsenchillout.com/hijikyo/

主催:肘響実行委員会
後援:肘折プロジェクト実行委員会
協力:肘折青年団
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また、スターツ出版株式会社の『オズマガジン』8月号で、ひじおりの灯を紹介していただきました。

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表紙を飾るモデルのKIKIさんは、
8/10(土)のト―クイベント『山を語る』にも、ご出演いただきます。なんと嬉しい偶然です。
書店にお立ち寄りの際は、ぜひご一読下さいませ!

立花泰香(美術館大学センター事務局)

 

 

 

 

2013年の灯籠絵が完成しました。

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先週金曜日(7/5)が、灯籠絵の提出日でした。大学院レビュー(修士研究発表会)が重なってしまったので、追い込みの一週間はかなりハードだったと思います。残念ながら力及ばず、何名かの作品は未完成(→再提出)になってしまいましたが、今回は作品の品質保証は「自分目線」だけでなく、肘折地区の目線もあるのですから、お世話になった地域の人々の顔を思い浮かべながら、最後までしっかりと、最善の絵筆をふるってほしいものです。明日火曜日の夜がほんとうのデッドライン(〆切)です。
学生たちが描いてくれた灯籠絵は、これから鶴岡在住の表具師・齋藤高子さんにお届けし、庄内職人の技で、灯籠「ひじおりの灯」に仕立てられます。和紙に載せられた絵具の種類は、岩絵具からアクリル絵具、天然染料まで実に様々だし、他にもコラージュしたり、切り抜きを入れたりなど技法も多様ですから、八角の木枠にピンと貼るのは容易ではありませんが、齋藤さんにいつも美しく仕上げてくださいます。今年もどうぞよろしくお願いします。

「ひじおりの灯」も7年目になり、春から夏にかけてのプロジェクトシーズンだけでなく、豪雪の冬にも、学生たちが取材に訪れるようになりました。「ひじおりの灯」に、これまで3度参加している修士2年の渡辺綾さんは、今回はじめて雪の肘折温泉郷を灯籠に描きました。点灯時と消灯時では絵が(描かれている季節が)ガラリとかわる仕掛け灯籠だそうです。温泉街での点灯を、本人がいちばん心待ちにしているのではないでしょうか。他にも力作が揃いました。肘折の皆さん、どうぞお楽しみに。(宮本武典)

追記:8/10-11のイベント「山を読む、二日間」のFacebookページもはじめました。坂本大三郎さんのご紹介による素敵なゲストはもちろん、今年の「ひじおりの灯」を描いた30名の学生たちが集まるのは、8/10夜だけです。皆様ぜひこの機会に、大蔵村肘折温泉にご参集ください。
http://www.facebook.com/events/533489270021263/

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「ひじおりの灯」アトリエ点景 2013/06/21

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金曜日のアトリエ。手漉きの月山和紙に、それぞれの肘折温泉のイメージが丁寧に、緻密に、描かれています。
うちの学生はのんびりしていて、アートシーンをめぐる情報競走からは隔絶されていて、それゆえコンセプトワークは苦手ですが、じっくりと対象に向き合う誠実さ・やさしさがあります。「ひじおりの灯」では、そこを肯定して、伸ばしてあげれたらいいかな、と。
だから、作品の内容について評価もしないし、指導もしません。それは、肘折の人々とのコミュニケーションのなかで、自ら気付くことです。
「ひじおりの灯2013」は対外的には「アートプロジェクト」を名乗っていますが、僕のなかでは「地域とともに芸術家を育てる」ためのフィールドワーク演習なんですね。そしてさらに7年目になって、地域の人々との「共同研究」的な機会になってきている。地域と大学が、観光ではなく教育を軸に、無償の恊働を続けてきた成果を感じています。(宮本武典)

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湯守さんの「お地蔵さん」。

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ひじおりの灯、開催まであとひと月ほどとなりました。
今年は学生達の灯籠絵にくわえ、肘折地区からも作品を出品していただこう、ということで
6月10日、大学院生のメンバーと共に肘折で灯籠絵づくりのワークショップをしてきました。

平日の午後でしたが、旅館の方や肘折青年団の方々と、
それぞれがお仕事の合間を縫って作業に来てくださいました。ありがとうございました。

作業場は共同浴場・上の湯の2階にある「肘折センター」。
普段は日帰りのお客さんに有料で開放していたり、地区の寄り合いで地域の方が使用している、集会所のようなところです。
畳部屋の真下は男湯と女湯。湯浴みをしているおばあちゃん達のお喋りがたまに聞こえます。

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絵画を専攻している大学院生の田中さん、大坪さん、浅野さんによる手引きで金・銀の「箔貼り」を和紙に施します。
描いたのは、肘折カルデラにそびえたつ『三角山』と、温泉街の傍に流れる『銅山川』。

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お地蔵様の導きで温泉を発見したという肘折温泉の開湯伝説にちなんで、
参加者で、ひとり1枚づつ消しゴム版画で『お地蔵さん』を彫っていきます。
参考までにと大学図書館から持ってきた画集のなかで笑っているのは、
おおらかに神仏の姿が描かれた作品で知られる青森の版画家・棟方志功さん。

青年団の里実子さん、絵梨さん、浩人さん達にはじまり
大穀屋の道彦さん、肘折ホテルのおかみさん、大蔵村役場の職員さん、湯治客のご夫婦、
今年灯籠絵を出品いただく坂本大三郎さんにも参加して貰い、それぞれ膝をつき合わせて版づくり。
作業の音と合間のお喋りが、時間と共にゆるやかに流れていきます。

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↑春に販売し始め、好評の『肘折サイダー』のラベルの原版。坂本さん作です。

つくっていただいた版をもとに、これから大学で作品を完成させます。
それぞれに彫られたお地蔵さん達はにこにこしていたり目を閉じて微笑んでいたりと、どれも優しい表情をたたえていました。
やわらかい眼差しで、肘折の未来を明るく導いてくれますように。

灯籠が出来上がったら、7/27[土]から共同浴場・上の湯の番台で灯されます。
小さなお地蔵さん達にぜひ会いに来て下さい。
 

立花泰香(美術館大学センター事務局)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひじおりの灯2013」取材旅行のアルバム

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 6月1日[土]、2日[日]、3日[月]の3日間、「ひじおりの灯2013」の灯籠絵を描く学生たちが、肘折温泉で取材合宿をおこないました。滞在中はずっと快晴に恵まれ、肘折の美しい自然が、いつもよりぐっと彩度を増して胸に迫ってきます。温泉街を取り囲む山々は萌葱色が眩しく、銅山川の急流は月山の雪解け水を含む青みがかった白。地蔵倉までの登山道の心地よい風や、年老いたブナ林のささやき。朝市に並ぶ山菜のたくましさ・瑞々しさ。そしてもちろん、各旅館の湯船で満々と沸き出す温泉… そのどれもが、長い長い冬の眠りからさめて、生命力にあふれていました。たった3日間の湯治でしたが、感受性豊かな学生たちは、全身をアンテナのようにして、肘折に息づく森羅万象をとらえたようです。つたや肘折ホテルの柿崎雄一さん、木村屋旅館の木村祐吉さん他、肘折青年団のみなさんの手厚い取材サポートと歓待に、心より感謝を申し上げます。

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灯ろう絵作家が決定しました。

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今年の『ひじおりの灯』 灯ろう絵作家が決定しました。
大学院修士1年生の新メンバーを中心に、毎年運営に助力いただいている卒業生、
授業の一環として聞き書き・制作に挑戦する学部生たちと、やる気にあふれたメンバーが勢揃いです。
そして恒例の<招待出品>枠に参加していただく、ゲスト作家も決定しました。

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2013年度灯ろう絵作家

・大学院
渡辺綾(日本画専攻/修士2年)
田中望(洋画専攻/修士2年)
佐々木優衣(洋画専攻/修士1年)
大坪響(洋画専攻/修士1年)
浅野友理子(洋画専攻/修士1年)
佐藤彩絵(洋画専攻/修士1年)
田島治樹(洋画専攻/修士1年)
姫野知佳(テキスタイル専攻/修士1年)
加藤茉里恵(日本画専攻/修士1年)
中村夏海(日本画専攻/修士1年)

・テキスタイルコース4年生(5班で共同制作)
内藤春菜、大滝葵、及川由里恵、武田瀬里香、髙橋麻美、石川遥、吉田紗央理、庄子遥香、桑原仁美、藤原美咲、菅原愛佳

・版画コース1年生(全員で共同制作)

・卒業生
佐藤真衣(大学院版画専攻修了)
千田若菜(版画コース卒業)
立花泰香(大学院版画専攻修了)

・招待出品作家
坂本大三郎(山伏/イラストレーター)

・学生指導
若月公平、中村桂子、辻けい、鴻崎正武、三瀬夏之介、宮本武典

 

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このプロジェクトがスタートした2007年から描かれ続けてきた灯ろう絵たちは、
毎夏あたらしい作品に貼り替えられて、この6年間で通算170枚を超えました。
今年はどんな“肘折絵巻”が誕生するのでしょうか…?
皆さま楽しみにしていてくださいませ。

立花泰香(美術館大学センター事務局)