明日31日日曜日は、大学でデザセン(全国高等学校デザイン選手権大会)決勝大会が開催されます。
デザセン(全国高等学校デザイン選手権大会)は、全国の高校生を対象に、
人や社会を幸せにするためのデザインを毎年募集しています。
デザインって、具体的にどんなことをすればいいの?
そんな声が聞こえてきそうです。何となく難しいことなんじゃないかと
考えているかもしれませんが、実は私たちは普段の生活のなかで、
デザインに必要なプロセスを無意識のうちに行っているのです。
例えば、友だちの誕生日プレゼントを選ぶとき。
「お菓子作りが得意だから、自分でお菓子を作って持っていこう」
「最近話題の○○にしてみよう」など、いろいろあると思いますが、
どんなものを選ぶにしても「友だちが喜んでくれるかどうか」を一番に考えていますよね。
私たちは、プレゼントを渡す友だちが「どんな人」で
「どんなものが好き」かなど、友だち本人のことをまず考えます。
その上で、こういうものなら気に入ってもらえそうだな、○○さんっぽいな、
などと考えながら、少しずつ範囲を絞っていきます。
さらに「他の人は何をプレゼントするのだろう」などと周りの影響も考慮します。
無意識に選んでいるようで、実はいろいろなことを考えて、それらのデータをもとにして、
友だちに合ったプレゼントを選ぼうとしているのです。
こんな風に、いろいろ考えたり、段取りしたりすることが、デザインです。
人が何を求めていて、どうすれば喜んでもらえるかを考える。
そして、自分自身もワクワクする。
デザインは、すごくポジティブで、楽しいことなのです。
この「考えるプロセス」をきちんと身に付けられれば、
社会のあらゆる場面で役立つ、大きな力になります。
たくさんの高校生にデザインを知ってもらいたくて考えた、
「デザセン」というプレゼント。
みなさんからの「アイデア」のお返し、待っています。
今年も、北海道から九州まで、全国の10校が決勝大会の舞台に。
長い間準備してきた学生スタッフも、出場する生徒さんのサポートをはじめ
この大会運営の大切な役割を担っています。
で、今年も審査委員長は企画構想学科の小山薫堂先生。
他にも、建築・環境デザイン学科の竹内先生やマエキタ先生、グラフィックデザイン学科の中山先生、
世界一受けたい授業でもおなじみの赤池学先生、
そして今年は、新たにお二人の方を審査員にお迎え。
お一人目は、企画構想学科の授業でもお世話になっている楽天大学の仲山進也先生、
そしてお二人目は、
デザインをされている方ならもうおなじみアートディレクターの森本千絵先生です。
(手羽さん、竹林さん、ムサビさんのページ借ります笑)
開始は12:30~。
本館3階の201講義室が会場です。
時間がある方、学生さんは特に!足を運んでください。
そして遠いからいけねーよ、という方、USTREAMによるライブ配信があります!
高校生のみなさんは、同じ高校生がどんなことを考えているのか、
学生さんは若かったあの頃を思い出して、というのは冗談だけど、
高校生が提案する「デザイン」をぜひ見てください。
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