うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2016-11-03

つぶやきカルテ(10月27日)

  ひさしぶりの『うんどうのオフィスアワー』、更新大変遅くなりなりました。

 

まずは言い訳から・・・・・・

 

 先週金曜日から学生13名を横浜の実家に泊めて武蔵野美術大学の芸術祭に行ってきました。

 目的は今後の芸工祭の開催に向けての研修です。

 とはいえ自腹(ほぼ学生たちも)のしかも運転手を兼ねての2泊3日のツアーでした。

 しかし序盤から体調に異変が起き、

日曜日の夜の山形のむけての約400kmの運転は決死の思いでした。

 さらにいろいろあったのですがここでは長くなるので省きますが、

家にたどり着いて体温を測ると表示は『40.0℃』!でした。

 やはり一番左に数字の4が出るとちょっとびっくりしますね(@_@)

 

 幸い休日診療所に行ったところ、インフルエンザやノロやロタではないということでした。

 

 ということでこの『つぶやきカルテ』も断念したかったのですが、

お母さんたちの“まなざし”カルテを読んでしまったので、書かずにはいられなくなってしまいました。

 

 長い言い訳になりましたが、近況報告ということで……( ^^) _旦~~

 

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

なにができるのかな ひさしぶりのオフィスアワー。

 

 さあどんなスタートになるのか見守ります。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつできあがる子どもたちは待ちきれないように

できあがり始めたコースで“うんどう”を始めます。

 

 

 

 

 

 

 

まずは跳び箱

 「跳び箱」や

 

 

 

 

 

 

 

 

逆立ちコーナーもその奥では「逆立ち」

 

 

 

 

 

 

 

 

滑る

スロープマットを使っての「スライディング」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロールマットもちょっとマットがつぶれてやりにくそうですが

「バックローリング?」……なんて呼んでましたっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

そして走って

 

「走って」「跳んで」

 

 

 

 

 

 

 

 

倒すのも楽しい

「引っかけて」

 

 

 

 

 

 

 

 

これは何?

 

 

 

なぜかこんな場面も(笑)

 

 

 

 

 

 

鉄棒やそして「鉄棒」や

 

 

 

 

 

 

 

 

そして平均台渡り「平均台渡り」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みるみるできあがったデバイスたちでした。 

 

 

.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 

 約3か月ぶりの「うんどうのオフィスアワー」でしたが

 

まなざしのもとこれまで通りのお母さんたちの“まなざし”の中

“うんどう”が展開していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「見て、見て~」という子どもたちの声やり始めています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できたできた「スゴイ!スゴイ!」というお母さんたちの歓声

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それって本当に子どもたちへの応援になっているんですね。

 

そしてお母さんたちがみんな“運動”ではなくて“うんどう”と言ってくれるようになりました。

 

このおかしな取り組みを認めてくれたのかなと思って、嬉しく思っています。

 

ここでは物理的な“運動”をするのではなく、

まずはここに居合わせるというゆるーい世界の“うんどう”の場づくりをしているのですから。

 

そんな“まなざし”でどうやら約50~60回ぐらいの参加をして卒業していくみたいです。

 

たった週一回の活動ですが、3年間では結構たくさんの時間を過ごしているんですね。

 

みなさんの「まなざしカルテ」は何枚ぐらいになったのでしょうか?

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 久しぶりなのにうまくなっている\(◎o◎)/!

 

 ……よくあることです。

 

レミニッセンス効果なんて言って、脳内の記憶が整理されたり神経形成が進んだりして

起こる現象の一つともいえますね(^_-)-☆

 

でもだいち組の子どもたちは自分の課題を設定したり

 

滑るいろいろと工夫をしてみたりすることが始まってきましたね。

 

意欲的に運動を学ぶ準備もできてきましたね。

 

これから小学生になって色々な運動と出会ったときに、

自己の感覚と向き合い工夫することができれば、

きっと楽しく運動を学習することができるはずです。

 

それを準備するためにあるのが

この「うんどうのオフィスアワー」の時間です。

 

それから「順番が」なんて声もありますが、

子どもの視野の世界ではまだまだ見えないことがいっぱいあります。

だからどこも“うんどう”の入り口にみえるのかもしれません。

 

「こっちから入りなさい!」と一方的に押しつけず、

危なくない限りは自由にしてあげてもいいのかもしれません。

 

やがて自分の運動感覚の未来が感じられるようになると、

ジッと助走のスタート地点の構えた感覚から、

ダッと滑りこんだスロープマットの感覚がつながり、

この感覚が誰にもじゃまされないようになるまで待てるんですね。

 

この先読みの感覚を「情況投射化能力」なんて言ったりします。

 

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

さあみんなでまほう(まぐれ)がたくさん生まれるようデバイスをつくってみましょう♡ 

 

20161101151107842_0001

 

次回のテーマ『感覚がつながる』なんてことを意識してみようかと思っています。

 

と書いたところで日付が変わり気がついたのですが・・・こども芸大って今日は休みだったかな(?_?)

 

大学は平常授業なので「文化の日」のことを忘れていました・・・ワハハ\(^o^)/

 

まあ遅めと思ったら早めのブログ更新だったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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