うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2014-01-15

つぶやきカルテ2013(1月9日)

  寒くなってきましたが、体育館の中は暖かいので子どもたちは元気に“うんどう”です(^_-)-☆

 

 外で遊べないからこそ、広い体育館で思い切り運動するのもいいですね☆

 

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 

 

 まずはお母さんたちがデバイスをつくりはじめます。

 

 いろいろ悩んでいるようですが、まずはつくってみてください。

 

 いくらでも一緒に考えますから(^_^)v

 

 

 

 

  ゆかちゃんのリクエストで駆け上がるデバイスができました。

 

 わかりやすいこのデバイスは、すぐ子どもたちを集めてくれました。

 

 ここから子どもたちを“うんどう”の世界に引き込んでいきたいのですが、なかなかつながりのデバイスができてきません。

 

 もったいないので、ついつい「つなげましょう」と声をかけてしまいました。

 

 ということで走るデバイスがつくられていました。

 

 走っていったその先で……

 

 

 

 

 

 

 

 いきおいよくジャンプしてほしかったのですが(T_T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 その先のマットでは……

 

ここではちょっとお母さんたちの“ねがい”は伝わっていませんでしたね。

 

 

 

 

 

 

 そして『支える』感覚のデバイス。

 

 

 この感覚を次の出発点にして“つながり”がつくれるとよいのですが……

 

 

 

 

 

 いつものロールマットでしたが、新しい運動の展開がありましたね。

 

 子ども自身の興味がつくりだした運動の志向性です。

 

 

 

 

 

 

 

  そして駆け上がりの前のデバイスです。

 

 これはまさえさんの「フープを使って子どもたちの走る膝を高くすることができないか」というアイデアからつくってみたものです。

 

 

 フープを高くしてまたがせたり、

コーディネーショントレーニングのように細かく置いたりすると、

運動の勢いを制御してしまったり、上方向の運動になってしまい、

走ること本来の前へ進む心地よさから離れてしまったりするのではと考えました。

 

 どうですか。

 

 けっこうカッコいい走りになったと思いませんか。

 

 

 

 

 

 

 

  

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 この場にいる意味、この場でおきていることが見えるよう

 

 

もっと子どもたちの“うんどう”を正面から見てはと提案しました。

 

 勢いや表情、気持ちの表れなどは、やはり見るポジションが大事だと思います。

 

 「いってらっしゃい」と背中ばかり見ていないで、

時には「いらっしゃい」と正面にまわってみるのもいいと思いますよ。

 

 あとお願いしたのは、カレーライスのような存在のデバイスをドンと準備して終わってしまっているので、

もっと“ねがい”をこめた一品を持ちよりましょうということでした。

 

 子どもたちの大好物をド~ンとつくればみんなとびついてきますが、

それよりもっとたくさんの“うんどう”のバリエーションをちりばめたいと思っているからです。

 

 その日のおすすめ、いつもの一品、ちょっと難しい通好みなど、

毎回毎回違うメニューばかりにする必要はないので、

少しずつアレンジを加えたり、難易度を変えてみたり、ちょっとした工夫でつくってみてはどうでしょう。

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 ちょっとした工夫で、そして繰り返しの志向体験を通して運動に変化が起きています。

 

 子どもたちがもっともっとやりたくなるデバイスをもっと工夫していきましょう。

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

  なにかまた“つながり”を意識したデバイスづくりを展開してみたらよいのかな。

 

 そんな相談をしながら次のオフィスアワーを始めてみようかなと思ったりもしています。

 

 どうしましょう?

 

 まずはお母さんたちみんながコース全体を見渡してみてください。

 

 そしてすきまを埋めたり、運動をつなげたりすることを試してみてください。

 

 正しいやり方、正解や完成を求めているのではありません。

 

 いろんなことを試してみて、きょうはこれがうまくいった、〇〇君にはこれがよかった、

○○ちゃんはこれが一番楽しそうだった、そんなことがなにかひとつその日に出現すればいいのです。

 

 いろいろと試しながら、その日その日の喜びがあればよいのですから。

 

 まずは遠慮しないで実験しましょう♡

 

 

 

 

 

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