2010.1.09追記
「東北芸術工科大学 偏差値」などの検索ワードでこの記事にたどり着いた方へ。
下線以降の記事は2006年11月に書いたものです。
偏差値に関する記事は、最近下記リンク先にも掲載していますのでご確認ください。
●びーはん[2009.12.03]
●2009検索ワードランキング 3位~1位[2009.12.30]
また、この入試課ブログでは、大学入試センター試験終了後、
センター利用入試のボーダー得点予想記事なども掲載予定です。
ここまで2010.1.09追記テキスト
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高校の先生や美術予備校の先生によく尋ねられること・・・
「芸工大さん、偏差値高いよね。これじゃうちの生徒は難しくて・・・」
実際、いろいろな模擬試験での数値を見ると確かに入試課の想像以上に高い。
■代々木ゼミナール
一般入試http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_jinbun2.html
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_geijutsu1.html
(これでも2~3年前よりもかなり落ち着きましたね。)
センター利用入試http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_cen_bun2.html
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_cen_ri3.html
(この数値は去年センター利用を導入していない美術科・情報デザインは載ってないです。
今年はセンター科目だけの2科目利用と、センター1科目+論述・実技試験の1科目利用の2つがあるのでどう変わるかさっぱり読めません)
■ベネッセ・駿台10月記述模試 B判定値(ベネッセコーポレーションより)
○プロダクト:一般54/センター59
○建築環境:一般49/センター52
○情報デ:一般59/センター61
○メディア:一般52/センター56
○美術史文化財:一般60/センター60
○歴史遺産:一般59/センター57
○美術:一般58/センター57
われわれ仕事として入試をやっている人間でも、
頭の上に「?」がいっぱいつくような感じなのです。
[美文のようなB判定で「60」という数字は、
東北の私大では岩手医大くらいしかないのよね(汗)]
うちの大学は1つの学科に何百人も受けるような大学ではないので、
受験生の数や受験生の学力レベルによって、ボーダーが大きく左右されるんです。
それでも高い。
その理由として考えられるのは、学科科目が2科目だったりするからかも。
「模試の偏差値」というのは、業者さんによって出し方が違って、
進研模試と代ゼミでは、大学の必要科目、
つまり芸工だと2科目(模試で高得点だった2科目)で出ます。
でも河合塾(全統)の場合は5教科で出すので、
どちらかといえば全統の数値は低く出ます。
なので、ベネッセ・駿台10月模試でB判定「60」の東北地区の大学を見たら・・・
東北大学医学部後期日程!!
試験科目数が全然違うから(東北大医は5教科7科目)、
同じ難易ランクでも全然別モノなんですよ。
芸工の難易ランクが上がったのは5~6年前からです。
開学のときから2科目での受験で、特に変わったことはないんですがねぇ・・・
難易ランクは低いよりもそりゃ高い方がいいに決まってます、大学の印象として。
大学業界ではよくある話なのですが、
(って書いていいのかなぁ・・・)
難易ランクを上げようとするなら一般入試の枠を狭めればいいんです。
要するに推薦入試までで合格者を大量に出しておけば、
一般入試の合格者は自然と少なくならざるをえない→合格者は厳選される→難易ランク高くなる
というシステム。
昨年から導入したセンター利用入試、
美文の合格者最低点は200点中176.5点(得点率88%!)。
一方、建築環境の合格者最低点は200点中126点(63%)。
志願動向によって大きく左右されるんですよ、ボーダーは。
だから、美文が去年どおり高いままになるとは言い切れないし、
建築環境ももっと上がるかもしれないし。
それは受験生の方の学力レベルによってしまうんですよね・・・
ただひとつだけいえるのは、
うちのような定員がさほど多くない学科・コースの試験では、
業者模試の数値はあんまり当てになんないな~ということだけ。
これはほんと心からの感想ですねぇ。
一般入試で実技系が必須になるところ(美術科・情報デザイン)あたりは、
傾斜配点で実技の点数の割合が高くなるわけですが、
例年だと実技で取れていれば学科がそれなりに点数を取れれば
合格圏内に入る感じです。
(「それなり」というのがどれくらいなのかはご想像にお任せ)
だから高校の先生には
「こちらの子の方が高校では成績がいいのに、
なんで芸工大は成績がそんなによくない子の方が受かるんですか?」
と入試課スタッフが言われたりしちゃうんですよ(笑)
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おっ。タブーに触れましたね(笑)
>難易ランクを上げようとするなら一般入試の枠を狭めればいいんです。
>要するに推薦入試までで合格者を大量に出しておけば、
>一般入試の合格者は自然と少なくならざるをえない→合格者は厳選される→難易ランク高くなる
>というシステム。
推薦入試を否定するつもりはないのですが、おもいっきりそうやってる大学さんを見てると「うらやましいなあ」とちょっとだけ思う反面、「それでいいのかなあ・・」と考えちゃいます。
詳しくは今度書きますw
2006/11/25 06:13:広報の手羽:URL
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やっぱりタブーですかね
>詳しくは今度書きますw
期待してます(笑)。
もっと書こうと思えばいろいろ書けちゃいますよね。
あんなことやこんなこと・・・
2006/11/25 06:46:かんりにん。
「クリスマスケーキいりませんか?
1個買うと、もれなくもう1個ついてきますよ!」
えっ?
「1個買うと、もれなくもう1個ついてきますよ!」
なに、そのスターにしきのが司会をやってて、スタジオのおばちゃんたちが
「あらぁぁぁ」 「すごぉぉぉい」
とかまるで台本に書いてあるかのように反応するテレビショッピングのような展開。
またはトーカ堂の北社長が
「じゅうきゅうまんはっせんえ~んっっっっ」(デクレッシェンド)
って言っちゃうテレビショッピングのような展開。
なんかね、某コンビニでバイトしてるらしい学生にいわれたんですよ、
「クリスマスケーキいりませんか?
1個買うと、もれなくもう1個ついてきますよ!」
って。
いらないから、2個も。
いやぁ、売らなきゃいけないらしくてさ、大変らしいよ。
さて、今日は祝日でしたが、
情報計画コースの平林先生と学生さんとで行ってきました。
Jリーグモンテディオ山形の試合。
「スポーツと地域デザイン」という取り組みの一環。
J1への昇格争い真っ只中というわけで柏サポがいっぱい。
今日は勝ち!
美術棟から道路を挟んで・・
学生が囲む中、煙がもうもうと・・・
(真ん中の後ろ姿は学芸員課程の後々田先生と洋画の松田先生だけどね)
これは北野先生の実験考古学研究法の授業です。
北野先生といえば・・・歴史遺産学科ブログ
弥生式と
縄文式。
途中温度を測ったりしてます。
朝まで降った雨の影響で条件はかなり悪かったそうです。
●お知らせ
▽金属工芸ワークショップ『銀のペンダントを作ろう!』
本学美術科工芸コース卒業生の川勝節子さん(H12年度卒業)と
本学工芸コースの在学生6人が講師を務めます。
こちらは昨日の画像。
建築・環境デザイン学科の2年生のジュリー。
ジュリー?
ま、わかりやすく言えば「講評会」というわけですが。
(建築・環境デザインといえば「ヤマガタ蔵プロジェクト」。
蔵プロについては後日の特集をお楽しみに。いつにしよ~かな~)
今回は「木造住宅の設計」。
いま真ん中で図面を見ているのは元倉先生。
座っているのは相羽先生。
模型を前のテーブルに、図面を壁に貼って進めます。
まだ2年生だから・・・というよりは、
もう2年生なんだから、と思うことの方が多いんだけど、
「人前で発表する」「プレゼンテーションをする」ということに対しての
意識が低いように感じるんだよね。
以前ブログに書いた生産デザイン学科2年生の授業では直接2年生の学生さんに話をしたんだけど、
「誰に話をしているのか」というのがすっかり抜けていて、
「先生に説明する」ということしか考えてない人が多い。
目の前にはたくさんの学生がいるのに、先生にしか意識がないのが残念。
(知っている人しかいないという緊張感のなさもあるのかもしれないが)
あとは話し方。
どういう話を展開をすればうまく伝えられるのか、ってちゃんと考えてんの?
という人が多い気がするんだなぁ。
後ろまでなんて全然聞こえない人とかね。
文系や理系の大学に比べて、「多くの人の前で話をする」という機会は、
美術系デザイン系の大学の方が実は多いのよ。
そうであるならば、その機会をうまく使って自分の考えをより理解してもらえるような話し方、プレゼンの仕方というものを意識して欲しいと思うし、自ら勉強して欲しいと思うんだがどうよ。
少なくともあと1年で就職活動を迎える2年生には考えて欲しいと思うなぁ。
以上、芸工生へのお小言。
土曜日といえば恒例の
バリボー。
おうべいk(以下略)
最近バレーネタばっかりですね。
こんにちは、入試課ブログです。
また前回の工芸にあわせて、
今回はメディア・コンテンツデザイン学科から、
バレー経験者2名(うち1名は助手)を交えた戦い。
もぉバレーボールって 萌えまくり 燃えまくり。
アツいアツい。
「はいはい、声出てないよ~」
「はい、まずブロックね、レフト来るよ、レフト」
「ここ一本とろう、ここ一本!」
ここは柳本ジャパンかなにかですか?
でも楽しい。
完全にノリが体育会だもん。
相手スパイクをこちらがブロックで止めた瞬間、
うちのチームは狂喜乱舞で↓な感じ。
あ、違う違う。
携帯画像でぶれまくりなわけだが。
さて、先週金曜日に彫刻コース2年生の講評会がありました。
課題は「丸太から靴を彫りだす」というもの。
実は先々週、彫刻棟に行ったときに制作風景を撮ってました。
「今年はけが人が少ないほうだった」らしいです・・・
こちらが本館1階ラウンジでの講評会の様子。
過去数年分の新入生アンケート「受験生へのアドバイス」から抜粋しました。
●自己推薦を受験してみて緊張や、その場での雰囲気、他の受験者との接触で、私の中で何かが変わり始めていました。そして、自己推薦の合格者作品を見て、同じ問題でもたくさんの物語がありました。単純にこの考え方はすごい!と思わせられるものばかりでした。一般受験までの間は2ヶ月程度あり、やる気を持続させていくには、少し長いかもしれませんが、この2ヶ月は大事です!この間にも色々悩み、他の大学への受験や、専門学校へも考えたりして、無気力な時もあると思います。しかし、それはちょっとしたきっかけで、自分のやりたいこと、今、やるべきこと、やらなければならないことがぱっと見えてくる瞬間があるのです。そこで、本気になってやっていけば合格へつながる1歩をふみ出せると思います。ただ、やりたいことへの道は1つではないので、他の道からつながることもあると思います。また、受験、特に実技は自分で点数をつけられるものではないので、ただ納得いく作品をかいて下さい。これなら自信がある!と、描けてよかったと思えるように。受験者にとって、良い結果になるように、祈ってます。(映像)
●自己推薦から一般入試までの間、自分のかきたいものを学ぶ猶予期間があって、自分らしさを見つけられて本当によかったなぁとつくづく思うし、来年の受験生の方々に「推薦でおちてもクヨクヨするな!!」と言うことができます。あとは友達の大切さを学べましたね。私の学校は国公立大学を受ける人が少ないためか、あまり1〜2月まで受験で残ってますという人が少ないところでした。だけど決して受験生がいないわけでもなく、一緒に勉強したりしました。友達がいたから励ましあえたし、友達がいなかったら私は芸工落ちていたと思います。どんな時も、どこにでも少なからず仲間はいて、それをみつける喜び、一緒にいられるたのしさは一般だからこそ味わえました。新しい受験生のみなさんもきっといい仲間がいつもどこかに、そばにいてくれると思います。そういう人をみつけられると安心してリラックスできますよ。本当に一般はいい受験。AOや推薦でおちても最後まであきらめないでがんばって下さいね。(映像)
●私は自己推薦入試を受けて、落ちました。美術の先生からは「落ちるつもりで行け」と言われてて気楽に受けたから落ちたのでしょう。友人は全員受かっていてかなり焦っていましたが、家族・先生・友人の支えのおかげで立ち直り、前期合格できました。私は高校時代は運動部で、いきなり美術系にうつる不安もありましたが、そんなのは自分の気合いと根性、そしてまわりの支えのおかげで頑張れました。グラフィックを受験しましたが、実際に描いてみて色々な人から意見をもらえるのは大事なので友人に見せて感想を聞かせてもらいました。最初は恥ずかしいけど、その意見が自信と勇気を与えてくれます。学科は1科目だけなのでとことんやるのみです。きちんと得意科目を選びましょう。私は失敗して地獄でした。自分の考えをしっかりもっていれば大丈夫だと思います。元気に頑張って下さい。(グラフィックデザイン)
●私は自己推薦が不合格となり、やる気をなくしたが、あきらめず一般入試へ挑んだ結果、合格することができた。一度不合格になればかなりのダメージを受けるが、“もういいや”とそのまま落ちていかずに辛いだろうが、はい上がろう。(コンテンツ・プロデュース)
●私は、洋画コースでAO、自己推薦、一般(前期)と芸工大の入試を受けました。倍率が高いこともあり、残念ながら毎回不合格でした。落ちる度になんども泣きました。「もう受験なんかしたくない。」と思ったことも何度もありました。それでも私は「大学にやっぱり入りたい。」という気持ちがあって、最後まであきらめずに受験勉強に取り組むことができました。しかし、そればかりではなく、試験後に大学での受験作品の講評会や入試課のアドバイザーの方々からアドバイスがとても参考になりました。また、別の分野に目を向けることも知りました。受験する学科は、AO、自己推薦は1つしか出願できませんが、一般では併願ができるようになり、より多くの可能性も広げられるようになりました。受験にあたって大事なことは、・目的意識を高く持つこと。目的があるとより頑張れる。・1人で考え込まない(かかえこまないこと)いろんな人に相談しよう。そこから見えてくることもある。・自分を信じてあげること。信じることが一番大事。
●私は洋画コースをAO・推薦・一般前期と受験し、前期で合格しました。この3つの試験を通して大事だと思ったことは、「経験」「度胸」「客観視」です。私はAO、推薦と落ちたことで自分に足りない点や、試験中にしてしまったミスを知ることができました。そして試験会場や緊張に慣れておくことである程度の度胸もついたと思います。あとは、ウィンターセミナーに参加したことが大きく影響したと思いました。自己推薦の作品の講評や一般入試へのアドバイスを聴き、参加者が持参した作品を見ることでモチベーションも上がりました。モチベーションは試験中も大きく関わってきます。何か上手くいかない、と思ったときはおとなしくトイレ休憩をとって、作品を客観視できる様にしました。緊張して動揺しがちな試験中だからこそ冷静になることは大事だと思います。
●学科試験の対策は、芸工大から過去問を送っていただき、それをもとに出題パターンやメインとなるテーマを確認し、試験(過去の)内容に合わせて、問題集で学習した。試験を終えて感じたことは芸工大の学科は非常に基本的な問題、基礎問題が多かったので、学科で点を落とすことは致命的だと感じた。学科以上に実技に力を入れることが大切だと思う。専門的な知識、自分の進路に対する明確な考えを持つことが大切だと思う。(歴史遺産)
●私は運良く、自己推薦で受かりましたが、一緒に受けてだめだった友人は、まだチャンスがあることをとても有難いと言っていました。一度だめでもこのチャンスを利用して頑張って欲しいです。(日本画)
●自己推薦入試を受けましたが、面接の下手さと実技の実力不足から落ちてしまいました。今思えば受からなくてもいいというどうでもよさと、倍率を見ておじけづいていたんだと思いま
美術科洋画コースが本学姉妹校の京都造形芸術大学との交流展として行っている
デッサン・ドローイングコンクール展。
今日は京都の先生と学生さんをお招きして、
ギャラリートークを開催しました。
今回の副題は、
「デッサン」は対象物を正確に描くことだけが「デッサン」なのだろうか?
「ドローイング」は自由に描くことだけが「ドローイング」なのだろうか?
普段、何気なく使っているこの言葉について、
それぞれの意味を改めて考えることで、
「描くこと」「作ること」の本来の問題を浮き彫りにするのが目的です。
左側の二人が本学の石井先生と若月先生。
また、他学科・コースの学生にも公開されました。
あわせて今日の記事↓
有田焼ニューデザイン募集2006:最優秀賞[毎日新聞]
昨年掲載した記事を再掲します。
本学1年生に協力していただいた「受験生へのアドバイス」から紹介します。
これから受験される方へ。
今日まで積み重ねて来られた事、
初心、
意気込みなど
心の中で御自分で確認すれば
それが自信だと思います。
応援しています。
先日「大学でも体育の授業ってあるんですか?」と質問される話を書きましたが、
んじゃあということで、
先週金曜日のスポーツ(バレーボール)の授業に潜入。
この「スポーツ」の授業っていうのは「選択科目」なので、
とりたい学生がとる科目。
一方、
必修科目(学生全員がとらなければいけない科目)の「体育」というのはこちら。
うちの大学は「運動することが苦手だと思っている学生が多いなぁ」と
常々感じています。
「体育はもうダメ—–」という感じ。
おそらく中学校や高校でも「自分は運動ができない人」と思ってきたのかなぁと。
そのあたりを体育担当の柳川先生に伺ってみました。
「必修科目の『体育運動学』は、講義と実習両方やります。
『基本的な体の動かし方』ということもやります。
実習でバドミントンをやると、肩から上に腕が上がらない学生もいるんです。
でも、正しい動かし方を教えて実践してみればできるようになるんですよ。
だから方法を知らなかっただけなんですよね」
そうそう。
中高での体育の授業はほとんどが実技に費やされて、
その種目における簡単な基礎練習をして楽しく試合、というのが多いですが、
大学の体育ではそれよりも前のことに取り組むんですねぇ。
というわけで、大学の体育のご紹介でした。
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