貞子は出ませんよ(←春日風に)
こんにちは、入試課ブログです。
以前ご紹介した「指輪(リング)展」。
10日(火)からは東京でも展示が始まります。
先日までの山形展。
行けなくてごみんなさい。
展示風景の写真を学生さんからいただきました。
(リクエストしたという方が正しいか)
先日も書いた通り、
この展示では本来ジュエリー分野を勉強する美術科工芸コースの金工だけでなく、
同じ工芸コースの陶芸やテキスタイル、はたまたプロダクトデザイン学科の学生さんも多数参加していました。
なので、プロダクトデザインの学生から見た今回の「リング展」への感想を聞いてみたん。
感想ですか?
とりあえず工芸は素材とか見た目とか「アート!」って感じで取り組まれたようです。
一方プロダクトは、皆「着け心地」とか「重さ」とか、
「製品」を作るという意識で取り組んでいました。
もちろんデザインも凝っていますけども。
アートとデザインっていう違いのようなものを感じました。値段的にも。笑
工芸は初めから銀の板や真鍮板を叩いたり削ったりしてリングを作ったわけですが、
プロダクトにはそんな技術はございませんので、
(なかのひと注:プロダクトとしてそういう「銀の板の加工」は授業でやったりしないってこと)
初めはワックスという蝋の塊を削って原型を作り、
それで型を取ってその型に銀を流し込んで作ったんです。
そのワックスを削ったり、炙って溶かしたり、っていう作業をそれぞれ楽しんでやっていました。
着け心地や重さなどの製品的な意識をしつつ作ったとはいえ、
やはりリングは小さなアートですので日頃あまりアート的な、
言ってしまえば「自分が満足ならそれでいい」的な物を作る機会がありませんので、
そういう意味でもとても新鮮でした。
つまるところ、感想は「リング作りは楽しかった」の一言に尽きます。笑
この展示では販売もしていたわけですが、来場いただいた方に結構売れたみたいですね。
期間の途中で、すでに30くらい売れていたという話だったので。
特に今回参加した1~2年生は、自分が制作したりデザインしたものを買ってもらって、
ましてやそれが「指輪」という、より身近に使っていただけるものだから、
実際に自分の指輪を買ってもらえたみんなはちょっと感動したんじゃないかな。
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