「こわれた大切なものと」

 大学生のとき、私は大学教員のweb日記(まだブログではない)を読むのが日課であった。大学の授業での取り組みや論文の内容、会議の話などはどうでもよく、日々の考えや生活を垣間見ることのほうが面白かったのである。そのなかでも...

EURO2016が始まった

たまには全然関係ない話を書こうと思う。 オープンキャンパスがあったり保護者会があったりしている間に6月も3分の1が過ぎ、サッカーのヨーロッパ選手権、すなわちEURO2016が始まった。 UEFA EURO2016公式サイ...

「僕らは少しずつ進む あくまでも」

 本屋で三沢陽一の『不機嫌なスピッツの公式』(富士見L文庫)が平台で並んでいるのを見たとき、スピッツは犬だろうか、バンドだろうか、と立ち止まって考えてしまった。本屋の平台で立ち止まるのは、いつものことなので、別に「ラブソ...

「必殺チョップで今に砕いてみせるわ」

 数年前までは大学で教えている際、「セカイ系ってなんですか?」という質問をよくされた。当意即妙に答えたというよりは、適当な対応をしていたような気がするので、学生にとって疑問はさらなる疑問を生み出していたように思える。とい...

藤枝市にいってきた

 田中城の取材で藤枝市にいってきた。 田中城は、日本では非常に珍しい円形の縄張りを持つ平城だ。 残念ながら縄張りの大部分は宅地開発され、遺構はわずかだが、緩いカーブを描く道や水路にその面影が残っている。  縄張りをぐるぐ...

「それぞれの山形」展

昨日の話になるが、ゼミ生その他の学生と芸工大にある日本画コースの展示を見に行った(ちなみに5月21日の土曜までやっている)。 ここは芸大なので「進級課題」という作品が存在する。つまり、その作品を完成させないと、次の学年に...

斉藤ゆう『月曜日は2限から』を読む

 ヤンキーという存在は基本的に私自身とは相容れないものであろう。自己認識としてはオタクであり研究者であるという自分自身は、対極に位置しているように思える。いや、いったい、軸がどこにあるのかわからないのに「対極」とは何かと...