うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
*
2012-04-10

スポーツ開講種目(2012前期)

 前期のスポーツの開講科目は、サッカー・ソフトボール・武道・身体表現(ダンス)・ゴルフの5種目です。

 後期は、バレーボール・バドミントン・バスケットボール・武道・身体表現(ダンス)・スキー実習の6種目を予定しています。

 ぜひぜひ身体を動かしてスポーツを楽しみましょう。運動感覚を感じることも、あなたの感性を豊かにしてくれます。
スポーツ-06
ソフトボール 月曜日2時限【10:30〜11:50】
担当は、柳川 郁生
緑の芝の広ーいグラウンドで、思う存分ソフトボールを楽しみます。

スポーツ-09
身体表現 水曜日2時限【10:30〜11:50】
担当は、加藤 由美(DANCE SPACE主宰)
ジャズダンスの授業です。バレエの要素等も取り入れ、ダンスのジャンルすべてに必要な動きが学習できます。MP(Music Project)のみんなは必修じゃないでしょうか……
スポーツ-07
武道 金曜日2時限【10:30〜11:50】
担当は、竹田 隆一(山形大学)
居合を中心に、吹き矢や弓、そして手裏剣など、芸工大一番人気のスポーツ種目です。
スポーツ-04
サッカー 木曜日3b時限【12:30〜13:50】
担当は、柳川郁生 
緑の芝の上で、自主的にみんなで楽しくゲーム、ゲーム、ゲームを展開します。
スポーツ-11
ゴルフ 金曜日3b時限【12:30〜13:50】
担当は、柳川 郁生
ゴルフってやってみると意外とハマります。「楽しい〜!」と思ってもらえたら、授業時間外で練習場やショートコースへ出かけるなどのオプションも考えています。
他にも何か質問や、運動をしたいという相談があれば、体育館2階の柳川研究室まで来てください。

みなさんがスポーツを楽しんでくれることを、応援したいと思っています。 

2012-03-26

つぶやきカルテ2011(3月13日)

 すっかり遅くなってしまったつぶやきです。

 でもだいち組の卒業に間に合うようコメントはみなさんの“まなざしカルテ”の方に添えさせていただきましたので、お許しください(ペコリ)。

 それでも一言でもいいから、書くことがなくてもいいから、
継続することが大事ですよとお母さんたちにも伝えているので、
ブログ化してから51回目の“つぶやきカルテ”です。

つぶやきカルテ2011(3月13日)

1.どんなことをしていましたか(子)


 今年度最後のオフィスアワーでしたが、みんなの笑顔にあふれていましたね。
 特別なことをせず、いつも通りの普段通りを心がけていましたが、
なんだか自然といつも以上にお母さんと子どもたちの笑顔がいっぱいだったようですね。


 いつも通りのこんな感じでスタートして

 子どもたちのうんどうが続いていきます。

 こんな跳び箱も恒例ですね。

 ちなみに『こんなサイト』を見てもらえると意味が分からない人に少し理解してもらえるかな。
 ほかにもいろいろ『怖くない!シリーズ』もありますので、
お時間のある人は暇つぶしにどうぞ。

 20年ほど前の柳川郁生です(ハズカシイ)。


 あとは前回ちょっと気になった高いところへ上るうんどうですが……
お母さんたちの中に実はとても大事な気づきがあり、この高く積んだマットと助走のマットにこのすき間が生まれたのです。

 この「すき間」が、形となってあらわれたお母さんたちの“願い”なのです。

 するとほら

子どもたちの運動が

 こんなにカッコよくなりました!
 こういう発見をできるようになったお母さんたち……、
とってもいいですね♡


 そしてこれもいつもの山登り

 さらにはジャンプ!と

 子どもたちのからだが大きくダイナミックに動くようになってきましたね。

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


 今年度の後半にかけてわが子のお母さんから、子どもたちのお母さんにみたいな変化がありましたね。


 子どもたちのうんどうを通してお母さんたちが仲良くなり、子どもたちも仲良くなり、柳川郁生もその仲間に入れてもらって仲良くなれば、この場(うんどうのオフィスアワー)はもっともっと楽しい時間になるはずです。

 『芸術と子ども』という学生たちの授業でも、みんなの願いを伝えるためには「子どもたちと仲良くならなきゃいけないよ」と伝えています。

 だから……語りましょう。
 子どもたちの“うんどう”にまなざしを向けながら……
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

 ここのところみられる変化は子どもたちの運動面より、
お母さんたちのまなざしではないでしょうか。

 お母さんたちのコメントの中に「顔」「表情」「気持ち」「心」「感じ」「感覚」
といったコトバが登場するようになってきました。

 初めは「顔」すら見えていなかったりします。
「誰かはできて、わが子はできない」「力がない」「スピードがない」
「やる気がない」できないことや、結果ばかりが見えてきます。

 でもだんだんと「どんなことをするときに楽しそうな顔をして」
「どんなことを意識するときりっとした顔に変わって」
「どんなうんどうの世界が子どもの目に見えているのか」
そんなふうにフツウの人には見えないものが少しずつ見えるようになってきているのではないでしょうか。

 それが見えるようになることが、
このアヤシイ『うんどうのオフィスアワー』にはまったということだと思っています(笑)。

4.次回のオフィスアワーに向けて
 次は次年度になりますが、
やはりこの時間がずっとずっとつながっていることを願って次回としましょう。

 次回も子どもたちの意識(志向性)や感覚(動感)にまなざしを向け、
子どもたちの運動と共振する楽しさを体験しましょう。

 失礼……

 よろしくお願いします♡


 そこんとこヨロシク!
 あ!そしてもうひとつ!!


 どこでつぶやこうかと思っていたのですがこのお母さんのサポート……分かります?
 分からない人は次回柳川郁生かかよこさんに聞いてください。

 子どもの意識や感覚のさり気ないサポート♡

 これも
スバラシイ☆
です。

2012-03-06

つぶやきカルテ2011(2月23日)

つぶやきカルテ2011(2月23日)

 すっかりとびとびの開講になってしまいましたが、
「うんどうのオフィスアワー」には特別な日はありません。

 いつも普段どおりがモットーです♡

 
 とはいえ、年度末の残務処理に追われすっかりつぶやきをさぼっていました。

 でもこのさぼる行為も大事なんです。
 柳川郁生は、ついついいつもスケジュールをつめこんでしまうので、
ひま〜な時間が流れるとなんとなく罪悪感を感じてしまいます。

 そればかりじゃあダメですよね×

 せっかくのオフシーズンですから、少しぐらい……

なんて言ってると記憶が薄れてしまうので、そろそろつぶやきます。

1.どんなことをしていましたか(子)

 前回に引き続き、お母さんたちが積極的にデバイスづくりに取り組みます。


 まずはジャンプからスタート!
 お母さんたちもうま〜くジャンプのサポートができるようになったり、子どもたちも少しずつフワッとした衝撃をおさえる弾性をともなった下りかたができるようになってきました。


 次は平均台渡り。
 歩いて渡ることはもちろんですが
 

 こうやって跳びこえていくことも、楽しい感覚があるということに気づけました。
 このフワッとおしりが浮く感覚を感じられるようになったから、この運動をくり返すんですね。


 でもこのデバイスでは、こども芸大ではこっちの運動の方がスタンダードだったりするんですね。
 後ろに回転することって日常には全くない感覚ですから、面白いのかもしれませんね。

 どうですかお母さんたち?

 そして跳び箱。
 なんだかしばらくこればっかり食べに通っていた感じになっていましたが、今回は少し遠慮気味に置かれていました。
 でもみんなコツコツと取り組んでいましたね。


 跳び箱の横にはこの跳び乗りのデバイスが。
 跳び箱で助走から踏み切る感覚、支える感覚など、自然と体験的に身につける運動がここにデバイスとして置かれているのは、とてもスゴイことだと思います。


 だからほら!
 こんなにしっかり支えられるようになってきています。


 そこでほし組や、たいよう組の子どもたちに‘タイミングよく支える感覚’を体験してほしいと願い、こんなデバイスを置いてみました。

 まずはしっかりと指をひろげて、肘を張って、ジャンプのタイミングに合わせて支えることができたらいいなということです。

 そのとなりでは、このデバイス。
 コーンの間にすずらんテープを張っただけの、「さあ!跳んでください!」という分かりやすいデバイス。


 この分かりやすいということが大事で、子どもたちは安心して“うんどう”の世界にとび込んでいけるんですね。

 そして最後はこの山ですね。
 全身を使ったこの感じ、登りきった時に見えるいつもとは違う世界、跳び下りたり転がり落ちたりといったことが、とっても楽しいみたいですね。

 はな子さんのまなざし
『坂を登る弘太朗と私が、まったく同じ顔で登っていると、そばでみている母が教えてくれました。その時は、「あ、そう?あはは〜」と話していましたが、よく考えてみたら、、光太朗は、いつもあの世界を見ていたってことなんですね。あのふわっとした気持ち、あの体の重さ…3年目にして、始めて彼の世界にふれた気がしました。そうか〜、弘太朗は、いつもこんな気持ちだったんですね。』

 うん、うん、いいですね〜♡
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


 このところのお母さんたちは楽しそうですね。
 子どもたちよりお母さんたちの笑顔の方が印象的です。

 一対一で“運動(課題)”とじっくり向き合うことも成長の一段階ですが、こういった“うんどう”のなかに大事な“動感素材”がたくさんあるんですね。
 だからこんなふうに楽しそうでいいんじゃないでしょうか。

 子どもと一緒に

 楽しんでいると

 子どもたちはどんなことが好きなのか、どんなことが楽しいのか、どんなことが気持ちいいのか、そんなことが発見できるようになります。
 何が苦手で、何ができない、
そんなふうに運動を見るのではなく、
もっと好きにするには、もっと楽しくするには、
もっともっと気持ちよくするには、
そんな想像力を働かせながら“うんどう”を創っていくのが
この『うんどうのオフィスアワー』です。

 まなみさんも、きらりちゃんの運動を見守りながら、表情や気持ち、そして感覚が見えるようになってきて、それがほかの子どもやお母さんたちの感覚ともつながってくると、デバイスづくりの発想が広がってきますよ。
 それはきらりちゃんの楽しいと感じる感覚の世界と一緒にお母さんも理解できてくると思います。

 そうですよね!だいち組の先輩お母さん!


 だからだんだんとお母さんたちは、子どもたちの気持ちや、そして深〜い運動の感覚を聞きだせるようになっているんですね。
 『まなざしカルテ』に書かれていることをずっと3年間振り返ってみるとそんな変化があったりしますよ。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

 このところは子どもたちより、お母さんたちに変化があったって感じですね。
 なんとなく原点にもどったような「オフィスアワー」の展開が、なんとなく忘れていた気持ちの感覚を思い出させてくれた感じですね。

 それでいいんじゃないでしょうか♡♡♡
4.次回のオフィスアワーに向けて

 もう今年度は最後になります。

 でもやっぱりいつも通り展開します。

 なんとなくそんな場所でいたいから。

 そしてここでの取り組みは続きます。

 だから来年にむけて……

 最近お母さんたちが研究熱心になってきました。

 自分自身がいろいろな運動感覚と向き合っていきます。

 “動感志向体験”ということです。
 “運動”に対して、コツやカンを探りながら、あーでもない、
こーでもないと想像力を働かせながら取り組む。
 その取り組みのなかから発見をし、できなかったことができるようになってくる。
 このプロセスを体験することを“動感志向体験”と言います。
 柳川郁生は運動ができなかった(苦手だった)ので、
この体験によって発見した感覚やコツといったものが、
とてもはっきりと記憶されています。

 運動が得意だった人は「やったらできたから、やり方なんて……」ということが多いんです。

 できるようになるためのプロセスのなかで
とくに苦労することなくやり方を見つけてしまったのです。

 うらやましいですね。

 でも、このみんなより遅れて、苦労(工夫)して発見したことがとても役に立っています。
 
 だから来年にむけて、もっともっと研究しましょう。

 なんだったらオフィスアワーの時間前に、事前研究会を開いてもいいかな
と思ったりしています。
 もし自主的に参加したいというお母さんがいれば伝えてください。

 体験を通して得た研究の成果を、子どもたちに伝えてあげましょう。

2012-01-26

つぶやきカルテ2011(1月19日)

つぶやきカルテ2011(1月19日)

 つぶやきたいことはあるけれど時間がない。

 時間がないけれどオフィスアワーに来なかった人にも伝わるようつぶやきたい。

 ということでただいま1月26日午前0時15分……少し手抜きでつぶやきます。

 
1.どんなことをしていましたか(子)


 先週に引き続き「支える」感覚のデバイス


 その先は

 登って降りる「跳ぶ」感覚(?)のデバイス

その先は……?

 そして跳び箱をしたり

 鉄棒をしたり

 側転をしたり
 それぞれお母さんと対になりながら「運動」に取り組んでいました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 最近の「うんどうのオフィスアワー」の傾向は、お母さんと子どもがひとつの課題を通して強くつながりあっているということです。

 

 そんなことを利用すると
こんなふうに運動に変化や刺激を与えることができたりします。
 まあそんなことを見守っていたら、なんだかデバイスのひとつひとつが孤立してしまいました。

 それでもこの場が成り立っているのは、お母さんや子どもたちの志向性や意識のレベルがとても高くなっているからだと思います。

 でもそれではこれから育ってくるお母さんや子どもたちにとって優しく開かれた場にはならないのかもしれないと、ちょっと心配になりました。

 で、次回は“みんなで楽しめる”をテーマに展開してみましょうと提案させてもらいました。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 子どもたちの「怖い」には理由があります。

 鉄棒は「支える」感覚がないと上にのった時に不安定で怖かったり、おなかの肉がつぶれて痛かったりします。

 だから「支える」という感覚をどこかで体験するといいのです。

 「肘を伸ばしてしっかり支えなさい!」と教える(指導する)のではなく、
さまざまな「支える」感覚の運動を展開しながら鉄棒の上に子どもたちを連れてきます。

 そうすると鉄棒が怖くなくなったりするんですね。

 だから鉄棒だけを練習したり、跳び箱だけを練習したり、サッカーだけを練習したり、○○だけという取り組みをするのではなく、もっともっと感覚の世界を広げてあげるのがこの時間の展開において大事なことだと思っています。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 いろんなことを探りながらこの時間をつくってきました。

 いつまでたっても正解は出てきません。

 それはきっと工夫し続けているからだと思います。

 能力主義の生産性を求めるのであればこの場を「運動教室」にすれば良いでしょう。

 でもそれよりももっともっと深い世界をつくりたいと挑戦しています。

 そのために本気で“愛のまなざし”の可能性を信じています♡

 次回もよろしくお願いします。

 ……深夜1時過ぎのお願いでした。

2012-01-17

つぶやきカルテ2011(1月12日)

つぶやきカルテ2011(1月12日)

 週末の出張でつぶやきができませんでした。
 恒例のレポート指導期間も始まってつぶやく時間がなくなりました。

 ということで隙間の時間を使ってつぶやきを綴ります。

1.どんなことをしていましたか(子)


 なんとなくここのところお母さんたちの積極的なデバイスづくりがなかったのと、
年末に跳び箱の運動に『支える』感覚をつなげる取り組みをしていたことと、
ふみこさんが『私が逆立ちをしたい!』と言ってくれたことがあり、
柳川郁生が最初のデバイスをつくりました。

 支えていって少しずつ自分のオシリを肩の上にのせる感覚を見つけてほしいと願っています。

 果たしてどうなるのかな?と想像しながら試してみました。

 そうなんです、試してみたんです。

 お母さんたちも「跳び箱は……」「鉄棒は……」「側転は……」「かけっこは……」「運動は……」という既成のやり方にとらわれないで、いろんなアプローチを試してみてください。

 そして自分の願いがうまくデバイスづくりと結び付かなかった時は、
遠慮なく相談してください。

 一緒に考えますから

 
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 最近だいち組の子どもたちは自分なりの課題に向き合って取り組む姿が目立つようになってきました。

 おそらくそれを見守るお母さんの姿が、ほし組やたいよう組のお母さんにも感じられているのではないかと思います。

 けれどもほし組やたいよう組のお母さんたちに知っておいてほしいのは、
そうなるまでのプロセスがあったということです。

 今のだいち組の子どもたちは、ぐるっとつながったコースにはじめは近づけなかったり、途中でドロップアウトしたりしながら、少しずつコースの中におかれたお母さんたちがつくったデバイスを楽しんでいると、自分の運動に変化が現れることに気づいていったのです。

 それには何カ月、何年という継続がありました。

 そしてその体験の中で自分の課題を見つけたり、その課題に向きあったりする志向性が育っていったのです。

 それがいまのだいち組の子どもたちとお母さんたちです。

 最初のスタートは、びょ〜んと跳び下りる台を置くことであったり、だ〜っと走りぬける直線であったり、くねくねっと駆けぬけるスラロームコースであったり、ひたすら這い這いするトンネルであったり、すごく単純な運動の感覚から始めていきましたね。

 ですからほし組やたいよう組のお母さんたちも、結果としての今のだいち組の取り組みにとらわれず、子どもたちが喜ぶデバイスをいくつもつなげていってぐるっとコースをつくってみることで、子どもたちの運動体験をひろげ、その中でどんなことに子どもたちの発見があるのか探ってみてください。
 まず今の段階ではひとつの課題にじっくり向き合うのではなく、何度も何度も無理なく、楽しくコースを回れるような世界をつくってあげてもいいのではないでしょうか。
 春の説明会の時に話しましたが、こども芸大の『うんどう』では『走る』『跳ぶ』『支える』『回る』(『投げる』)の5つの運動感覚を体験することで、これからの運動に必要な『動感素材』を身につけるとともに、その感覚を感じとれる『感性』を育てていきたいと考えています。

 運動における『感性』というのは運動の感覚を感じとれるということですから、
まずは単純な運動から始めて、その感覚を何度も何度もかみしめるように味わえばいいと思います。

 小さな子どもは同じ運動を何度も何度も繰り返し続けたりします。
 そばでみている大人はそれを見て「今度はこれをやったら?」と次のステップへ誘ったりします。
 でも本当はその運動の感覚をじっくりと味あわせてあげることが重要で、せっかくその味わいが伝わってきそうなところで別な味に変えてしまったりしているのです。
 指導のテクニックとしてはその味を次から次へつないでいくことで新しい味を発見させることもありますが、
このオフィスアワーではお母さんのまなざしという環境につつまれながら、じっくりゆっくりと味わうことをしていってもらいたいと思っています。

 またまたくどい話になってしまいましたが、早くも来年度につなげるためにつぶやいてみました。
 だいぶグチグチ書いてしまったので
 話題を変えて
 新しく参加してくれたゆみさんが、「子どもに何かをさせてみようと思うのではなく、子どもの動きをもっとじっくり観察してみたいと思いました。どんな動きが次のうんどうをつくりだすのか、うんどうとはどういうことなのか、興味をもちました。」とコメントしてくれました。
 すごく嬉しいコメントであり、このオフィスアワーの様子がそう見えていたのかなと思うとちょっと安心しました。

 ぜひぜひまなみさんのように主観的で愛情タップリの親バカ視線で子どもたちといっしょに“うんどう”をしていきましょう。

 そうすると子どもの笑顔が見えて、気持ちが見えて、感覚が伝わってきて、喜びが共有できるようになってきます。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 こんなだいち組の取り組みを見て

 こんなふうに跳び箱に乗っかります。
 こどもたちはここで展開する運動をしっかりと理解しはじめています。

 ここで起きていることがちゃんと見えています。

 けれどもまだ同じようにはできません。


 だからこんなふうに走ってきて跳び乗るという運動を通して、タイミングよく軽やかに自分の身体の体重を肩にのせて支える感覚を習得していきます。

 這い這いをすること、4つ足でトンネルをくぐること、高い台の上に乗っかること、

鉄棒の上につばめのように乗ることなどを通して『支える』感覚をひろげていきます。

 (前にぐるっと回って「はいできた!」ではなく、「お!しっかりと鉄棒を握って、ギュッと肘をのばして支えているな。」なんてことを見つけてあげてください。)
 するとそれが1年先、2年先につながってひとつの「運動」ができあがったりします。

 ‘だいち組になったら跳び箱ができる(跳べる)ようになる’のではなく、
それまでにどんな運動に触れておいた方がいいのかをみんなで試していきましょう。


 お母さんたちが鏡を使って子どもたちのジャンプに工夫をしようとしていました。


 すると子どもたちは視線を着地点にむけるのではなく、すっと正面にむけてのびのびとしたジャンプを見せてくれました。

 こんなちょっとした変化が楽しいですね。


 それから最後の方で子どもたちに側転を線の上でやってもらいました。


 この線を意識して手の着きをすることで『支える』感覚が増幅しているような感じがありました。

 自分の足のずっと先に手を着こうという意識が生まれて、身体全体がのびやかになった感じもありました。
 あくまでも“感じ”ですが、その“感じ”をつくったり、見つけていくことが重要であり、楽しみでもあるんですね。


 そしてその“感じ”がこの時点で始まっているのかも?なんて発見があるとすごく楽しみになります。

 見てください。

 まずは線のうえでジャンプしただけに見えますが、なつきちゃんの意識の中ではもう側転の感覚がスタートしているかもしれません。

 だから側転の練習をするのではなく、側転に(側転以外にも)必要な運動の感覚を準備しておくことが大切なんですね。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 回数は考えず、結果をあせらず、なが〜いなが〜いプロセスの通過点として次回も続けていきましょう。

 そしていろんなことを試していきましょう。

 この『うんどうのオフィスアワー』は試みの世界です。

 

 でもだいち組のみなさんは少しでも満足感をもって卒業できるといいですね。

 応援します!!

 ……つぶやき始めると長くなり、ブログアップ遅くなりました……

2012-01-12

今後のオフィスアワー

 
 気がつけば今年度も残りわずかになりました。

 相変わらずこの『うんどうのオフィスアワー』には
気持ちが入ってしまいすぎる柳川郁生です。

 もう明けましておめでとうございますの時期は過ぎた感じですが、
まずは今年もよろしくお願いします。
 ということで今後の予定ですが
オフィスアワー 今後の予定

 1月12日 ○
   19日 ○
   26日 ○
 2月 2日 × ヤング・アメリカ(ワークショップ)
    9日 × 卒業展示会
   16日 × 卒業展示会
   23日 ○
 3月 1日 ○
    8日 ○ 平成23年度 最終日
   15日 × 卒業式

 こんな感じになります。
 施設の関係でこのような状況になりますが、まずは楽しく展開していきましょう。

2011-12-22

第19回柳川杯

 今年も開催した『柳川杯』

 22チームが集結し、朝の9時から夜の9時までの12時間におよぶ長い一日となりました。


 すばらしい熱戦の数々

上位進出を目指して戦うチーム

 とにかく1勝を目指して燃えるチーム

 力いっぱい戦うチーム
 素晴らしいゲームを楽しむのも柳川杯ですが……


 こうやって応援し


 審判をし


 すべての大会運営を


 打ち合わせもなく集まったみんなが支えあうのが、
柳川杯の素晴らしいところです。


 そして戦いもお互いの健闘をしっかりと称えあい


 感謝の気持ちをもって戦うことができました。

 本当にこの大会に参加するみんなの優しさで続けている大会です。
 やっぱり芸工大生のもっている優しさはパワーになるんですネ。


 そんなみんながまた集まってくれるなら、また来年もやっちゃいます。

 第20回柳川杯を……
 それから『柳川杯』の話題を
「入試課ブログ」でもとりあげてくれましたヨ♡

 でも来年は大会のあとで鍋を囲めるよう、
ちょっと早めの大会運営を心がけます。

 せめて夜の8時くらいにみんなで集まって食べられるよう、
時間短縮を試みたいと思っています。

 あとは大会のいくつかの画像を【30days Album】の方へアップロードしておきました。

『第19回柳川杯?』
『第19回柳川杯?』
『第19回柳川杯?』

です。

 合言葉は「○○が○○○」です。

2011-12-20

つぶやきカルテ2011(12月15日)

つぶやきカルテ2011(12月15日)

 あっという間に今年のオフィズアワーが終わりました。

 なんとなくみんなの取り組みを形にしたくて、
なんとなくみんなの愛を見えるようにしたくて、
一生懸命伝えていこうと思っていますが、
また時間が過ぎていきます。

 でも少しずつ、少しずつ場は育っていると思います。

 なんとなくなんとなく継続が流れをつくっているような気がします。

 ということで続けてつぶやきますネ。

1.どんなことをしていましたか(子)


 新しいデバイスが登場しました。

 「あれ?」って感じでどんなふうに使うのか想像させられるデバイスが登場すると、子どもたちの興味もそそられますネ。


 上を渡って跳び下りたり


 下をくぐりぬけたり
 自分で選んだ運動に取りくんでいました。


 その先には平均台とくぐりぬける輪があったので、「支える」感覚を前のデバイスの流れからつなげていってほしいというお母さんたちの願いがあった感じです。


 そしてその先のマットでは、さらにこんなふうに「支える」感覚をつなぐ子どもたちが登場し

 どんどんと自分の手のひらや肩の上に、ふわっとからだがのっかる(支える)感覚を増幅していきました。


 そしてこれも背中側から「支える」感覚づくりですネ。


 こんな取り組みが、やがて開脚跳びや逆上がり、後転や倒立などさまざまな運動の動感素材となっていきます。

 そしてそこで生まれる自分の運動感覚との向きあい『動感志向体験』というものが、すべてのうんどうの取り組みに生かされてきます。

 字が読めるようになると本が読めるようになります。

 本が読めるようになるといろんなことを知ることができます。

 いろんなことを知ると自分の世界が広がります。

 自分の世界が広がると生きていることが楽しくなります。

 そんなふうに“うんどう”も考えていってください。

 字が読めた ⇒ 頭が良くなった  ⇒ 小学校に行っても大丈夫
ではないですよね。
 
 ひとつひとつの運動の感覚を動感素材とすることで、いろんな運動と出会うことができるようになり、運動の世界が広がります。

 もちろん上手にできた方がいいのですが、そのためにはいろんな運動の感覚を感じられる感性が備わっていることが重要です。

 その“運動の感性”をさまざまなデバイスを通してお母さんたちといっしょに育んでいくのがこの「うんどうのオフィズアワー」です。

                   ……あいかわらずしつこいかな*
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 なおみさん、まなざしを向けていればその先に何か見えるようになります。
 そのための“まなざしカルテ”です。

 実はみんなそうなんですが、まなざしを向けてカルテを書き続けているお母さんの子どもとそうでない子どもには
“うんどう”に対する向き合い方の差が出てきています。

 たぶん気づかないでいるお母さんが多いとは思いますが、
はっきり言うと同じ運動の場にいても損をしている子どもと得をしている子どもがいます。

 その損に気づかないのが“まなざしカルテ”を書いていないお母さんです。

 いろんなことに気づけずに自己嫌悪というのは、
気づいていないことに気づいた大事な段階です。

 運動学においては、
違和感も運動感覚による最初の気づきととらえていたりもします。

 自分の不足に気づくことはとてもいいことで、
そこからわが子にまなざしを向けて共にうんどうの世界で過ごしていくと
まさに“何かが見えて”きます。

 そんな瞬間を共に過ごすことで、
子どもたちは運動感覚の発見に夢中になる心地よさを実感していきます。

 でもそこにお母さんのまなざしがないと……たんなる運動教室と同じに、
与えられた運動の結果だけしかお母さんには見えなくなったりします。

 「上手にできたね♡」って言うのはとってもいい言葉ですが、
「楽しかったね♡」と言うのと違いますよね!

                    ……分かります?

 
 でもほし組やたいよう組のお母さんたちのまなざしにも、
しっかりと子どもたちの笑顔や、好きなこと(運動)が見え始めています。

 どんな運動が好きで、どんな時キラキラした目になって、
どんなふうに夢中になって、どんな時にやる気をなくすのか、
そうやって日常のまなざしと同じように
お母さんたちは運動をしているわが子の気持ちがちゃんと見えています。

 はじめのころのまなざしとちょっと比べてみてください。

 きっと何かが見えていないと思っていても、
実は見えない何か(気持ちや意識)が見えてきているのではないでしょうか。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

  こつこつと運動に取り組むしのちゃんなぎくんじょうたろうくんと跳び箱の開脚跳びに取り組みました。

 ちょっと順を追って運動をしていたら跳べるようになりました。

 それは子どもたちの中にある開脚跳びに必要な動感素材を確認しながら取り組んでいっただけの事です。

 つまり子どもたちはこども芸大や日常の運動の中で、走ったり、跳んだり、支えたり、
そして自分の身体の感覚を感じとったりすることがあらかじめ準備できていたということです。

 
 そうなんです。

 この『うんどうのオフィスアワー』は、そんな運動感覚の準備をする時間と思ってください。

 這い這いをしたり、高いところへ腕の支持を使って登ったり、さかさまになってみたり、ひっくり返ったり、
さまざまな運動感覚を何度も楽しむことによってたくさんの動感素材が備わってきます。

 そう考えてまたデバイスづくりをしていきましょう。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 新しい年になりますが、またおつきあいよろしくお願いします。

 
 わが子の考えていることを一番わかっているのはお母さんですよね。

 そのまなざしはどんなにすごい運動の専門家だってかないません。

 でもそこまで見抜いてやろうというのが、柳川郁生の挑戦です。

 だからお母さんたちから話を聞いて、
子どもたちのことをもっと知ろうと思っているのです。

2011-12-12

つぶやきカルテ2011(12月 8日)

つぶやきカルテ2011(12月 8日)

 たくさんの“まなざし”ありがとうございました。

 これでやっとこの『うんどうのオフィスアワー』の意味を考えていけそうです。

 子どもだけを考えて‘運動’をするのであればこの時間でなくてもいいと思います。

 しっかりとした目標と課題をもった「運動教室」があります。
 できない運動をできるようにする。努力する気持ちを育てる。体力をつけて丈夫な体にする。仲間と運動を楽しむ。スポーツ選手にする。

 とっても分かりやすい運動のあり方です。

 私も実際にそんな体操クラブも主宰しています。

 12月11日に大会があったのですが
 ほら、けっこう山形ではそこそこ不思議と強いクラブなんですョ。
 でもこの『うんどうのオフィスアワー』は、強い体操選手をつくる場ではありません。
 ‘運動’によってなにか得をするのではなく、“うんどう”を通して楽しい運動感覚との出会いをひろげていく場にしたいと思っています。

 だれかと競うこともいいと思います。
 できない運動にチャレンジすることも大事だと思います。
 でも、“うんどう”そのものにまなざしを向けること、意識を向けることができないと、
客観的な比較や、評価のなかでしか運動ができなくなったりします。
 

 そうならない“優しいまなざし”をお母さんたちに持ち続けてほしい、
というのがこの時間の原点です。

 わが子がニコッと笑うことを覚えたとき、❍❍ちゃんよりカワイイ♡と喜びましたか。
 わが子がコロンと寝返りをうったとき、❍❍くんよりハヤイ!と喜びましたか。

 わが子に“愛のまなざし”を向けていたころは、
わが子のそれしか見えていなかったのではないでしょうか。

 そんな理想的なことをまじめに追求しようとしているのが、
この『うんどうのオフィスアワー』のスゴイところなんです。

1.どんなことをしていましたか(子)
 &
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


 こんな「支える?」感覚のデバイスができていました。
 ここから……?


 そのあとのマットではこんな光景が見られました。

 そこから……?


 同じ場所でこんなこと(側転)をしている子もいます。
 そして……?


 跳び箱が置いてあったりしました。
 だから……?

 意味が見つけられなくてたいこさんが悩んでいました。

 最近なんだかこんなデバイスが目立つかもしれません。

 少しずつデバイスをつくりはじめるお母さんたちが増えてきました。

 でもよく分からないのでつくりっ放しになります。

 他のデバイスとの関連性もありません。

 でもこれがスタートです!
 まずはいろいろ試してみて、
うまくいかないことがあったらやりながら修正していけばいいんです。

 よくこう言うんですが「やりっ放しの公共事業」のようではいけないということです。
 つくるだけつくって利用者がいなかったらそれでいいではなくて、
つくったからにはみんなに喜ばれるよういろいろ手直しをしていくことも必要なんです。

 指導力のない指導者はそんなことを丸投げにして、
私が準備したもので運動しない子どもたちは集中力が足りないなんて、
子どもに責任を押しつけたりします。

 そこで私たちは少しずつ少しずつ子どもたちに見えていることを探り、
子どもたちが好きなこと(感覚)を見抜き、
子どもたちに必要なことを見つけていけるよう、
“まなざし”を向けていきます。
 そしてそれを書いていくうちにいろんなことが見えるようになってきます。

 『言葉によるスケッチ』(@片桐?)の効果です。

 
 ということで
 ちょっと我慢できなくなったので

 こんなふうに取りくむ姿を見て

 のびやかにからだを伸ばして「跳ぶ」感覚

 くぐりぬけながら

「支える」感覚

 さらには逆さになって「支える」感覚と、
さかさまになっても自分のからだの前後や上下を感じとる感覚

 そんな感覚を集めてバク転でつなげてしまう。

 みたいなデバイスをちょっとつくってみました。

 まるでリレー形式で物語を綴っていくようなデバイスづくりができるようになったら素敵ですネ。
 というより凄すぎますネ。

 でもまた数年かけてそんな世界をつくれたら嬉しいですネ。

 なんてまた勝手につぶやいていますが、かなり本気です(笑)

 それぐらい目指さないと、運動教室の方が便利でわかりやすくて、
お得感いっぱいですから。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
 &
4.次回のオフィスアワーに向けて

 かよこさんなつきちゃんが育ってるんですネ。

 うちもりょうまくんが育っているので大変です。

 日常には時間制限があったりしますが、この時間にはノルマはありません。
 必要なケンカもしながら、見のがしましょう。

 じゅんこさん、筋力や体力がつきはじめるピークは15歳からです。

 子どもの脈拍は常に100〜110拍ぐらいで、常に運動状態の疲れ知らずです。
 
 ゆかさん、「(何かをつかみつつあるのか?)←親の願望でしょうか。」ということ。
そうです。
親に願いができてくると見えてくることがあります。
それでいいんだと思いますヨ。

 いづみさんあづさちゃんの「一本体の真ん中に筋(軸)が通った感覚が発見できました。」ということ。
 そしてみちこさん、「「肩がはいる」感覚がつかめるともう少しのようです。
「見てなにかをつかむ」ことも前より感じているようにも見えます。」ということ。

 スゴイです。

 専門家の“まなざし”です。

 いや、“まなざしのスペシャリスト”かな。

 そしてさらにはなこさん、「気負わずに……、それを受けとめられる母でありたい……」、
これはもう“愛のまなざし”ですネ♡

2011-12-06

芸術と子どものワークショップ

 後期2回目の「芸術と子ども」のワークショップ開催でした。


 学生たちは

話し合いを重ね

 コツコツと時間を割いては集まって

準備作業を進めながら
ワークショップ開催の当日を迎えます。

 さあ時間が迫るなか

準備は間に合うのでしょうか。

 そんな焦りのなか

 学生たちの小さな工夫がデバイスのなかに施されていきます。

 さあ、いよいよ始まります!

 これは「走る」感覚のデバイスです。

 次の星にむかって走りながらタッチしていきます。


 目標に向かって力強く前進する感覚や

 左右への巧みな切りかえしの感覚などを体験してほしいと願って設定してみました。

 これは「跳ぶ」感覚のデバイスです。

 7つの風船(北斗七星)にタッチしながらオーロラ(ワークショップの最中に誰かが名付けたようです)のカーテンをくぐりぬけ、最後は大きな月にむかってジャンプします。


 からだを伸ばしたのびやかーなジャンプを

つくりだしたい

というのが学生たちの願いです。

 これは「支えて」「回る」感覚のデバイスです。

 そしてこれは「支えて」「(側方に)回る」感覚のデバイスです。

 ウサギのようにピョーンと弾むと、前転がフワッとできてしまいます。

 この感覚から前転の気持ちよさを感じてほしいというのが学生たちの願いです。

 最後は鏡にむかって『☆(星)』になる

そんなイメージから側転ができちゃったらいいな♡

 というのが学生たちの願いです。

 これは「回る」感覚のデバイスです。
 ……そして……


 後ろむきに滑っていって

エイッと足を伸ばして風船をキックすれば

後ろへ回転しちゃいます。
 このままではちょっとあぶないのは承知済みで

 こんなふうに手を準備して回れるようになれば

後転ができるかなというのが学生たちの願いです。

 前回は少し緊張のなかで子どもたちと接していた学生たちでしたが

 リラックスした笑顔で

子どもたちと過ごすことができたのではないでしょうか。





 結構みんな
いい顔してました♡

 子どもたちの視線からはこ〜んな感じで、
オーロラのように見えたみたいです。
 子どもたちにもっともっと楽しさを伝えたかったという気持ちも残っていますが、
満足のいくワークショップにできたようです。

 学生たち一人一人のなかにもさまざまな経験があり、
きっとなにか貴重な学びがあったんではないかなと思っています。

 最後に、
学生たちが伝えきれなかった今回のワークショップのストーリーを……

 もしよければお母さんたちから伝えてあげてください。

【夜空の冒険】

さむい、さむい夜のことでした。
お星さまを見ていたら…………
びっくり!?流れ星さんたちが落ちてきたぞ!!

流れ星さんたちが夜空を案内してくれるみたい!
夜空の冒険のはじまりだ!!!

北斗七星にタッチ タッチ
お星さまの上をジグザグに走り跳んでゆけば、流星群にだってのれちゃうよ!!
夜空に広がるたくさんの星座たちにジャンプでごあいさつ
飛び越えた先にお月様が登場!!

ウサギさんたちがおでむかえしてくれているよ。
一緒にはねて、コロコロ………
気が付けばそろそろおひさまの時間

夜が明ける前に
天の川にのってお家に帰ろう

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