いやー、スゴい雨だったなー…
今日は水撒きしなくて済んだな。
どうも、ボクです。
今日はテキの非常勤講師の眞田岳彦先生担当の2年生授業の講評をお届けします。
テーマは「私の皮膚 Own Skin」です。
自分を象徴する新たな身体としての皮膚を作るという授業です。
使う素材は原毛(ウール)。
それぞれが芸工大敷地内で採取した植物などの天然染料で染めて、スピンドルと呼ばれるコマみたいなもので糸を紡いでいきます。
約一ヶ月半かけて、一本一本手で紡がれた糸が織りなすカタチ(作品)を展示して、それぞれの想いを発表しました。
こういう展示形式での講評は今までやってないので、とても新鮮ですね。
いいな…これから増えそうですね。
暑いなぁ…
どうも、ボクです。
先日ご紹介した「ムラサキ」が咲きました!
まだ五分咲きくらいでしょうか。
でも小さな白い花が咲きました。
プレッシャーからの解放…
先々週くらいは、ちょっと元気がなくて。
水あげすぎて根腐れしてしまったかなぁと心配でしたが。
自然って、植物ってスゴいなー…
強いね…
偉大だ…
どうも、ボクです。
今日は「染料博物館」でのお仕事を紹介します。
と言っても、「染料博物館」=「畑」だから、畑仕事です。簡単に言えば。
昨年より少し成長が遅れていた紅花ですが、今日は徹底的に雑草の駆除と土寄せ・支柱立てまで行ないました。
この作業をしないと、これから成長するに従ってどんどん背が伸びていくので、重みや風で倒れてしまいます。
口で言うのは容易いですが、実際やってみるとかなりの重労働。
今回はテキ4年生と2年生の「たくましい」皆さんのおかげで、無事終了。
途中、心折れそうになるくらいの暑さと虫たちとの戦いで疲労困憊。
でも、山崎プロからの差し入れで奇跡的に(?)回復。
がんばって作業してくれたみんな、ありがとー!おつかれー!
どうも、ボクです。
今日のテーマは、「ムラサキ(紫根)」について。
ムラサキは日本古来から伝わる草木染の一つで、東北地方で有名なのは岩手の草紫堂の「南部紫根染」。
毎週木曜日3b時限目に山崎プロの担当している「染色論」(毎回講義中に実際に染めて色を見せている授業)での今週のテーマがムラサキだったので、演習でもテキの学生たちとムラサキを染めました。
染め方は色々ありますが、お湯で揉んで色素を抽出する方法で行なわれました。
元来ムラサキは、奈良平安時代は天皇や公家の装束だけにしか許されない禁色で、貴重で高価なものでした。
また、温度によって色素が変化するため、気温が低い岩手が良い色を染めることができ、徳川幕府下の時代に産地として栄えた要因だったようです。
今回染めた紫は出雲産の紫根で、とても良い色が染まりました。
今そこから株分けして頂いた3年モノの苗をテキで育てています。
とても貴重なものなので、枯らさないように…プレッシャーが…。
またまたボクです。
ここで4年生の話題にふれておきましょう。
4年生は、先程の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」の他に、本学の美術館大学センター・総合研究センター、そして大蔵村肘折地区企画の「ひじおりの灯2009」にも参加します。
「ひじおりの灯」は、今年で3回目を迎え、開湯1200年を超える温泉街・大蔵村肘折地区での灯籠制作・設置を通して、大学と地域とが連携し誘客効果を高めて地方を活性化するプロジェクトです。
テキは昨年度から参加させて頂き、共同浴場「上の湯」の壁面に、天然染色した糸を肘折の温泉で「温泉媒染」し、肘折の植物と月山和紙に漉き込んだ作品を設置しました。
今回は、洋画・日本画コースの学生さん達と同じように、灯籠制作を行なう予定です。
どんな作品が出来上がるのか期待半分・心配半分…。
がんばれー!!!
どうも、またボクです。
今日は、テキの非常勤講師の眞田岳彦先生の授業も行われました。
今回は2年生の授業での来校でしたが、今夏の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」に眞田先生が企画参加される「絲の家プロジェクト 糸+」に、テキの4年生も参加することとなり、いろいろと繋がりのある先生です。
このプロジェクトは、眞田先生が関わっている大学を初めとした繊維、衣服、アートや造形の教育機関の学生の合同展示の企画です。会期は、7月26日から9月13日までとなっております。
是非この夏、足をお運び頂きたく思います。
どうも、ボクです。
今日は何だかはっきりしない天気で気分もノリませんが…。
今日はテキの演習風景をお届けします。
まずは、1年生の授業から。
1年生は今年度から始まった「美術科共通演習」の草木染授業です。
担当は、草木染・天然染色界にこの人ありと唱われる山崎和樹先生です。
普通に何気に聞き逃している《草木染》という言葉。
その言葉を作ったのが、山崎先生の祖父・斌(あきら)先生。化学染料を用いた染色に対して、元々あった天然染料を用いた染色とを区別するために作った言葉です。
その後、山崎先生の父・青樹先生、そして山崎先生へと「草木イズム」が受け継がれているのです。スゴいですね。
そんな先生から、ホンモノの色を学んで楽しそうですね。
どうも、ボクです。
昨日はオープンキャンパスお疲れ様でしたー。
たくさんの方にお越しいただき、ホントありがとうございました。
朝方の雨の影響が心配でしたが、奇跡的に回復。
楽しんで頂けたのではと思っております。はい。
ワークショップ以外でも、直接先生たちとお話が出来て色々相談出来てよかったとか学生の作品等見れてよかったと言ってくれる高校生を見て、準備大変だったけどやって良かったなーとしみじみ思いました。
本当にありがとうございました。
工芸・テキスタイルカフェの方も、たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございます。
食器やテーブル、クロス等、学生たちが手作りしたものに囲まれた空間づくりが出来るのも、工芸・テキスタイルカフェならでは。
夏のオープンキャンパスでもオープン予定ですので、今回お越しいただけなかった方、またお越しいただいた方も是非足をお運びください!
どうも、ボクです。
明日のオープン・キャンパスに向けて、テキの工房も慌ただしく準備を進めています。
学生の作品を展示したり、明日のワークショップの道具を準備したり…。
明日のオープン・キャンパスでは、テキの新しいパンフレットがお披露目されます。
合い言葉は…「SEED」!!!
これは、テキのテーマとしている《種からはじまる》を表しています。
紅花や藍などの染料を種から育て収穫、染料をつくり作品へと繋げていくことや、本物を手にすることでしか本物を生み出すことは出来ないことなどナド…。
テキとはナニか?ということがご理解頂ける内容になっています。
是非ご覧ください!
どうも、またまたボクです。
今週末31日(日)はオープン・キャンパスです。
もちろんテキスタイルもワークショップを開催します。
天然染色「衣食同源 〜ハンカチ染色体験〜 」
自然から生まれ出る「色」の美しさを体験しましょう。
天然染料の中には、食料品や薬としても使われているものがたくさんあります。
今回は、普段皆さんの身近にある「お茶(緑茶・紅茶など)」。
まずお茶を美味しくいただいてから、その出し殻でシルクのハンカチを染色します。
また、漢方として昔から使われている黄蘗(キハダ)や鬱金(ウコン)などでも染色します。
どんな「色」が生まれるのか、実際に体験してみましょう!
また、テキスタイルの「染料博物館」(畑)から間引きのために収穫された紅花がオープンキャンパス限定メニューとして学生食堂に登場します。
是非この機会に味わってみてください!!!