こんにちは、広報担当の加藤です~。
明日月曜は卒制内覧会、火曜から一般公開ということで・・・
本番前ぎりぎりですが(汗)テキの4年生7人全員を紹介することができそうです。
さて、卒制近況報告、ラストを飾るのは百足さんの作品!
作品のテーマは「生きる」
生きる意味について考えた震災時、その時考えたことと決心、そしてそこから前進していく姿を表しているそうです。
手前に映っているのは手織りの織物、奥にあるのは写真をデジタルプリントしたシルクサテン。
デジタルと手仕事の一見相反する組み合わせが、独特の世界観を醸し出しています。
こちらも手織りの織物!
緒糸や絹紡糸を天然染料で染め、もじり織りという技法を取り入れて織られています。
彼女は、使う色の染め方にもこだわっており、染料の媒染方法を変えることで糸を多様な色に染め分けています。
1つの染料から、こんなにも色々な「色」が生まれるなんて驚きです。
百足さんらしい、明るく、優しい色味のグラデーションが、とても美しいですよ(^^)
作品の全貌は会場で!
きっと、ダイナミックな作品と強いテーマ性に、各々があらゆることを考えさせられるはず・・・。
これにて卒制近況報告はおしまいですが、今週からいよいよ卒展がスタート!
テキスタイルコースは、アトリエ棟3階、総合美術コースさんの向かいにて展示しています。
卒業生は7人しかいませんが、ビッグな作品で一部屋まるっと占拠しておりますので
ぜひぜひ遊びに来てくださいね~
最後にちょっと宣伝。
テキ・工芸コース共同で製作した図録(一冊¥500)も販売しておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。
こんばんは。
卒制広報担当の岩城です。
6回目の今回は松倉さんの作品を紹介していきます。
彼女の作品テーマは「生命力」。
四年間山形での暮らしを通して感じた、足元にある小さな命の、
活きようとする力強さを表現した作品です。
素材には主に植物で染めた羊毛を使用。
手紡ぎした糸ならではのあたたかな風合いが魅力です。
作品は、フックガンという絨毯を作る際に用いられる技法で作られています。
名前にある通り銃のような機械で糸を刺して(?)いくのですが、
ダダダダーっという音とともに、あっという間に絨毯が出来上がっていました(笑)
松倉さんとは制作場所が一緒だったのですが、
彼女の風貌や出来上がった作品からは想像できない
ダイナミックな制作風景でしたよ!!
見てかわいい、触れて気持ちいい作品ですので、ぜひ会場でご堪能下さい。
今週は卒展搬入週間!
今日無事に設営を終えてきましたよ~。つかれたー。
展示作業は制作とはまた違った疲労感がありますね・・・。
何はともあれ終わってよかった!!!おつかれさまでした!!
いよいよ・・・ですね!
次回で「テキスタイル卒制近況報告ブログ」最終回です。
ギリギリですがなんとか7人紹介できそうでよっかった!
ラストブログも楽しみにしていてください。
ではまた!