なんだか急に、あったかいんだからぁー。
こんにちは、入試課ブログです。
道路にも歩道にもほとんど雪という雪はなくなりましたね、山形市内。
このまま全部融ける、というわけにもいかないんでしょうけど。
で、「卒展な風景 その2」。
「卒展」の正式名称は、「卒業・修了研究/制作展」。
なので、展示されている内容には、ざっくり言って以下の4つのパターンがあります。
・卒業制作
・卒業研究
・修了制作
・修了研究
「卒業」とついていれば、大学4年生の取組み。
「修了」とついていれば、大学院生の取組み。
「制作」とついていれば、作品を制作すること。
「研究」とついていれば、論文を執筆すること。
ざっくりすぎてわかりづらいかもしれませんが(汗)
で、カリキュラムの内容的に、「制作」ではなくて全員が「研究」となるのが、美術史・文化財保存修復学科(この4月入学者からは、「文化財保存修復学科」)と歴史遺産学科です。
こちらは、美術史・文化財保存修復学科の展示会場。
掛け軸などの作品も展示されていますが、これらは「修復」や「保存」の研究対象としたものなので、「制作」したわけではありません。
ちなみにこの「卒業研究」の場合は、「口頭発表」と言って、自分の研究成果をみんなの前で発表する機会があります。
これはまた緊張するわけですけどね(汗)
同様に、歴史遺産学科では、
「パネル展示」でそれぞれの卒業研究の内容をまとめたパネルを作って展示しています。
「研究論文」自体は、各パネルの前にファイルが置いてあるので、来場者の方も読んでいただくことができます。
そしてもちろん、
歴史遺産学科でも「口頭発表」があります。
自分が研究した内容を他の人にもわかりやすく説明するっていうのはなかなか大変なもので。
でもこうやっていろいろな力が身についていくのだと思います。
さらに、今年初めて卒業生が出る文芸学科。
文芸学科の場合は、小説などの作品を書けば「卒業制作」だし、文学者を研究すれば「卒業研究」になりますね。
先輩もいない中での一期生の卒展は大変だったと思います。
なんだかずいぶんと真面目な内容になってしまってるな。