入試課ブログ

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2011-01-01

2010検索ワードランキング 2位~1位

あっけましておんめでとーございますぅ。

入試課ブログです。

この検索ワードランキングもホントなら昨日までの年内でおさめなきゃいけないのに
すっかり年を越してしまって。

これじゃ中村雅俊に腹パンチされる

今年もこんな感じで。

第2位 「東北芸術工科大学 偏差値」

→いやぁ~多い多い。
 いまの時期は特に多い。
 昨年も2位だったので、そのときに書いた記事からコピペすると。

・っていうかですね、「大学の偏差値」って、ご存知の通りあんまり意味がない。
・だって大学の募集はそのほとんどが「学科ごと」のものだからね。
・この「偏差値」の出し方って、模擬試験を主催している業者さんや予備校さんによって違うもの。
・んなもんだから、うちの同じ学科でも、
 とある予備校さんでは偏差値56もあるのに、違う予備校さんでは48くらいだったりする。

・昔は、「AO入試や推薦入試で合格者をたくさん出して、
 一般入試での募集人員を少なくすることで偏差値をつり上がる」
 っていうことを意識的に起こしていた大学もあるんだけど、
 いまはね、「一般入試を受験する」受験生の実数が
 3~4年前に比べて日本全国で相当減っているので、
 もうそんなことしても偏差値上がらないです。
・これにはAOや推薦入試の存在はもちろんのこと、
 「センター利用入試」っていう制度も大きく影響しています。
・なぜならセンター利用入試だと、まずは受験料が安くて済む。
・センター利用入試を使えば、
 正直どっかこっかの大学に合格できる世の中になっちゃった。
・「一般入試」っていう、わざわざその大学のために過去問やって、
 入試対策やって、なんてことせずに、
 センター試験の結果だけで合否が決まるんだったらそっちの方がかかる時間も少なくて済む。
 (あ、でもうちのセンター1科目利用みたいな形式の場合は別よ)
・そんなこんなで私立大学の一般入試受験をする人って激減している。
・ま、言いたいのは、うちの大学に限らず「偏差値高そうだからやめよう」とかっていうのは、
 この時代にはなんの判断基準にもならんってことです。
・なので、ぜひうちの大学も受験してください(笑)

先日も

「どれくらい偏差値あれば受かりますか?」

って質問いただきまして。

「いい質問ですね~」

とはならなくってですね、
それって業者さんによっての算出基準の違いとかでまぁいろいろあるから、
大学としてはどーにも答えようがないのよね。

あくまでも一つの参考情報でしかないし、
大学ホームページにも書いてますが、

Q2. 受験雑誌の「偏差値」はどのように考えたらいいの?信憑性はあるの?

偏差値で実際の入試で合格不合格が決まる訳じゃない。
うちの大学みたいに、1つの学科ごとの募集単位が少なければ、
どういった人たちが出願してくるかによってボーダーラインも年によって変わってくるし。

→でも書いたけど、これからの入試だと昨年から急激に
センター利用入試へのシフトが大きくなっていて、
一般入試(前期)への出願者数がそんなに多くならなくなってきてます。

なので、一般入試(前期)とセンター利用入試双方に出願する方が、
合格へのチャンスが広がっているというのは間違いない感じです。

さぁ、そして、栄光の第1位は・・・

第1位 「東北芸術工科大学」

→ま、そりゃそうだ。 

というわけで、今年もみなさま、よろしくお願いいたします。

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