いよいよ今年度も、こども芸大のお母さんたちといっしょに展開している「うんどうのオフィスアワー」が始まりました。
この「うんどうのオフィスアワー」では、お母さんたちにわが子の運動の取り組みや変化、自分自身のかかわり、うんどうに対する願いなどについて綴る『まなざしカルテ』というものを書いてもらっています。
それに対して柳川は、『つぶやきカルテ』というものでお母さんたちへ返事のようなものを綴っています。
そこで今年度は、この柳川のつぶやきをブログにのせて公開することにしました。
いつものことですが、このつぶやきは時としてだらだらと長〜いボヤキになっていたりします。
けれども、ここにはこども芸大のお母さんたちの『うんどう(運動ではなく)』というものへの愛情あふれる取り組みがあります。
ぜひこども芸大の外にいる皆さんにもこの取り組みを紹介したくて、公開することにしましたのでよろしくお願いします。(ダラーっと書きますよ〜)
つぶやきカルテ2010(5月6日)
1.どんなことをしていましたか(子)
・昨年までのだいち組の子どもたちがいないせいか、場を引っ張る雰囲気もなくまったりとした中で子どもたちの運動が始まりました。
・鉄棒、平均台、マット、跳び箱、フープなどが設置され、子どもたちは思い思いにコースを回っていました。
・なんとなく鉄棒は、みんなの課題になっているようです。
・様子を見ていて、今日は人数も少ないのでもっともっと子どもたちは動けるのでは?ということで、走って跳ぶ⇒走って踏み切る⇒走って踏み切って支える⇒走って踏み切って支えて乗るというように運動を引き出してみました。
・ときにはこんな感じで子どもたちの運動を確認してみてもいいかなと思いました。
・けっこうお母さんたちが思っている以上に、子どもたちの運動はパワーアップしているのではないでしょうか?
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
・たいよう組のお母さんたちを中心に話し合ってコースづくりが始まっていました。
・まだ、どうしようかな?と探りを入れているような状態です。
・新しい年度の始まりで、どこからスタートすればよいのかがわかりません。
・しかしそれは柳川も一緒です。
・今年の子どもたちに育った‘新しい子ども’の様子をじっくりと観察しながら、昨年度とはまた変化した運動の世界をつくっていきましょう。
・きっといろんな成功例が生まれてくると思います。
・そしてそこにはたくさんの失敗例も生まれてくるはずです。
・今年度は、昨年まであまり試すことができなかった全身を使った「投げる」という感覚や、視覚と運動を協調させるような「捕る」という感覚にも取り組んでみたいと思っています。
・ぜひ前半の親子遊びなどでボールやバドミントンなどを使ってやってみてください。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
・昨年度までは、どうしても一番上の学年の子どもたちの変化に目がいっていました。
・それが今回はリセットされた感じですね。
・お!今まで人の流れの中で見過ごしていた子どもやその運動が今日は見えたぞ!という感じでした。
・新たなおつき合いの始まりです。
・よろしくおねがいします。
4.次回のオフィスアワーに向けて
・昨年よりは少し参加人数も減るのではないでしょうか?
・とにかくその分お母さんたちとオフィスアワーの時間内でたくさん話をしたいと思っています。
・ぜひぜひたくさん話題を提供して(話しかけて)ください。
・それからくれぐれもお母さんのためのオフィスアワーです。
・お母さんが乗り気でないときに子どもに無理をさせないように、お母さんが来てよかった♡と思える時間にしたいと思っています。
・それから今回「まなざしカルテ」にコメントを書き込みました。
・たまたま提出が少なくて、書く余裕があったからです。
・もうきっとこんなことはないと思ってください(笑)
・なるべくココ(『うんどう』ブログ)で答えていきますのでよろしくお願いしますm(__)m
子どもがコケタとき……という話がありました。
私の場合、不吉な予感がない限り見て見ぬふりをします。
きっと、管理責任などを問われたときには重大なこととは思いますが、上手に転べるということも大事なことだと思うので、転んだことを失敗にしないためにはまず見て見ぬふりをしたりします。
そして本人が何事もなかったように動き出したら、「何でもなかったんだな」と思うし、ぐっとなにかをこらえて立ち直ったなと思った時は、こっちもぐっと目に力を込めて子どもの目を見つめ返して「スゴイぞ!」とテレパシーを送ったりしています。
それから失敗した時の大人の対応ですが、やはりこちらもあくまでもぐっとこらえて見て見ぬふりをします。
よく見ていて面白い失敗をすると周りで見ていた人は、とても温かな気持ちで「あはは♡」と笑います。
カワイイなんて思ったりしています。
でも結構その声は子どもにグサッと刺さったりするんですよネ。
その時パッと顔を見て「アハハ」と笑っていたら、「アハハ」と笑ってあげるといいと思います。
暗い顔をしていたら、励ましてあげるといいと思います。
びっくりしていたら、ちょっと状況を説明してあげるといいかもしれません。「大丈夫だったよ」と、
学生たちにも言っています。「大丈夫?」なんて心配されたら、だれだって「もしかして大丈夫じゃないの?」ってビックリしてしまうんじゃないのと……だいじょうぶ、だいじょうぶって安心させてあげながら、しっかりと心配してあげること、もしかしたらということを大人としてたくさん考えとしてもっておけば対処できるようになるということを。
そのためにはたくさんの経験も必要になるのですが……。
でもやっぱりわが子なんですから、わが身のように考えてあげれば良いのだと思います。
そうすれば即座に抱きしめるのがいいのか?ちょっと見守るのがいいのか?なんて難しく考えなくてもイイかも知れませんネ。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
マズイ(@_@。マズイ(@_@。と思っていながら、しょっぱなから長い文章になってしまいました。
先が思いやられますが、どうかおつきあいください。
よろしくお願いします。
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