入試課ブログ

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2010-01-20

大胆予想 その4[プロダクト、建築・環境、映像]

この時期高校やネットで繰り返されること。

こんにちは、入試課ブログです。

「センター○点なんですけど、芸工大受かりますか?」

それは、入試課に聞かれても、ぜ~ったいにわかんない。
なので、高校の先生方は過去の経験や予備校のリサーチデータを駆使して指導されるわけですが。

ってなわけで、各予備校さんなどのセンター利用入試判定基準が出てきました。
入試課なりの視点で、毎年恒例の大胆予想記事を数日に分けて書きます。
「その4」になっているのは、4年目だから。

あ、でも2科目利用についてだけ書きます。
1科目利用は、先日も書いた通り実技や小論文の配点が大きいので、
一概にセンターが○点だったからどう、と言えないからです。

で、毎年同じことですけれども、予備校によってバッラバラです。

以下の点に注意していただいてご覧ください。
・各予備校さんが出した判定基準に基づいて書いています。
・結局はどれくらいの点を持っている受験生が出願するかによって、その基準は変わってきます。
・例年の傾向と入試課的感覚をあわせて記事にしていますが、「これが絶対!」というわけではありません。
・だって、こういう風に毎年書いているのに、
 合格発表日になって
 「うちの娘がB判定なのになんで不合格なんだ!!」
 っていう保護者からの抗議の電話とかかかってくるんだもん(過去の実話)。

あとは、各予備校さんによって微妙に違うんだけど、

A判定:合格確率が80%
B判定:合格確率が50~60%
C判定:合格確率が20%

っていう感じ。

●プロダクトデザイン学科
見よ!このバラバラ度合いを!!
だからセンター試験後の判定基準なんて全然あてになら(略)
昨年の合格と不合格のボーダーが、得点率64%くらい。
今年は、130~150点くらいの間にごそ~っといる感じ。
昨年どおりなら、この得点圏の方達は合格ってことになる。
でも130点なら予備校1さんの判定では、D判定しか出ない。
予備校3さんならA判定なのに。
う~ん、昨年並みと考えていただくのが妥当なところ。
あくまでも、予想ですので。

●建築・環境デザイン学科
どの予備校さんともに、B判定値がちょっと高い。
今年はここまで高くならないと踏んでます。
この学科は、例年得点率が75%以上のグループと
60~65%くらいのグループに結構きれいに分かれるんですが、
今年は各予備校さんのデータを見る限り65~70%くらいのところに山ができてます。
予備校3さんのC判定くらいの得点でも合格には届くんじゃないかなぁ。
なので、第一希望の方はもちろんのこと、
第二希望とかを書く場合は、この建築・環境デザイン学科を記入しておくと合格のチャンスは広がる気がします。

●映像学科
3つの予備校さんともに、まぁまぁ数字が近いといえば近い。
昨年の合格と不合格のボーダーが、得点率70%くらい。
今年の予備校さんのデータを見ると、
130点前後、つまり得点率65~70%くらいのところにヤマがあります。
昨年よりも全体的には得点率がちょっと低い方が多い感じ。

続きは、明日以降ってことで。

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