こんにちは、入試課ブログです。
昨日の、冬の風物詩 その2に引き続いて
建築・環境デザイン学科「しむけん日記」は「冬の風物詩 その3」。
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と、ここまでなにやら楽しげですが、あくまで環境的実験!
違った干し場所を選び、乾燥具合、甘みの違いなどを干し比べてみようというわけです。
研究棟の日陰になる北端の階段下と、日当りのよい南の端にセット!
もう一カ所、一部は東京都心にも移送、文京区本郷の志村准教授のおうちのベランダでも干してみます。
さて、当然空気のよい山形版の干し柿がおいしいのか、はたまた排気ガスに当てられた東京版が案外おいしいのか… それは干し上がってのお楽しみであります!
東京でも加工にトライ!
(なかのひと追記:ってゆーか、志村先生風呂上がりですか?)
カラスに突かれないよう監視役はうちのお嬢です!
ちなみに1月13日現在の干し柿レポートですが、山形版は北も南もまだ柔らかめ。
ところがなんと東京版はしっかりと乾燥し、はっきり言って見た目はいい感じです!果たして味は???
東京版現況!早くもいい仕上がりです!!
ところで、さくらんぼやラフランスで有名なここ山形ですが、
実は柿の生産量も年間12000tを数え、全国都道府県別の生産量では第9位(2008年)を誇る名産地なのです。
(なかのひと追記:昔日本画のモチーフで、干し柿出したことあるなぁ。あの売っているでっかい筒ごと)
干し柿は、昔甘いものが少ない時代、
渋柿を干し、乾燥による渋味の除去作用を活かした実に知的な保存食で、
農家などでは自家用によく作られていました。
(なかのひと追記:なかのひとの家でも作ってます。ってこの「追記」してるとなんかオードリーの春日みたい)
実は糖度は甘柿よりも高いとされ、甘さはなんと砂糖の1.5倍とされています。
実はこれ、建築・環境デザイン学科で打ち出しているテーマの一つ「地産地消」の取り組みの一環として試みた実験でもあります。
昔は地元で穫れたものを地元で消費するのは当たり前でしたが、
経済社会が発展して流通システムが進歩することで、
今では日本中の産物が日本中で手に入ります。
地元で完結させれば新鮮で安全なものが口に入るだけでなく、
輸送のためのCO2排出も減らせるという環境に優しい視点が重要なのですね。
合成甘味料や、干し柿自体もスーパーで簡単に入手できる今だからこそ、
かつて当たり前につくられていた地元の産物を自分たちの手でつくり、味わい、
自然を実感しながらその知恵に学ぶことも「環境」を見つめ直す重要な実践だと思うのです。
(もっとも研究室としては楽しくおいしい取り組みとしても大事なのですけどね…(笑)
…とはいえ、研究室的にはまだまだ試行錯誤の段階です。ご家族などから上手な干し柿の作り方を聞いてご存知のみなさん、マル秘テクを是非教えてくださいネ!(志村准教授拝)
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いやいや、なかのひとがブログネタに困っている中忙しくてブログを書けない中、
貴重な投稿ありがとうございました!
各先生方、副手のみなさん、このブログをよ~く見ているのはわかっているんだ!
だからネタをください。
もうテキスト+画像つきでいただけたら、ありがたいことこの上なし。
お願いします人(´▽`;)人(´▽`;)人(´▽`;)
ちなみに、この志村先生が担当されている「西洋建築史」、
うちの大学で一番人気の授業といっても過言じゃないんじゃなかろーか。
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