テキスタイルコース

紅花ルネサンス
*
2016-11-21

おおいそがし

こんにちは!

 

テキスタイルコース副手です。

 

お久しぶりの投稿ですが、

今回は、ファウデーションが終わったばかりにもかかわらず

テキスタイルコースに帰ってきた途端、

おおいそがしの一年生の様子をお伝えします。

 

まず、初めての織りの授業!

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こちらは精錬という、糸に付いている糊や汚れを取る作業です。

織物と言うと鶴の恩返しのようにパッタンパッタンしているイメージが強いですが、テキスタイルコースでは一番初めの糸の準備の工程から学んでいきます。

 

 

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こちらは、精錬した糸を使いやすいように巻き取っているようすです。

 

ここからどんな織物になるのか、ワクワクですね!

 

そして同時並行して、和紙を使ってのお面の作品制作も進んでいます!

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紙皿にこんにゃくのりで和紙をちぎって貼りつけ、乾いたら外して

彩色していきます。ペタペタペタ。。。。みんな真剣で珍しく静かです。

 

 

こちらも完成はもう少し先!

どんな仮面ができてくるのでしょうか?

 

最後に、先日研究棟Cのギャラリーで行った

「100のテクスチャー」展。

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夏休みの課題としてそれぞれが集めた「テクスチャー」を展示しました。

初めての展示でしたが、

展示方法も引き出しに入っていたり、ipadを使っていたり、、、工夫しています。

 

ちょっぴりハードなテキスタイルコース1年生ですが、

みなさん元気に頑張っています!

このままお正月まで走り抜けましょう!

 

ではまた、次回の投稿でお会いしましょう。

 

 

 

2016-10-03

後期が始まりました!

こんにちは!テキスタイルコース副手です!

 

暑かったり寒かったり忙しいですね〜

私はすっかり鼻がダメージを受けています、、、。

 

しかし!テキスタイルコースの皆さんは元気に新学期を迎えられたようです〜

 

まずは2年生以上の皆さん!
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授業初日は、全員で新しい『おかもち椅子』に蜜蝋をぬりぬり、、、

このおかもち椅子、なんとバウハウスで最初にデザインされたもので、コンパクトで美しくて荷物も入れられる、という優れものなのです!

 

壊れて使えなくなっていた分が先日新しく出来上がったので、

後期からは全員がおかもち椅子を使って授業を受けられます。

実習室がすっきり美しく見えてうれしい私こと副手でした。

 

さて、ここにいない1年生はというと

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工芸、彫刻コースと合同でファウンデーションという授業を受けています!

皆さん真剣な眼差しです。

この後紙やアルミホイルなどを使って「発想トレーニング」という授業を受けていました。

テキスタイルコースでは扱わない素材に触れ、テキスタイルコース以外の先生方のご指導を受けて、今年の一年生はどう成長していくのでしょうか、、?!

 

1年生の今後が楽しみになったところで、

今日のところはさようなら〜

 

また次回の更新をお楽しみに!

 

 

 

 

 

2016-09-28

「つまずきとふみこみ | その混乱」

こんにちは!

 

テキスタイルコース副手です。

今回は、先日オープンしたばかりの

工芸・テキスタイルコース共同運営ギャラリーでの

個展のお知らせです!

 

工芸コース非常勤講師、冨井大裕先生による

「つまづきとふみこみ|その混乱」

学外の方も学内の方も、ぜひ足をお運びください。

 

〜以下詳細〜

tommiten の第2版

本学非常勤講師冨井大裕による学内個展

「つまずきとふみこみ | その混乱」

2016年10月7日~21日

開廊時間は施設の開館時間に準じます。

 

芸術研究棟Cギャラリー ”ROOTS & technique” (ルーツ&テクニーク)は、工芸コース、テキスタイルコースが自主運営で展示を企画するスペースです。

第2回展となる本展は本学工芸コース(陶芸)非常勤講師冨井大裕による個展「つまずきとふみこみ | その混乱」でこのタイトルは彼が”ROOTS & technique”を誤読したものです。

山形での展示は、2014年に本学7階ギャラリーで行われたAGAIN-ST展に続き2回目となります。皆さま是非ご高覧下さい。

冨井大裕

1973年新潟県生まれ

既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。近年の参加展覧会に、「横浜トリエンナーレ2011」(横浜美術館, 2011)、「MOTアニュアル2011」(東京都現代美術館,2011)、「水と土の芸術祭2012」(万代島旧水揚場, 新潟, 2012)、「マンハッタンの太陽」(栃木県立美術館, 2013)、「開館20周年記念MOTコレクション特別企画 コンタクツ」(東京都現代美術館, 2014)、「メルド彫刻の先へ[彫刻と記録]」(前橋文化研究所,2015)、「カメラのみぞ知る」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku,2015) 、「引込線2015」(旧所沢市立第二学校給食センター,2015)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋ーー日本と韓国の作家たち」(国立新美術館韓国国立現代美術館,2015ー2016)など。

 

作ることの理由

「作る」とはどういうことだろうか。何故、作るのだろうか。作品を作ろうとする者ならば、誰しも一度は頭をよぎることだろう。そして、作り続けることはそれを明らかにするのだろうか。そんなことはない。作られたものは作ることの答えをひた隠し、私たちの目の前で問いを更新し続ける。作ることに答えることは永遠にできない。それでも作ることから離れることができないのならば、到達不可能なその地点への接近を試み続ける他に選択肢はない。

ものをそのままでありながら異なるものとして立ち上げるためには、どのような構造を選べばよいか。ものが与える条件(サイズ、素材、重さ、形、ものが常識的にまとっているイメージなど)から構造は選択される。選ばれた構造は、自身に最適なものの新しい使用法を見つけ出す。新しい使用法は、そのものとその構造のため以外には採用されない。そして、採用されたその時から、使用法は使用法ではない、ものの新たな条件となる。条件とは不自由であり、可能性である。不自由からしか自由は得ることが出来ない。

私は何を作っているのか。作品としかいうことが出来ない。作品とは何であるのか。作品であるとしかいうことができない。作品とは作品であり、それ以上でもそれ以下でもない。ただひたすらに作品であること。そのためには全てが明らかでなければならない。作品は、全てが明らかであってもさらにその奥のわからなさが消えることはない。わからなさは明らかなものの中でこそ抽象的に-それゆえに直接的に-理解され得る。

作品とはわからないものである。そして、どの様にわからないかという「わからなさの質」を求めるものである。

 

 

 

2016-07-21

Lighting Object 2016作品紹介!

 

こんにちは、3年の半澤です。

いよいよ夏も本番!暑いですね~

 

今日は先週木曜から始まったLighting Object2016の作品を

紹介していきます!

 

今回は室内展示の作品を!

 

米田瑞生さんの作品

<はらぺこ夜空>

青い電飾とジェルワックスで作ったヒカリキノコバエの

の粘液が夜空のような幻想的な雰囲気の作品です!

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大内祐菜さんの作品

<特別な日>

繊維ひとつひとつに特別な日の思い出が

込められたような、キラキラした作品です。

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半澤青空の作品

<Renezvous>

クローゼットからとっておきの服を出す時の

ドキドキな気持ちをファンシーに表現しました!

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木村巧くんの作品

<スラム街のかぐや姫>

ものを再利用して作品をつくる、木村君

らしさのある作品です!

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笠井茜さんの作品

<気持ちの押し売り>

なんと!これはすべて自分の手を型にして

出来ているのです!かっこいいですね~

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玉手りかさんの作品

<amplifier>

彼女の生活感が溢れた作品です。

夜は彼女自身が中に入って糸を紡いでます。

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来週は屋外作品を紹介しまーす!

2016-07-13

Lighting Object 2016 いよいよ明日!

 

こんにちは、3年の半澤です!

 

今週の月曜から搬入が始まりました~!!!!

 

 

月曜は朝7時に全員集合して、外展示のための芝刈りで午前の

体力はすっかり奪われてしまいましたが、大物作品の搬入まで

頑張りました!いや~、月曜は疲れたからぐっすり眠りましたよ~

 

 暑い中の搬入、お疲れさまでした

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昨日からは個人作品の設置に入り、早々と終わる人も!

外展示の人は炎天下での作業だったので、終わるころには腕や顔が真っ赤になってました。室内展示の吊り作品も先生の手を借りて吊りはじめ…本当に点灯式までに設置終わるかな~と、不安になった1日でした。

 

吊り作品が本館にあると雰囲気が変わりますね~

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鏡池に入るという貴重な体験…

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今日は、点灯式が明日に迫っていることもあって、皆急ピッチで設置をしているところに、雨が!!!!!!!!晴れ女の辻先生を呼ばなくては!

 

 

いよいよ明日が点灯式、無事にみんなの作品が美しく光りますように。

 

2016-07-05

Lighting Object 2016

 

こんばんは、3年の半澤です!

 

今年もLighting Objectの季節となりました〜。

 

あと1週間で搬入が始まるということで、3年生の皆さんは毎日朝から晩まで

作業しています。

 

 

テキスタイル3年唯一の男子、木村君は

紙管を使ってコツコツと…

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米田さんは和紙を藍で染めて鍾乳石づくり…

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大内さんは電動糸車でビニールテープをたくさん

紡いでます!

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吉田さんは拾ってきた石に蓄光を塗っています〜

うまく光るといいですねぇ

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そして吉田さんが頭に被っているのは今年のライティング

公式グッズの手ぬぐいです!

 

 

 

来週に迫った搬入のためにみんな急ピッチで制作していますが

晩ご飯はしっかり食べるテキスタイル3年でした〜

さて、制作に戻らねば!

 

 

2016-04-14

はじまりました!

 

 

こんにちは!

 

 

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桜が満開で眠たくなるような陽気の山形です。

そんな中、1年生の一番初めの授業は羊の毛刈り見学と裸の羊のデッサン!

 

 

 

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匂い、空気、鳴き声、手触り、五感を全て使って羊を観察しました。

目の前での毛刈りは迫力満点!(写真で伝わらないのが残念です。)

 

 

 

 

 

 

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刈り取ったばかりの羊毛は、実は脂でベタベタです。

来週からの授業ではこの羊毛を綺麗に洗って、毛糸を紡いでいきます。

 

毛糸やフェルトの元の元を手にした1年生、ここからどんな作品が生まれるのか楽しみですね!

 

 

 

 

 

さて実習室に戻ってみると、4年生が何やら制作をしていました。

 

 

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何が生まれていくのでしょう、、ドキドキしますね。

 

 

それでは本日はここまで。

 

 

 

 

 

2016-02-07

卒制近況報告その7【完】

こんにちは、広報担当の加藤です~。

 明日月曜は卒制内覧会、火曜から一般公開ということで・・・

 本番前ぎりぎりですが(汗)テキの4年生7人全員を紹介することができそうです。

 

さて、卒制近況報告、ラストを飾るのは百足さんの作品!

 

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作品のテーマは「生きる」

生きる意味について考えた震災時、その時考えたことと決心、そしてそこから前進していく姿を表しているそうです。

手前に映っているのは手織りの織物、奥にあるのは写真をデジタルプリントしたシルクサテン。

デジタルと手仕事の一見相反する組み合わせが、独特の世界観を醸し出しています。

 

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こちらも手織りの織物!

緒糸や絹紡糸を天然染料で染め、もじり織りという技法を取り入れて織られています。

彼女は、使う色の染め方にもこだわっており、染料の媒染方法を変えることで糸を多様な色に染め分けています。

1つの染料から、こんなにも色々な「色」が生まれるなんて驚きです。

百足さんらしい、明るく、優しい色味のグラデーションが、とても美しいですよ(^^)

 

作品の全貌は会場で!

きっと、ダイナミックな作品と強いテーマ性に、各々があらゆることを考えさせられるはず・・・。

 

 

これにて卒制近況報告はおしまいですが、今週からいよいよ卒展がスタート!

テキスタイルコースは、アトリエ棟3階、総合美術コースさんの向かいにて展示しています。

卒業生は7人しかいませんが、ビッグな作品で一部屋まるっと占拠しておりますので

ぜひぜひ遊びに来てくださいね~

 

最後にちょっと宣伝。

テキ・工芸コース共同で製作した図録(一冊¥500)も販売しておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。

2016-02-07

卒制近況報告その6

こんばんは。

卒制広報担当の岩城です。

 

 

6回目の今回は松倉さんの作品を紹介していきます。

 

彼女の作品テーマは「生命力」。

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四年間山形での暮らしを通して感じた、足元にある小さな命の、

活きようとする力強さを表現した作品です。

 

素材には主に植物で染めた羊毛を使用。

手紡ぎした糸ならではのあたたかな風合いが魅力です。

 

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作品は、フックガンという絨毯を作る際に用いられる技法で作られています。

名前にある通り銃のような機械で糸を刺して(?)いくのですが、

ダダダダーっという音とともに、あっという間に絨毯が出来上がっていました(笑)

 

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松倉さんとは制作場所が一緒だったのですが、

彼女の風貌や出来上がった作品からは想像できない

ダイナミックな制作風景でしたよ!!

 

見てかわいい、触れて気持ちいい作品ですので、ぜひ会場でご堪能下さい。

 

 

今週は卒展搬入週間!

今日無事に設営を終えてきましたよ~。つかれたー。

展示作業は制作とはまた違った疲労感がありますね・・・。

何はともあれ終わってよかった!!!おつかれさまでした!!

 

いよいよ・・・ですね!

 

次回で「テキスタイル卒制近況報告ブログ」最終回です。

ギリギリですがなんとか7人紹介できそうでよっかった!

ラストブログも楽しみにしていてください。

ではまた!

2016-01-31

卒制近況報告その5

こんばんは。

卒制広報担当の加藤です。

 

今回は、一緒に広報班を務める岩城さんの作品をご紹介しますよー。

 

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彼女の制作テーマは「人と鬼」

鬼のモデルとなっているのは、自身の身近な人々だとのこと。

1つの型を繰り返し使用できるという型染めの利点を生かしながら、4連パネルの大きな画面に様々な鬼たちを描いています。

 

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こちらは、型染めに使用している子鬼たちの型!

1枚1枚、とても繊細に切り抜かれています。

これも、手先が器用な彼女だからこそ成せる技・・・!

私にとっては気が遠くなるような作業です・・・。

 

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そしてこちらは、作者こだわりの手作り顔料ー!!

顔料は全て、植物から抽出した色を使用しています。

 

 

そんな、植物顔料ならではの深みある柔らかな風合いや、鬼たちのコミカルで愛らしい姿にぜひご注目を。

怖いばかりが鬼じゃない。

芸工大生なら誰でも知っているあんな鬼やこんな鬼に出会えるかも・・・?!

 

明日からいよいよ搬入スタートです。

慌しくなりますが、次回もお楽しみに!

ではまた。

 

 

 

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