「全部過去になる前に見つけに行こう」
入学したての一年生向け授業として「作品読解」というものを行っている。ということは、このブログで再三書いてきたが、もちろん今年も行われている。そのうち一つを私が担当しているのだが、備忘録として今回も書いておこう。以下は取...
入学したての一年生向け授業として「作品読解」というものを行っている。ということは、このブログで再三書いてきたが、もちろん今年も行われている。そのうち一つを私が担当しているのだが、備忘録として今回も書いておこう。以下は取...
全くもって難しいと思いながら、『ポッピンQ』を見ていた。ゼミでは定期的に映像資料を見て、物語を考える機会を作っているが、今週は発売されたばかりの『ポッピンQ』を視聴したのである。この作品は東映アニメーション60周年記念...
雑誌が発売になっても、他人ごとのように宣伝もせずに書店の皆さんにがんばっていただくわけにはいかない。そう考えてこのようにブログをつらつらと書き綴っているが、今回で終わりの予定である。とはいえ深夜に半分寝ながら書いている...
別に論争状態にあるわけではない。VSという表記を第三特集「有川浩VS.西尾維新」では使ったのだが、実はかなり迷った語句ではあった。このままでは対決をあおっているように受け取られてしまうのではないか。もしくは作品自体の対...
「未来はさ、チューブの中に車が走ってるんだよ」と手塚治虫作品みたいなことを言っていたら、学生から白い目を向けられた。「そこはアーサー・C・クラークだろ(しかも車じゃなくて電車だろ)」とか、「『メトロポリス』を挙げるより...
文芸ラジオの編集作業は教員と学生が行っている。時に書き手も学生になるので、家内制手工業のようになってしまうことが多く、教員が上手く動かしていかないと迷走どころか激突して消えてしまいそうになる。これは特集作業も同様で、複...
『文芸ラジオ』3号が発売になる。一年に一回、毎年のように販売されていくことができればよいと考えながら編集作業を行ってきたが、これで三回目。次の号が出れば、後世からカストリ雑誌と呼ばれることはないだろう。何より大学という...
もう5月になろうとしている。4月の山形の気温は、私が育った西日本での基準だとまだ2月前後のもので「ああ、寒いなあ。冬だなあ」と思う日々が続いていた。もちろん、それなりに暖かくなっているのだが、東京と比較しても3月の気温...
しまった。やられた。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』48話「約束」を見たときに素直にそう思ってしまった。ずっと1期から視聴し、ヤクザ映画の物語構成を活用させていることに気付いていながらも、この48話のラストの可...
今年のオリックスバファローズはいけるだろうか。メディアを通じて情報を手に入れるだけで特にキャンプ地に取材に行ったわけではないが、少し心配なのは福良監督が選手たちに対して怒りの鉄槌を食らわせるキャラクターになっていること...