先日お昼を食べに大学裏手の西蔵王にあるそば屋さんへ。
こんにちは、入試課ブログです。
そばの収穫って夏なのでそばがおいしいのは夏なんです(新そばってやつ)。
んじゃ春の時期っていうのはそばを食べるにはちょっと・・・という時期なのかというとそうでもございませんで。
↑写真は「寒そば」。「かんそば」って言います。
別名「寒ざらしそば」。
これは4月から5月にかけてのいまの時期だからおいしくいただけるもので、普通のそばより1人前で400円も高かった~。
おいしかったけど。
というわけで美大ブログサミットはやっぱり山形のそばとうちのお(略
で、一部に熱狂的支持者のいる山形ネタの続き。
大学本館から工芸やプロダクト、彫刻が使う新実習棟に向かう途中。
なにやら学生が集まってまして。
この道20年以上という石山さんからごあいさつが。
「わだしぃもやまがだのたがしぇっていうどごでべにばなばつぐてにんじゅうねんほどなるんだげんともたがしぇのべんにばなまづりっていうのばしってだひといだがっす。しぢがづのだいにしゅうめにするんだげんとよ」
学生「( ゚д゚)ポカーン 」みたいな(笑)
ネイティブ山形弁は、山形市周辺の人じゃないときっとヒアリングできないよね。
ジブリ映画で有名な「おもひでぽろぽろ」。
その舞台は山形市の高瀬地区というところで、紅花が数多く栽培されています。
紅花とは↓
紅花について[山形県]
紅花は染物によく使われるんです。
「山形の大学なんだから、紅花を育ててそれで染織しよう!」
というわけで、染織にも取り組む美術科のテキスタイルコースが今年紅花を栽培することになりました。
なので、種の直まきをやってみることに。
石山さんが慣れた手つきでタネをまく手順を教えてくださいました。
ヒラグワを使ってタネを植える溝を作っているとこ↑
↑写真の奥に三角屋根の本館が見えます。
で、工芸コースの学生がみんな参加しながら、種まき開始。
ちょっとあぶなっかしいところもあるんですけど。。。
そりゃよっぽどじゃないとヒラクワなんて使ってことないだろうしねぇ。
↑が紅花のタネ。
おっかなびっくりしながら、
みんなで種まきをしました(写真奥のピンクに写っているのはいまが見ごろの桜)。
できれば年間通して紅花の様子はお伝えしていこうかと。
ちなみに、道路を挟んで向かいでは・・・
こども芸術大学の森先生でした(汗)
こども芸術大学用の畑を耕してくださっているとこです。
ちなみに日本画コースでも畑仕事したりするんですよ。
ここで育てた植物なんかで、細密写生するんです。
タネから育てるからね、見え方が全然違うわけですよ。