入試課ブログ

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2012-01-18

大胆予想2012 その1

この時期高校やネットで繰り返されること。

こんにちは、入試課ブログです。

「センター○点なんですけど、芸工大受かりますか?」

それは、入試課に聞かれても、ぜ~ったいにわかんない。
なので、高校の先生方は過去の経験や予備校のリサーチデータを駆使して指導されるわけですが。

ってなわけで、各予備校さんなどのセンター利用入試判定基準が出てきました。
入試課なりの視点で、毎年恒例の大胆予想記事を数日に分けて書きます。
この企画も5年目どす。

あ、でも2科目利用についてだけ書きます。

一般(前期)で教科2科目以外のパターンで受ける場合や、
センター1科目利用は、先日も書いた通り実技や小論文の配点が大きいので、
一概にセンターが○点だったからどう、と言えないからです。

センター1科目利用や一般入試(前期)については、
「小論文」や「実技」を選択して受験される場合、配点が

教科科目100点 + 実技or小論文等150点 =250点満点

なので、ぶっちゃけた話、教科科目(またはセンターの成績上位1科目)が100点中50点だったとしても、
実技or小論文等で150点中130点くらいとれれば、
多くの学科・コースでも合格ラインには入ってくるようです。
昨年のデータを見ていると。
もちろん、それより低くてもボーダーラインを超える学科・コースもあるし、
それよりも高くないと超えない学科・コースもありますが。

話は戻って。

で、毎年同じことですけれども、予備校によってバッラバラです。

以下の点に注意していただいてご覧ください。
・各予備校さんが出した判定基準に基づいて書いています。
・結局はどれくらいの点を持っている受験生が出願するかによって、その基準は変わってきます。
・例年の傾向と入試課的感覚をあわせて記事にしていますが、「これが絶対!」というわけではありません。
・だって、こういう風に毎年書いているのに、
合格発表日になって
「うちの娘がB判定なのに、なんで不合格なんだ!!」
っていう保護者からの抗議の電話とかかかってくるんだもん(過去の実話)。

あとは、各予備校さんによって微妙に違うんだけど、

A判定:合格確率が80%
B判定:合格確率が50~65%
C判定:合格確率が20~40%

っていう感じ。

●プロダクトデザイン学科

A判定 B判定 C判定
予備校1 140 132 116
予備校2 148 144 135
予備校3 134 129 118

見よ!このバラバラ度合いを!!
だからセンター試験後の判定基準なんて全然あてにな(略)

・プロダクトは、どの予備校さんのデータでも、
志願者数が昨年とほぼ同じくらいの予想。
・ただ、昨年よりも成績上位者、要は得点が高い人が減っているので、
それがボーダーにどう反映されるかってとこかしら。
・予備校1さんのC判定の数字だとキビシイかもしれん。

●建築・環境デザイン学科

A判定 B判定 C判定
予備校1 140 132 116
予備校2 149 145 136
予備校3 126 122 114

・建築・環境デザイン学科は、
どの予備校さんのデータを見ても、志願者が増えそう。
・うちに限らず、他大学の建築学科さんも今年は増加傾向。
・だからといって、成績上位層が増えるわけではなさそう。
・予備校1さんも2さんも、プロダクトと同じような数字を出されてるけど、
どちらかといえばプロダクトよりも建築・環境の方が
もうちょっとボーダーは低くなると思います。
・数字的には予備校3さんくらいでもアリかなぁ・・・

●映像学科

A判定 B判定 C判定
予備校1 156 148 132
予備校2 165 161 152
予備校3 166 162 154

・どちらの予備校さんも高めの数字で出されてますが、
以前も記事に書いた通り、今年の映像学科は志願者が4割くらい減りそうで、
それは今回のセンター試験で各予備校さんが出しているデータでも表れています。
・ってことは、特に予備校2さんや予備校3さんのような、
ここまで高いボーダーラインにはならないと考えるのが自然だし、
一般入試も含めて昨年と比べて広き門になるということで。

続きは明日以降。

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