10月ねぇ。。。
こんにちは、入試課ブログです。
月並みですけど、早い。
蔵王ではもう雪が積もったみたい。
6日木曜日には、仙台駅東口の映画館「チネ・ラヴィータ」で、
映像学科前田哲先生が監督をつとめられた『極道めし』の
前田先生トークつき上映がありますよ。
『極道めし』 前田哲監督トーク付き上映決定!
昨日2日日曜日。
大学では、
卒業式が行われました。
そうです、本当なら3月20日に行われるはずだった卒業式。
震災によって、3月には実施することができず。
3月20日頃は、まだこんな状況だったわけで。
まぁ、つとめて明るく記事を書こうとした初めの頃です。
お世話になっている美大広報のみなさんからお見舞いメールを次々といただいて、一人泣いてた頃です(笑)
多くの学校さんで卒業式は中止にせざるを得なかったわけですが、
うちの大学は延期にしていました。
絶対に卒業式はやるんだ、と、この半年間みんな思い続けていました。
3月にはこんな殺風景な部屋で学位記をお渡しする形しかとれなかったけど、
昨日の卒業式では、
3月まで学長を務められていた松本名誉学長の周りに、
いつもの芸工大の卒業式通り、たくさんのメディアさんが(笑)
いま、社会へ旅立とうとした矢先に、
震災という誰も経験したことのない時代の転機に立たされてしまった卒業生。
引越ができなかったり、震災後の社会が不安定な状況で就職した学生も多いなか、
この卒業式で久々に顔を合わせた卒業生たちのうれしそうな表情を見ると、
それだけでウルウルきちゃいましたけど。
式は粛々と進んでいきます。
すると、
企画構想学科の小山薫堂先生と、SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さんが。
大学開学20周年を記念して、「東北芸術工科大学 大学歌」が披露されました!
竹善さんの生歌です!
高校生のときに、FMでももちろんCDでも
シングライクトーキングは聴いていたし、
この間企画構想学科で竹善さんがサプライズライブをする情報を
つかんだときに弘前にいて、
つい入試課ブログtwitterに
「なんで自分が大学にいないときな竹善さんが~」
って書いちゃったくらいだから、
竹善さんの生歌を聴けるだけで、あたしゃ感動だったんだけど。
小山先生からは、
「オリコンチャートに入るような校歌を考えてたんですが(笑)、
震災を契機に方向を変えました。
大学はもちろんのこと、東北を応援する歌にしようと思いました。
でも、歌を聴いていただければ、みなさん(芸工生)の歌ということがおわかりいただけると思います」
と紹介が。
東北の大学、そして竹善さんは青森県ご出身ということで、
東北を応援する校歌にもなっています。
竹善さんのブログでも紹介いただいています。
東北芸術工科大学 修了式&校歌
聴きたいっしょ?
え~っと、まだです(笑)
まずは今回の卒業生限定で、着うたダウンロードができるようになってます。
ちなみに歌詞は↓よりどぞ。
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/topics/newpage_20111003_181054/
後日なんらかの形で、この校歌が、ということになると思うんですが、
そのヒントがどうやらこのページで小山先生自身が話されているようですよ。
式が終わり、会場となった体育館の外では、
後輩も待ち受けて、プレゼントや写真を撮ったり。
また、この式の様子は多くの記事にもなっています。
東北芸工大で半年遅れの卒業式 大学歌「明日へ」も初披露[山形新聞]
震災で延期 芸工大卒業式[読売新聞]
芸工大:東日本大震災で半年遅れの卒業式[毎日新聞]
徳山理事長が、細川学園長の作られた壷をクルクルと回したり、
「この壷、割ってみんなにあげるわけにいかんしなぁ」
と話されて会場中爆笑になってましたが(笑)、
ほんと、「やってよかった」という卒業式でした。
根岸学長が、あいさつで話されたことを
片桐先生がまとめてくださっていたので、ちょっと拝借してご紹介。
「学生時代、君たちは、西の山の端に沈む美しい夕日を何度見ただろうか。
沈んだ夕日は、また別な土地で、東の空に登っていく。
美しい夕日は、君たちがこれから出会うかもしれない、見知らぬ世界へ繋がっている。
それと同じように、君たちは、自分たちのことだけを考えてはいけない。
美しい夕日を一人じめしてはいけない。
その感動や幸福を、これから出会うであろう
見知らぬ人々に伝えていくこと、それが表現者の役割である。」
社会に出て、つらくなったとき、苦しくなったとき、
山形のこの場所に戻ってきてください。
私たちは、必ずみなさんの力になります。
半年遅れだけど、
卒業おめでとう。
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