入試課ブログ

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2008-11-14

勉強とアパート

自己推薦入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。

こんにちは、入試課ブログです。

合格者の皆さんには、いつもどおりのことを書きます。
っていうかコピペですけど。

合格おめでとうございます。

そして、これまで以上に、入学までキッチリ高校の勉強をしてください。

「合格したばかりなんだからそんなこと言わないでよ~」

という気持ちは重々わかりますが、これから入学までの約5ヶ月間を中途半端に過ごすと、

就職の時に泣きをみます(キッパリ)。
※それでもイイっていうんなら、そりゃ止めないけどね。

入学前の5ヶ月は貴重な時間です。
その間に怠け癖などがついてしまうと、大学卒業までの4年間に取り戻すことは、絶対にできません。

「高校での学習(英語や国語など)」をしっかりと続けること。
何をするにも「高校での学習」が土台となります。

その土台もないのに「就職したい」と言っても、どの企業も採用してくれるはずがありません。

「英語とか数学とかの勉強はしたくないけど、就職はしたい」
「専門分野の知識と技術さえあれば就職できるじゃん」

そんな都合のいい話はこの世の中にありません。

そして昨年これから始まる就職ガイダンス2009 の記事で書きました。
入試課に来て丸5年になった今年の3月に、高校生・受験生の頃から顔も名前も知っている学生たちの卒業をはじめて見届けました。
今振り返ると、彼ら彼女らが受験生のときに大学説明会の個別相談などで、

「とにかく受験に必要な実技や入試科目の勉強だけをやって、他の科目はもうやらないし授業も聞かない!」

って言い切っていた人が結構いて(当時はもちろん止めましたけどね)。

そんな彼ら彼女らが大学3年生になり4年生になったときに、思うように就職活動を進められていなかったなぁと(説明会などでのそんな一言でも結構入試課って覚えてたりする)。

統計をとったわけじゃないので、あくまでも個人的な感想と受け取ってくださいな。

要は、「受験のいまさえ乗り切ればいい」という考えだと、そのツケが社会への一歩目となる就職活動のときにまわってくるというか。

英語のイディオムなんて大学入ってしばらくしたら忘れちゃうし(なんていいきっていいのかな・・)、こんな公式覚えて何になるんだなんて常日頃思ってたし、パソコンでばかり文章を打っていると漢字がわかんなくなっちゃうこともよくある。

でも、高校までの基礎学習を偏ったものではなくきっちりとしておけば、3年後でも4年後でもそれがベースになって就職試験、特に筆記試験の対策に充分なりうるのね。

基礎的な学力っていうのはもちろんそうだけど、科目を絞らないで勉強するってことは、いくつかを同時並行でやらなければいけなくなる。
それらをどうすれば効率よく進めることができるのか、ってことを考えながら勉強をすすめなきゃいけなくなる。

で、それを経験していれば、お二人の体験談にもある通り、就職活動をむかえた際に「やらなければいけないことがたくさんありすぎる状態」を自分の中で交通整理して、順序だてて取り組むことのできる人になれるんだと思うし、高校時代から知っている学生の就職活動状況を聞けば聞くほど、それが当たってるような気がしてならないんだなぁ。

いや、もちろん大学でも演習や課題やレポートでそういう「整理しつつ勉強を進める状況」っていうのはもちろんあるし、芸工でもそういう授業やカリキュラムを組んだりしてるんだけど、高校時代に意識しておいた(あるいは身についている)人ってそれが大学に入ってからも崩れないし、もし多少ブランクができたとしてもすぐリカバリーできるんだよね。

成績がいい、悪いではなくて、勉強に対する「意識」を少しでもしておいて欲しいなぁ、というのが今日のお話。
そして最近は、合格発表から1時間もたたないうちに

「アパートは? 下宿は??」

とあせった親御さんから電話がかかってくることがよくあったり。
(アパート紹介に関する案内は、合格通知書に同封しています)
近くの不動産屋さんでも同じ現象のようです。

まず、大学周辺のアパートは、完全に余っている状況です。
それでもなお新築のアパートが次々に建てられています。
そんなにうちの学生いないっつ~のに、これでもかこれでもかと建てられています。

そしてはっきり言うと、年内はまだ早すぎます。

いま4年生などが住んでいるアパートが空くかどうかはっきりしてくるのは、
来年の1月下旬から2月上旬頃になります。

新築のアパートであれば別ですが、
いまの時期はまだ部屋が明け渡されるかわからないので、
選択できる「数」が2月に比べると少ないです。

なので、大学が主催するアパート・下宿紹介も2月中旬の卒業制作展の時期に行っています。

そしてもうひとつは、アパートを探されるということは県外や県内でも村山地域以外のご出身の方になりますが、
2月に探していただけると、
山形の冬の状況を目の当たりにしながら探すことができます。

親御さんが焦る気持ちもわかるのですが、そのあたりを考慮にいれていただければと。

昨年の1年生に聞いた↓の記事も参考にしておくんなまし。
アパートさがし[入試課ブログ08.02.08]

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