うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2013-09-30

つぶやきカルテ2013(9月26日)

 少しずつ少しずつ、

デバイスづくりに参加してくれるお母さんたちが増えてきました。

 なにか専門的な知識が必要なのではなくて、子どもたちの笑顔を想像しながらつくれるってことが大事なのではないのでしょうか。

 お母さんたちは“うんどう”を通してでも愛情を伝えようとしてくれていますね♡

 

 そして……

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 子どもたちが“うんどう”の世界に目を輝かせてとびこんでくれるよう、まずはマットの山をつくりました。

 しっかりと手足を協応させて、足の踏ん張りや背筋の緊張をもって坂道を上ることは身体にとってはいい感覚素材にはなりますね。

 

 

 

  

 

 お母さんたちがつくった魅力的な高さに、子どもたちの目は輝いていましたね。

 ちょっと高すぎて誰かが付いていないと心配なのは少しもったいないですが、「危ないから」という理由で魅力を半減させるよりはいいことかもしれません。

 

 普段子どもたちの“うんどう”にあまり“まなざし”をむけていないと、危険にばかり意識が向いてしまったりします。

 この『うんどうのオフィスアワー』に来る子どもたちは、上手に転んだり高いところから安全に落ちることもできるようになってきていますから。

 

 子どもたちはこんなふうに夢中になってのぼり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生き生きとした表情で頂上に現れていましたから。

 

 でも、ある程度子どもたちが納得した段階でつくりかえさせてもらいました。

 やっぱりお母さんがつきっきりになってしまうと、わが子の“うんどう”に寄り添うことができなくなってしまいますから。

 

 ということで、今後の工夫のポイントでもありますね☆ 

 

 連続ジャンプもタイミングよく、心地よい弾み方が出現してきましたね。

 「一生懸命跳ばない」「頑張らないで跳ぶ」いろんな合目的的、経済的な運動が子どもたちの運動感覚の中に生まれてきました。 

 

 

 

 

 

 そんな感覚の了解があるから、こんなふうにのびのびとしたジャンプができちゃったりするんですね。

 

 下りてるんじゃなくて、跳んでますよね☆

 

 

 

 

 

 その先の跳び箱では開脚跳びの準備段階も始まっています。

 

 これも無理にやらせるんではなくて、だいち組の女の子たちがやっていることを少しずつ子どもたちが見て、探りを入れ始める時期をうかがってみるのもいいかもしれませんね。

 

 「ほら!やってみなさい!」ではなくて、

そっと表情を盗み見ながら

「……そろそろ興味をもちはじめたぞ……」

なんて感じで見ぬいてみてはどうでしょう(^_-)-☆ 

 

 鉄棒はこんなにいっぱい振れるようになりましたね。

 

 これは腕の力がついたんじゃなくって、腕の力を使わないでできる“コツ”を見つけたんですね。

 スゴイ!スゴイ! 

 

 

  

 ここはフープを置いて「ケンケンパ」のデバイスでしたね。

 ここもちょっと工夫をしてみたいところです。

 もうちょっと輪の大きさを小さくすれば、みんなが軽やかにケンケンできるようになるかもしれません。

 そんな欲が出てしまいました…… 

  

 

 走る姿もカッコよくなりましたね☆

 

 しっかりと片足で地面をとらえ、スバらしい前傾姿勢がとられています。

 かけっこで順位を決めたり、タイムを測ったりしなくたって、こんな感覚で走れればきっと気持ちいいに決まっています。

 それでいいんじゃないでしょうか。 

 

 

 その先のデバイスは、こんなふうに置いておくとどんな運動が出現するかなと思って仕掛けておきました。

 

 デバイスというよりトラップでしょうか(^_^)v 

 

 

 

 

 

 すると走りぬけたり

 

 

 

 

 

 

 

  

 ひとつひとつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ていねいに『支え』たりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてこんなダイナミックなジャンプも登場したり

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなアクロバティックな運動も出現しました。

 

 こんな運動を展開することで子どもたち同士が促発しあえたりもするのだと思います。 

 

 

 

  

 

 そしてバタンと乗りこえて、また大きな山のデバイスへと向かっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから気がついたら、こんなデバイスもつくられていて、子どもたちの“うんどう”を理解しながらデバイスに変化が現れてくるのもいいなあと感じました。

 

 今日の分つくって終わり~ではなくて、おかわりやデザート、ちょっと味に変化をさせたり、吸収率を高めたり、いろんな工夫をしてみましょう。

 

 楽しいですよ☆ 

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 お父さんもいましたが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうやってお母さんが寄り添った時の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもたちの笑顔や

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 安心感は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱりいいですね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなところから子どもたちの生き生きとした“うんどう”の姿が生まれてくるのが理想の一つです。

 

 いいですね~♡♡♡

 

 

 

 

 

  

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 気がつけばすっかりといろんなアイテムが置き去りにされています。

 

 それだけ子どもたちが運動のデバイスに夢中になっていったということだと思います。

 

 子どもたちがこの『うんどうのオフィスアワー』でなにをすると楽しいのか、そんなことをお母さんたちと共有してくれるようになってきたのではないでしょうか。

  

 ぜひこの『原志向位相』に現れるような「動きたくてたまらなくなる気分」を大事にして、

『親子・うんどうの日』迎えられたらいいなと思っています。 

 

 4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

 今年はどんな『親子・うんどうの日』になるのでしょう。

 

 これからの子どもたちの反応、それを踏まえた準備によってまだまだ変化しそうです。

 

 それでも当日じっくりと運動を楽しめるよう、

次回の『うんどうのオフィスアワー』は食べすぎに注意しましょう!

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

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