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東アジア民族文化アーカイブ研究センターで行われた菊地氏×水野氏のトークショー。本館から離れている会場にもかかわらずたくさんの人々が集まり、人気アートディレクターの話に耳を傾けました。

第一線で活躍するゲストたちによるトークイベント

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生産デザイン学科主催イベント
「卒業生クリエイターによるトークセッション」
鈴木毅×原口直子

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鈴木毅(プロダクトデザイナー)2002年度生産デザイン学科卒業東芝デザインセンター入社後4年間は携帯電話のデザインを担当、現在は高画質テレビを手掛ける。

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原口直子(ジュエリーデザイナー)2005年度生産デザイン学科卒業株式会社ブルームインターナショナル入社。現在、彫金の学校で勉強中のジュエリーデザイナー。

生産デザイン学科(現 プロダクトデザイン学科)の展示会場となった体育館の一画では「From YAMAGATA To〜」というテーマで卒業生クリエイターによるトークセッションが開催されました。その第1弾に登場したのが、鈴木毅さん(東芝デザインセンター)と原口直子さん(株式会社ブルームインターナショナル)。鈴木さんはケータイに日本の美を取り入れた「KOTO」のデザインで注目を集め、現在は高画質テレビを担当しているそうです。一方の原口さんは、最近山形にも出店したアクセサリーショップをはじめ5ブランドを展開する企業でジュエリーデザイナーとして活躍中です。そんな卒業生2人をゲストに迎え、上原勲准教授を交えて、今年の卒制を観ての感想や在学時代の思い出話、後輩たちに向けてのアドバイスやメッセージが和やかに語られました。

卒業生2人が芸工大でどんな4年間を過ごし、どんな卒業制作だったかを紹介。そして現在、どんな仕事を手掛けているかといった近況に続いて、後輩たちの卒業制作の中で気になった作品をそれぞれ3点ずつピックアップし、着眼点の素晴らしさや完成度の高さに対して感想を語ってくれました。ちなみに2人の大学時代の卒制は、鈴木さんは、名前や仕事、趣味などのアンケートに答えて、性格や指向にあったスツールを提案するというもので、原口さんは「音操作体感」という体を使って音を作り上げるというものだったそうです。

トークテーマとして用意された「From YAMAGATA To〜」については、「山形だからこそ自分のペースでいろんなことを突き詰められたことが今に活きている」「あのころの感覚を呼び起こしながら仕事をしている」と、ともに山形で過ごした大学時代を意義深く受け止めていました。さらに、「芸工大は自分がやりたいことをストレートに表現できる大学」「他の大学に混じっても確かな個性を放つ大学」と、東北唯一の芸術系大学としての存在感を確認。後輩たちに芸工大生であることの誇りを注入してくれました。そして、2人共通のメッセージとして「いっぱい遊んで!!」と力説。まじめに仕事をするのは会社に入ってからいくらでもできるし、遊びから何かが生まれるということのようです。東京で颯爽と活躍している先輩方のキラキラ感は、さまざまな言葉以上に大きな励みとなったことでしょう。

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