ひじおりの灯 2014 メインビジュアル 撮影:瀬野広美
第8回灯籠絵展示会 HIJIORI Light Project 2014
『ひじおりの灯 2014』
点灯期間:
夏期 2014年7月26日(土)~9月15日(月・祝)
会場 肘折温泉街(山形県最上郡大蔵村)
秋期 2014年9月20日(土)~10月19日(日)
会場 東北芸術工科大学 本館1階エントランス(山形県山形市)
「ひじおりの灯」は、大蔵村肘折温泉と東北芸術工科大学が共同で開催しているアートプロジェクト。肘折温泉開湯1200年を迎えた2007年にはじまり、今年で8年目・8回目を数えます。今夏も大学院生と卒業生有志が温泉街で逗留制作をおこない、新旧あわせた34枚の灯籠絵が制作されます。また、『みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ』にも出展され、秋の終わりまで点灯することとなりました。
今年も昔ながらの温泉郷で、魅力的なワークショップログラムが開催されます。点灯初日、7/26(土)には、肘折ではおなじみの、イラストレーター/山伏の坂本大三郎さんをお招きし、山岳信仰を体感しながら、それぞれの“カミさま”“ホトケさま”をつくるワークショップと、恒例イベント『肘折絵語り・夜語り』を開催。翌、7/27(日)には、6次元店主のナカムラクニオさんをお招きし、「温泉」×「本」×「旅」の『ブックツーリズム』ワークショップを開催しますので、気になる方は、ぜひ下記概要をご覧ください。今年も、灯籠にともされた、たくさんの笑顔に出会えること、楽しみにしています!
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『ひじおりの灯 2014』
会期:
夏期 2014年7月26日(土)~9月15日(月・祝)
会場 肘折温泉街(山形県最上郡大蔵村)
点灯 18:00~20:00(会期中無休)
秋期 2014年9月20日(土)~10月19日(日)
会場 東北芸術工科大学 本館1階エントランス(山形県山形市)
点灯 9:00~20:00(会期中無休)
●イベント
【OPENING TALK 肘折絵語り・夜語り】
夏期・秋期ともに、点灯初日には『ひじおりの灯2014』作画者が会場に集まってお客さまをお迎えします。一つひとつ異なる肘折温泉の絵物語を、作者の解説付きでお楽しみください。[参加無料/申込不要]
夏期日時:7月26日[土]19 :30~20 :50
会場:肘折温泉街(旧肘折郵便局舎スタート)
案内人:宮本武典(キュレーター)
秋期日時:9月20日[土]18:00~20 :00
会場:東北芸術工科大学本館1階エントランス
案内人:三瀬夏之介(日本画家)
【WORKSHOP 肘学プログラム】
肘折は、湯治場の伝統と山岳信仰を今に伝える希有な温泉地です。『ひじおりの灯2014』鑑賞の旅にあわせて、ゆったりと湯に浸かりながらの彫刻と読書の集いに参加しませんか。[参加無料/要申込/定員各回30名]
プログラム1「カミさま・ホトケさまを彫る」
肘折周辺から倒木や流木を拾い集めて、それぞれが想い描く「カミさま・ホトケさま」を彫り、みんなで山の祠に奉納します。コケシの原型のようなシンプルな神仏像を刻んでみましょう。
日時:7月26日[土]12 :30~15:30
講師:坂本大三郎(山伏/イラストレーター)
会場:つたや肘折ホテル湯治部屋、地蔵倉
プログラム2「湯治場の読書会」
「6次元」のナカムラクニオさんをお迎えし、本を携えての旅の魅力を語る3時間。「肘折温泉で読みたい本」を1冊ご持参ください。温泉×ブックツーリズムの実験をゆるゆると。
日時:7月27日[日]14:00~17:00
講師:ナカムラクニオ(「6次元」店主)
会場:つたや肘折ホテル湯治部屋
「肘学プログラム」講師
坂本大三郎
山伏/イラストレーター。1975年千葉県生まれ。30歳のときに山伏文化と出会い、以来、東北の山を拠点に「ものつくり」や「芸」をテーマに古くから伝わる生活の知恵や芸術・芸能の研究実践をおこなっている。著作に『山伏と僕』、(リトルモア)『山伏ノート』(技術評論社)がある。 2012年より山形県大蔵村肘折温泉と西川町志津温泉にそれぞれ居を構える。
ナカムラクニオ
1971年東京生まれ。荻窪にあるブックカフェ「 6次元」店主。フリーランスで美術や旅番組などのディレクターとして番組制作に携わり、これまでに訪れた国は 40ヶ国以上。趣味は世界の本屋とカフェ巡り、うつわの金継ぎ。著書に『人が集まる「つなぎ場」のつくり方~都市型茶室「 6次元」の発想とは』(阪急コミュニケーションズ)がある。
●「肘学プログラム」お申し込みについて
メール件名を『肘学申込』とし、希望するプログラム名、希望者全員のお名前・年齢・代表者の電話番号を明記の上、下記メールにお申し込みください。定員は各回30名です。限定数に達し次第、申込受付を終了いたします。なお、参加にあわせて肘折温泉に宿泊希望の方は、1泊7,000円(朝・夕食付)の「肘学料金」でご案内させていただきます。あわせてお申し込みください。
申込先:肘折温泉プロジェクト実行委員会(柿崎雄一)
tel 0233-76-2321 email kaki@tutayahijiorihotel.com
準備物:プログラム1=木の枝を削る簡単な道具(彫刻刀や小刀など)往復2時間程度の軽いトレッキング用装備/プログラム2=肘折温泉で読みたい本(1冊)
●肘折温泉までのアクセス
バス:JR新庄駅より「肘折温泉行き」で約50分。終点から徒歩約10分。
お車:新庄市から国道47号、国道458号で約40分。山形市から国道13号、県道31号、県道30号、国道458号で約100分。
●お問い合わせ
肘折温泉プロジェクト実行委員会(柿崎雄一)
tel 0233-76-2321 email kaki@tutayahijiorihotel.com
肘折温泉観光案内所 tel 0233-76-2211
●東北芸術工科大学までのアクセス
JR山形駅5番乗り場より「東北芸術工科大学前行き」で約20分
●お問い合わせ
東北芸術工科大学美術館大学センター
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
tel 023-627-2091(受付:月~金9:00~17:30 土・日・祝休み)
email museum@aga.tuad.ac.jp
web www.tuad.ac.jp/museum/
共催=肘折地区/東北芸術工科大学
企画=肘折温泉プロジェクト実行委員会
東北芸術工科大学美術館大学センター
助成=山形県高等教育やまがた人材育成プログラム推進事業
※夏期は屋外に設置するため、雨天・強風時は点灯しない場合がございます。お出かけ前に当日の点灯情報をTwitter『ひじおりの灯』でご確認ください。⇒twitter@hijiorinohi
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みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2014 ⇒ web biennale.tuad.ac.jp
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ公式WEB
東北芸術工科大学は、第1回「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」を山形市内の3会場で開催いたします。開催テーマは〈山をひらく〉。みちのく山形への旅の入口を開き(ひら) 、震災以後の未来を拓く、(ひら) アート、音楽、詩、ファッションなど、ジャンルをこえた創造の物語がはじまります。
会期:2014年9月20日[土]→10月19日[日]
会場:山形県郷土館「文翔館」(旧県庁舎および県会議事堂)、東北芸術工科大学キャンパス、やまがた藝術学舎、他
主催:東北芸術工科大学