うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2011-12-04

つぶやきカルテ2011(12月 1日)

つぶやきカルテ2011(12月 1日)

 ここのところ『まなざしカルテ』の数が少ないのを寂しく思っていますがつぶやきます。

 『まなざしカルテ』を書いてもらえないのは、この時間の真意を理解してもらえていないということです。

 この『うんどうのオフィスアワー』の意味をお母さんたちみんなに理解してもらって、子どもたちと楽しい時間を過ごしてもらいたくて始めた『つぶやきカルテ』です。

 そしてそれを創発カリキュラムとして展開する共通演習『芸術と子ども』の学生たちに伝え、その学生たちの思いをお母さんたちや、こども芸大のスタッフ、このブログに関心を持ってくれている人たちに伝え、みんなの思いをつなげて子どもたちの“うんどう”をつくっていきたいと思って始めたのがこの『うんどうブログ』です。

 だからそのためにこの“つぶやき”を始め、そしてブログにしたのです。

 そして今回もまた柳川郁生は“つぶやき”ます。

 でもそこにお母さんたちのまなざしがなく、学生たちの愛情がないのであれば、
それは寂しいことです。

 でも学生たちは、子どもたちのために授業時間外に研究室に集い、
コツコツと12月8日のワークショップの準備をしています。

 子どもたちが楽しくうんどうしてくれることを願って、
“うんどう”を考え、運動感覚を想像し、みんなが分かりあえるストーリーをつくり、
みんなが授業の合間に集まって一生懸命に準備を進めています。

 『まなざしカルテ』を書いてください。

1.どんなことをしていましたか(子)


こんなスタートから

 こんな坂がつながり

 こんなふうに登って

 跳び下りるデバイスができました。

 ほし組やたいよう組のお母さんたちが、子どもたちの様子を見ながら考えてくれました。

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


お母さんたちがつくり始めると

何ができるんだろうと子どもたちも興味を示します。
 子どもたちにとって自分のお母さんがつくった料理(デバイス)は、
誰か知らない人がつくったものより気になります。

 つくるお母さんも、
きっとわが子を喜ばそうと思ってつくった方が楽しいはずです。

 なんとなく料理をしていないお母さんの子どもたちは、楽し〜く、自由♡に遊んでいます。


 こんなふうにいっしょにすることが大事ですよ。

 でも最近子どもとの関係みたいなことばかりにこだわっていたので、
ちょっと純粋に“うんどう”もいじりたくなってしまいました。

 それで思わず……でしゃばりました。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 みてくださいあこちゃんの視線の先を

 ちゃんと

 見ていますよ。

 だからこんなに小さくても

 うんどうの

 見つけられるのかもしれません。

 楽しさを
 ともみさんが、「回を重ねる度に運動が楽しくなっているように最近やっと思えてきました。らんの跳び箱をとびたい!という気持ち、とんだら気持ちいー!!うれしい!!に、変えられたらなあ〜と思います。(長い目で見て)」。

 この“長い目”、いいですね〜。

 いっしょに見ていきましょう、長い目で。

4.次回のオフィスアワーに向けて


 かずよさんが、「だいちの子供達は、個々のうんどうに向き合う時間が増えてきたので、側転が出来るようになりたい、バック転したい、などのコーナーを作って母と子で向き合ってみたいです。」。

 卒業を意識してお母さんたちの要求が強く出てきました。

 でもそれって要望ではなく“願い”ってことですよね。

 その願いを伝えるために

いっしょに跳びましょう!

 いっしょに“うんどう”しましょう。


 みんなで一緒にとことんつき合って

 気持ちのいい!!感覚を、うれしい!!感覚を、
伝えていきましょう♡

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