洋画コース

美術科 洋画コースのブログ
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2011-06-13

本日から☆「Physical side」in大阪


暑い日が続きますね・・・小田です。
伸びてきた髪をいっきに束ねるため、
駅中の店でU字型のヘアスティックを購入しました。
超快適☆
この夏は節電ビズで。

さて、今回は私も出品している、
大阪市でのグループ展のお知らせです。
今年3月に洋画コースを卒業した、
柿沼瑞輝くんも出品しております。

Physical side
小田志保/柿沼瑞輝/小勝負恵/寺林武洋/安冨洋貴

●会期:2011/6/13(月)−7/3(日)  会期中無休
●時間:11:00-19:00
●会場: Yoshimi Arts
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル3F
TEL/FAX 06-6443-0080
E-MAIL info@yoshimiarts.com


●作家在廊予定
小田志保:未定
柿沼瑞輝:7月2日(土)・3日(日)時間未定
小勝負恵:6月19日(日)時間未定
寺林武洋:6月13日(月)
安冨洋貴:6月13日(月)・19日(日)、24日(金)の16時以降

この度、Yoshimi Artsでは、グループ展「Physical side」を開催致します。

現代の社会では、建築や音楽、服物作りにおいて、どの分野も物が出来る過程は細分化され、よりハイテク化・記号化しています。建築は資材の重たさや施工現場を知らずに設計者が設計するのが現状で、北京オリンピックの鳥の巣というまさに机上の発想が具現化してしまう現実があります。音楽も、オリジナルな発想と言うより、膨大なデータベースを元に作曲家が作曲し、演者が演奏する分業化は当たり前であり、服造りにおいてもしかりです。しかし、美術作品においては、着想から創造、制作全般(下地素材から絵具の選択と制作に必要な技術)を全て一人の作家の仕事によって遂行する場合が殆どです。
特に、日本と欧米では作品の制作順序が逆で、日本は細部の詰めから全体の作品が形成されていきますが、欧米では全体の構想を決めて細部を詰めていくので、日本は細部重視で欧米は全体重視になり、日本の鑑賞者は細部により作家性を求める傾向があります。 今展は、絵画作品制作において重要である細部を具現化するのに必要な物理的な面をいま一度クローズアップしたいと考えています。それは、膨大な鍛錬の積み重ねにより会得した技術と集中力を要する制作時間を可能にする身体的側面を注視し、それを感じて頂ける作家、作品を選定いたしました。

出品作家は、作品を2点ずつ発表致します。
是非、この機会にご高覧頂きますようご案内申し上げます。

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