入試課ブログ

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2006-09-20

頭が真っ白

受験生にとって一番の心配事というのは「面接」ですよね。

この間も記事にしたし、
いろんな入試説明会やオープンキャンパスなどでもたいてい、

「面接ではどんなことを聞かれますか?」
「面接は何分ですか?」
「個人ですか、集団ですか?」

という質問がよくあるし。

なんかもうみんな恐れちゃってるんだよね、気持ちはわかるんだけど。

上の三つに対しての答えは、

「決まってない」

流れです、流れ。

「面接はこういう風にやりましょう」っていう決まりが
大学統一であるわけでもなく、

当初予定していたものが当日になってガラッと変わることもしばしば。
(自己推薦入試のとき、そのおかげで
 当日バタバタ走り回ったりしたことも何度もあるし)

でさ、
「面接」っていうのはドラマみたいにシナリオが決まっているわけでなく、
要は「会話」なわけです。

就職活動に入ると同じ症状におちいる人がいます。

過去の質問例などをネットや就職本で調べ上げて、
それについての自分の答えを暗記しておくの。

でもね、さっき「面接は会話だ」って書いたじゃないですか。
だから、たとえば

「あなたが弊社を希望した理由を1分以内でお聞かせください」

とかいわれて暗記どおりに答えると、
面接官はその答えの中からさらに突っ込んで聞きたいところ、
っていうのが出てくるわけ。

そうなっちゃうと決められた事項の丸暗記型の人は頭真っ白で答えられない。

これは本学の入試でもよくあるパターン。

いまは高校でみっちり「面接指導」ってされてくるので、
だいたいみんな型どおりの無難なことをいいます。
(でも高校での指導にはちゃんと意味があるよ)

み~んなおんなじ。

だからいかにしてその人がどんなことを考えているのか、

どんな人なのかということがわかるように面接官の先生も考えて質問したり。

(だからといって突拍子もないこと言ったり、
 ウケねらったりというのはもちろん違いますよ)

面接って10人いれば10通りあるし、100人いれば100通りあります。

って、ここまで書いておいて、
書けば書くほどプレッシャーを与えてるような気がしてきた・・・

昨年の自己推薦入試一週間前に書いたブログ、

入試前の心境

というのでも読んでくださいな。

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