■横山秀夫と藤沢周平--大学の授業から(Twitter より+感想)
●大人気の横山秀夫、不人気の藤沢周平 ▼大学のゼミで横山秀夫「陰の季節」をとりあげた。文藝春秋のホームページで無料で読めることを知ったので(6月19日まで公開)あわててテキストにしたのだが、大好評だった。あまりにも男くさ...
●大人気の横山秀夫、不人気の藤沢周平 ▼大学のゼミで横山秀夫「陰の季節」をとりあげた。文藝春秋のホームページで無料で読めることを知ったので(6月19日まで公開)あわててテキストにしたのだが、大好評だった。あまりにも男くさ...
●阿部智里さん&松崎夏未さん ▼東北芸術工科大学文芸学科のオープン・キャンパス2日目(8月2日)、「阿部智里×松崎夏未×池上冬樹トークショー」に多数のご来場ありがとうございました! お二人ともプロ中のプロ、全力で仕事に打...
Twitter はおもに仕事情報の告知にしているのだが、ときどき仕事の延長で思ったことを呟くことがある。7月上旬に、ある新人賞の下読みで経験したことを呟いた。 ▼新人賞の下読みで、これは最終候補に残るだろう、いや、間違い...
昨年の12月に、アイスランドの作家ラグナル・ヨナソンの『闇という名の娘』(小学館文庫)が出た。海外ミステリの主流になっている北欧ミステリの新刊で、嬉しいことに文庫の解説を担当することができた。小説の出来も素晴らしくて、書...
■池上冬樹・文庫解説リスト(国内作家アイウエオ順。海外作家は出版社別) 年代順に続いて、作家別のリストをはりつけます。国内作家はアイウエオ順、海外作家は出版社別にしました。1988年から2019年までのリストです。なお、...
昨年の夏になるけれど、文芸評論家の北上次郎さんから本をいただいた。『書評家稼業四十年』(本の雑誌社)である。 本の帯には「エンタメ書評界の回想録」とあるけれど、単なる回想にとどまらず、四十年間の小説の流行を詳しく検証して...
芸工大の文芸学科に寄贈するために、研究室で、ブックオフで求めた文庫解説本を整理していたら、あれれと思った。重松清『幼な子われらに生まれ』(幻冬舎文庫)の解説者が吉野仁なのである。え? なんで池上冬樹ではないの? と思っ...
山本周五郎(1903年~1967年)が亡くなって50年たつので、著作権がなくなり、遺族に印税を払わないで自由に出版できるようになった。山本周五郎といったら新潮文庫であったが、昨年から新潮文庫以外の講談社文庫や角川文庫でも...
先日、旧知の編集者から、以下のメールをいただいた。 ------------------------- 大変お世話になっています。××××の××です。 門井慶喜さんの山形小説講座のご講評が素晴らしすぎて、 この連休中、7...