入試課ブログ

だいたい毎日更新中 http://blog.tuad.ac.jp/nyushi/
2008-07-24

じめじめ

居酒屋タクシーにでも乗りたい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

こんにちは、入試課ブログです。

ちなみに僕は、おつまみとしてししゃもがいいです。
あ、マヨネーズもつけてください。
締めとしてゆずシャーベ(略)

なんか全然梅雨明けした感じがしないんですけど。

ここ数日どんより+雨。

資料請求をいただいているみなさまには、そろそろ届きましたかね。
大学広報紙の「g*g」最新号。

この「g*g」はウェブと連動しています。

↑画像に写っている今回の表紙は、

テキスタイルコースの学生「肘折媒染」[g*g 表紙の人]

というわけで、例の肘折プロジェクトに今回取り組んだテキスタイルコースのお話。

そして、「芸工大*芸術市民」は「芸術とデザインによる廃校活用と地域教育」として取り組んでいる「芸術工房ネットワーク」の紹介、

現代GP[芸術工房ネットワーク][g*g 芸工大*芸術市民]

   と

今年本学サステイナブルデザイン研究センター長を務められている植松先生のご紹介です。

植松豊行教授の場合[g*g 芸工大*芸術市民]

そして、「日常の中のTUAD」では、
先日ご紹介したI’m here. vol.1|仙台展 [ピクニクス・ドローイング]に出展されている望月さん、ナガバさんのご紹介記事です。

アートプロジェクト「I’m here.」望月梨絵+ナガバサヨ [g*g 日常の中のTUAD]

で、この記事の行間から何を読み取って欲しいかというと、
オープンキャンパスの準備が結構ヘビーで学内をウロウロできてないってこと(涙)

2008-07-23

AO入試アドバイス その6

受験生の皆さんへ、
2つ肝心なことを伝え忘れてました。

こんにちは、入試課ブログです。

まず1つ目。
AO・自己推薦入試の願書が含まれている「学生募集要項」は、
8/2・3のオープンキャンパスで配布の予定です。
オープンキャンパスに参加されなかった資料請求者の方には、
オープンキャンパス後にお送りすることになります。

2つ目。

プロダクトデザイン学科、グラフィックデザイン学科、映像学科で
教職課程設置認定を申請
[東北芸術工科大学]

簡単に言うと、これまで芸術学部美術科でのみ取得可能だった中学高校の美術教員免許が、
デザイン工学部プロダクトデザイン学科グラフィックデザイン学科映像学科の3学科でも取得可能となるよう文部科学省に申請を行いました。
これは2009年度4月からの入学生が対象となります。

はい、本日が最終回となるAO入試アドバイスは、美術科の日本画コース洋画コース版画コース

AO入試アドバイス その1(グラフィックデザイン)
AO入試アドバイス その2(工芸・テキスタイル・彫刻)
AO入試アドバイス その3(美術史・文化財保存修復、歴史遺産)
AO入試アドバイス その4(建築環境デザイン、プロダクトデザイン)
AO入試アドバイス その5(映像)

日本画コース
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●私は去年の8月に行われたオープンキャンパスで、日本画の前年度入試体験に参加した。貴学の日本画の先生が「本学を受けるつもりなら来た方が良い」とおっしゃっていた為、思い切って参加してみたが、これはとても良い機会だと思った。本物の受験会場のように「他の受験生たちと描く」という緊張感も体験できたし、私はAO入試を受けたが、この入試体験のときに出たモチーフと同じモチーフが3つほどでた。だから、もしこれからもオープンキャンパスで入試体験があるようならば、参加したほうがよいと思う。

●自分に足りないところや、できないことから逃げずにしっかりと向き合うべき。今やっていることは今後の自分の制作活動でも必要なことなので、受験だからやるというよりも、これから先のことを考えたら今自分は何をしなくてはいけないかが見えると思う。人として成長することが本当に大切。

●AO入試は先生方が自分のよさを発見してくれて、そこをのばす様にしてくれるので、試験をしていく中でどんどん成長できると思うのでおすすめです。

●入試問題にばかりこだわらず、色々なモチーフを描いていくと良いと思います。また、デッサン力を上げるために毎日デッサンや着彩を続けることをおすすめします。身近にある野菜やくだもの、花などを小さめのスケッチブックに描いたりすると、続けやすいと思います。

●オープンキャンパスで、実際に先生方から話を聞いたり、体験したりすることがためになった。

●とにかく絵を描く。先生に何回も描いたものを見せて、悪いところを指摘してもらう。描いて描いて描きまくる。あとは、オープンキャンパス等には何回か参加して、大学の雰囲気などを自分の肌で感じてみるべき。

●AO入試の場合、早い時期から焦点をしぼり、予備校や高校の先生などと相談しながら独自性を発揮できる作品製作を心がけることが大切。

●AO入試では、技術だけではなく、中身も含めて評価していただくことができます。なので自分の個性を見てもらいたい人は受けてみてはどうでしょうか。
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→日本画は、一次選考時に大学で2日間の制作があります。例年一般入試で課しているような静物着彩です。2日で約10時間ほど。

洋画コース版画コース
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●私はAO、自己推薦、前期、後期、全ての試験を受けましたが不合格でした。それから、一浪しこの度のAO入試で合格することができました。浪人中に美術予備校に通い本当に基本的なデッサン、絵の具の扱い方から学びました。私の住んでいる地域には美術関係の予備校などがなく、それまで高校の部活でしか、人から直接絵を学ぶ機会のなかった私にとって得るものが多くありました。目指すモノの方向が同じ人達に囲まれて刺激を受けることもできるし、表現の幅も広がったと思います。予備校などで専門的な先生方から学ぶものは多いと思うので、そういった環境に恵まれていない方には夏期講習や冬期講習だけでも参加することをオススメします。

●洋画コースのAO入試に関しては、私は他の受験生の絵に気をとられてうまく描けなかったので、試験中はモチーフのみを見て自分の絵に集中してください。これは実技試験では全てに言えることです。試験対策中も、このことを常に意識して頑張ってください。

●私は芸工大が大好きで、この学校以外考えられなかったからAO入試を受けた。芸工大を受験することを決めたのが夏休み直前で、夏休み中に必死で描いた。デッサンの勉強は本を何回も読んだりして、本に載っているデッサンもじっくり見てタッチや反射光の場所、明暗を学んだ。自分で資料をさがしたりもした。自分から学ぼうとすることが大事だったと思う。常に不安で、焦っていて、上手くいかないことが多かったけれど、今描かなかったら絶対落ちると思ったから、上手くいかないことにイライラしながらも続けた。だから、何があっても続けることも大事だと思った。

●私は芸工大が第一希望だったので、迷わずAO入試から受けました。オープンキャンパスには何度も足を運んだ方がいいです。実際に大学で絵を描くということにも馴れた方がいいと思います。自分がどれだけ意欲があるのか伝えられるようにしましょう。

●AO入試、1次試験は

2008-07-22

AO入試アドバイス その5

高校野球マニアにはたまらん季節がやってまいりました

こんにちは、入試課ブログです。

そうです、「紅」の季節です。

今年はオリンピックの日程の関係で、
甲子園大会の開催が例年に比べて早いんですよね。

この仕事をしていると、東北を中心に全国の高校名に異常に詳しくなるので、
全国の結果を見ては「あ~」とか「う~」とか言ってます。

なかのひとは男子校出身だったんだけど、
地方予選の応援といえばもうそりゃぁ超一大イベントです。

着ぐるみあり、水着あり、裸ありのほぼ無法地帯な応援ですよ。

わが母校は何度か甲子園に出たことがあるんだけど、ここ20年くらい?出ていないのですよ。
あ~でも一度でいいからアルプススタンドで母校を応援したい。
そして校歌を歌いたいとは、やっぱり思うねぇ。

そんな僕は、いまこうして入試課で仕事をすることで、
すっかり受験生を応援する立場になったわけですが。

(なんとキレイな話のもって行き方)

というわけで、本日もAO入試アドバイス。
今日は映像学科なり。

AO入試アドバイス その1(グラフィックデザイン)
AO入試アドバイス その2(工芸・テキスタイル・彫刻)
AO入試アドバイス その3(美術史・文化財保存修復、歴史遺産)
AO入試アドバイス その4(建築環境デザイン、プロダクトデザイン)

映像学科
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●私はAO入試で合格を頂いたのですが、正直AOの課題には相当悩まされました。自分が思っていることと先生方が思っていることが違うのが怖くて人に出すことすら戸惑ったりしました。しかし、オープンキャンパスなどで、先生の意見を聞いたり悩みを相談したおかげで、「やれるところまでやってみよう」という気持ちが強くなり、いろいろな人に評価を求められるようになりました。受験生のみなさんも、あるがままの自分をみせて、最後まで粘り強く頑張ってください。

●オープンキャンパスに一度行って、どんな先生とどんな生徒がいるのかを見て、自分に合っているかどうかを見て欲しい。あとは大学案内書を何度も暗記するぐらい読んで、ブログをこまめに確認することが重要だと思います。AOに関しては自分を信じて、集中して好きな作品を作ることが一番重要だと思います。

●入学希望者はAOからすべての入試で受けるべき。

●案内をしっかり読んで、この大学がどんなところなのか、どんなことができるのかをしっかり理解し、さらにオープンキャンパスで大学の雰囲気等を目で見、肌で感じ、受験する際は、しっかりと計画を立て、受験当日は準備万端でのぞむことが大事だと思う。その際は、高校の先生を多いに活用するべし。入試課のブログやHPを随時チェックして常に新しい情報を手に入れたほうがよい。出願状況や受験のアドバイス等を知ることができる。

●私はAO入試で合格しました。もう早くから芸工大に決めている人は絶対挑戦すべきだと思います!合格後も気はゆるめず、いろんなことをしておくと良いかも。AO対策(映像)は自分のアピールできる作品を作っておくと良いかも。ポートフォリオにしておくと、とっても便利です。
———————————
→映像学科は、一次選考で「出願書類」と「提出課題」だけで合否を判定します。「提出課題」については、かなり幅が広い。こうなると自由すぎてみんなアタマを抱えてしまうんですよね。全てにおいて、その提出した課題が、映像学科で勉強したいと思っていることとどうつながっていくのか、がきちんと説明できるようであって欲しいと思います。
 ちなみに映像学科のオープンキャンパスでは、いろいろな企画があります。

●CM制作体験をしてみよう!
●アニメの製作過程、1から100まで教えます!
●大型カメラで写真撮影に挑戦!
●映画監督・根岸吉太郎による映画撮影ワークショップ
●3DCGを作ってみよう!

特に「どーしてもグラフィックだと思ってたけど、オープンキャンパスで映像に行ってみたら、自分がやってみたいことはこっちだった」なんていうのもよくある話でございまして。

▼今日の記事
母校の山形北高生徒会が粟野選手に応援旗 北京パラリンピックに出場[山形新聞]
粟野幸智恵選手に母校から応援旗[山形放送(動画ニュースです)]
粟野さんに後輩が応援旗 北京パラリンピック代表[山形テレビ(動画ニュースです)]

2008-07-21

AO入試アドバイス その4

こんにちは、入試課ブログです。

ここ数日AO入試アドバイスをお送りしているわけですが、
こういう抑揚のないテキストベースの記事を連続で掲載するとアクセス数が落ちるんだよね~。

しかもブログに写真がないから、文を読むのが飛ばされちゃってブログへの滞在時間も短くなるのですよ。

まぁわかっちゃいるけど、
コピペするだけでラクなのでいまのタイミングじゃないとアドバイスが遅くなっちゃうので、
掲載を続けますね。

AO入試アドバイス その1(グラフィックデザイン)
AO入試アドバイス その2(工芸・テキスタイル・彫刻)
AO入試アドバイス その3(美術史・文化財保存修復、歴史遺産)

ということで、今日はプロダクトデザイン学科建築・環境デザイン学科のAO入試アドバイスを。

プロダクトデザイン学科
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●最後まであきらめないで頑張ること。オープンキャンパスでは仲良くなった入試課の方にたくさんお話を伺うことができ、在学生の方からも入試のアドバイスをたくさんしてもらえたので、とてもためになりました。なのでオープンキャンパスには積極的に参加したほうがいいと思います。

●オープンキャンパスへはぜひ行くべき。受験方法する上で大きなモチベーションになるよ。

●オープンキャンパスでは直接、学科やコースの学生さんに入試のときのことやアドバイスを聞けたので、とてもためになりました。

●AOから全ての試験を受けてほしい。本当に入学したい人ならたやすいことです。

●こまめに大学に足を運び、情報を得る。(オープンキャンパス、セミナー、卒展etc)希望する学科の先生に個別相談や作品の添削をしてもらう。学校の美術の先生に相談にのってもらう。デザインの雑誌やデザイン展などから情報を吸収する。本気で入学したいのなら、AO入試から順番に受験をしていったほうがよいと思う。

●オープンキャンパスにはできるだけ参加した方が良い!学校の雰囲気、設備、何でも丸分かりです。

●オープンキャンパスに自分のデッサンをもっていき、アドバイスをもらった事がとても役立った。

●オープンキャンパスに積極的に足を運んでデッサンをみてもらったり、ポイントを聞いたりすると良いと思います。(特に予備校とかいけない人)自分の直すところや受験に対しての自信につながると思います。

●AO入試はとにかく自分との戦いだと思います。1次と2次の間に自分は定期テストがあったので、どんどん頭を切り替えました。最後は自信を持ってやりきってください。とても良い経験になります。

●私はAO入試でプロダクトデザイン学科を受験しましたが、自分は美術部ではありませんでしたし、予備校に通ったこともなかったので他の受験者より頑張らなければいけないことを知っていたので、夏休みは毎日学校の美術室に通い、必死にデッサンに打ち込みました。家に帰ってもデッサンをしました。例え予備校などに通ってなくても努力を続ければきっと合格することができると思います。

●AO入試まで、私はずっと運動部で普通科のみの学校で美術の授業も受けてなくて、デッサンの勉強はやっと3年の夏に始めたばかりでした。だから、技術は全くといっていい方ではなかったので、他の人に何で勝とうと思ったかといえば「やる気」やこちらの大学にどうしても入りたいんだという「強い思い」でした。AOの一番初めの志願理由書がとにかく膨大だったので、そこに自分の思いをつめこみました。この大学でなければならないという確固たる理由を深く考えました。初心者の方でもやる気で負けないって気持ちをもって頑張ってみてほしいと思います。オープンキャンパス等の相談所に行って、不安なこと、わからないことは何でも質問してみる価値ありです。

●絵と勉強を相互に関連づけてこなす。

●AO型入試は、成長することができるので、必ず受けて欲しい。

●やはりオープンキャンパスには行くべきだと思う。教授から意見をもらうことで、自分を成長させることができるだろうから。そうすれば合格にも近づくのではないだろうか。

●AO入試がありますが、絶対挑戦してみるべき!!実技のデッサンなどがあります。私は最低限、基礎的なことはしっかりしていこうと思い、身近なものをデッサンし続けました。表現のわからないところなどは美術の先生にも相談したりしました。試験が近くなると過去問にも挑戦したりしもしました。二次のことは考えずに、ひたすら一次対策(デッサン)することが大切。面接は自分のいいたいことがしっかり言えるように紙に書いてまとめました。あとは素の自分で面接を受けようと思い、学校では一度も練習してません。

●私は美術部だったことも予備校で美術を習ったこともなかったので、高校の美術の先生に相談をして放課後にデッサンを指導していただいていました。論述の対策は、過去問に取り組んでから美術の先生と国語の先生に見ていただいて様々な意見を聞くようにしていました。AO入試は過去の作品の持込が自由だったので、自分なりの個性が出せるような作品ファイルを作って面接に持っていきました。あとは、デザイン雑誌や本をたくさん読むと、楽しいだけではなく視野も広がってためになるように思えました。

●AO型入試は全員すごい人に見えて弱気になったけど、「自分は自分」と思いながら面接に挑むと気が楽になった。2次試験は他の人の意見がみれるので、楽しんでやれる。
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→アドバイスのところどころに出ていますが、プロダクトAO入試では一次選考で「デッサン」があります。
 っていうか「デッサン」というよりも、昨年だったらその場で紙で立方体を作って、それを持った自分の手を画面に構成してデッサンしなさい、という感じ。合間に面接も挟んでいるけど、4時間くらい(あくまでも昨年はね)。
 昨年は紙で立方体だったけど、イメージ的にはこの時の「造形表現」に近いかも試練。
 運動部でまだデッサンを本格的にやってない人でも、アドバイス内にあるようにAOを受けること自体によってよっぽど力がつきます。「入試」というある意

2008-07-20

AO入試アドバイス その3

こんにちは、入試課ブログです。

AO入試アドバイス その1(グラフィックデザイン)
AO入試アドバイス その2(工芸・テキスタイル・彫刻)

に続いて、今日は美術史・文化財保存修復学科歴史遺産学科のAO入試アドバイスを。

美術史・文化財保存修復学科
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●AOの場合、自分が本当に興味のあることを課題として調べた方がやる気もでるし、なにより楽しく行動できるようになる。

●社会人でAO型入試を受験しました(小論文と面接)。少しでも多くの作品を自分の目で見たほうがいいと思います。そして、どのように自分は感じたのか、考えたのか文章でまとめる作業をしていくことをオススメします。知識だけ詰め込むことはしないでほしいと思います。

●入試形式にかかわらず、たくさんの作品を見ること。広い視野で物事を捉え、柔軟性を持ち、様々な物事に対処する能力を養うこと。これは、たくさんの作品を見たり、たくさんの意見を聞くことによって倍かわれると思う。

●美術館の学芸員の方にアポを取って、美術館内、保存修復の話を聞いたりして面接の話題には役に立ちました。
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→美文(美術史・文化財保存修復学科を大学の中では略して「びぶん」っていいます)は、
 面接の時に容赦なく突っ込む先生が多いので(汗)、
 アドバイスの中にもある通り夏休みなどを使って自分の足を使って、
 美術館の方の話を伺ったりしておくことは大切。
 あ、面接のときに厳しい突っ込みをされてもひるまずに。
 美文の先生方の仕様ですので(笑)
 いやいや、それだけ先生方も本気な人と一緒に勉強したいと思ってるのです。

歴史遺産学科
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●AOは調べることはとことん調べ、人に聞けることはためらわず聞くことが大事だと思います。あとは情報の取捨選択をしっかりすべきだと思います。

●説明会やオープンキャンパスには積極的に参加したほうがよい。

●AO入試というとなんだかとんでもない課題出されそうだと思ってためらっていたけど、そんなとんでもない課題はでなかったし、周りの人に協力してもらえば(地元の人、高校の先生)なんとかなる。日頃から自分の感じたこと、考えたことを意識しておくとよい。入試で見られるのは文章、まとめ方の上手さよりも自分の考えを感じてつかむことができるかどうかだと思う。AO入試は資料に頼らず、自分の足で歩いて、目で見て、耳で聞く。体を張れば答えが見えてくるかもしれない。

●行動力がないとなにも始まらないと思いました。

●AO型入試では、地域とのつながりが強いとしらべやすかったと思う。

●AO入試の「本学を志望した理由〜」の質問では、漠然と大学全体を称えるより、一人の教授や○○学などに絞って答えました(志願書にも記入しました)。試験官の中に志願書の中で書いた教授がいたので、掴みはOKだ!と妙な自信は持てました。

●入試説明会の時に、質問をしたら丁寧に答えてくれたので、質問は恥ずかしがらずにやってみる方がいいです。

●芸工大に入学する方法は9月のAOから2月の一般までたくさんチャンスがあるので、自分が受験できるものは全て受験するつもりで頑張ってみるのも手だと思います(実際、私もそんな感じでした。)。AO型入試のレポートをプレゼンするときには、自分の調べたことだけでなく、幅広くたくさんの知識を仕入れておくのがいいと思います。たとえ合格する自信がなくてもAOが終わったあとは人間として成長しているはずなので迷ったらやってみるのが一番ですよ。

●AO入試ではしつこいと思うくらい色々と、そのことについて調べたほうが良いと思う。調べすぎて悪いことはないので。また、調べるなら楽しんで調べた方が身につくことが多いと思う。
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→歴史遺産学科も課題がレポートですが、求めているのは資料やネットで集めた情報だけでなく、
 自分の耳や足で稼いだ情報をもとにあなたならどう考えますか?ということ。
 調べたことを並べるだけじゃなくこういうことはできないか、
 それをすることでのメリット・デメリットなどをきちんと提示できるかどうかです。
 もちろん歴史遺産学科ブログもちゃんと目を通しておきましょ。
 ちなみに歴史遺産学科のオープンキャンパスでは、
 ●「もののけ姫」を読み解く―歴史、考古、民俗からー
 なんていう企画も用意しています(8/3のみ)。

2008-07-19

AO入試アドバイス その2

そーいえば、大事なお知らせを忘れとった。

こんにちは、入試課ブログです。

18日金曜日から、毎年恒例工芸コーステキスタイルコースの3年生による
複合素材演習の展示が始まりました。

Lighting Object 2008 in Summer[東北芸術工科大学]

複合素材演習は工芸コース・テキスタイルコースの中でも超目玉な授業。

2年生になると、「金工」とか「陶芸」とかって自分の専攻を選ぶわけだけど、
3年生の前期ではその自分が選考した素材と異なった素材をあえて組み合わせて、
光のオブジェを作る、というのがこの演習です。

毎年AO入試や自己推薦入試の志望理由には、

「複合素材演習に取り組みたい!」

と書いてくれる方がとっても多いです。

地元マスコミさんも毎年このイベントを手ぐすね引いて待ってくださっています(笑)

幻想的、ライティングオブジェクト 東北芸工大キャンパスに展示[山形新聞]

初日がいきなり本館前の橋の上で洪水が起きるくらいの土砂降りでしたが(汗)

ちなみに、「授業見れます」の記事でも書きましたが、
24日(木)の午後にはどなたでも参加いただける公開講評会も実施しますので、
お近くの方はぜひ。

あ、ちなみにオープンキャンパスでは、作品の一部を展示します。
(ホントは全部残して展示したかったんだけど、スペースの都合でできませんでした。工芸3年生のみんなゴメン)

写真はまた後日で。

というわけで、昨日はグラフィックのアドバイスだったので、
今日は工芸コース、テキスタイルコース、さらに彫刻コースのAO入試アドバイスをお送り。

☆工芸コース・テキスタイルコース
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●デッサン力が大切だと聞いたので夏期、冬期講習だけ、美術予備校に通った。オープンキャンパスでは入試のことについて色々きくことができたのでよかった。

●積極的に行事に参加して、芸工大をよく知ることが大切だと思います。

●AO型入試では、自分の考えを人に説明する場面が非常に多いので、普段から色々な分野の作品に触れ、自分の思想や主義に一貫した考えを持っておくことが大切だと思います。私は技術がからっきしでしたので、誰も考えていないようなこと、思いつかないようなことをよく考えていました。入試のための提出課題制作は、自分の考えや気持ちをまとめるのにとても良いと思いました。

●AO入試での小論文はいままでの傾向を見て題を決めて練習して先生に見てもらうのくりかえし。
 願書に書いたことの確認→それを元に面接練習ポートフォリオの中身の説明ができるようにする(素地や技法)
 あらかじめ2次試験で出る問題のデモンストレーションをした。(いくつもの案をだす)

●ほぼ毎日予備校へ行ってデッサン等をしていた。オープンキャンパスは作品を見たり、作れたりできるのでとても参考になった。

●AOは夏休みが勝負。夏休みがんばれば大丈夫かと。学校の先生にいっぱいお世話になる。論文と面接は特に何度も繰り返すこと。
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→工芸コース・テキスタイルコースでは、一次選考で作品ファイルの持参を求めています。
 よく「デッサンでいいの?」と聞かれるんですが、いや、もちろんいいです。
 いいんだけど、デッサンがうまいかどうかだけだったら自己推薦や一般入試でも判断はつくわけで。
 何でもいいんですよ、作品の種類は。
 要はその作品と受験される方の「工芸やテキスタイルをやりたい」という想いが、
 どうつながるのかがきちんと説明できれば。
 ちなみに一次選考の小論文では例年「社会の中での工芸・テキスタイルの役割」に冠する問題(800字、60分)です。

彫刻コース
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●早めに受験方法を決めて対策を始めたほうがいいと思います。実技試験の対策は高校の美術の先生に放課後してもらったのですが、それも早ければ早いほうがいいです。

●私は夏にAO入試に挑戦しようと決めて、学校の美術室を使わせていただいてずっと描いていました。もっと早く動いていればと今も思っています。人に相談して自分の考えを早くにまとめて早め早めで行動することが大切だと思いました。

●オープンキャンパスで、ためらわずに先輩の方々に話しかけてみると良いと思います。気さくな人ばかりで、仲良くしてくれる人がいっぱいで知りたいことなども楽しく教えてくれると思います。

●AOを受ける場合、大学へ何度でも足を運ぶことが大切です。

●ひたすらデッサンをしてください。いつかきっとわからないことがわかるようになる。

●日々の努力と最後まで絶対諦めないこと。

●土日、時間を長くとれる日は、試験と同じ条件で描いた。デッサン用紙にモチーフの全体図を短時間(30分程度)で描く練習をした。オープンキャンパスでデッサンを持参し、教授方にアドバイスをもらうのはためになった。

●オープンキャンパスや大学祭とかにドンドン行って大学の空気になれておくと合格率は格段にUPする。
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→彫刻を希望される場合はやっぱりひたすらデッサンです(笑)
 もうデッサンです。とにかくデッサンです。
 彫刻コースのオープンキャンパスでは、
 ●うまくなりたい人のためのデッサン講習会「石こうデッサン」
 を実施します。こういう機会を逃さずに。
 なんてったって教えてくれるのが彫刻コースの先生なわけですから。

2008-07-18

AO入試アドバイス その1

夏休みを迎えた高校生の方も多いことでしょう。

こんにちは、入試課ブログです。

まぁ夏休みとはいっても、講習もあるでしょうからそんなにまったりとはできないでしょうけど。

芸工生にとってこの3連休は、課題とレポートに追われることになる方がほとんどでしょうねぇ。

あ、20日日曜日は補講日だから休みじゃないんだ・・・

芸工大はまだまだ授業。
だってオープンキャンパスの1日目の8/2になってもまだ「集中講義」という授業をやってますから。

はい、毎年恒例の「受験生へのアドバイス」。

9月になるとAO入試も始まっちゃいますから、
そのあたりのアドバイスを現1年生から入学時に協力してもらった
「新入生アンケート」の中からちょこちょこご紹介していきます。

んじゃあ、まず今日はグラフィックデザイン学科の受験生へのアドバイスを。

このアドバイスを載せるときにはいつも言ってるけど、
人それぞれの意見ですので、「こうすれば絶対受かる!」ってもんじゃないです。
このアドバイスをどう捉えて自分で生かすか、っていうのも
まぁ一つの練習だと思ってくださいね。

☆グラフィックデザイン学科
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●AO入試を考えている人は、もう受験は夏なので、作品製作や課題対策など、早め早めに行動して損はありません。作品は中身、内容はもちろん大切ですが、より多くの作品数のあった方が自分の頑張りとして認めてもらえると思います。

●私は、大学説明会やオープンキャンパスにでなかったことをとても後悔したので、受験する方は絶対に出たほうがいいと思います。

●うそをつかず、最後まで諦めないでやる。私はAOの実技がうまくいかなくてぜーったい落ちたなと思っていたが、せめて悔いの残らないよう面接を頑張った。あの時、あきらめないでよかった!!!!と思った。

●AO入試の面接は、どれだけ事前に学校の事を知っているのかが重要でした。説明会などで、副手の方とたくさん話して、教授陣の普段の姿を教えてもらいました。そのおかげで、本番、たくさんの教授の方を前にしても、前から知っている気がして、あまり緊張せずにできました!!オープンキャンパスなどで、顔を覚えてもらってください!!この大学しか考えられない!!!という気持ちで面接してください。

●AO入試は自分の素で行かないとダメだと思う。

●どの入試方法でも早めの準備が大切だと思います。

●AO入試は、何よりも自分の個性やおもしろさを出していけば良いと思う。合否関係なく、提出課題などを通していい経験になると思う。

●AO型入試の対策としては、自分でやりすぎたと思うくらいやってもいいと思いますが、責任は持てないので、とにかくやれることをやるということが大切なのだと思います。

●私は予備校に通ったり、美術の先生にデッサンを教わりました。普通科に通っていたので、予備校に通って情報がたくさん入ってきたし刺激的でした。ポートフォリオはとにかく今まで自分がつくったもの(平面でも立体でもどんなものでも)でたくさん作品を見てもらった。課題など学校の美術の先生と二人三脚だった。在校生の方と接する機会は、オープンキャンパスぐらいしかないから、気になったこと全部きいた。みんなフレンドリーで安心しました。

●私はグラフィックデザインをAOで受けたのですが、何が出題されるかわからなかったので、不安になっていました。出てきた課題をあわてずにしっかりと受け止められる冷静さが必要だと思いました。あとは発想力を鍛えること。これが大事だと思います。

●芸工大を第一志望に考えるのなら、やっぱりAO入試から受験するのが一番かと。チャンスが広がりますからね。ただ、AO入試→不合格→自己推薦→不合格となるとまだチャンスがある!!と思っていてもすごく不安になるんですよね・・・。でもここであきらめちゃだめ。絶対受かる!!っていう強い気持ちが大切です。あ、あとデッサンはやっておいて損はないですよ。

●AOのとき、何でも(動物や植物や電子機器や、家具や食べ物や)描けるようにしておくと、試験の時とても役立ちます。妄想力とかユーモアも大事だと思う。

●描けるものを増やすこと。同じものばかりよりは臨機応変に対応できるようになるはず。AOや推薦は一般よりも早く行われるので、校内の一般からの人との温度差に注意。自分ひとりでもテンションを上げて試験対策に取り組めるようになる。

●芸工大に限らずですが、まず何より基礎力が大切なのでデッサンや色彩構成をたくさんやるのが一番だと思います。私はグラフィック選考なので並行して発想力を養う訓練もしてました。芸工大の過去問も8年分やりましたよ!発想面は、自分なりの表現方法(例えば、私は毎回何かしらの物語を作ってました。)を見つけるのが一番大切なことだと思います。

●もっと(グラフィックなら)ポスターやHP

2008-07-17

なつのあじ

自動販売機で「なんとかゴールデンパイン」を買いました。

こんにちは、入試課ブログです。

すっかり山形の夏の味、パインサイダーの仲間だと思って買ったあたしが悪かったよ・・・

写真だとなんか曇ってますけどねぇ、
本日の山形の最高気温、35.3度。

さすがにぐったり。

お隣の仙台は27.6度だっていうんだから、この差はいったいなんなのよ。

こんな日は、
昨年こんな記事を書いたがために、
学食のマネージャーがこの夏の間メニューとして出ることにしてくださった、
こちらも山形の夏の味冷やしラーメン

そんな中、
今日は日本画コース3年生の講評会をちょっとだけ。
3年生、100号以上の自由制作。
講評されているのは長沢先生(右)と岡村先生(左)。

Round About 長沢明[アートアクセス]
岡村桂三郎のひとりごと[アートアクセス]

かれこれ○年前に長沢先生のお姿をはじめて拝見したときに、

「あ、岡村せんせ・・・ぇ?」

と声をかけそうになりました。

長沢先生ごめんなさい。

「自由課題」って、
入試という壁が目の前にある受験生にとっては「いいなぁ」って思うかもしれないけど、
それって実は大変なんだよね。

いま高校の美術部で「自由に描いていいよ~」なんて言おうものなら、
忍たまとか描き始めちゃうわけでしょ?

いや、忍たま好きだけどね。

2008-07-16

じゃず

原西のグルグルドッカーンをマスターしたい。

こんにちは、入試課ブログです。

あの動き反則。

はい、あいかわらず先週のアメトーーク見た人しかわかんない内容から始まりました。

今週・来週は前期の末を迎えて、紹介したい授業なんかがいろいろあるんですけど、
ちょいっと、ってか全然時間がなかったりしまして。

まずは、先日山形県内で放送された「小山薫堂×東北芸工大 世の中を楽しくする発想法教えます」

企画構想学科学科長の小山薫堂先生を追った番組です。

21日(月)に今度は宮城県域で放送されます。

「小山薫堂×東北芸工大 世の中を楽しくする発想法教えます」
7/21(祝・月) TBC東北放送 15:00~15:54

で、今日大学では
坂田明さんによるジャズ公演が開催されました。

なぜ東北芸術工科大学でこのジャズ公演なのか。
↓をクリックして、ぜひ読んでください。

2008-07-14

今年のひじおりの灯

最近さっぱり疲れが抜けなくて、瑛太似の院長がいる行きつけの整骨院へ。

こんにちは、入試課ブログです。

はじめにもみほぐしをしてもらったんだけど、

「なんかホントやばいっすよね、カラダ」

と瑛太似の院長に言われ。

「はじめの頃はそーでもなかったのに、
 最近じゃ60代くらいの筋肉の張り方ですよ」

ろ、ろくじゅーだい!!!

十四代ならいますぐ飲みたい

もう温泉で療養したいっす。

さて、昨日から・・・
昨年に引き続き「ひじおりの灯」が開催されています。

秘湯肘折に灯す30人のアートの光 「肘折温泉 –ひじおりの灯-」[美術館大学構想室]

山形県の山間にある「肘折温泉」。

アートが社会の中でどんな役割を果たすことができるのか。

街を照らす若き感性 「灯籠」で温泉街の活性化を目指す[読売新聞]

今年は5月に肘折地区にある23軒の旅館に学生・卒業生たちがそれぞれ分宿し、
宿の女将さんやご主人のリクエストに応えて灯籠絵の図柄を決めています。

この他にも建築・環境デザイン学科テキスタイルコースのプロジェクトも加わり、
昨年よりも大きな規模となりました。
↑は6月に行われた中間発表会の様子。

肘折温泉の旅館の方々を交えて、制作上の工夫や視点の違いを話し合いました。





今日14日の夜は、作者による夜の作品解説トークリレー「肘折絵語り・夜語り」です。

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