「透明で見えない階段を上ったら」
集中講義を終え、そのままコミケにサークル参加をしていると体力が持たない。気力で乗り越えると、発熱で寝込んでしまった。寝ているときは、もうこの世の終わりではないかと思いながら、体調が上向きになるのをじっと待つしかない。し...
集中講義を終え、そのままコミケにサークル参加をしていると体力が持たない。気力で乗り越えると、発熱で寝込んでしまった。寝ているときは、もうこの世の終わりではないかと思いながら、体調が上向きになるのをじっと待つしかない。し...
文芸学科なので当然のことながら、授業では数多くの小説を取り上げている。時には映像資料も活用したり、漫画を講読したりもしている。要はメディアの差異を加味しながら、物語を検討していくことが多い、ということである。そこには作...
オープンキャンパスを終えると、一気に夏の気分になる。実際にはまだ集中講義が残っているし、そもそも採点をし、評価する作業がある。体が楽になったわけではないが、それでもほっと一息つくことができるのは、大きな一歩だ。なんでも...
ようやく音楽を聞くことができるようになってきた。4月以降、いろいろと辛い出来事があり(詳細はこちら。あとこちらもどうぞ)、さらには授業やら何やらと取り組むべきことが続いてしまい、大変であったのは確かである。それでも自分...
辻大和編『調査研究報告64号 東アジアの歴史イメージとコンテンツ』(学習院大学東洋文化研究所、2018年)が出まして、私も一本書いております。目次は以下の通りです。 目次海老根量介「序文にかえて:「コンテンツプロジェクト...
サカナクションのベストアルバムを買ったが、聞いていない。この1週間は新しく始まったアニメを見ていないし、毎日何かしら読んでいる漫画も小説もすべて手に取っていない。31日に吉田正高さんが亡くなったという電話を死後数時間で...
玉井建也「せいので飛び出せるのか――岡田麿里作品における共同体」(『ユリイカ2018年3月臨時増刊号 総特集=岡田麿里』所収)が出ました。初の監督作品である映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』が公開中の岡田麿里さん...
玉井建也「物語・ゲーム・ライトノベル―ウェブ小説と物語論の関係―」(『東北芸術工科大学紀要』25号、2018年3月)が出ました。大学の発行物になりますので、本学の教員および大学院生の皆さんが執筆しています。私の論文を詳...
少し時間が経過してしまいましたが、2018年1月28日の朝日新聞(全国版)にて『幼なじみ萌え』をお取り上げいただきました。評者は学者芸人のサンキュータツオさんです。まことにありがとうございます。皆さん、東京ポッド許可局を...
なかなかに難しい。と最近、思うことがある。今年の後期に入り、文芸学科ではない別の学科や全学科参加の授業にゲストスピーカーとして参加する機会が数回あった。これは例年にない頻度なので得難い経験ではあるが、その際、終了後に話...