つぶやきカルテ2011(11月24日)
大変遅くなってしまいましたが、一通りの業務を終えてやっとつぶやきます。
今回のお母さんたちのまなざしはとてもいいものだったのに、
なかなかつぶやけずにいました……スミマセン
1.どんなことをしていましたか(子)
こんな台を使った坂道が今回のデバイスのきっかけとなりました。
歩いて渡ったり、またがったり、それぞれに取り組んでいます。
この坂道も登場しましたが、前回の取り組みを生かすために、
途中から平均台のぼりの後に逆向きに接続していました。
こんなふうに跳び箱も設置してみました。
だいち組の女の子たちの跳び箱ブームが少し冷めてきたところで、
おくれて徐々に男の子たちが跳び箱と向き合うようになってきました。
それからデバイスのスタートがこんなふうになっていました。
平均台のぼりの後には、こんなジャンプが取り入れられていました。
どちらのデバイスも子どもたちには好評で、単なるデバイスが置いてあるよりも人がそこに介在している方が子どもたちの興味がそそられているようです。
でも正直言うとここにお母さんがかかりきりになってしまい、
わが子が置き去りになっていることがもったいないなと思っていたりします。
できれば手を添えずに見守ってあげられるデバイスを工夫できるといいのかなと思っています。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
とにかく今回の空間は
お母さんと子どもたちが
すごく寄りそっていました。
いつもよりちょっとほし組のお母さんと子どもたちの数が多かったせいでしょうか?
お母さんと一緒だと
すごく安心して“うんどう”を楽しめたり
ちょっとやってみようかなという興味が生まれたり
理解者であり証人者であるお母さんの存在が、
“うんどう”と真剣に向き合うことを可能にしたりしています。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
気がつけば子どもたちは
デバイスから姿を消し
お母さんとの距離をぐっと縮めていました。
この感じが『うんどうのオフィスアワー』の原点であり、
「ようこそ♡ほし組のお母さん♡」と言ってもいいぐらい、
やっとほし組のお母さんたちが子どもたちとスタートを切ったような日となりました。
ここから再スタートのような気分でほし組のお母さんたちと、
子どもたちの運動を囲んでいきたいなと思っています。
4.次回のオフィスアワーに向けて
この子どもたちの発見!
こんなことをスタートに“うんどう”を考えていくと、
子どもたちがくれたヒントから楽しい運動の企画(デバイス)が生まれてきます。
「ふ〜ん」と相手にするのではなく、
「おっ!」となにかを見つけ出そうと考えてみてください。
共通演習で子どもたちと接する学生たちにも言っています。
「子どもたちを子ども扱いするなよ。子どもって凄いんだから。」
子どもの発見を単なる遊びにするのではなく、
すごい遊びにしてあげることができると面白いよね。
「子どもだから……」って決めつけてしまうのは大人だったりするから、
みんな(学生)はそんなふうに子どもをバカにしないで見てみようよ。
そんなことを伝えています。
勝ち負けを競うわけではないけど
子どもたちに負けない元気をお母さんたちが持ちましょう!
倒立滑りをしたときにじゅんせいくんがおもわず
「気持ちいい〜」と言いました。
そうなんです。
この『うんどうのオフィスアワー』では運動をさせるのではなく、
そして教えるのでもありません。
運動の楽しさ、その感覚の気持ちよさを伝えるのです。
だからその感覚の気持ちよさを少しでも想像できるよう、
お母さんたちが元気でいてください。
そしてそのお母さんが想像した運動感覚の楽しさ(動感)を、
子どもたちの感覚に伝えてあげてください。
そんな小さな小さなやさしい積み重ねを、
コツコツと1年、2年と時間をかけて続けていきましょう。
毎回毎回がスタートです。
……ただいま12月 1日午前1時33分です。
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