美術科 総合美術コース

学生と先生とたくさんの人と
*
2009-10-08

「痕跡としての版」

台風!

の影響で「10月8日 二時限以降休講」!

教室には誰もおりません。

せきをしてもひとりでございます。齊藤です。

意気込んで出勤したものの、
鳩が豆鉄砲を食ったように、ポッカリと穴が空いたような。

職員の健康診断では、

内科先生の

「う〜ん ギリギリだな」

一体何が!!!???

今日の朝食はおはぎですが何か?!(←その食生活の積み重ねのせいだろっ)

ということで、blog用の写真を選んだり、
この隙に更新です。

ちなみに先週土曜日のROOTS、ヘビメタトークイベント濃厚でした。
また、shing02さんとDJ A-1さんのliveは圧倒的奇跡を目撃しました。
(実は入試課blogにも登場されるムサビで2004年にワークショップとセッションをされてます!)

「一度開いた地図を
綺麗に畳むのが難しいのには訳があり
一度行った土地に想いを馳せれば、
いつか戻れるのにも訳があり」(栞)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、
「痕跡としての版」
という課題がスタートしました。

版表現なのですが、版「画」に限られていないのです。

人間の行動、行為すら「版」と見なして作品化する。

「版」と「痕跡」をどのように解釈して表現するか。

まずは、図書館へ行き「痕跡としての版」だと思う表現を探しました。




とにかく 総合美術では学生自らがプレゼンテーションする機会が多いです。
「教える側ー教えられる側」が固定された一方通行の授業ではないのです。
どんどん自分の言葉で話しましょう。聞きましょう。

「意外に重いプレゼンになったな」と花澤先生。

こちらが想像する以上に皆真剣に、深く考えてきます。

一人で考えるのも大事だけれど、

疑問があれば、どんどん先生に質問しましょう!

どんなに相談しても先生は「答え」を教えてくれるわけじゃないですもの。

さあ、少しずつ作品にしていきましょう!

台風には気をつけましょう!

2009-10-02

Shing02 山形!!!!

今日は、たくさん情報を更新していきます。
日が迫ってるからです。

「情報には情けも報いもねえ」
ということで、
Shing02(シンゴツー)氏が二度目の来山です!!!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SANDINISTA!
【Special Guest Live】
Shing02+DJ A-1
【Live】
SKOOL / CORNER SQUALL / STRAIGHT&MANNEN
【DJ】
SAITO (TAKATSU8)

Open / Start 20:00
ADV 3,000yen / DOOR 3,500yen
♪HipHop

http://www.sandinista.jp/

^^^
about Shing02

最先端のテクノロジーと解放的な文化が共存するカリフォルニアを拠点に活動するMC / プロデューサー。これまでに「絵夢詩ノススメ」「緑黄色人種」「400」「歪曲」を発表し、発案したfaderboardを取り入れたKosmic Renaissanceなど、国内外のコラボレーションをこなす。アルバムを発表する毎に初期のサンプリングスタイルから脱却し、ライブミュージシャンとの競演を重ねながら、現代音楽としてのヒップホップを体現する。 2009年には歪曲のインスト集「歪曲楽集」や全国ツアー「歪曲巡礼」ドキュメンタリーDVDを発表。今後は、まだ謎が多い日本語作の「有事通信社」、初英語アルバムの「RxOxTxO(通称ロト)」も控えている。
http://www.e22.com
http://www.myspace.com/shing02
http://www.maryjoy.net
ーーー

現在日本を回られているようですが、
ライブを見られる機会は本当に貴重です!

こころがある人 ってのは、こういう人を差すんだ。

学生のころからどれだけの言葉をもらってきたことか。。
(曲を通じてです)救われてきたわけです。
心からありがとうです。

歪曲巡礼ドキュメンタリーDVD 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=-NHI1Tu9FLc&feature=related
もうこの映像を見ていただけたら伝わるかと!

まず、学祭のゴミを考えるプロジェクトは
「星の王子様」を聴いた影響と僕なりの解釈と行動でした。
http://www.youtube.com/watch?v=Md-uOnijR4I (前半)
http://www.youtube.com/watch?v=9xKV8A87IYQ&feature=related(後半)

ということで、
僕がとっても大切にしているshing02さんの言葉を掲載させていただき
今日は終わります。(サイトにもリリックが載っております)

言葉遊び、ひねりの効いたユーモア、メッセージ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ああ、空気がありすぎてパンクした星ね」(星の王子様)

「僕は恋しい、美味しい空気、音とにおいと形と色が、水と草と動物と人が、
、、、」(星の王子様)

「ここで問題、あなたは真っ暗な映画館に途中で入りました
さて映画の内容はいったいなんでしょう
答えは一つ、でも解釈は無限にあるから
一生かけて一つくらい学べるかも 
やりたいこと全てやる時間はないけど
やりたいこと見つける時間くらいはあるかも」(ひとつになるとき)

「400!世の中の嘘800真っ二つに切る言葉」(400)
「道具と時間と環境揃えば何でもできるかと言えばそれは違う」(400)

「分け合うことさえできれば 訳も無く支えて栄えて行けるのに」(憂国)
「他の猿真似は追わず来るものはコバンザメ
でも新しいことは拒んじゃ駄目
いつも頑張らなきゃが口癖、変わらなきゃ 瓦割らなきゃ」(人生ゲノム)

「世界が冷たく感じるなら それはきっと君の方が暖かいからだよ」(湾曲)

2009-10-02

HEAVY META & ROOTS!!!!!!


今日は連続で更新!

超ド級の学内イベント!

ダイナミズムの源流〜HEAVY META II〜

美術館大学センター企画の本展覧会は、芸術学部美術科日本画コース教員の長沢明が参画するグループMETAによる展覧会です。METAとは「無秩序の、世代を超えた、独自の、変容する」という意味が込められています。彼らは1998年以降継続的に制作発表を行い、2005年にはMETA IIとしてメンバーの再構成が図られました。伝統的な日本画の技法に足場を置きながら、現代という時代の中で独自の表現を模索し、大作に挑み続ける作家たち。本展覧会を通じて、彼らの内に潜む「ダイナミズムの源流」に迫ります。
(本展覧会コーディネーター:和田菜穂子)

会期:2009年9月28日(月)〜10月10日(土)
会場:本学(第1会場/7階ギャラリー、第2会場/芸術研究棟)
時間:10:00~18:00(土曜は17:00まで、入場無料)
休館日:日曜・祝日
主催:東北芸術工科大学・META展実行委員会
企画・お問い合わせ:美術館大学センター
tel:023-627-2091
email: museum@aga.tuad.ac.jp
http://www.tuad.ac.jp/museum/

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トークイベント
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日時:2009年10月3日(土)15:00-18:00(申込不要)
会場:東北芸術工科大学7階ギャラリー

第1部:芸工大生へのメッセージ
「何故巨大な作品に挑み続けるのか?」
パネリスト:長沢明・岡村桂三郎・佐藤裕一郎・峰岡正裕・吉田有紀(出品アーティスト)
モデレーター:和田菜穂子(本展覧会コーディネーター、本学美術館大学センター准教授)

第2部:芸工大生との対話
「META vs 芸工魂:超越する芸術表現の行方は?」
出品アーティストと芸工大生らによるトークセッション
モデレーター:三瀬夏之介(本学芸術学部美術家日本画コース准教授)
*METAに触発された日本画コース有志学生による企画展がエントランスにて行われます。
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20090903_163022/

ということで「ヘヴィメタ」に
完全にぶつける形で
「ROOTS展」が行われております!!!!
日本画コースの三瀬先生と院生、学生、副手の皆さんが
エントランスにて展示!

13時〜14時半に緊急アーティストトーク!
三瀬先生のblogに写真が載っておりまつ!!
http://blog.natsunosuke.com/

http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20090925_212545/

トークのテーマにもありますが、とにかく「巨大」な絵が立ち並びます。
絵というものに留まらず、もう「事象」という感じがします。

表現をしている人は
見逃すなっ!!!

で、むしろデザインの学生も
見てほしい!!!

一流の仕事には分野関係なく触れろっっっ!!!!!!!!

ということで、よろしくお願いします!

2009-10-02

1000枚ドローイング講評!!

こんにちは!

photoshopの「バッチ機能」ってご存知ですか?

齊藤です。

この自動処理は、4時間かかる単純作業をボタンひとつで自動処理!
知らない人は今すぐヘルプを見よう、人生かわるわよっ☆

(大学3年でようやく知りましたが、
全身から水分が漏れるほど驚きました)

さて!1週目の演習が終了しました。

まずは「1000枚ドローイング」の講評の模様を報告します。

100枚ドローイングは、前期最後の課題でしたが、
夏期休暇では1000枚!

「小さい個性なんて消えてなくなる」くらい描くということです。
既成概念のタガが外れて行くように。

さて、皆はどうだったでしょうか。

1000枚 と ドローイング を自分で解釈して作品化してくる学生もおります。

自分がたどったプロセスがどう影響したか、これが財産になるのですね。

一部ですが紹介します!








と、一日目では終わらず、二日目へ。
皆、自分の過程を言葉にして語って行きます。
司会の人は時間計測大変だったと思いますが、
先生方は「ゆっくりやって良かった」と言われてました。

さて、下の大きい絵は、9月28日に全員で描いたものだそうです!
一日中音楽を流しながらペイントしてました。


「立って描く」「身体を動かして描く」は、
机で制限された時と違うよね、と講評での良い刺激となりました!
お疲れさま!

ビデオ撮影もしていたので、早回しで皆で見たりもしました。


そして、ボーダレスアート展でのワークショップ作品もここでお披露目。

やはり、やってみると色々見えますよね!きれいです!

再び講評へ!




そして、唯一「1000枚」をキッチリ制作してきたNさん!
本当に大きな拍手です!
今回は「自己評価」もしてもらうプレゼンでした。
Aの人も入れば、Cという人も。

周りがどう評価しても、自分で「やりきった」なら高い自己評価でしょう!
その結果よりも過程が大事なのです。
1000というのも、やれなそうな、やれそうな「象徴」としての設定です。
あなたの1000はどうだったでしょうか??

さあ、この体験は必ず作品にフィードバックされます!!!

実際僕も夏にチャレンジしました。
1000枚までは行けなかったので「C」と思いましたが、

その後 作品を作り始めると 夏休み前と違うんですよね。
手の開放感が。とっても伸びやか。
新たな作品として完成したときに「A」をあげるつもりです。

皆も自分で「A」と言えるように、
続けていきましょう!!!

昨日から始まった新課題は

「痕跡としての版」

「フォルムとエナジー」

の同時進行!

さあ、楽しんで行こう!

2009-09-29

後期始動&合格発表!

こんにちは!
毎日2Fカフェのメロンパンをほおばっています、齊藤です。
あと、あったか中華つけ麺が大好きです。

ついに後期が始動しました!

皆の元気な顔が見られて嬉しいです。

学祭もボーダレスアート展もお疲れさまでした。
詳しくは少しずつ。。

早速今日は「1000枚ドローイング」の講評です!
僕はカメラでしっかり記録しますよ〜

〜〜〜
そして、AO入試合格発表されました。

合格された方、おめでとうございます。
今回残念だった方、あきらめないで、悔しさをバネにして
また受験にいらしてください!

在学中よく言われたことが、
「コンペに1番とった人より、2番目だった人の方が一年後成長している。」

ということで、
受かった人は気を抜いてはいけないこと。
惜しかった人は、その悔しさこそがガソリンになって成長できるってこと。

入学前プログラム というものが始まるので、
気持ちがダレることは防げるかと思います。

入試課blogでなかのひとも念を押して言いますが、
「高校の授業をしっかり受けること」ですね。

僕はと言えば、完全に気を抜いたタイプでした。
幸運にも自己推薦でグラフィックに合格したのですが、、、、

入学してから、3年くらいは人生最大のしっぺ返しを喰らいました。
まず入学して数日後に風邪をひいて、最初の大事な授業に出られなかったという
絵に描いたような最悪をくらいました。

これは、高校3年生の春休みの不摂生、不規則な生活が重なっていると思われます。いきなり早朝からの授業に身体がついていかない!

そして、グラフィックデザインを学びに来たのに
「デ」の字も知らなかった。
春休み期間にそれを知ろうとも考えなかったのです。
「何をしているかわからない」は言い過ぎですが、
そこから迷いに迷ったドツボにはまる3年間が始まったわけです。

スタート、大事です。

●規則正しい生活を心がける
●何をするために大学へ行くのかをもっと考えてみる
●自分の専門領域をもっと知ってみる

(高校の授業をしっかり受けるのは、
気を抜かないためのきっかけでもあるかな)

以上が、元学生としてのアドバイスです!

僕の場合は、もはや人生において必然ていえるくらいの
大打撃をうけて、かなーり苦しかったです!
(そのおかげでとても成長できたのは確かですが、トホホ。
やる気だけがトリエで良かったでふ。)

暗黒の大学スタートを望んで、イバラの道を行きたい人は
合格〜入学までを遊んで暮らすと良いです☆
マジで苦労しますよ。

「遠回りも大事だけど、
余計な遠回りはしてほしくない」

岡田教授もよく言われます。

僕の暗黒スタートは回避できたはずだ、と悔やまれますもの。
春休み、大事な分岐点だったのですね。

なんか、本当にあった怖い話って感じ始まってしまいましたが!

大学は本当に楽しいところです!
奇跡のように自分で楽しくできるのです!

皆さんが最高のスタートを切れるように願ってます!

さあ、学生の皆さん後期も楽しんでいきましょう!

2009-09-19

大学祭2009!!!

さて、
大学祭が19,20と始まります!

夏休みの静けさに慣れてたのも束の間。
準備の学生でごったがえし!もはやアウェイ感!笑

皆、楽しもう☆

さて、総合コースで何かあるというわけではないですが、
展示をする学生はいるのかな?学祭実行委員に数人は入っているようです!
今年逃した人は是非やってみてほしいです!
(クラスでジュースを売るだけで楽しいですよ!そこに創意工夫を足せるし)

●2日目のあなたROCKは見逃せない!
日本画のウッチーさん、たーちゃんの二人に大きな拍手!
全バンド素晴らしいってばよ!!!来てくれてありがとうございます!!!

●19日は校友会の「チャリティーオークション」があります!
これ、かなり気合い入っているイベントですので、
是非ごらんください。学生作品の買い付けもありますから、
あなたの力作が選ばれるかも!
会場はラウンジです。
ちなみにここ数年 卒業生ブースという場所があり、
出店させていただいています。7店舗くらいOBOGが展示販売しています。

(ちなみに私は、HUAUという蔵王のフェス実行委員なので、
そちらへ行ってます。是非ブースの作品等をご覧ください。)

●あと、ファッションショーも気合い入ってますね!
カッコイイ服がたくさんありました!スタッフもキラキラしてた!
能舞台イベントも見逃せない!

●そして、ゴミ箱は見ていただけましたか??
Tender Cycle Project。学祭のゴミを考えよう。
毎年どんどんシッカリしていってますね!
副手として見るなんて、思いもしなかったです。

感動しました。嬉しいっす。ありがとう。
総合の皆さんも是非来年TCPを、、、なんてね☆

取り急ぎな感じですみませんが、

それぞれの学祭を楽しんでください!!!!!

2009-09-17

ボーダレスアート展!!!

洋画コースのタイトルを鮮やかに拝借!(女王お許しを!)

グラフィックコースに「製本機」が来たって!
「ぐぼっ」ってなりました。夢だけど、夢じゃなかったマシンですね!!!!
モンモンモンという漫画の表情になりました。すごいです!
(あと築井さん、取材ありがとうございました!)

今日は山形ガスの皆様が、天然ガスへの切り替え作業をしてくださってます。
チャッカリ色々お話を聞かせていただいたのですが、
ブタン系 から メタン系に代わるそうで、
二酸化炭素の排出量が一気に減るそうです。
石油がとれる国じゃなくて、アジア圏の国のガスだとか。
本来無臭のガスには「腐臭」をつけているとか。
ガスに思いを馳せる。。(もし聞き違いあればすみません!)
なんと山形ガスさんは明治44年創業!!!!!!!

聞き過ぎ!しかし、専門分野の方にお話聞くと本当面白いです!
(佐藤卓さんの「デザインの解剖」の講義を聞いて学びました)

そして、チャッカリ「肘折版現代湯治2009」や学祭や卒展を宣伝!
ちょうど肘折に行かれるそうだったので、ナイスタイミングに嬉しくなりました。
(こちらもすごいワークショップがあり、先着で募集してますので是非!)

なんと、彫刻blogでもガスについての話題が。こちらはガス溶接講習会!
情報施設課、山形ガスの皆様、お疲れさまです!
本日はガス器具が使えないので、絶対に触らないように!

さて、前置きの長さに定評のあるサイトウですが、

総合美術の学生有志がワークショップを行います!!

2回目を迎えるボーダレスアート展にてです!
取材してきます〜! Take it easyな気持ちで楽しんでください☆

学生からコメントをいただいております!

「きりをしゅっと吹くだけで色水の花がふわっと
咲いてくれるので、気軽に絵の具や色を使う楽しさを
味わっていただけると思います!
できるだけ多くの方の参加していただきたいです。
そして、色とりどりの花を咲かせた一本の木を
文翔館に生やしてしまいましょう!
22日に展示にいらっしゃる方は是非こちらの
ワークショップにもお立ちよりください。   

                   学生有志一同」

学生にこのblogを使ってレポートを書いてもらおうかな、、

洋画副手の阿部亮平さんも前日に同会場でワークショップです!

是非ごらんください〜!

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第2回ボーダレスアート展inやまがた

http://blogs.yahoo.co.jp/tanbo_nome

「ボーダレスアート展in やまがた」とは、“しょうがいの有無に関わらず、誰もが(ボーダレスに)楽しく参加できるアート環境を山形に創造すること” を目的に開催される展覧会です。第1回となる昨年の展覧会では、たくさんの方にお越し頂き、まだ山形の地では浸透していない『ボーダレスアート』を皆様に広く知って頂くことができました。
今回も、日本のしょうがいのある作家や作品を、国内外に送り出している「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」(滋賀県)が日本各地で発掘した作品と、山形県内よりしょうがいの有無を問わず幅広く公募した作家の作品を、山形県民の特別な空間である文翔館というミュージアムで紹介します。この展覧会が「しょうがい」「福祉」などの境界(ボーダー)を超える社会を考え、もともとボーダレスである“アート” を通して、山形のさまざまな「ボーダレス」を発見し、新たな作家や作品をも生み出すきっかけになることを願っています。

また、本学より多くの卒業生・在学生が関わっています。ぜひご来場ください。

会期:2009年9月18日(金)〜23日(水)
時間:10:00〜16:30
会場:文翔館ギャラリー2〜8 
住所:山形県山形市旅篭町3−4−51
入場:無料


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会期中のイベント
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◎オープニングセレモニー
2009年9月18日[Fri]10:00〜文翔館3階 ギャラリー3
山形県内の出品者の皆さんや、スタッフ、関係者が集まります。どなたでも参加できますので、普段着でお気軽にどうぞ。

◎ギャラリートーク
2009年9月18日[Fri]10:30〜12:00 文翔館3階 ギャラリー3
ゲスト:藤本えりか(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA学芸員) ※大学院工芸領域修了
聞き手:伊藤寿彦( 山形ボーダレスアート実行委員会実行委員長)

◎ワークショップ  
申込:不要です。当日参加お待ちしています。
参加費:無料
会場:文翔館2階 ギャラリー5

●『絵具のなかに潜ってみよう』
ゆっくり、ゆっくり、絵具にさわって、じっくりかんじてみよう。
ナビゲーター:東北芸術工科大学美術科洋画コース副手 阿部亮平
日時:2009年9月21日[Mon]14:00〜15:30
会場:文翔館2階 ギャラリー5

●『色みずの花をさかせよう』
1枚の大きい布に色みずを入れたきりふきを使ってみんなで色とりどりの花を描こう!
ナビゲーター:東北芸術工科大学美術科総合美術コース
黒田未来/佐藤愛/中林春菜/松崎江利
日時:2009年9月22日[Tue] (1)11:00〜12:00(2)14:00〜15:00
会場:文翔館正面から右側の芝生にて
(雨天時は文翔館2階ギャラリー5)

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お問い合わせ
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ボーダレスアート実行委員会
実行委員長:伊藤寿彦(NPO 法人ゆにぷろ代表理事)
E-Mail : yamagatart@gmail.com
電話:090-3317-4576

2009-09-16

ふりかえり!!

こんにちは。
お久しぶりです。齊藤です。
入試課ブログのタイトルを鮮やかに拝借!(すみません春馬さん

お休みをいただいたりして、ワッサーと制作しておりました。
学祭二日目と同日に蔵王黒姫ゲレンデで行われるライブイベント「HUAU」(フーアーユー)の
ステージ装飾を版画やグラフィックの学生と行っております。
たった4人です(笑)。だからこそ分業じゃなく皆でやれて良いです。
総合の学生も快く手伝ってくれました!ありがとう!

さて、AO入試受験生のみなさん、お疲れさまでした!
グループワーク楽しかったですね!初めての体験にドキドキだったのでは
ないでしょうか。私もグループワークの試験というのは初めてで、とても
勉強になりました。初対面の人と共同で作業できる適応力はすごいと思いました。
「このチームだったからこそ、この作品ができた。皆のおかげだ」
と、仲間に感謝をしていて、感動ですね。もう。

発表まではまだ時間があるようです。
僕も入試の発表までの期間は、考えすぎてつらくなってました。
ということで、終えたことを考えても仕方がないです!
特に寝る時は考えるな!寝るために布団に入ったのですから☆

しっかりと反省をして、日記なり文章に書いておくと良いと思います。
忘れちゃうからね。
総合美術は文章を書きまくるコースですから、練習にもなります。

入試課なかのひとも言われてますが、
こういう時こそ高校の授業をしっかり受けるべき。
マジで気を抜いたらいけません。
こんな時こそ揺らがないで、丁寧に生活しましょう!

「成功した時ほど足元をしっかりな」という、ある人の詞をおくります。

入試という一つの山をまず越えたわけですが、
次の山ってのは必ず見えてくるのです。

気を抜かずに!

2009-09-09

AO入試間近!!!

すみません!

全然更新できなくて!ザ・懺悔サイトウです!様々な仕事がっ!

先週の待ちに待った「高木正勝」さんの上映会とグラフィック学科の近藤先生とのトーク。グラフィックブログ参照☆環境ブログも触れてます!
感動です本当に。これはまた書かせてください。
結論としては、高木さんは水のように透き通っている人で、
足音すら美しいのだと思う。近藤先生のデザインのお話も聞けて、すごく楽しかったです!
席が不安で7時くらいに行ったらなんとご本人とすれ違い!握手していただけました!!ほんとうに素晴らしいお人柄!!!!!感謝です!

さて〜〜
本日は、学生が5〜6人来ておりました。

日本画の画材を研究、制作している学生や、
1000枚ドローイングを進めていたり。
または夏の課題図書を読んでいる学生も。

元気そうでなにより!!!

8月は目一杯遊んで、
9月は鬼のように課題をやる という学生がおりました。

毎日コツコツというのは非常に大切ですが、
僕としては、それは頭が良いように思います。

なにせ、制作でモヤモヤしすぎて全然遊びに行けなかった
Sad coreな1年生夏休みを知っているからです。

まあ、一ヶ月というのは極端な例ですが、
1日遊んだら、翌日じっくり制作とか、半日単位でとか、
自分にあった時間の使い方、見つければEジャン!そんな訓練です。

長期休暇だからこそできる制作、遊びというのがあるので、
メリハリをつけて楽しんでください!

〜〜〜

さてさて、ついに土曜日はAO入試です!

大学のサイトにも掲載されておりますが、
17名の受験生ということが発表されました。

緊張せずに、リラックスして来てくださいね☆

僕からのアドバイスなんて恐縮なんですが、

「目をキラキラさせて来ること」ですかね!

わくわくして来てください!

そして、いちいち他人と比べたり落ち込まないこと。
そりゃ他人の芝は青く見えますけど、
皆同じなんだって。自己否定が一番良くないんだってさ。

じゃあ自分にしかない良い部分、欠点てなあに?
それでもやりたいことってなあに?

先生方は、「あなた」のことが見たいのです!

自信を持って堂々としていてくださいね☆

芸工大のAOは、フルイにかけるような古い受験じゃなくて、
受験生あなたの良さや、成長を引き出すきっかけになりたいと思っているのです。
全学科そうです。

しかしながら、
準備や心構えは怠らずにネ!

受験生の視聴率100%?受験生の友
入試課ブログでもAOのお話が山盛り☆

それでは、楽しみに待ってますよ〜!

2009-09-02

リサイクル・ジャスティス??

こんにちは。
もう冬が近づいてくるようで怖いです。齊藤です。

ワタクシ、片付けはうまくないですが、
ゴミの話には興味があるのです。

〜〜〜
私たちのコースでは、
●燃やせるゴミ
●プラスチック
●食品(汚れた)プラスチック

でゴミ箱を設置しています。
その他、鉄などは随時回収。

学内では
●燃やせるゴミ
●ビン・カン
●ペットボトル

が設置されています。
〜〜〜

先日、カオティックな悲劇が起こりました。

教室のゴミ箱に夏期休暇前から入れっぱなしのゴミに、

コバエの群衆がたかっていたのです。

オワッテました。本当に酷い。

それを見つけた学生一人と、必死にゴミを片付けました。

勘弁してくれよ。。という心境。

で、プラスチックの中には飲み残しありのペットポトル(腐)。

もう怒りを通り越して飽きれました。

地味に悲しいのは、
袋がない状態で、ゴミ箱に物をいれているのがあったこと。
一人が入れ始めたら全員が入れ始めます。
袋は業者の方に言えばもらえます!

僕がアナウンスしなかった責任もありますが、
次こんなことがあったらゴミ箱の撤去とか、あると思います。
気をつけてください。

さて、
ここで、「食品プラスチックは、教室外で捨てる」というルールにしたとします。

しかし、外に設置されているのは「燃やせるゴミ」オンリーです。

ここで問題になるのは、食品プラスチックは燃やせるゴミに入れて良いのかです。

山形市の家庭ゴミではそれはOKです。

しかし、大学内のゴミは「事業ゴミ」と呼ばれて家庭系とは違う方式です。

産業廃棄物 ってやつになるのです。さんぱいってやつ。

うーん。矛盾じゃ。結局また教室内で集めなくてはいけないのか。。

何故、マニアックなことを知ってるかというと、
大学3年のころに学内のゴミのことを徹底的に調べまくりました。

「大学祭のゴミの流れを変える」 というプロジェクトを立ち上げたからです。
FUJI ROCK FESのゴミ回収のしくみに感動したからです。
A SEED JAPANというNPO組織。リスペクトです。
ゴミがでないように先回りしているのです。

学内のゴミ箱に入れたゴミはどこでどう処理されて、どうなっているのか。
全てのゴミ処理場を見学するくらいの熱意でした。本当に変えたいと思ったのです。

一番衝撃だったのが、プラスチックが全て蔵王の処理場に埋められていたことです。あれは人間としてショッキングな体験ですよ。

大学で回収された
ビンカンはプレスされてリサイクル。ペットボトルも粉々になってリサイクル。
鉄くずも再び熱して再資源化でした。
きれいな木屑などは燃料や家畜の敷材として再利用されたいたと思います。
記憶が曖昧ですみません。

リサイクル=正義(ジャスティス!!)ではない ということも知りました。
(処理工程、運搬で余計にエネルギー消費する場合あり)難しいのです。

行き着く先は、ゴミを出さないこと、ゴミの量を減らすことでした。
リデュース(減らす)という言葉ですね。

僕は集まってくれた仲間と共に「Tender Cycle Project」という名前をつけて活動しました。
リサイクル!と強引に循環させるというより、
もっと自然に近い 優しい循環になればなあ という願いです。
わかりづらいですよね。

そして、嬉しいことにそのプロジェクトは今年で7年目!
後輩がどんどん引き継いでくれているのです!ありがとう奇跡!

学祭にゴミ箱を設計・設置し、リサイクルトレーを導入しているのが
このプロジェクトです。

多学科のつながり・特性をフルに使って、「楽しもう!」をモットーにそういう活動をしたわけです。最初はソーラーエネルギーを使ってDJブースを作ったり、紙コップや箸を洗ってリサイクルに出してみたり。

今年も後輩たちが、引き継いでくれて、独自に企画して運営してくれています。
そういう場を利用して、自分がやりたいことをうまく実験してくれたら嬉しいです。興味を持ってくれた方は是非、面白くして欲しいです。

さて、話が飛びまくりましたが、

学内のゴミの分別、情報施設課の大場さんが中心になり
良くなる方法を考えてくださってます。

もちろん、いつも学内を清掃、ゴミ回収してくださっている
環境総合サービスさんと相談してです。

業者の皆さんには、いつも感謝です。

こういう場所にこそクリエイティブな力が必要だと思う。

僕としては、いらない紙がただ燃やされるのではなく、
再生紙になってまた使える仕組みをつくるとか、

学祭では、きれいな割り箸(山から木を伐採している)でなく
間伐材(林業であまった材木)を使った割り箸を導入するとか、

やれることはたくさんあると思う。
とにかく、わかりやすく、捨てやすく、
何より業者の皆さんのストレスがなくなるのが良い。
分別を間違ってるうえに汚れたゴミをまた触るのは、誰だって嫌です。

話をもどして、
いきなり大それたことをする必要はなく、

まず自分の身の回り。

僕も片付けたりは苦手ですが、
そう 自分のコースのゴミ箱。
僕らなら、総合美術のゴミ箱から アクションを起こしてみてはいかがでしょう。

ゴミ回収の皆様が、君らのゴミを触るのだから、
そういう所に気づかい・思いやりを込めてください。

学校のゴミ事情がもっと良くなることを願ってます!!!
(オマエが変えろ!)

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