フルーツパンチキター
こんにちは、入試課ブログです。
あとはメローイエローとアンバサを復活させてちょ。
あのメローイエローのカラダに悪そ~な色を見ると興奮(略)
はい、大学のホームページに新しいサイトができました。
その名もデザインファーム。
芸工の先生や学生が、企業や自治体・公共機関と一緒に手を組んで実践してきた
様々なプロジェクトの紹介ページです。
噂には聞いてましたが、じっくりと取材をして手が込んでますなぁ。
まぁぶっちゃけですねぇ、
「山形みたいな田舎に美大なんてあってどーすんのよ?」
みたいな意見があるのはこの日本という国が東京を中心に回っているんだから当然あるわけでして。
んで、山形みたいな田舎には、美術やデザインができることなんてなんもないだろうと、
都市に住む人々はもちろん、地元の東北の人なんかは余計に思ったりするものですよ。
果たしてそーなのかねぇ。
そういう「やっぱり東京!」みたいなことが進んできた結果、地方は幸せになったかい?
いやいや、「全てにおいて山形バンザイ!」なんてことはこれっぽっちもないっす。
例えばデザインファームで紹介しているように、
大学には地元の企業さんなどから様々な依頼が来るんです。
新しい商品のパッケージデザインをして欲しいとか。
もちろん「若い感性でぜひ!」っておっしゃられるんだけど、
実はその裏には
「デザイン事務所に仕事として頼むと金額が張るけど、学生に頼めば安くあがるだろ」
みたいな思惑があるのも事実なのね、特に山形のような地方都市だと。
(デザインファームで紹介しているところはそうじゃないですよ!)
「デザイン」にお金を払う、という概念がない。
ぶっちゃけ、「デザイン」の地位が高くはない、言ってしまえば「低い」のが現状。
んじゃあデザインを考える上で、
「山形は自然に囲まれてて、温泉があちこちにあって、
そばがおいしくて、とってもいいとこじゃないですか!」
なんて都会から来る人々から言われるのは正直聞き飽きてるんですもん、山形人は。
都市からの視点で山形を売り込もうとする方法にはもう飽きてるのね、山形の人も。
一方で、山形の人の考えで山形を売り込もうとする方法にも実は目新しさがない。
そこで、うちの大学は何ができるのか、ってことですよ。
そんななか、(←ひさびさにASAYAN風)
今週11/15(土)に大学でデザインのシュウカクサイが開催されます。
この山形という土地で、「デザイン」にできることはなんだろう?
そしてそれは、山形に東北芸術工科大学がある意味でもあるし、
学生のみんながこの山形で勉強する意味でもあるわけで。
芸工生はもちろんのこと、高校生・受験生の方の参加も大歓迎です。
山形でやる意味を考えてください。
ついでに、手羽さんとおきなまろさんの参加も大歓迎です。
あ~ほんとは首都圏の美術予備校の進路指導の裏側も書こうと思ったけど、またにしよ~っと。