うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2013-10-11

つぶやきカルテ2013(10月 3日)

 『親子・うんどうの日』をひかえているので軽くいきましょう♡

なんて言っていたのですが、

 

楽しくなってしまうと我慢できませんね☆

 

みんなが喜んでくれればそれでいいか・・・・・・

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 

 

 まずは『走る』感覚のデバイスでした。

 

 

 

 

 

 

 長くまっすぐのコースもいいですが、すこしジグザグに見えたり、フープを置くことで間があいていたりで、なにか『走る』感覚に変化がおきないかなと思って見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここは滑りこむデバイスですが、薄着の季節はちょっと滑りにくいですね。

 でも実はここで地面と仲よくなって、次のデバイスへつないでいく効果もあったのです☆

 

 

 

 

 

 手をついたり、倒れこんだりする動きは、大きなからだに成長してしまうと大変になったりします。今のうちにこんなことをたくさん体験しておくのも大事ですね。

 ということで、お母さんたちと考えて2つのデバイスを関連づけてみました。 

  まさえさんは、そんなやりとりに参加して「!!」とみんなの“ねがい”をつなげることを大事だと思ったそうです。

 

 

 

  このデバイスは、つくったお母さんとはちがう“うんどう”が子どもたちには見えていたようですね。

 でもそれぞれが自分の意志で自分なりのやり方を見つけていく。まさに運動の志向性というものです。

 こうきくんが‘前回までは“コレはこのやり方?”と聞くことが多かったのですが、今日は平均台を普通に渡ったり、ハイハイしながらやってみよう!!と自分で提案して動いている姿が見られました。’というのもそのあらわれではないでしょうか。

  

 

 いろんなことが理解できてきたから、こんなふうにこつこつと運動に取り組むこともできるようになってきたんでしょうね。

 みんなはここでなにをしているの?ってことが分かってくると、子どもたちの探索が始まります。 

 

 ということでここでは『支える』感覚をつかって運動でした。

  

 

 

 

 つなげたデバイスは『支える』感覚をつなげることもできるし、そうでない『跳ぶ』感覚もできるものです。 

 

 

  

 

 

 

 そしてとなりには『跳ぶ』感覚つながりで踏みきり板とソフトマットでデバイスをつくりました。

 次の鉄棒も『跳ぶ』感覚から動きが始まることを意識してゆみこさんが考えていました。

 ここでも運動や感覚のつながりが意識されていますね。 

 

 

 

   だからこんなふうにのびやかに跳びつけたのかもしれませんね。

 

 いろんな運動感覚を誘いだすような感覚のつながりを見つけると楽しいですね。

 

 発見!ってことです☆

 

  

    

 

 

 

  でもこんなふうにまた新たな運動に出会うのもいいですね。

 

 今回は後ろに回る背中の感覚を体験し始めるきっかけにもなったのではないでしょうか。 

 

 

 

 

 

  あとはコツコツと自分なりに鉄棒に取り組んだり

 

 

 

  

 

 

  倒立をしてみたり、いろんな運動への興味が生まれてきたのではないでしょうか。

 

 わが子の興味がなににあるのか、お母さんたちの“まなざし”にもいろいろ見えてきていますよね? 

 

 

 

 

 

  そんな興味がだいち組ぐらいになると具体的になってきたりします。

 それまではあせらずに、その時の準備をしましょう。

 

 たくさんの動感素材(動く感覚の体験)をたくさん持っておくことが大事になります。

 

 

 

 

  走ったり、跳んだり、転んだり、滑ったり、投げたり、受けとめたり、

回ったり、支えたり、さかさまになったり、登ったり、ぶら下がったり、ゆらしたり、

いろんな運動の体験をしてそのじをたくさんえましょう。

  

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 「やっぱり≪走る≫事が好きみたいです。」と再発見のあゆみさんでした。

 

 

  だからこんなふうに楽しくなるんですね。

 

 できないことを見つけるよりも、どんなことが好きなのか見つけてみましょう。

 

 逆立ちができなくたって、手をついて足を振り上げようとしたら、それはもう倒立が始まったということです。

 

 

 いつできたかばかりにこだわらず、いつからやろうとし始めたのかを見つけてみてください。

 

 できるようになるデバイスではなく、

やりたくなるようなデバイスづくりが分かってくるかもしれません。

 

 はるきくんにもそんな側転のきっかけになるようなデバイスを一緒に考えていきましょう。

 

 そしてデバイスづくりに参加するお母さんたちが増えてきましたね。

 

 そこで展開する“うんどう”の意味が見えるようになってきた感じです。

 

 必要なのはお手伝いではなく“共有”ですね!

 

 みんなの“ねがい”、運動の感覚、それをつなげていくことで

“共有”そして”共感”が生まれてくるのではないでしょうか。 

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 

 生き生きとした弾むような走りになってきましたね。

 

 脚だけで走るのではなくて、からだ全体でバランスをとりながら走る感じがいいですね☆ 

 

 

  

 

 こっちのジャンプもそうですね。

 

 大きく大胆にからだを伸ばしています。

 

 自分のからだの空間を広げること、大事ですね(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 こっちのデバイスは、滑りこまなくたっていいんです。

 乾燥した冬になるともっと滑りやすくなりますよ!

 

 

 

 

 

  

  まずは地面と仲良くなるきっかけにしましょう。

 

 寝っ転がったり、床に手をついたり、からだが大きくなるとだんだん苦手になってきます。

 

 壁の下にやっと通れるような小さな穴が開いていました。

 向こうの方に壁の端っこがあり、遠回りすれば向こう側へ行けます。

 

 

 

どっちを選びますか?

 

 最近の柳川郁生は後者の遠回りを選びます。

   

 4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

『親子・うんどうの日』を終えて、休み明けのひさしぶりの開催で、

どんな『うんどうのオフィスアワー』になるのでしょう?

 

 楽しみにしています。

 

 

……でもその前に『親子・うんどうの日』もブログアップして、

ふだん『うんどうのオフィスアワー』に来ることができないお母さんたちとも共有したいと思っています。

 

 そのためにはもっとゆとりが欲しいけど…… 細々とした日常が

 

 

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