4月24日(日)快晴。美術史・文化財・歴史遺産などに興味を持っている高校生とその保護者を対象とした屋外での講座が開かれました。
最初は市内下宝沢にある「蔵王権現像」。バス車中で美術史・文化財保存修復学科の長坂一郎助教授より、蔵王権現像の由来などを詳しく説明をうけました。室町時代に寄せ木つくりでつくられたこの像は3mもあり、みんな見上げるようにのぞき込んでいました。これらは蔵の改築の際、本学教員及び学生が像を解体・移動させるお手伝いし、そのときの様子などを文化財保存修復センターの田川研究員が紹介しました。※今回は特別に拝観させてもらいました。
続いては鳥居ヶ丘の「石鳥居」。こちらは国指定重要文化財です。美術史・文化財保存修復学科の張助手より、鳥居のかたちや文化財に指定されるまでの経緯、歴史的背景などが詳しく説明されました。
県外からの参加者も多かった今回の講座ですが、きっと博物館や美術館にあるような遺物以外にも、自分の身近なところに様々なかたちで文化財が遺っているということを理解してもらえたのではないでしょうか。
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