ただいま6月10日(月)の19時30分。
相変わらずの週末イベントでヘトヘトなので軽めにつぶやきます。
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
四肢を協応させてよじ登り、『支える』感覚を使っててっぺんに上がります。
そしてこの高さからジャンプで跳び下ります。
この跳び下りる動きにも、全身を協応させて落下の衝撃をやわらげて弾むように運動を受けとめる感覚が必要になります。
この跳び下りのジャンプからのこのジャンプのつながりも、実は深い意味があります。そんな説明をこの時間の最後にしたのですが、理解してもらえたでしょうか。
ジャンプの後には、『跳ぶ』つながりで跳び箱を置いてみました。
ふみきり板をセットして「さあ跳んでごらん」ではなくて、少しずつ跳び箱や鉄棒が仲間入りするようなデバイスづくりもいいですね。
あくまでもゆっくりと……
そのあとも『跳ぶ』感覚のデバイス。
ただ一枚ふみきり板を置くのではなく、ついつい2枚連ねてしまうところがこの『うんどうのオフィスアワー』のオモシロイところですね☆
1回、2回、そして3回、4回と繰り返し運動することで、心地よい感覚が見つかってきます。
この後ろブリッジ返しも『うんどうのオフィスアワー』ならではの運動ですが、ピンと伸びた肘と背中がカッコいいですね☆
このすべり込みのデバイスは汗で湿ったからだだと滑りにくいようですが、うまくコツをみつけていたりしましたね。
鉄棒もありました。
そして逆上がりのようなデバイスも登場しました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
子どもたちが「喜んでいた」、「楽しそうだった」
そして子どもたちが「喜んでくれるよう」……そんな気持ちをもって
こんな重たい畳を次々と重ねていくお母さんたちです♡
わが子を、子どもたちを、喜ばせたいという気持ちで、
こんなふうに動けるお母さんたちのパワーはスゴイと思います。
それから、こんな作業を手伝いながら、
少しずつ“ねがい”を共有していくお母さんたちの志向性がとてもいいなと思います。
どうしたらいいかわからないお母さん、なにをすればいいか見つからないお母さん、
ちょっと一緒にマットを運んでみるとなにかが見えてくるかもしれません。
そんな共有のチャンスを経験のあるお母さんたちが待っているはずです。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
今回は
ふわりと跳んだあとの着地に注目していました。
ここでしっかりだけでなく、柔らかに落下の衝撃を受けとめる運動(運動弾性)ができるようになると、ジャンプという『跳ぶ』感覚にも影響が出てきたりします。
ただ単に跳び下りる高さ(客観的尺度)を見るのではなく、
ふわりと受けとめるうんどうの質(主観的尺度)を見てみてください。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
そろそろだいち組は既成の運動課題が登場してきてもいいかもしれませんね。
でもそこにこだわりすぎると、“うんどう”自体の楽しみが消えてしまったりします。
そこのところを一緒に考えながら、工夫しながら、試していきましょうね♡
(今日はこのへんで……)
日曜日は草刈りのあとでちょっとだけつぶやく時間があったのですが、
せっかくの休日なのであえてやめました。
ということでいつも通りちょっと間が空いての“つぶやき”です。
1.どんなことをしていましたか(子)
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、
共有するコーナーです♡)
まずは柳川郁生がつくっていましたが、『走る』勢いを工夫していたお母さんがいたので、マットの間にスペースをつくって足の運び、のびのびとしたストライドみたいな感覚を“創造”してみました。
その『走る』勢いをそのままジャンプにつなげたくて、こんなデバイスをつくってみました。
そのあとのデバイスも、こんなふうに子どもたちの『走る』勢いを引きだしたいという“ねがい”のデバイスがつくられていました。
今回はそのデバイスにこめられた“ねがい”を共有していくために、つくったお母さんたちからそれを伝えてもらいました。
ということで、
このデバイスでは、少しずつ広げられたマットのすきまが自然と子どもたちの足どりを軽やかにしてくれることを“ねがい”にしているということでした。
柳川郁生がつくったデバイスがちょっとうまく機能しなかった部分のフォローまで考えてくれています。
そして「登る」デバイスですが、手足を協応させること、しっかりと『支える』ことなど、大事な感覚がしっかりと体験されています。
そして高いところからのジャンプも楽しそうです♪
正面に鏡を置いて視点をあげる工夫で、ずいぶんと怖さが軽減されて、楽しく、そして気持ちよくジャンプできますね♡
そのあとのデバイスはなにもつくられていなかったのですが、せっかくしっかりとした『支える』感覚を使って壁を登っていたので、その『支える』感覚をつないでみました。
ここでも間の空いた跳び箱へ腕を伸ばして『支えて』跳びのります。
なんとなく跳び箱の『支えて→跳ぶ』感覚につながればいいなと“ねがい”をこめました。
ここでグッと肘で支えられるようになると、鉄棒も楽しくなったりします。
あくまでも『支える』力をつけるのではなく、軽く自分を支えられるポイント(コツ)を見つけるのです。
このコツというヤツは、知識だけでは見つけられないのです。
実際に体験して見つけるという“身体知”による発見をしなければいけません!!
そしてこの鉄棒は、少し離れたマットからとびつき、その先へ置かれたマットへ跳び下りるというデバイスです。
これによってからだを伸ばしたダイナミックなジャンプとスウィングをつくりだそうとお母さんたちが“ねがい”ました。
そしてこのデバイスは、時間の中で紹介してもらうのを忘れてしまいました……スミマセン m(__)m
軽やかなジャンプとリズムを生みだすデバイスです。
柳川郁生は“うんどう”のなかに音楽を持ち込みません。
でもダンスは大好きです♡
「こどもビクス」なんて名付けて、
音楽に合わせて体操をするなんてこともやっていたりしました。
でも“うんどう”の世界にはあえて音楽を持ち込まないようにしています。
それは子どもたち一人一人の感覚に生まれてくる、
『運動のリズム』や『運動のメロディー』を見つけてほしいからです。
ふっと何かの感覚が生まれてくるときに感じる『運動のメロディー』を、
意識のなかで聞き逃さないようにしてほしいからです。
なのでこんなデバイスの中で子どもの中に『運動のリズム』が生まれてくるのを見るのが、
たのしくてしかたがありません。
というよりも共感することで気持ちよくなって、心地よくなってくるんですね。
たかがフープをならべただけのようでいて、
とても深い工夫のデバイスになっていると思います。
そしてそれはただ無責任にフープをならべたのではなく、
お母さん自身が実際に跳んでみて
「これだ!」って思える並べ方を工夫してくれたからだと思います。
さすが!!お母さん!!!
ほら! イイ顔(^o^)丿してるでしょ!!
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、
ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
なんだかちょっとほし組のお母さんたちを急がせてしまったかも……と少し反省をしつつ、
でもはやく子どもたちの“うんどう”に共感、そして共振してほしくておせっかいをやいてしまいました。
でも少しずつでいいから、子どもたちの気持ちや、感覚に近づいていけると楽しいですよ。
それはきっとみなさん想像がつきますよね♡
ですからかよさんのように、わが子が夢中になることを見つけられたらまずはそれが素晴らしいことだと思います。
うちの子は「こんなことが好きなんだ♡」「こんなことに夢中になるんだ☆」「これを楽しいと思っているんだ♪」
そんなふうに子どもの気持ちが見えるようになることが、この『うんどうのオフィスアワー』の大事なところです。
すると「何を教えればいいんだろう?」「どうしてあげればいいんだろう?」という指導的な立場の大人ではなく、
寄り添いながら工夫をする理解者的なお母さんのままで子どもたちと関われるようになるのです。
ちょっと言葉だけで説明するのは難しく、短い出会いの中で理解してもらうのも難しいのですが、
そんなことを一年、二年、三年とかけて身体知を通して体験的に共有していきたいと思っています。
難しいことを言っているみたいですが
ようするに
「楽しいね!」 「うん!!」
という関係をみんなでつくりたいだけなんです。
どんなふうに子どもに声をかけたらいいのか?どんなふうに応援してあげたらいいのか?
迷った時はいつでも声をかけてください。
いっしょに工夫しましょう!
工夫=アート つまり こども芸大 です ☆
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
子どもたちは繰り返しの中で、気持ちの良い、
効率的な運動のやり方を見つけていってますね。
運動の中で
「あれ?」っていう違和感に気づくことができて、
「おや?」っていう変化に気づけて、
「もしかしたら?」っていう予感を感じられるようになると、
運動に工夫ができるようになります。
そのとりくみを
”動感志向体験”というのですが、運動感覚の発生に意識をむけていくことを、子どもたちは自然と展開していっています。
黙々とデバイスをこなす子どもたちは、単なる良い子だというのではなく、この繰り返しの中に運動感覚(キネステーゼ)の発見があるということに気づいているということなんです。
凄いんですよ☆
4.次回のオフィスアワーに向けて
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
また次回も楽しく参加してください。
少しずつ、少しずつ、わが子のほめたいところが見つかってきます。
だいち組のお母さんたちの『まなざしカルテ』には、たくさんのコメントが書かれています。
それはなぜかというと、わが子のほめたいところがきっといっぱい見つかってきたからです。
お母さんたちの“まなざし”が深くなったことはもちろん!
子どもたち自身の“うんどう”が広がってきたことで、たくさんの「いいね!」が見つかったのでしょう。
わが子が成長すれば、自然と変化も見えてきたりします。
まずはあせらず参加しながら(と言いつつ、柳川郁生が一番あせらせているかもしれませんが、
それはおせっかいということで)、子どもたちの好きなことを見つけていってください。
次回もよろしくお願いします。
あ!それから
支える(観察のポイント) 跳ぶ(跳び下りるからのつながり) 全身を使った動き
なんてことについてもつぶやきたかったのですが 、
次回時間があったらまた「おせっかいタイム」をつくってお話ししたいと思います。
その時は聞いてやってくださいネ(^_-)-☆
訳があってきのうは0歳の誕生日でした。
そこでお母さんたちから情報を得て、その記念に山寺へ行ってきました。
優しくしてくれるみんなのおかげで、また少し力(やる気)が湧いてきました。
「めんどくさい」のつぶやきを封印して、優しくつぶやきましょう♡
1.どんなことをしていましたか(子)
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、
共有するコーナーです♡)
この山をきっかけに“うんどう”の世界に入ってくる子どもたちもいます。
それからこれは子どもたちにわかりやすい“うんどう”への入り口になりますね。
さあ、ここからどんな運動感覚(キネステーゼ)の世界へ誘っていくのか、それがこの「平均台」や「山」の課題になってくると思います。
そのあとにはこんなふうに 跳び箱の頭をならべて『跳ぶ』感覚のデバイスをつくりました。
今日は参加人数が少なかったので、少しお母さんたちを集めて「ヨイショ!、ヨイショ!」と『跳ぶ』感覚と、「トン!、トン!」と『跳ぶ』感覚のどちらに“ねがい”をこめるのか……そんな話をしました。
ジグザグに『走る』感覚のデバイスがつくられていました。
見てください!
ほら!
だんだんと!
からだを傾け、腰からきれこむようなカッコいい走り方が発生してきています。
このジグザグのようで実はまっすぐ走りぬけることができるマットの並べ方が、とってもいい感覚を引き出してくれているのです☆
……分かります?
そして「山」に向かって走ります。
デバイス全体の流れが生まれてくると、ここをかけぬけて山へつなげる感覚を感じることができるようになってきます。
子どもたちはそれを自然に感じとっていくのです。
じっくりと、じっくりと……
『跳ぶ』という感覚をもっと増幅させたいと“ねがい”、こんなふうに踏みきり板をならべ
よこに張ったゴムテープを跳びこえます。
トン!トン!トン!と跳んだ感覚を、ダイナミックなジャンプへとつなげていきます。
体の中に生まれたリズムを、次のジャンプへつなげていくのです。
このからだの中に生まれてくるリズム(運動リズム)や、
その流れであるメロディー(運動メロディー)を感じとって欲しいので、
こども芸大で展開する“うんどう”の時間にはあえて音楽を使わないで、
子どもたちの声、からだの声が聴こえるようにしています。
でも、リズムのような時間があってリズムやメロディーの心地よさを感じるのも大事だと思っていますよ♡
それからこんなふうに鏡を置いたりして
もう一つ『跳ぶ』デバイスをつくっておきました。
意図したわけではありませんが、きょうはこの『跳ぶ』という運動の中に一つの発見がありました。
あえてデバイスの中心には、コースから外れて鉄棒が置かれています。
この(たぶん)「しっかり腕とからだを伸ばして鉄棒にとびついてほしい」、「偶然生まれるスウィングの気持ちよさを体験してほしい」というお母さんたちの“ねがい”が子どもたちの運動をカッコよくしてくれています☆
ほら!
とびついたときのからだを伸ばした姿勢☆
つながっていると思いませんか!
今同じ技はできませんが、そこへつながっていく感覚は、今つくられているかもしれません。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、
ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
まちこさんの“まなざし”に「感じ」ということばや、「感覚」ということばが生まれてきました。
それって単なる頭の理解ではなく、ゆみえちゃん自身の感覚が生まれてきて、
それをまちこさんが「感覚」し、「感じ」られるようになったのではないでしょうか。
ほし組からたいよう組、たいよう組からだいち組と子どもたちの“うんどう”が豊かになってくると、
お母さんたちの“まなざし”も深くなってくるような気がします。
だからまだまだことばが足りなくても大丈夫だと思います。
実際に体験してみること、子どもの顔を真正面から見てみること、応援してみること、
そんなことを通してまずはなおりさんの言う『言葉にまだできずにいる「気づきの感覚」』を
感じられるようにしてみてはどうでしょう☆
学生たちにも言っています。
スケッチ(“まなざし”)にウソは書かないように。
最初は描けないけど、それは見えていないということで間違いではないよ。
でもだんだんと見えてくると描ききれないぐらいいろんなことが分かってくるから。
すると直感でものごとを感じることができるようになってくるよ。
だから今は描けなくても大丈夫だから……と。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
今回ふと気づいたことは、『手(うで)』です。
トン!トン!てジャンプを
高いジャンプへ引き上げる時
もっともっと高くジャンプしようと思ったとき
離れたマットへ跳びのろうとするとき
急斜面を登るとき
手(うで)がとっても大事な働きをしています。
ジャンプをするのも、よじ登るのも、からだ全体が協調(協応)しているのです。
そしてこの手の感覚が
本人も見ている人も
ヤッター!!
となるんですね♡
何度も何度もデバイスの中で同じことを繰り返しているようで、
子どもたちはなにか違う感覚を発見していきます。
だから何度も何度もデバイス全体を繰り返します。
だってなにか違和感のようなものを感じられるようになると、
やがて次は……♡という予感のようなものを感じられるようになってきます。
するともっともっとやりたくなるはずなんです。
だからきっとそれに気づいた子どもは、夢中になって“うんどう”してくれると思います。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
気がつけばだいち組の子どもたちはあこがれの存在になる時がきたようです(笑)。
少しずつダイナミックなこと、テクニカルなことも取り入れていってもいいかもしれませんね。
ただあまり高度なテクニックや課題で感覚を固くしてしまうと、
それを解消するのが大変ですから、
やわらかく、柔らかくいきましょう!
よろしくお願いします。
ちょっと今年は速いペースであやしさがアップしているかもしれません。
2年目、3年目のお母さんたち、フォローをお願いします(^_-)-☆
ブログの更新遅くなりました。
週末は盛岡で体操の大会があり、いろいろハプニングの中で過ごしていました。
途中で大会を中止するなんて初めての経験でした。
ということでやっと時間ができました。
1.どんなことをしていましたか(子)
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、
共有するコーナーです♡)
ぴょんとマットに跳びのってくれるといいですね。
ふみきり板までの助走がもっと長かったら…………
……(想像してみてください@^^)/~~~)
そしてこんなふうにとなりを渡ってもオッケーです。
マットのすきまのスペースが、走るときのひざの引き上げと、大きな腕の振りを自然につくってくれているように見えませんか。
このマットがもっともっと長くつながっていたら……
……(想像してみてください@^^)/~~~)
またここは渡るデバイスですが
こんなふうに『支える』感覚のデバイスにもなります。
こんなふうにまねをする姿も見られます。
ここで
観察という学習のひとつが発生しているんですね(^_-)-☆
その先にブリッジ返しのデバイス。
『回る』『支える』の2つの感覚を体験できます。
ここでもほし組の子どもたちの観察の“まなざし”が生まれていますね♡
感覚でしょうか。
単純なようでいろんな感覚の要素が含まれています。
気持ちよく走って、気持ちよく跳ねて、気持ちよく支えて、気持ちよく回ると、スッゴク楽しくなるはずです☆
そしてここにこのデバイス。
もしシューッと滑らせたいのであれば……
……(想像してみてください@^^)/~~~)
「フープのトンネルで子どもたちは、不安定なグラグラ感が楽しかったり、順番が込みあってくるゴチャゴチャな中でトンネルをくぐったりする事など、母の意図とは違ったデバイスの楽しみ方、動き方をしていました。」
という“まなざし”があったりして
でもそこにお母さんたちの意図……つまり“ねがい”をこめると、こんなふうに変更して子どもたちをスッと誘ってあげることもいいですよね♡
創意工夫 = アート
こんな創意工夫もいいですね!
こういう発見をするとスッゴク楽しくなりますネ♡(^_-)-☆
正直ここでの展開をあまり見ていませんでした(・・?
また鉄棒を使ったデバイスもいろいろ創意工夫をしていきましょう。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、
ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
この姿
ちょうど2年間前に、この二人も
ここから始まったんですね。
思わず思い出しちゃいました。
ここからゆっくりゆっくり
物語が始まりました。
楽しみですね~☆
ほかにも方法的にいろんなこともありましたが、お母さんたちの『まなざしカルテ』をみると
たくさんの発見があり、まだそんなに効率を求めてはいけないなという感じです。
でも「他のお母さんから、…(略)…と言われ、ハッと気づかされました」「さまざまな目線があり、さまざまな変化に気づかされました」なんて言葉があったりするので、少しずつそんな発見を共有しながらもっともっとたくさんの豊かな感覚と出会う場をつくっていきたいと思います。
なのであえてなおりさんの“まなざし”を紹介します(^_-)-☆
『厚いマットの前に踏み台があり、みきちゃんママが挑戦していました。「助走→踏み切る→前転」という流れで、見ていたら気持ちよさそうだったので、子供を預かってもらい、挑戦してみました。でも、いざ助走しようとしてみると、「頑張って!」という声援が、逆にプレッシャーになり、踏み台の感覚や、前転の感覚も体にないまま助走からスタートするのがこわくなり、とりあえず、「踏み台→前転」をしてみました。すると着地の衝撃がとても強く、頭まで響くような感覚でした。
その後、助走からやってみると、「スル~」っと着地まで動きが流れてくれて、なんとも気持ち良かったです。「見てなかったからもう1回やってみてよ!」との他の母からの声で、もう一度やってしまうぐらいでした。・・・・・・』なんてことを体感してくれていました。
こんな動感志向体験を通して子どもたちの“うんどう”を創造してくれたら、きっと助走の感覚の大事なところをうまく引き出すことができるお母さんになるんだろうなと感じました。
まずはみんなでこのなおりさんの幸せを共有してみませんか(^_-)-☆
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
これも何人かのお母さんの“まなざし”からですが、
子どもたちの中に、去年や前回からのつながりがあることを見つけました。
はづきくんは「前はこうだったんだけど、今はこんなふうにできるんだ。」
なんて自分の運動の変化を説明してくれました。
できるようになったのに、できなかった時の感覚まで覚えているのはスゴイことです!
まずは自分なりのやり方や、まねの仕方を通して運動を体験し、
自分の感覚の中で工夫をしていく(つまりこれが動感志向体験なんですが)、
それによって自分の運動感覚をしっかりと感じられるようになるのでしょう。
あせらず、ゆっくり、よく噛んで、“うんどう”を味わいましょう♡~♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
さちこさんの“まなざし”に
『このオフィスアワーの時間を楽しみにしている気持ちがあって、
そして例えば公園のすべり台とこの時間のデバイスの違いをけいとなりに感じてわかっているのかな、
と思いました。』
という発見(気づき)がありました。
そうなんです。
公園のすべり台はレストランのハンバーグで、
『うんどうのオフィスアワー』のデバイスはお母さんのつくったハンバーグだと思っています。
どちらもおいしいけど……お母さんがつくってくれたハンバーグには…♡…♡…ってことですよね!
そんなあやしい“うんどう”の世界を共有したくて、また3時間半もかけてブログをつづりました。
力(りき)んで、慌(あわ)てて、緊張してスタートしますが、
少しずつ力を抜いて、のんびりと、リラックスした時間にしていきましょう。
よろしくお願いします(^_^)v
今年度初の『うんどうのオフィスアワー』でした。
どんなスタートになるのか毎年ドキドキしながらこの日を迎えるのですが、
たくさんのお母さんたちと子どもたちが集まり、楽しそうに過ごしてくれていました。
ホスト役としては、まずはヨカッタ♡という感じです。
なによりも子どもたちが思わず「楽し~♡」と声に出しながら、
笑顔でデバイスを回ってくれていたことが印象的でした☆
お母さんたちが、優しいデバイスを考えてくれたからでしょうネ。
毎年いろいろと発見や反省もあるのですが、こんなふんいきがひろがっていくといいですね。
1.どんなことをしていましたか(子)
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
不安定なあし場で、しっかりと踏みしめるようなバランスの感覚を生みだすのがお母さんたちの“ねがい”でしょうか。
そのあとには笑顔のお母さんが待ち受けていて、次のデバイスへの道しるべのような存在になります⇒
お母さんたちが“ねがい”とするいろんな“うんどう”が展開していましたね。
ということを、初めてこの時間に来たお母さんと子どもたちに伝えたかったみたいです。
みんなダイナミックにとびこめるようになっていました。
しかもスッゴクいい顔で(^_-)-☆
これは子どもはトンネルが好きだから……なんて大人の決めつけではなく、ここでの“ねがい”は子どもたちの『支える』感覚を出現させることだと思います。
実はこのスライディング ⇒ トンネル にもちょっとした意味を持たせることができます。
「手をつく運動がしたいです」なんてお母さんの“ねがい”がありましたが、
はじめのうちからこんなふうに子どもたちはマット(ゆかや地面)と仲良くなれません。
でも別にこれがいけないわけではありません。
わざわざ地面に寝っころがる方がおかしいんです。
でも壁にぶつかってみたり、転んでみたり、転がったりしながら少しずつ地面に近づいていきます。
そしてこんなふうに手のひらをしっかりとひろげて、手で支えながら登った感覚をうま~くつなげる(印象づける )ために
こんなふうによく見てみると、スバラシイ工夫ができたりするのです。
ぜひぜひこんな密かなことを楽しんでいきましょう☆
それにしても見事な二人のシンクロジャンプですね。
この母と子の“うんどう”の共振が生まれてくると、いい感じになります♡
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
初めてのお母さんたちは、まだ自分の“ねがい”や、
わが子の“ねがい”がよく見えていなかったりします。
まずはそこからがスタートで、少しずついろんな“ねがい”を見つけたり、
つくったりしていってください。
そしてお母さんたちも子どもたちに遠慮しないで、
たくさんのパワーをこの時間で発揮してください。
子どもたちはもっともっと楽しみたいのに、先に大人が飽きてしまってはいけません。
“うんどう”と向きあったりすることは、とっても大事なことだと思います。
時間の後半になると、
いろいろとお母さんたちのパワーが大きくなっていったのが印象的でした☆
まあいきなり張りきらなくても大丈夫ですから大丈夫ですから、
いろんなことを見て、体験しながら、力を貸してください。
よろしくお願いします(^_-)-☆
そして立ち話をすることなく、この時間の“うんどう”を大事にしてくれて、
本当に子どもたちの“うんどう”に“まなざし”をむけながらかかわってくれるお母さんたちに感謝です。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
あまり客観的な比較で子どもたちの“うんどう”をほめたくはないのですが、
なんだか“うんどう”をするときの顔が去年よりもかなりパワーアップしましたね。
スッゴク楽しそうだったり、キッと集中する表情を見せたり、ちょっとドヤ顔だったり、
なんだかそれぞれの成長が“うんどう”の世界でも見られるんですね。
これまでの『うんどうのオフィスアワー』の中で体験したことを、
子どもたち一人一人がなんだか豊かに展開していきます。
本当に自然といろんなバリエーションの“うんどう”が出現していました。
これって子どもたちがこのデバイスを見たときに、
いろんな“うんどう”のイメージをもてるってことですよね!スバラシイ!!
4.次回のオフィスアワーに向けて
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
まずはスタート!
ほし組のスタート! たいよう組のスタート!! だいち組のスタート!!!
それぞれが同じ場所で違うスタートをします。
うまーく♡分かり合える関係をつくるには時間が必要ですが、
また今年もいろいろなことを試しながらたくさんの発見をしていきましょう☆
そばにいて、“まなざし”をむけているときっと見つかるはずです。
……いや、というより意識的に見つけようと“うんどう”に向きあい、
それを見つけた瞬間はとっても嬉しい気持ちになりますよ♡
久しぶりの『うんどうのオフィスアワー』でしたが、いつものように始まりました。
“うんどう”がいつものことになるっていうのは、いいことですね★
1.どんなことをしていましたか(子)
マットの上にふみきり板が2台置かれていたのですが……その“ねがい”は……? って感じでした×。
そこで、ふみきり板・跳び箱・ふみきり板・跳び箱と連続させて置くことで、両足をそろえたジャンプを誘いだしてみたいなと“ねがい”をこめてみました。
そのあとに連続してふみきり板をつなげることで、さらにジャンプの感覚をつかんでいきます。
何回も連続して跳ぶことによって脚力を鍛えるわけではありません。
連続した運動のなかで「心地よい、いい感覚」、
つまり“コツ”を見つける機会をつくってあげるのです。
「こんな感じでやってみたら……?」「あれ?この感じは……」なんていうように、
“カン”を働かせながら“コツ”を発見していくのです。
そんな“ねがい”をこめてこのふみきり板の連続とびを大事にしています。
跳んでみると分かると思います。
でも一回だけでは分からないから、何度も跳んでみないといけません。
そして生まれてきた「心地よい、いい感覚」を忘れないように、すぐくり返すことも大事です。
お母さんたちにやってもらったとき、なんとなく流れがとぎれてコマ切れの状態になりました。
これではダメなんですね。
ホカホカの感覚のうちにすぐやってみる、ということもとても重要なことです。
それから最近はあまりお母さんたちが言わなくなった「力がない」という理由。
運動のできない理由づけに使うのですが、
運動ができるようになると力の出力は最小限になってきます。
文字を書くのといっしょです。
最初は力みながら書きますが、いつしかスラスラと書けるようになります。
そんなとき「力をこめて!」「もっとしっかり握って!」なんて教え方はしませんよね。
そんなふうに感じることのできるお母さんたちが増えてきたと思います。
だから子どもたちには運動を上手にやるための技術や方法を伝えるのではなく、
運動のもつ感覚を伝えていきたいと思っています。
そのためにお母さんたちにもその感覚を伝えたいと思っているのです。
くり返しの中で両手をピ~ンと伸ばして、足をピタッと閉じて、からだをキュッとまっすぐに伸ばした方が気持ち良くスーッと滑ることができるんだ★
そんな“コツ”が見つかってくると楽しくてたまらなくなってきます。
こんな坂道も子どもたちにとっては楽しいコツを見つける場になっているかもしれません。
でもすべり台やブランコに、コツの発見という運動感覚の楽しみがあるのかな?どう?なんてことを学生たちの授業で話をしています。
もっともっとこのへんのことを深めていきたいのですが、この『うんどうのオフィスアワー』が遊具で遊ぶ時間にならないように、
というのがまずは今の柳川郁生の“ねがい”です☆
なんて書くと「あれはしちゃダメですか?」なんてことを聞かれたりします。
どんなふうにすれば子どもたちの体験がひろがるのかな?
こんなすべり台にしたら子どもたちにこんな感覚の発見をしてもらえるのかな?
なんてことを想像しながらデバイスをつくってみましょうということです。
いろんな工夫を試してみる。
実は『工夫』=『アート』と考えているので、
『うんどうのオフィスアワー』はアートの時間なんです。
そう考えてみてください。
なので次回うまくいけば『工夫』のアイテムが体育館に登場します。
最新のトレーニングマシンや器具ではありません。
きっと倒立やジャンプ、側転や這い這い、いろんな運動の感覚を楽しく引き出せるかもしれません。
かなりの出費ですが、楽しくしたくて、工夫したくて、“うんどう”のために注文してしまいました。
そしてこんな“まなざし”が……
「デバイスは取り組む、楽しむというだけではなくて、支えてくれるものでもあるんだなぁと気がつきました。」
……なんて深い気づきをしていました。
すばらしい!!
これだって足の指でギュッと地面をつかむような感覚が生まれてきたら、枝や綱をつたって登るような展開をつなげてみたり、足裏の踏ん張りを使ってエイッと跳び越えるきっかえにしてみたり、いろんな工夫に活かせるんだろうなと考えます。
そうすると少しワクワクした気持ちをもって“まなざし”を向けられるようになってきますよ♡
鉄棒も緊張することなく遊べる子どもたちが増えてきましたね。
なんか回らなければイケナイ、ぶら下がらなければイケナイ、なんて思うと嫌いになってしまったりもします。
でもお母さんたちが見守ってくれているので、まずは親しむことができていますね。
この鉄棒に手がとどく感覚が「できるかもしれない」という感覚にちかづいてきたことを、けいとくんを見ていたさちこさんが見つけました。
見えないことが見えるようになってくるんですよね。
この感覚のことを運動学では「伸長能力」のひとつである「徒手伸長能力」といいます。
難しく言うと「実在の皮膚からある「隔たり」をもち、運動志向性が密度濃く漂う外縁層に始まって、果ては、はるか遠く離れた対象物にまで及ぶ広範な現象野に関わる能力」のことで、
自分の運動の感覚がからだの外のずっと向こうにまでつながるようになってくるということです。
この見えないつながりが、本人にも、“まなざし”を向けているお母さんにも見えるようになってきているんですね。
いろんなこと、いろんな“まなざし”がこの『うんどうのオフィスアワー』のなかで生まれています。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
お母さんたちに実際にふみきり板を使ったジャンプを体験してもらいました。
“カン”をつかって“コツ”を見つけるってことを理解してもらいたいと思ったからです。
そうするとふみきり板を使って気持ち良くジャンプするためには……なんてことがなにか見つかってくるはずです。
そうやって見つけたことを手をつないで伝えてあげる。
引っぱりあげて高く跳ばせてあげるのではなくて、お母さんの中の高く上がる感覚を子どもたちに伝えてあげるんです。
そしてお互いの感覚がつながりあったときに、二人の笑顔が生まれ、何度も何度もくり返して楽しみたくなってきます。
あのあと何度か体験してくれたお母さんと子どもたちには、そんなことが伝わったのではないでしょうか。
またそんなこともやってみましょう♡
だってお母さんも、子どもも、楽しいって気持ちになるんですから♡♡♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
みきちゃんがゆみさんに「人間って空をとべるの?」と質問してきたそうです。
ほら!
こんなふうに とべちゃうかもしれません☆
子どもたちのひとりひとりの運動体験の中に、ひとつひとつずつの工夫をして、
こんな成長を支えていけたら楽しいでしょうね。
それから前回の
☆この姿です☆の正解は、余韻が生まれたということです。
なにか充実感のようなものが少し見えてきたのかなということです。
映画のスタンディングオベーションではないですが、
逆に居座るこの雰囲気がとってもいいなと感じています。
なんとなく余韻に浸る母子の関係であったり、母同士の関係であったり、
なにかその日をふり返るような感覚が生まれてきたのかななんて嬉しく思っています。
逆をいうとそれぐらい寂しい思いをしていたということなんですが(笑)
体育館がサロンのような雰囲気になるこの時間が好きなんですね(^_-)-♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
今年度最後、だいち組のみんなにとってはこども芸大最後の『うんどうのオフィスアワー』となりますが、やはりふつうでいきましょう。
やりたいこと、楽しみたいこと、やってほしいこと、楽しんでほしいこと、
それをしっかりともっていつものように体育館に来てください。
いつものようにお待ちしています!(^^)!
ブログアップ遅くなりました。
いろんなしごとを片づけながら、しばらく実習があったりと、
いつもながらの年度末の処理に追われています。
それでもやっと時間が出来たので
まずは自宅にて手をつけています。
しばらく時間が空いてしまったので、画像を見ながら思いかえしていきます。
なんて思っていたら「いっしょにコマしよう♡」なんて誘われてしまいました。
さあ、どこまで手をつけられるでしょうか……
1.どんなことをしていましたか(子)
まずはこんなふうに渡ってスタートです。
そしてこんなふうに乗り越えたりしながら、動きの中でバランスの感覚を見つけていきます。
さちこさんの“まなざし”にも書かれていましたが、こんな動きが子どもたちと地面を仲良くさせて、「上手く転べる」ようになるんですね。
‘転ばないようにバランスをとる’のも大事ですが、“上手に転べる”というのもとても大事なことだと思いますよ。
だからほら!
これだって上手に転んでいるってことです。
それが回転へとつながっていったりします。
そんなことを大事にしながらいろんな“うんどう”をして、さまざまな運動の素材をつくっていきたいと思っています。
ゆみこさんは“まなざし”でゆかちゃんのうでの伸びを見つけていましたが
こんなふうにとどきそうでとどかない微妙な距離から発生する『伸長化』の感覚が大事です。
フッと伸ばしたからだの感覚がスッと鉄棒に届く感覚へつながる瞬間へ導いてあげるのです。
するとこんなふうに自然と伸びた腕や身体が発生したりします。
きっと後ろで見ているしゅうたろうくんにもその感覚が見つかってくるはずです。
感覚を発見する、その瞬間をお母さんも共有する、そこにゆきこさんのいう“この時に居合わせる事ができてうれしい!!”という共鳴が生まれます。
「やった!」「できた!」「いいぞ!」「それ!」「その感じ!」……とにかくその瞬間のその喜びを共有できた時に
”現行犯をつかまえた!!”
なんて喜ぶのがわれわれ指導のマニア(おたく)です★
転がってみたり、
(ここまでアップして今からスポーツセンターでフリック体操クラブの練習です。)
(練習から帰ってきて深夜の12時手をつけましたが……)
手押し車で進んだり、どんなふうにすると楽しいのかな、面白い(気持ちいい)のかな、なんてことが、お母さんと子どもたちのが向き合うことで生まれてきます。
ほんとうにお母さんたちの“まなざし”が、子どもたちの気持ちを包み込んでくれています。
(やはりここまでで断念(>_<)続きはまた後日……)
(そして2月12日『母と子の動感体験ワークショップ』から帰ってきて13時36分再開です。)
……ちなみにこの『母と子の動感体験ワークショップ』は、この『うんどうのオフィスアワー』を本店にすると、3歳児中心に展開している支店のようなものです。
……で、話をもどして
気がつくとここに2通りのコースを設定しているお母さんたち、最近は抜け目のない“まなざし”になってきましたね!
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
遠くから‘ながめている’だけでは見えてこない感覚がどんどん感じられるようになってくるんですよね。
そんな“まなざし”を発見していくお母さんたちの取り組みはスバラシイと思います。
こんなふうにわが子と向きあったり(画像のさちこさん)、肘をすりむきながらもいろいろ試してみたり(別のさちこさん)、本当にこの“うんどう”の世界のお母さんたちの素晴らしさはスゴイと思います。
もっともっとこの素晴らしさを伝えるにはどうしたらいいんだろう。
もっともっとこの取り組みをたくさんの人たちにも広げていくにはどうしたらいいんだろう。
そんなふうに考えてしまいますが、これ以上のハードスケジュールは自分で自分の……てことになりそうなのでほどほどにしましょう(^_-)-☆
これだけのアツい“まなざし”をむけるのだっていいと思います。
これは柳川郁生のやり方の一つですが、子どもにつきあうことに疲れたときは、あえてどっかりと座りこんでしまいます(あくまでも“うんどう”のそばに)。腰を下ろして子どもの様子を見ていると、今までとは違う息づきのようなものが感じられたりして面白いからです。
すると子どもの後ろを必死になって追いかけなくても、
太陽の周りを回る地球のように自然と子どもが自分を中心として動きだしたりします。
そのときわざと子どもが照れちゃうぐらい見つめ続けるのです。うまくこのビームがとどいたときに、なんともゆったりと流れる至福の時間が動きだしたりするのです。
そうすれば「早く」「時間だよ」「もう終わり」なんて気分にならないで済んだりします。
なんだか統一的な指導を展開するのではないこの『うんどうのオフィスアワー』の時間は、
いろんな“まなざし”が存在していてよいのではないでしょうか。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
こんなふうにスライディングのデバイスのところにフープを設置して、身体を反らせすぎないで、まっすぐしめの感覚を使って身体が伸ばされるように“ねがい”をこめてみました。
しっかりと状況を投射化し、カンを使って感覚の探りを入れ、コツを発見する工夫の志向性が習得されてきたということです。
「あ~しなさい」「こ~しなさい」という指導も大切ですが、その指導を受けた時に自分ならこうするという個別性の原理にもとづく自分の運動感覚への問いかけ(運動投企)ができるようになってきたということですよ。
①言われたことができないロボットは壊れたロボット?
②言われたことができるロボットは優れたロボット?
③言われたことからよりよいやり方ができるのは長けたロボット?
それでは
④言われたこととは違うスゴイことができちゃうロボットは?
これを“うんどう”に置きかえて考えてみてください。
故障していると思われるロボットは①、④?
そう考えると
コースから外れたこの“うんどう”の中にも、大事なことがいっぱいあるのかもしれませんね♡
なんだか最後になって仲間の絆がより一層強くなったようなだいち組の子どもたち。
ロボット(精密機械)よりスゴイことができてるってことですよね。
それから最近になって一番の変化は
☆この姿です☆
わかりますか?
ず~っと、ず~っと気になっていたのですが、ず~~~っと待っていたら、
最近になってやっとこうなりました。
密かに喜んでいる柳川郁生です。
正解は・・・・・・また今度(^_-)-☆
4.次回のオフィスアワーに向けて
またいつも通り、特別なこともなく、穏やかな時間になりますよう。
体育館で待っています。
~ 2日がかりのブログアップがやっと終わりました(ふー)。 ~
さあ今から130人分のレポートを読んで400人分の成績つけに手をつけます。
これが済めば……♡
実をいうと柳川郁生の構想で今回のこじまくんとのデバイスは、
子どもたちが体育館に来るころには粗方できている状態を考えていました。
そこからいろんなデバイスがつながれば……と思っていたのです。
なのでずいぶんと時間も過ぎてしまい「どうしようかな?」「延期しようかな?」と思ったのですが、
「こんな展開の日があってもいいかな。」「次週からまた日常に戻したいし。」「まずは今日やってしまおう。」
いろいろと迷いつつもやることにしました。
本来はもっと時間のかかる工程をなんとか短縮してつくったので、もう少し調整したい部分もありました。
でもそこはみんなの‘やさしい気持ちのつながり’の部分を大事にすることとしました。
本来の“ねがい”は、坂道をかけあがる部分で傾斜から坂のてっぺんへぬけるときのフワッとした感覚、
それからかけおりていってトンネルをくぐるときの坂道とトンネルの入り口がつくりだす
すいこまれるような前傾姿勢への感覚、そんなことを想像してつくったデバイスでした。
私の勝手なイメージは『七里ヶ浜』の海に向かった下り坂です。
グワーッと目の前の坂を上りきったら眼下に海が広がっていて、
今度はその海に向かってドワーッと駆け下りていく。
あくまでも勝手な想像です……(笑)
1.どんなことをしていましたか(子)
大きなデバイスがあるとそこばかりが目につきますが、
倒立にコツコツと取り組みながらその感覚を伝えようとしてくれているはづきくんやゆきこさんがいたように、
小さな“うんどう”への取り組みもちりばめられていました。
少しずつ自分の感覚を広げていって、ちょっとずつダイナミックな感覚につなげていきます。
こんな感じから始まって、だんだんと自分のからだとマットが仲良くなり、からだが伸びて、うでが伸びて、あしが伸びて、そしてからだ全体にピーンとしたしめの感覚が生まれてきます。
そんな“うんどう”が展開されていました。
まずはおなかとマットがくっつけば……(^_-)-☆
普段はあまりやらない鉄棒を、今回はやってみる子もいましたね。
「鉄棒はしなくてもいい?」なんて聞いてきた子どももいましたが、ちゃんと触っていましたよ。
よこ向きに置いたり
渡ったり、跳びこえたり、手をついて支え跳んだり、さまざまなイメージをもって“うんどう”していました。
「ここではこうしなさい」ではなく「こんなこともできるよ」、そんな発見をしていきたいですね。
よしこさんが「これこういう風にやってみたら?」と指示してしまうと反省していましたが、
こどもたちよりお母さんたちの方が豊かな経験を持っているんです。
だから誘ってあげることは必要なことだと思いますよ。
そのときに“うんどう”自体にステレオタイプになっているようだったら、
「これどうしたら楽しいかな?」なんて逆に投げかけてみてもいいかもしれませんね。
そんなやりとりができるのもこの『うんどうのオフィスアワー』のお母さんと子どもの関係だと思います。
『走る』感覚に軽やかさや伸びやかさを発生させるためにいろいろと工夫をしていきたい、すごーく単純だけどおもしろいデバイスです。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
なんだか大変な作業でしたね。
でも今回は秋からずーっと思い描いていたゆみこさんの“ねがい”があったので、
そこをお母さんたちみんなが協力してくれたかなと思っています。
毎回毎回一生懸命ゆうたくんたちに愛をとどけたいと工夫をしている姿を、
みんなが見ていてくれたのでしょうか。
その気持ちはさいごのゆみこさんの言葉でもみんなに伝わったと思います。
そしてこの『うんどうのオフィスアワー』がつくっている愛の世界(笑)を
もう一人の学生(ゆいさん)も 心から感心して見ていました。
だから19歳の女の子の口からあんなしっかりした言葉(最近の学生からしたら)が生まれてきたのかもしれません。
なんかお母さんたちにお礼ですね。
「ありがとうございました♡」
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
子どもたちは自分の前が空くのを自然と待つようになってきました。
たいよう組やほし組の子どもたちもです。
それは順番を守るという規律の行動が働いたのではなく、自分の“うんどう”の世界が向こうの世界までつながったと考えています。
つまりイマココの身体感が、コレカラの身体感とつながりをもてるようになったということです。
走っていった先の運動をするためには、ここから気持ちよく走っていった方が 、
さらに気持ちよく運動が成立するということを走り出す前に想像できるようになったということです。
だから自分の前の子が終わるまで待っていられるんですね。
「ちゃんと並んで順番を守りなさい!」というのは大事なことですが、
この感覚の発生をじゃましないようにしてあげることも大事だと思いますよ。
……わかります?
じぶんで倒してしまったデバイスを直しているんです!!
自分の“うんどう”と自分の周りの世界とのつながりをしっかり感じているんですね。
このロープに引っかかってコーンを倒してしまったことが、この場所(世界)を変えてしまったということに気づいているのかもしれません。
私はこのイメージをもてることがとてもすごいと思っています。
小さな子どもだってそんなことに気づいているのかもしれません。
どうでしょうお母さん?
わが子のそんな場面に出会ったら聞き出してみてください。
そして柳川郁生に教えて下さい。
興味津々です☆
4.次回のオフィスアワーに向けて
次回はまた通常に戻しましょう。
いろいろと学生の見学があったり、大きなデバイスがあったり、ちょっと普段とは違う展開もありましたが、
それはそれで刺激としてまたいつもの『うんどうのオフィスアワー』をしましょう。
もし前もってこのブログを見ていてくれるようであれば、まずは小さなコースをつくりましょう。
ほし組の子どもたちがパッと一目で理解できるような感じで。
そしてその周りにだいち組の子どもたちがやりたいと思うようなデバイスを、
子どもたちの“ねがい”にあわせてつくってみましょう。
そしてたいよう組の子どもたちはだいち組をあこがれのお兄さん、お姉さんにしたり、
ほし組のお兄さん、お姉さんになったり……
そんなイメージでどうでしょう?
まずは体育館の半面ぐらいの状態から(でも人数が多かったりしたら臨機応変に)。
よろしくお願いします。
レポート作成指導期間も始まり、週末はセンター試験の監督などもあり、
すっかりとブログアップが遅くなってしまいました。
それでもしっかりと見てくれている方もいるので、心をこめてつぶやきます。
プライベートブログ「コブログHR」の方はちょくちょく手抜きをしますが、
こちらはしっかりとつぶやきます。
……とはいえただ今1月22日の21時過ぎの研究室です……
今回は美術科の総合美術コースの授業と並行して展開しました。
「認識論」という授業の中で紹介した『運動学』を実際にどんなふうに展開しているのか、
そんな理想的な展開が実際に可能なのか、
そして実際にそんな実践を試みているのがこの『うんどうのオフィスアワー』だ、
ということでまずは見てもらいました。
そしてお母さんたちがこの“うんどう”の世界をつくりながら、
どんな“ねがい”を伝えようとしているのか、
そんな質問のようなことを学生たちに投げかけてみました。
そして活動の後で柳川郁生がお母さんたちの“ねがい”をこんなふうに予想して
学生たちに伝えました。
1.どんなことをしていましたか(子)
子どもたちが思わず“うんどう”の世界にとびこんでいきたくなるような雰囲気(デバイス)を意識していきます。
この不安定なバランスの感覚が「おもしろそう」という心に届くといいなと思ってつくっています。
こうやってふみきり板を連続でつなげたことにも理由があります。
1枚のふみきり板に向かって一生懸命走っていって、しっかりと踏みきることも大事です。
でもヨイショッ、ヨイショッと跳びながら、ピョン、ピョン、ピョンと跳んでいく、やがてそれがトン、トン、ト~ン!という感覚へと変わっていく、そんな運動感覚の流れがこの中で生まれてくるのです。
そんなことをお母さんたちは……
そしてこんな箱にも『支える』感覚を見つけていって、ヒラリと跳びこえる気持ちの良さと出会ってほしいという“ねがい”をこめています。
それがうまく子どもたちに伝わると、「側転」なんて運動に結びついてしまったりします。
そしてここでは、自分に見えない世界へスッと腕やからだを伸ばしていったり、背中で世界を感じる感覚をつくっている。
そんな発見がこの運動の中にあるので、子どもたちは何回も楽しみながら、どんどんと気持ちの良いやり方を見つけ出していきます。
そのあとに現れる坂道へ勢いよくかけだすための大事な感覚をここで生み出したいと“ねがい”をこめているのです。
さらにはこの坂道も
小さな子どもたちは手をついてしっかりと4つ足で踏んばりながら登っていくような、絶妙な角度をいろいろと試しながらつくっています。
しっかりと子どもたちの様子にまなざしをむけ、理解を深めていかないとこの角度は生まれてきません。
そして子どもたちの“笑顔”のために、楽しく安全なデバイスにしていきます。
そしてこれも“楽しいすべり台”的な遊具としてつくったわけではありません。
この滑る、からだを伸ばす、そして足先までしめるような感覚を少しずつ子どもたちが見つけられるよう、そしてその感覚がジャンプや倒立、バク転なんてさまざまな運動につながっていくようなことを想像しながら展開しています。
そして鉄棒では「前回り」や「逆上がり」なんて既成の運動課題にとらわれず、一人一人の子どもたちの“ねがい”に合わせてお母さんたちはさまざまな運動の理解をしています。
さらにはこんな高い鉄棒にも「あ~しなさい」「こ~しなさい」という一方的な“ねがい”を押しつけることなく、子どもたちの中に発生した“まぐれ”の感覚をお母さんたちが見逃すことなく見つけることを大事にしています。
なんてことを学生たちに伝えてみました。
ツクリテのお母さんたち、これであっていますか?
そしてこんなふうに
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
子どもたちと同じ世界を見る。
楽しんじゃう♡
そんなお母さんたちってスゴイでしょ☆
なんてことを学生たちに伝えました。
そしてこんな理想的なあやしい世界を本気でつくろうとしているんだよ、
ということを学生たちに話しました。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
自分なりのやり方を見つけることもとても大事です。
なんかみんなが楽しいと思ってくれた時間になって、とてもうれしかったです♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
ゆみこさん、こじまくんという学生が、
子どもたちとお母さんたちが自分の考えたデバイスを楽しいと感じてくれたことが嬉しくて、
お手伝いをしに来てくれます。
今日あった「芸術と子ども」の授業でもそうでしたが、
“子どもたち”ということを考えるだけでみんながどこかでつながりあう、
そんな不思議な世界がここでは展開しています。
子どもたちのためにいろんなことをしていたつもりが、
自分自身のいろんなことに気づくきっかけとなったり、
誰かの気持ちに気づくきっかけになったり、
本当に面白いことが実際に生まれてきます。
楽しいですね♡
ではまた……もうすぐ23時になります。
早く帰って晩ごはんにしよう。
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