「アフィニス夏の音楽祭」は、公益財団法人アフィニス文化財団が主催する、国内プロオーケストラ・メンバーのためのセミナー音楽祭。全国のプロオーケストラからの“参加者”と世界の一流オーケストラなどで活躍している“招聘演奏家”が一堂に集い、「セミナー」「コンサート」「音楽交流プログラム」の3つのプログラムに取り組みます。
〈アフィニス夏の音楽祭2012〉の舞台美術として、山形テルサにテキスタイル3年生の課題である〈ストライプ・ストーリー〉が展示されます。
〈ストライプ・ストーリー〉は、6mの長さの織ものをつくります。
ストライプのなかにそれぞれ意味を与えなければなりません。
高機(たかはた)というシンプルな機械でこれを織ります。とても大変な作業ですが、客観的に見るととても楽しそう。
テキスタイルは華やかに見えるかもしれませんが、実はとても体力がいる仕事なのです。
素材を一からつくり、長い時間をかけて作品をつくります。
紅花収穫のご報告です。
テキスタイルコースの4年生が中心になって行なわれる紅花。今年もたくさん採れています。
そして採れたものを…
臼と杵で突きます。時間は10分程度で、粘り気が出てくるまで。
この日は、こども芸大のちびっ子も参加しました。
一度洗ってから…
突いたものを、今度はこし布を使って絞ります。こうして突くことによって、細胞を壊して赤い色素を出やすくし、また発酵させやすくするのですね。
この絞り汁は伝統的には、染料として使われませんが、テキスタイルコースでは必ず糸を染めます。育てているからこそ可能な染色です。
もうすぐ、収穫が終われば下の学年に引き継ぎになります。
みなさんごくろうさまでした。
テキスタイルコースと工芸コース3年生の共通課題である「Lighting Object2012」が東北芸術工科大学キャンパス内で開催されております。
照明効果をもった作品たちが、本館一階と、本館の正面の屋外に展示されておりますので是非おたちより下さい。
詳しくはリンクより参照ください。
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20120706_090230/