入試課ブログ

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2008-02-24

がっつきがない

卒展も終わって、大学もひっそり。

こんにちは、入試課ブログです。

3年生の就職活動は、すでにピークを迎えています。
上の写真は、2/4に本学体育館で開催された、
「学内企業合同就職説明会」の様子をご紹介。
毎年この時期に開催していて、
「東北芸術工科大学の学生を採用したい!」という企業さんが、
大学まで足を運んでくださって個別の相談ブースで、
企業説明や学生の相談に乗ってくださいます。
(昨年の記事→本格的にスタートしました

この写真は山形での様子ですが、
2/8には本学の東京サテライトキャンパスで、
2/21には仙台スクールが入っているアエルでも実施しました。
3会場をあわせると、163の企業・団体のみなさまからご参加いただきました。
ありがとうございます。

仙台・東京会場には、山形からバスも出してます。
で、体育館の中をウロウロしてたら声をかけられまして。

山形の企業の担当として参加していた、なかのひとの大学時代の先輩でした。

そーいえば、人事をやってるって聞いてたなぁと思い出し。

採用活動で、いろんな学校さんで開催される企業説明会にもさんかされているとのことなので、
ぶっちゃけな意見として聞いてみました。

「芸工生って、どうなの?」と。

そしたらですね、

「がっつきが足りない」 そうです。

就職活動でいい意味での「がっつき」が一番あるのは、短大生。

短大生からは「就職しなくては」という必死さが、こういった企業説明会でもものすごく伝わってくる。
でも短大生だと、任せることの出来る仕事も限られてくるので、
積極的に短大生を採用しよう、という感じではない。

専門学校卒業だと、あまり戦力としては・・・

同じ山形市内の山形大学の学生は、
とにかく視野を広くしてまずは情報を得ようとこういった企業説明会を利用している。
いろいろな質問を投げかけてくるので、やりがいがある。
ただ、全体で見れば悪い言葉で言えば、無難な平均的は人が多いかなぁ、と。

んで芸工生は?と聞くと、

「なんかね、なんだろう・・・のんびりしてる?
 はじめから企業とか分野を絞ってきてる感じがする。」

らしい。

まぁこれは散々このブログで書いてきたから、

「えぇ、その通りです」

と答えるしかなかったわけだけど。

でもね、順番が逆だけど一番はじめに言われたのは、

「芸工大生みたいなのは欲しいんだよ、すっごく」

という言葉。

「クリエイティブだったり、イマジネーションだったり、
 そういう人材が欲しいから時間を取ってこの説明会に参加してんだもん。
 いそうでいないんだよ、そういう人材って。
 芸工大ならそういう学生さんがたくさんいるじゃん。
 企業にとってマジで大事だよ、そういう人」

まぁ、企業の人事担当者と大学職員ということではなく、
学生時代の先輩としての会話の中なので、
採用活動されるときは、↑みたいな話し方はもちろんしませんよ。

でも、これが本音なんだよねぇ。

▼今日の記事
雪の旅籠、幻想的にライトアップ 西川・月山志津温泉街[山形新聞]

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