新年を迎えて、後期の授業再開2週目。
4年生は卒業制作・研究の締めきりへ向けて、
睡眠時間を削りながらの日々、といったところでしょうか。
でも、1つのことに熱中してかく、つくる、研究している芸工大生の姿を見て、
うらやましいな~自分もあの若かりし頃に戻りたいな・・・
と思う今日この頃です。
生産デザイン学科(新 プロダクトデザイン学科)の4年生演習室には、
とこんな表示が。
字にもだいぶ疲労感がにじんでいるような(汗)
最後の追い込み中。
「そんなごちゃごちゃしたとこじゃなくて、
もっとキレイなとこを撮ってくださいよぅ」
と男の子の学生に言われたものの、
芸工大の日常のありのままの姿をお伝えするのがこのブログですのであしからず。
同じく生産デザイン学科の2年生。
この授業のスペースデザイン演習で、「マンションのワンルームをデザインする」というテーマでのプレゼンテーションをやっていました。
2年生ともなると、パソコンでパワーポイントを使ってデザインコンセプトなどを説明するようになってきます。
※ほとんどが大学に入ってから身につけたんです。
「パソコンできないから」というのは入学まではみ~んな一緒です。
与えられた時間の中でいかに効果的に説明できるか、そういった訓練でもあります。
自分のデザインコンセプトに基づいて、モデルもつくります。
このモデルも学生が1人でつくったもの。ソファーもある!
そしてまた、「ポートフォリオ」というものにもまとめます。
ポートフォリオとは、自分の作品やコンセプトなどを1冊のファイルにまとめたものです。
「見て見て、あたしすごくない?」
とこの間成人式を迎えたばかりの2年生に言われたので、みなさんに紹介する意味でも撮ってきました。
「LOUNGE」というテーマ。
「こういうフォントを探したんだけどね、なかったから自分でつくっちゃった」
というのが左上と右下に毛筆のように見える文字とマーク(?)です。
こういったビジュアル的な作業もプロダクトデザイン学科では行います。
コンセプトが一目でわかるようなビジュアル。
彼女のコンセプトは「週末はラウンジ」になる部屋です。
これが、彼女がイメージするマンションのワンルームです。
これもCGを使って制作しています。
部屋に置くインテリアなどは、実際にモデルをつくってそれを撮影し、
ポートフォリオ作成時にその写真を取り込んでいます。
1階と2階の図面もCG(CAD)で作成。
断面図まであります。
さてこうなると
「生産デザイン学科と環境デザイン学科でやることの違いって・・」
と考えるのですが、彼女いわく、
「今回の課題もそうだけど、生産でやるのってね、この部屋の大きさは変えられないの。与えられた条件の部屋のスペースをどうデザインするか、っていう話なの。だから『建築』っていうものと、生産デザインでやることは重なるところはあってもイコールじゃないよね」
なるほどね~
実は彼女が高校3年生のときに、夏に地方で開催された大学説明会に来てくれて、大学のことや単なる雑談まで、ブログ管理人とじっくりゆっくりまったりと、話をした1人です。
そんな彼女が成人式も迎えて、あの頃よりずっとずっと成長していることに、管理人さんはうれしくなりました。
長くてゴメン。
年末年始の休みを挟んで、大学は今日から再開です。
「久しぶり~♪」という声が、大学のあちらこちらで聞こえてきます。
でも昨日が成人式だった、なんて学生も結構いたりするので、ちょっと大変かも。
今日の写真は昼時の学生会館2階カフェスタンドの様子です。
やっぱり女の子が多いね。
カフェスタンドでは、コーヒー、焼き立て じゃパン パンはもちろん、
お菓子やペットボトル飲料などもそろっています。
今月いっぱいまでが後期の授業期間。
2月には卒業/修了展が待っています。
これについてはまた別の記事で。
疲れました。
もうね、なんていうの、このドキドキ感。
そりゃ教職員チームが5試合もしたらさ、もう跳べないし、打てないよ。
それよりもなによりも、真剣勝負なのよね。
学生もみんなギラギラしてるからさ、
手に汗握るっていうの。
デュースの連続なんてもうドキドキですよ。
25点マッチなのに、気付いたら31対31とかね。
参加した学生のみなさんお疲れ様でした。
管理人は格好から入って格好で終わりますのでね。
今回も教職員チームの秘密兵器だったんです。
結局
秘密のまま終わりましたけど。
また練習してました、バレーボール。
今回はネットを張ってやってみたんだけど、
キツイわ~。
大会よりも打ち上げの鍋パーティーの方で頭いっぱい。
ちなみに、山形はバレーボールVリーグ女子のパイオニアレッドウイングスのホームタウンです。
パイオニアレッドウイングス[東北パイオニア]
バレー日本代表も数多く在籍しています(佐々木みき選手や栗原恵選手など)。
今週末も山形でホームゲームがありますよ。
さてさて、
ウインターセミナーに御参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
参加者がちょっと少なかったのが残念。
そりゃ電話もメールも殺到しないわな。
雪っていう天気予報でもあったしね。
めちゃくちゃいい天気だったけど。
当日お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
大学生活で欠かせないもの、
それはなんてったって
恋
ですよ。
「エ~ル、オ~、ヴィ~、イ~、LOVE」
ですよ。
甘い恋
つらい恋
せつない恋
恋をしてるとそのうちだんだん壊れてきて
マイヤヒ~マイヤフ~マイヤホ~マイヤハッハ!♪
なんて叫びたくもなるものさ。
叫びたい時は悠創の丘へどーぞ。
と、ここで恋の話、略してコイバナをはじめてしまうとキリがない。
他のやつで大学生活に欠かせないもの。
それは学生食堂、ガクショクです。
食事はもちろん、友達とだべったり、試験前はレポートを書いたりと、
大学を卒業してみると学食での思い出ってすごく多かったりします。
学食についての記事は、このブログをはじめた当時に一度書いてます↓
新年度スタート[4/5]
ていうか、
写真めちゃくちゃだな・・・
さて、
今日のお昼の学生食堂の様子。食券を買うことになります。
昨日の記事に書いた納豆汁ももちろんあります。
食券を麺類やランチ、丼ものなどに分けられたカウンターに出すシステム。
お昼の時間帯は学生でいっぱいです。2階にはカフェスタンドもあって、山形市内を一望できる席もアリ。これはまた後日・・・
26日にバレーボール大会があります、大学で。
同じ学科・コースやサークルや友達グループなどでチームを組んで行う、学生のためのバレーボール大会。(もちろん自由参加)
史上はじめて(?)老体にムチ打って 教職員チームが参加します。
昨日ブログ管理人も練習したんです。初練習。
もうね、トスやらレシーブやらを5分もするとね、
息は絶え絶え、気持ちは動けど足は動かず。
レシーブはセッターに返るどころか無人の荒野へと飛んでいき、
目はうつろ。
ノックアウト寸前の曙みたいなもんです。
本番大丈夫かいな・・・
※このブログをご覧の芸工大教職員のみなさん(←案外見られてることは知ってる)、ただいま柳川杯参加者を絶賛募集中です。あなたも3日後の筋肉痛に悩まされてみませんか?お気軽にお声がけください☆
さて、大学では土曜日も授業があります→後期・土曜日
開講科目数は多くないので、大学に来る学生も少ないけどね。
朝になってみたら、雪が積もっていました。5cmくらい。
「冬の空」って感じがしますね~。
本館では教職課程(先生の免許をとるための授業)「洋画演習」の授業が行われていました。この授業は美術科の日本画・彫刻・工芸コース学生のうちで、教員免許取得を希望する学生がとっています。
先週までで「静物油彩」が終わって、今日からは「自画像」とのこと。
担当の木原先生からは、「なんだ~先週来てくればいい作品いっぱいあったのに。『自画像』は今日からだから、キャンバスまだ真っ白だよ(笑)」
これは授業ではありませんが、同じ本館ではチュートリアル「ともがき」の学生が、こどもたちと一緒に「クリスマスツリーを作ろう!」というワークショップをしていました。
ってなわけで、美術科日本画コースの番場先生の研究室に用事があっておじゃましました。
「研究室」というのは、大学における先生方の個室のこと。
美術科の先生方の場合には、「研究室」がアトリエになるわけです。
大学の先生であるとともに、1人の作家さんでもあるわけです、本学の教員は。
スケッチをもとに、F6号で作品を制作されていました。
出羽三山の一つ、月山です。
「こんなことばっかりしてるんですよ」
なんて言いながら出していただいたのはコチラ。
何枚もの画用紙をつなげて描かれた蔵王です。
山形に住んでいて日常的に風景を見ている私達には感涙もののスケッチでした。
技術的な指導だけではなく、1人の作家としての仕事を間近で見ることができる、
これが大学で勉強することの大きな意味でもあると思うのです。
で、今日は学内の様子を少しばかり。
情報デザイン棟1階のグラフィックデザインコース。
ロッカーだけじゃ味気ない!楽しくしよう!
というわけではじまった「ロッコン」の作品は常時展示(?)されています。
こちらはグラフィックデザインコース3年生の演習室。
これは13時ころの様子なんだけど、
「あのね、夜中の3時の方がいまより人多かったから!!」
だって。
「名刺をデザインする」課題の提出期限だったとのこと。
また、自主制作で広告コンペなどに積極的に応募する学生もいて、
それぞれの机の上には様々なデザインが並んでいました。
ここからは洋画コースのアトリエを紹介。
月曜日は専門演習がないのであまり制作している様子は写っていませんが・・
ここは4年アトリエ。みんな卒業制作に取りかかっています。
3年アトリエ。3年生の後期は自分のオリジナル作品を描いていきます。
2年アトリエは、先週が課題の締切り&講評会だったこともあって、スッキリしてますね。でも、自主制作をしている学生もいました。
1年アトリエでは静物油彩にチャレンジ中。1年生は、みんな描くことが楽しくて仕方ない時期なんですね。熱心に制作している姿が印象的。
洋画コースには版画専攻もあります。
ここは銅版画演習室。ここでも学生が制作中です。
木版画演習室には版画専攻学生のパーソナルスペースがあります。
ほんとさらっとお伝えします。
大学は前期と後期に分かれていて、その中で自分が取りたい授業科目を選択して時間割を組みます(もちろん所属学科・学系・コースによって、「必ず取らなければいけない科目」というものも存在しますが)。
で、例えば後期・木曜日・2時限目にはこれだけの授業が準備されていて、その中から選択するわけです。
この木曜・2時限目から少し授業風景を。
これは大学で一番大きい教室「201講義室」で行われていた
の様子。
タイトルだけ見ると難しそうですが、中身は現在社会で活躍されている方々から様々な業界についての話を聞くことができる、というオトク授業です。この授業を主催しているのは、メディア・コンテンツデザイン学科未来デザイン学系情報計画コースの大宅先生。
社会人として生きて行くとなれば、専門分野の知識に特化しているだけでは通用しません。特にデザインを仕事にする場合、様々な業種を相手に仕事をして行かなければならないし、そして何より「売れるものを生み出す」ことがデザインにとっての必須条件の一つ。
そういった意味からも、この授業はかなり面白い取り組みです。
今日は「今、日本の流通業に何が起こっているのか」というテーマで、以前セゾングループ(パルコ、西武、西友など)でマーケティングを担当していた方による講義です。
続いて・・
共通演習「剥製素描」
さて、「共通演習」って??
という思うツボな御質問にお答えします。
本学ではそれぞれの学科・コース内容に準じた「専門演習」とともに、
所属学科・コースの枠を超えた「共通演習」を用意しています。
これは「剥製素描」で日本画の番場先生(写真、若っ!)が担当していますが、授業を受けている学生達の所属を見ると・・
洋画、工芸、美術史・文化財、歴史遺産、グラフィック、未来、映像、生産などなど・・・
いろいろな学科・コースの学生が受けています。
つまり、学科・コースに関係なく、「素描の力をつけたい!」という学生が集まってくる演習なんです。
みんな
映画「NANA」で出てきたタ●ビ学生の役みたいに
カルトンを小わきに抱えて階段を駆け上がりつつ教室に入ってきます。
最後に・・
こちらは美術の先生の免許をとるために受けなければならない(もちろん希望者が、ね)で「教職演習(工芸)」の様子。
今日は和太先生(N●Kに出まくりです、和太先生)の指導のもと、赤土を練る作業をわいわいとやっていました。
結局「さらっと」いかなかった・・・
先日F1の日本グランプリが行われたばかりですが、
「そこまで言うならお前は見たんだろうな?」って聞かないで。
その時間は、パ・リーグのプレーオフ見てました・・・
現在本館1階のエントランスホールに写真のようなフォーミュラカーが展示されています。
さて、なんで芸工大にフォーミュラカーが展示されているのか。
それはね、この車体のデザインをしたのが芸工大生だからです。
その奮闘記はコチラ。
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