入試課ブログ

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2011-08-12

AO入試アドバイス その9

こんにちは、入試課ブログです。

今日のアドバイスはグラフィックデザイン学科。

グラフィックは、試験日当日に大学で行うことが「面接」のみになるので、
「自己紹介ファイル」にばかり目がいきがちなんだけどそーじゃねーよっていうアドバイスがいくつか。
○作品作りも重要ですが、まずコミュニケーションを取ることが大切だった。
 自分自身を説明できるようにしてください。

○面接へ向けては、自分を見つめなおす、自分を理解すること、
 難しいかもしれないけど重要だと思います。
 自分の考えなどを書き出してみるのもいいでしょう。

○まず、美術・デザイン系の大学に進学したいと思ったならば、
 自分はどんなことに興味があり、将来何になりたいか
 しっかり考えておくことが大切だと思います。
 私はAO入試を受験しましたが、自分が将来何になりたいのか、
 何が好きなのかしっかり決めておいたので、
 先生方にはっきり話せたし、自分らしさが出たと思います。

○絶対に受かりたい、という気持ちが大事だと思う。
 美術の知識やセンスのない私が合格したのは、元気の良さと気持ちだったと思う。

○AO入試の面接では、自己紹介ファイルを利用したプレゼンをやるため、
 ファイルを作るだけでなく、一通りその作品を他者へ説明できるようにしておいた方がよい。
最後のアドバイスに「プレゼン」ってあるけど、
まぁ目の前に作品があったら、面接官側は「これってどういう作品?」とか、
「これはなんのときの大会?」とか聞きたくなるもんだし、
それについて受験生から説明されたら、
「そのときどう思ったの?」なんて続いて聞いていくもんだし。

グラフィックで毎年思うのは、「なぜグラフィックなのか?」ということと
「グラフィックを勉強した後にどんなことをしたいのか?」を
すごく曖昧にしている受験生が多いってこと。

イラストとか興味ある
→オープンキャンパスを見てグラフィックが楽しそうだった
で、終わっちゃってる。

受験生みんなそー思って受験しに来てるのよ。

ましてや面接だけなんだし。

よく試験が終わると、
「芸工大の面接で意地悪な質問をされた!!!」とか、
「面接官が面接のときに、ちらっと外見てた!私に興味を持ってくれなかった!!」とか
親御さんや学校の先生を通して言われることがあるんだけど、
よくよく聞いてみると全然そんなことなくて、
受験生側がテンパってしまっているがためにそう受け取ってしまったり、
面接官も神じゃないので、ずーっと受験生だけを見つめているわけにもいかないのですよ。

そんなんだったら、3年後(4年後じゃなくて3年後ね)の就職活動なんてとてもじゃないけどできないよ。

まぁ高校生が受ける訳だから、そのあたりの配慮はしてますけどね。

グラフィックのアドバイスは、まだあるので後日また。

▼今日の記事
芸工大生、ネット放送向け映像制作 “今の山形”を動画で伝える[山形新聞]
→映像学科2年生の授業課題でもあります。

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