松智洋さんのご冥福をお祈り申し上げます。
先ほど松智洋さんの訃報に接して、茫然自失となってしまった。はじめてお会いしたときは私はまだ大学院生だったか、前任校で仕事を始めたぐらいのときであった。松さんは『迷い猫オーバーラン!』を怒涛のごとく刊行されている時期だっ...
先ほど松智洋さんの訃報に接して、茫然自失となってしまった。はじめてお会いしたときは私はまだ大学院生だったか、前任校で仕事を始めたぐらいのときであった。松さんは『迷い猫オーバーラン!』を怒涛のごとく刊行されている時期だっ...
四月はこれまでになく異様に忙しかった。季節の変わり目による体に重く圧し掛かる負荷と例年より早めた研修旅行による疲労とで、連休の合間に存在する平日は東京の自宅でダウンしていた。今年、東北芸術工科大学は連休に次ぐ連休なので...
旅とは大きな虚無と向き合わなければならないような気がする。それが旅を好きな理由でもあり、嫌いな理由でもある。旅に出ると、自分という存在も含めて旅という行動自体に意味があるのかどうかわからなくなっていく。旅に意味があると...
自宅から移動し東京駅に降り立つと、毎回、駅構内の本屋へと向かう。やはり新幹線内で読むことが想定されているのであろう。持ち運びに便利な文庫本が充実している。ここで買うときもあれば何も買わないときもあるが、だいたいは購入し...
今頃、「今年の阪神はいけるでぇ!」と叫ぶ声が日本中(どちらかというと近畿地方中心)にあふれているのだろうか。確かに先発ピッチャーがメッセンジャー、藤浪、能見、岩田、藤川、岩崎…とコマがそろい、抑えもマテオが入ったことで...
たいていの大学では紀要と呼ばれる論文誌を発行している。学科やコースごとに発行している場合もあれば、大学単体で一つ持っている場合もある。持っていないと研究者同士の会話で「え、紀要ないすんか!?」と言われてしまうほどである...
まさか喉と腹痛が来るとは思ってもいなかった。私ほどの風邪引きのプロになると、だいたいのことは経験しているのである。西日本の暖かい地域で思春期まで育った私はこれだけの雪を見ることは山形に来て初めての経験であったし、最高気...
私にはできないことがたくさんある。というより、できないことだらけだと言ってもよい。教員としても反省すべき点は多々あるであろう。それ以前に人間として反省すべきかもしれない。だいたいは反省などしないで前だけ向いて生きている...
自分自身が学生であったときには卒業式には出ていない。あとで事務所に行って、学位記をもらってきただけである。これだと5分で終わる。時間の使い方としては非常に合理的である。しかし教員となるとそうはいかない。私自身が専任教員...
教員にとって春休みというのはインプット期間である。家で寝転がって、延々と読書をしていたところで誰にも怒られないのである。怒ってよいのは編集さんだけである。すみません(複数の編集に向かっての謝罪)。今年はHunter×H...