本館前の池に気づいたらアザラシがプカプカしてて。
こんにちは、入試課ブログです。
みんなで大騒ぎして「芸工 大ちゃん」って名前付けて、
「あなたを東北芸術工科大学の学生として認めます」とかって
アザラシの学生証作っちゃって
とりあえずテレビとか呼んで生中継とかされ
たら、大学の宣伝になるべがなぁ。
とか、寝起きに考えてるのって、ちょっと疲れてんだべが。。。
昨日の夕方。
企画構想学科の平林研究室と大学からクルマで1時間ほどの距離にある
長井市のさわのはな倶楽部が提携して実施してきた「やまがた奨学米プロジェクト」の
奨学米贈呈式がありました。
で、「奨学米プロジェクト」って何かというと、
学生が農家の農作業の手伝いをするかわりに、収穫された米を提供していただく仕組み。
取り組んでいた学生さんのレポートは↓
プロジェクト型演習「奨学米プロジェクト」[企画構想学科公式サイト]
「さわのはな」は、無農薬・無化学肥料の完全有機栽培で作られる
幻のコメといわれる山形産の品種で、学生さんたちは学業の合間を縫って田植えや雑草取り、生物調査、稲刈りはもちろん、
パッケージ制作やテスト販売にも参加して、生産から収穫、販売まで農業の実際を実体験してきました。
学生さんからは、
「田植え、除草、稲刈り、販売など学ぶことがたくさんをある。
人間は土に触るって大事だな~
手を汚して、作物を作って命をもらう、その経験ってとても。
これから毎年後輩に続けていきたい」とのコメントが。
「さわのはな倶楽部」の遠藤さんからは、
「なぜ無農薬にこだわって作っているのかぜひ考えてほしい。
稲を踏んでしまったりしたこともあったけど(笑)、
若い人が田んぼに来てくれて田んぼも喜んでると思います」
で、もちろんこのあと試食が。
山形に住んでても「さわのはな」は初めて食べたけど、こりゃうまい。
ホントうまい。
遠藤さんからは、
「炊き立てもそうだけど、冷めても粘り気があって
さらにうま味がわかるお米だから、弁当なんかにはすごくいいよ」
と伺いました。
いや、ホントうまい。
後日、またこの奨学米の販売があるそうで、レポートできれば。
で、お米と言えば・・・
▼今日の記事
〇J1山形が栽培協力「モンテ棚田米」、ガンバ戦で初売り[朝日新聞]
〇モンテ選手の手作り米 山辺の棚田保全、田植え協力[読売新聞]
→パッケージをグラフィックデザイン学科の中山先生が担当されてます。
パッケージの写真も載ってます。
もう10月も19日にもなんのか。
こんにちは、入試課ブログです。
腕組みをした先生方に学生が囲まれるという時期でもあります。
さてさて、思わぬところでうちの大学の名前が新聞に載ってました。
明治大7カ月遅れの「卒業式」 震災で中止、普段着多く[朝日新聞]
記事の最後に名前だけだけどね。
でももっとびっくりしたのは、記事内にある
>大学院生を含め約7400人の卒業生のうち、約630人が参加。
7400人のうち630人!?
8%強しか参加しないの!?
日曜日の実施で!?
うちも2日に半年遅れで卒業式をやったけど、
9月までの卒業・修了生533人のうち365人から出席いただきましたからねぇ。
70%近くの方から出席いただいてますわよ。
なぜか語尾がマツコみたいになってるけど。
いやぁ、ありがたやありがたや。
で、昨日の「メディアアート論」は、
映像学科前田哲先生と、フードスタイリストせんるいのりこさんによる授業。
せんるいさんからは、いろいろな雑誌やCMなどで
いかにおいしく見せるためにどんなことをしているのかが紹介されました。
いつも見ているCMも、食べ物をこんな風に撮ってるんだ~とか。
その後、ここ連日書いてるけど、
前田先生が監督を務められた映画「極道めし」が紹介されて、
映画の中のシーンについても、せんるいさんと前田先生からお話が。
いや~この授業面白かった~
ホント面白かった。
ちなみに山形新聞さんでも紹介されているのと、
映画「極道めし」料理の裏側語る[山形新聞]
この授業を受けた学生さんもレポートしてますよ~
芸術の秋、食欲の秋どっちも譲れない人向け!! 映画「極道めし」トークショー[やまがた ごえん(5〇)]
ちなみに、本館の201講義室では
こんなスクリーンで見ることができます(笑)
▼今日の記事
〇「前向きな言葉寄せて」 渡辺謙さんら呼び掛け[河北新報]
→小山先生と渡辺謙さんによる「kizuna311」プロジェクトについての紹介記事です。
〇宮崎県文化賞 芸術部門に保田井さん
→彫刻コースの保田井先生、おめでとうございます!
美術科彫刻コースブログで、保田井先生のお姿を拝みましょう。
大学407講義室で開催されている
エネルギーシフト勉強会をUSTREAMでライブ中継しています。
東北における自然エネルギー転換プラン -新しいふるさとづくり-
18:00~20:00
パネリスト:竹内昌義教授、馬場正尊准教授、三浦秀一准教授、マエキタミヤコ客員教授
気温11度の蔵王に行ったり、明日の木こりの準備がすごかったり~
こんにちは、入試課ブログです。
山形を満喫できてて、いいよいいよ~
授業だから大変ですけどね。
さて、こんな記事が。
東北の大学、志望者減[朝日新聞]
被災3県の大学・短大、受験生確保に懸命[読売新聞]
実際に新聞に掲載された記事だと、
もっとテキスト量があっていろいろな事例が紹介されてるんだけど、
いやぁねぇ、厳しいと思いますよ、ぶっちゃけ。
東北大さんは東北地方以外からの志望者が4割と紹介されてますが、
うちもだいたいそれくらいなのよね、
東北の人が6割くらい、東北以外の人が4割くらい。
実際に受験や進学先として東北以外の地域から東北へ、
という流れがいままでどおりではなくなっているな、
そんな感覚は全国をうろうろしている身からすると今年は結構感じるしね。
例えば東北にある私立大学って、すでに6割が定員を満たしてない。
あ、うちはおかげさまで多くの方から受験をいただいていているのでそんなことはありません。
多くの皆さまのおかげでございます。
前も書いたけど、んじゃ定員を満たしているからよいかというとここ数年でそれも様変わりしていて、
東北では大手の私大さんですら、
後期入試で募集定員2名に志願者3名みたいなのがボロボロ出てくる時代になってんのよ。
そこにこの震災となると、東北の大学がこの先学生をきちんと確保できるかどうかって超不透明だわさ。
まぁ悩ましい時代です。
で、先週の様子になっちゃうけど、
プロダクトデザイン学科の3年生が、
翌週に控えた有名デザイナーさんと地元企業さんへのプレゼンテーションについて打ち合わせ中。
上原先生から、
「これくらいのスケッチは必要」
「シーンスケッチ(どんなところでどう使うか)ももちろん」
「この企業さんは~の加工が得意だから、そこを生かせるような提案」
などなど、次々とレクチャーされる内容に、学生さんもメモをとりながら。
ちょっと脱線して、
これ、その場で上原先生がipad上で描いたスケッチ。
いまはこういうこともできるのね。
このプレゼン先もまた、山形の素敵な企業さんで、
さっきも書いた通り有名デザイナーさんとのコラボ。
またお知らせします。
今週はほんとにいろいろいろいろいろいろあるみたいで。
こんにちは、入試課ブログです。
まずは監督をつとめられた映画「極道めし」が公開中の映像学科前田哲先生が登場される話題から。
明日18日(火)3コマ目のメディアアート論では、
「映画の料理がおいしそうに見える極意と、発想とイメージの秘密」について、
フードスタイリストのせんるいのりこさんと前田先生による対談が。
そして、同じ明日の7コマ目展示構成論では、
「映画を観たい!と思わせるためのデザインとメディア戦略」について、
宣伝プロデューサーの神山明さんと前田先生による対談が。
あさって19日(水)の19:00からは、
山形駅前の映画館「フォーラム山形」さんで、
せんるいさんと前田先生によるトークショーつき「極道めし」の上映会が。
『極道めし』公開記念! 絶品トークショー開催![フォーラム山形]
つづいて、こちらも19日(水)ですが18:00から、
東北における自然エネルギー転換プラン -新しいふるさとづくり-[東北芸術工科大学]
建築・環境デザイン学科の先生方と、
客員教授でもあるマエキタミヤコ先生による、エネルギーについての勉強会です。
そして、21日(金)17:10からは、文芸学科の先生方とゲスト講師による、
東日本大震災以降の新しい世界を展望するために、もう一度〈ことば〉を原点として、世界の再構築を試みるためのシンポジウムの第一回目が。
「はじまりのことば みつけだそう―3.11後の世界と言葉―」を開催[東北芸術工科大学]
21日は、学科長の山川先生による講演と、ナターシャ・グジーさんによるコンサート。
ナターシャ・グジーさんは、ウクライナ生まれで6歳のときにチェルノブイリ原発から3.5キロのところで被曝され、
その後避難生活で各地を転々として移住を経験し、
2000年から日本で音楽活動をされています。
え~っと、あと・・・
思い出したらご紹介を。
3コマ目の「コンテンツ・ビジネス論」にちょっとお邪魔。
今日のゲストは、
アニメーション監督としておなじみの山本寛さんです。
(左は、NHKのMAG・ネットなどにも登場されている吉田先生。
この授業は吉田先生の授業ですから~)
「おなじみ」って書いてもご存じでない方もいるでしょう。
山本さんが手がけられた作品となると、
「かんなぎ」
「フラクタル」
「BLACK★ROCK SHOOTER」
「らき☆すた」
「涼宮ハルヒの憂鬱」
などなどなどなど。
まぁこのタイトル見ただけで、
なぜかガッツポーズとかする人がいるような数多くのお仕事を手がけられています。
山本さんご自身は小さいころに漫画家を目指していたそうで。
なのに絶望的に絵が描けない(笑)
でもアニメーションの監督には、絵が描けなくてもなれるらしい。
といった感じで、
(もちろんもっと話はいろいろあるし、途中は失敗の連続だったと話されていましたが)
いまこういうお仕事をされているとのことで。
いわゆるヲタな人がいくら二次元好きでも、やっぱり三次元の恋愛はしたいと思ってるとか(笑)、
授業の初めしか聞けなかったんだけど、そんなお話も展開されていました。
言うまでもなく、「ネット」がアニメーションの世界を大きく変えましたからねぇ。
興味深い授業になったんじゃないですかねぇ。
今月30日には、本学が主催する「デザセン」の決勝大会があるわけですが。
決勝大会出場する佐賀県の有田工業高校チームが地元の新聞で取り上げられてますね。
「選挙チャンネル」提案 デザイン選手権決勝に有田工[佐賀新聞]
で、昨日うちの大学では、
山形県高等学校デザインコンクール「チャレンジ・ザ・デザイン2011」の
最終審査会とプレゼンテーションが行われました。
これは、デザセンとは違って、
「プロダクトデザイン」「グラフィックデザイン」「空間デザイン」の3つの部門でテーマが決まっていて、
最終審査会では審査員に対するプレゼンテーションが。
うちの大学の先生をはじめとする審査員に対して、
自分のデザインコンセプトや実際に作ってきたモデル・模型についての説明を
なかなか大変よね(笑)
最優秀賞になった生徒さんには、表彰状と副賞なんと5万円の商品券が。
素直に欲しい(笑)
なんか暑くね?
こんにちは、入試課ブログです。
夜でもさらっと一枚着ているだけで過ごせそうな感じ。
1年生に入学前に協力してもらったアンケートの中から抜粋している
自己推薦入試アドバイスは、美術科彫刻・工芸・テキスタイルと文芸学科を。
総合美術は、サンプル数が少なくて拾えなかった・・・
■美術科彫刻コース
〇大学受験に受かる為のデッサン練習ではなく、
大学に入学した後、自分の作品作りの助けにする為のデッサン練習だ!と思って
毎日コツコツ楽しんでデッサンする事です。
面接にむけて自分の良い所探しはなかなか楽しいものです。
ふと思いついた好きな作家さんや自分の良い所を思いつくたびに
紙に書き込んでいくと想像以上にとんでもない自分が見つかるかもしれません!
自己アピールは楽しく明るく出来たら素敵だと思います。
大切な事は「自分に自信をつけること」だと私は思いました。
■美術科工芸コース
〇自己推薦だったので、自分の今までやってきた事、
大学に入って何がしたいかが面接で伝わりやすい作品ファイルを作る事を頑張りました。
■美術科テキスタイルコース
〇実技試験対策に、過去問題と同じものを描いたり、色々な素材の物を描いた。
何が出てきても驚かないようにとがんばろう!
■文芸学科
〇文芸学科の自己推薦入試対策として、決められた文字数で作品をつくる練習をくりかえし行った。
〇推薦を希望する方は、小論文と面接をしっかり準備してください。
小論は書き方はもちろん大切ですが、
違う人の小論を参考に読んでいくのも勉強になると思います。
読み返して書き方の流れをチェックする感じです。
面接は何度も先生や友達に手伝ってもらうことです。
基本的に入試は最初から最後までポジティブ思考。
そして友達や先生、家族から言われた励ましの言葉を思い出すだけでも気持ちはだいぶ落ち着きますよ。
〇自分の志望理由、入学後にどんなことをやりたいか学びたいかが
自分の中ではっきりしていると面接などでも自信を持てると思います。
「共通小論文」や文芸学科の「ショートストーリー創作」なんかでは、
あらかじめ文字数が学生募集要項で提示されているわけなので、
そこを頭に入れながら準備しておくだけで全然違いますよね。
ただ、気になってるのは、
どんなテーマで出題されても「これで書く」って決めてきちゃっている人が多いこと。
明らかに、出題された文章を読まずに、
いきなり書く人が多いから、それが大学側としてはすごく気になってる、
たぶん高校でそういう指導されちゃってんのかな?
だから、今年だったら「震災関係のことが出題されたらこう書く」みたいな風に、
決めてきちゃってる匂いがプンプンするのよね~
そのあたりは大学側も少し考えなきゃならんのだろうなぁ、と、
「入試課」と名前がつく部署の人間としては考えたり。
ほんとに具だくさんのいも煮~
こんにちは、入試課ブログです。
読書の秋、スポーツの秋とか言うけど、やっぱり食欲の秋かな~♪
とかってつまんないことベタなこと書くくらいしか思いつかない。
1年生も研修旅行に行ったり、皮むきしてたりと、秋も芸工生は忙しいのです。
そんな忙しい秋に、美術科総合美術コースが、
山形駅前にある十字屋デパートで作品展を開催しています。
総合美術コースの学生が十字屋山形店で展覧会を開催[東北芸術工科大学]
山形新聞さんでも紹介いただいています。
若い感性の絵画オブジェが24点 山形で芸工大作品展[山形新聞]
さらに動画でも。
携帯の人は(パケホの人だけね)→http://youtu.be/a_406ZNIFEw
そして大学では、
プロダクトデザイン学科4年生の卒業制作中間発表が。
隣の教室では、グラフィックもやってましたね。
4年生もますます忙しい秋。
授業を担当しまして、朝イチの授業で。
こんにちは、入試課ブログです。
とある授業で、お話をさせていただきました。
今日は高校生にじゃなくて、うちの学生さん向けに。
1年生が多い授業なので、
「受験生のときに相談会とかで話したことある人~?」
って、満面の笑みで聞いたら、
「し—————-ん」
誰一人手が挙がらない(涙)
誰か義理でもいいから挙げてよ(涙)
想定していた授業展開のストーリーが最初に崩れたじゃん(涙)
「えっ?どこであった??」
「どんな話したっけ??」
とか盛り上がりたいじゃん(涙)
盛り上がるとこゼロ(涙)
いやいや、今回は準備する時間があまりとれなかったこともあって、
バタバタした内容で話をさせてもらったけど、
笑ってもらいたいところで笑ったもらえたし、
そういう世界もあるのね、とわかってもらえれば。
2年生が銅版画の基本技法のおさらいを。
なんでまた基本技法のおさらいをしているかというと、
2年生の前期の間は「美術科共通演習」と言って、
例えば版画コースの学生が彫刻コースの授業を受けたり、
日本画コースの授業を受けたりするカリキュラムがあって、
後期になって自分のコースへ改めて戻ってきたところで
もう一度おさらいをしているところ。
銅板画は、版にインクを載せて刷るわけだけど、
そのインクの拭き方によって全然違った刷りになるよ、というところを若月先生がデモンストレーションされてます。
いや、ほんとに全然違うのよね、びっくりするくらい。
今日は県内の高校での進路ガイダンスへ。
こんにちは、入試課ブログです。
気持ちのいい青空の中、山道を運転するっていうのは気持ちのいいもんなんだけど、
これで、もうちょっと山々が色づいてると、途中で昼寝とかし始めるもっといい気持ちで運転できるんだけどねぇ。
なにせ一本道なもんで、じいちゃんが運転する軽トラが
時速30キロくらいでゆっくりと走ってくださるんだな、これが(汗)
じいちゃんの次になっちゃって、追い越し可能車線でも国道だから対向車が次々来るし、
追い越そうにも山道だから危ないし、じいちゃんのんびり運転だし(汗)
東北の中をクルマで移動することが多いので、
ETCレーンを豪華に突破しようとするじいちゃんと遭遇したり、
バイパスを逆流してくるじいちゃんに遭遇したり、
右のウインカーをあげたまま左に曲がりはじめるじいちゃんに遭遇したり、
ひやひやすることもしばしばありまして。
こんな高齢化社会の中で、じいちゃんたちがより安全に運転できる社会にしていくことも、
世の中でできる「デザイン」の役割なんだよ、とかなんとか
うまくまとめて今日の進路ガイダンスで話ができればよかったんだけどなぁ。
なかなか反応の薄い子たちで(涙)
で、大学に帰ってきまして、
プロダクト2年生の教室にお邪魔。
「製品デザイン演習」で、「テープカッター」を取り上げていて、
みんなが集めた情報を分析しているところ。
デザインって、どうしてもカタチとか色とかって話になりがちですが、
初めはなにごともリサーチから。
こういった過程があるからこそ、
社会のどんな場面でも必要なことを学ぶのが美術系とかの大学なのよ、って何度も言うんですけど。