こんにちは、入試課ブログです。
引き続きAO入試風景をば。
●美術科彫刻コース
「彫刻制作の体験」「面接」が試験内容。
自分の顔を粘土で作っていきます。
なので、受験生の奥(左手)にもう一つイーゼルがあって、鏡が置いてあるのが見えるのではと。
そして、制作中は先生が指導していきます。
ここが「入試なのに!?」と必ず驚かれるところですが、いやいや、大学入ったらこれが日常なわけで。
●美術科工芸コース・テキスタイルコース
昨年までは工芸とテキスタイルが一緒に試験を実施していました。
今年はテキスタイルが別に実施することになるので、テキスタイルコースの希望者の方はこの写真通りにはならないと思います。
さて、工芸は、「スチレンボードを使った立体造形の制作体験と鑑賞会」「面接」が試験内容。
写真は、「立体造形の制作体験」をしているところ。
スチレンボードの扱いに慣れている人ってそんなにいないし、「立体造形」の手順についても先生が体験の中でレクチャーしたり、
順に先生がまわって教えてくれたりします。
ちなみに昨年は「自分が美しいと感じられるイメージを与えられた素材を活かして表現してください」という内容。
3mm厚のスチレンボードL版1枚が渡されての制作でした。
課題説明とアイデアスケッチで1時間、その後、午前90分、午後150分で制作のイメージ。
ちなみに、制作中に順次面接をやっていました。
●美術科総合美術コース
「美術で人を元気にする活動を考えるワークショップ」「面接」が試験内容。
昨年は山形で行われていて総合美術コースも授業で携わっている「日本一さくらんぼ祭り」のチラシを手にして、
「あなたがこの祭りでやってみたいことを考え、絵や文章で解説しなさい」という課題。
総合美術コースは、美術科の中にあるけど視点は自分よりも外の人にあるから、
自己表現というよりも外の人にどうやって共感してもらって、というところが大切な気が。
●文芸学科
「昔話をリライトする創作ワークショップ」「面接」で入試を実施。
「文芸学科だから一人で創作かな?」と思いきや、写真を見るとグループでやってますね。
それぞれの意見を持ち寄って、ディスカッションしながらというところも大学での授業では普通なわけで。
昨年は兵庫県の民話『泡原(あわら)の長者』をリライトしました。
まだ後日に続く。