今週というか先週は、授業登録やらなにやらかにやらの「オリエンテーション週間」なのですが、
並行して進路系、いわゆる就職に関するガイダンスもガッチリあります。
こんにちは、入試課ブログです。
この1週間にある就職関連のガイダンスだけで、
4/6(月) ・2年生進路ガイダンス
4/7(火) ・4年生就職ガイダンス
・4年生公務員採用試験説明会
4/8(水) ・3年生就職ガイダンス
・3年生公務員採用試験説明会
・1年生進路ガイダンス
4/9(木) ・教員採用試験説明会
えぇ、1年生も早速進路ガイダンスです。
で、7日に行われた4年生向けの公務員採用試験説明会。
ギッシリ。
昨年の倍くらい参加者があったようで、準備していた資料が足りなくなってしまったみたい。
これもこの不況の時代を反映しているのでしょうか。
安定志向とか、地元志向とか。
特に東北地方の受験生の親御さんなどからよくある質問として、
「芸工大に入っても公務員になんてなれないですよね?」
っていうのがよくあります。
なんで「なれない」って決まっているんでしょうね。
建築・環境デザイン学科で紹介されているような技術系専門職だけでなく、
毎年のように卒業生は地方上級の一般行政などで公務員になっていくのですが、
そういう人は例外になっちゃうんですかねぇ?
もちろん親御さんが悪いのではなく、社会全体でのイメージなんでしょうけど。
「芸術大学から公務員なんてなれない」という。
「公務員」=「法学部」「経済学部」みたいな。
ここからは、なかのひとの個人的意見として受け取ってください。
あのね、全然関係ありません。
要は公務員試験を通るかどうかの問題ですから。
なかのひとはいわゆる「法学部系」に通ってて、
大学時代の先輩や同級生や後輩が公務員になってますけど、
大学で勉強する法律や経済と公務員試験で出題されるものは、
基本的にリンクしてません。
だから「法学部の方が有利」とかっていうのはイメージでしかない。
だって公務員試験のために「数的推理」とか「刑法」とか「マクロ経済学」とかって、
大学の授業でやった「刑法」なんかとは全然別の勉強しなきゃいけないんだから。
まぁ「法律を勉強したい」と思う人が、公務員試験のために民法や憲法を勉強するのは、
確かに苦ではないかもしれないのは事実ですし、
「公務員になりたいから法学部を選んだ」という人が多いのも事実ですけど。
で、話がそれちゃった。
なので、公務員採用試験説明会にも多くの4年生が参加しました。
これは個人的見解ですけど、
公務員試験も4年生のいまごろからよっこらしょと準備を始めても
まず合格することはありません。
フツーの就職活動と一緒で、早目早目の動き出しが必要。
「私は芸工大で勉強して公務員になって、
アートやデザインの力で街を変えたいと思ってます。」
そんな受験生がたくさんいるといいなぁといつも思っております。
なかのひとが下手に「公務員予備校」みたいな名前の学部を卒業している分だけ、
美術系大学の役割ってそういうもんだと逆に強く思うんです。
えぇ、公務員全員が美大出身になっちゃったら、この国は崩壊すると思うけど。
あ、「行政デザイン学科」とか作ればいいんじゃね?
お~名案名案。
どっかの美大さん、ぱくってもいいですよ~
ちなみにその他にも、
(まぁこれは高校の進路の先生とかが意地悪で言う場合もあるけど)
「芸工大に入っても七○七銀行になんて入れないですよね?」
「芸工大に入っても東○電力になんて入れないですよね?」
といった応用バージョンがあります。
これはまた後日。
最近気づいたことがありまして。
こんにちは、入試課ブログです。
まるで朝青龍じゃないか!
ほら。
違う?
違いすぎる?
いや、だってドルジのガッツポーズネタが
すっかり影薄くなっちゃったからさぁ、ヤングキリンのおかげで。
昨日は、学内にリクルートスーツ姿の学生がいっぱい。
本学就職支援室主催の企業合同就職説明会が大学で開催されました。
本館3階の3つの教室を使って個別相談形式で開催されてこの説明会、
40社を超える企業のみなさまにお集まりいただきました。
本当にありがとうございました。
3年生の在籍数の割には、参加者がまだまだ少ないナァという印象。
各企業ブースで説明してくださる中には、ちらほらと本学の卒業生もいらして
大変頼もしく感じることもあったり。
3年生に少し声をかけて聞いてみたら、
「この説明会に出て、次に企業さんが主催する個別説明会に出て、
エントリーシート出して、何度か面接してってこれからの長い道のりを考えると、
なんだかもうすでにどんどん追い込まれているような気がする・・・」
と不安を口に。
そりゃ就活するのに不安じゃない人なんていないですしね。
必要以上に就職や就活を怖がってしまうキモチはわからなくないし、
1・2年生はスーツ姿の先輩を見て、
1~2年後の現実を見せられてある意味恐怖を感じる人までいるみたいですけど(笑)。
今回会場で目立っていたのが2年生がちらほら参加していたこと。
2年生がこういう説明会に出ているっていうのがもう驚きというかなんというか、
そんなに「就職」ってがっちり考えなくてもいいんじゃないかと思ったりもしたりしたんだが、
その2年生と話をしてみたら
「いろんな大人と話せて楽しかったぁ~」
って言ってたんですよね。
そうそう、説明会ってそういうもんです。
在学生の皆さん、本学主催企業説明会、6日(金)の東京会場、19日(木)の仙台会場については事務局就職支援室、または就活ブログをチェックしましょ。
あ~そろそろアパートやらパソコンやらの「入学予定者の方へ」の記事を充実させていかなきゃならん頃ですね。
近々書きます。
ご指名ありがとうございまぁ~す、入試課ブログで~す。
指名してなぁいとかい・わ・な・い・の。
そうです。
シェルターさんには本学の卒業生もお世話になっていますし、
なかのひとの友人も働いていらっしゃいます。
うちの場合は「建築学科」ではなくって「建築・環境デザイン学科」なので、
高校生がイメージしがちな「建築=理系」というのだけじゃなく、
都市計画、まちづくりなどを勉強して公務員として活躍したり、
ランドスケープデザインといって風景など屋外のデザインの勉強、
「環境」と名がつくからにはエコなことなどなど、
干し柿づくりにも取り組みます。
干し柿はちょっとそれまでの領域と違うかっ。
んでも、理系じゃなけりゃとか、絵を描けないから、などという世界ではないってことね。
さて、明日31日までの「集中講義」が終わると、大学はもう春休み。
な~んて悠長なことは言っていられないわけで、
2/2~6までは「芸工大就活ウイーク」となっております。
就職情報室の前にもカレンダーに予定が。
「就活? だっていまじゃないとできないこともいっぱいあるから。制作とかしたいし」
なんて言わせな~い。
いや、みんなそれぞれ考えているところはあるだろうから、
「言わせな~い」なんてことはないけれども、
言わずもがなみぞゆうみぞうの不況の中で、
就職するためにこの世の中で一番強い資格は「四大の新卒」というのが持論なので。
週明け月曜日は、大学主催の合同就職説明会が大学本館にて開催されます。
金曜日には同じく大学主催の説明会が東京で(もちろん山形とは違う企業さんが参加されます)。
直行バスも運行されます。
この時期は「習うより慣れよ」の時期なので、
こういう機会にどんどん顔を出して社会人の方と話をする、というのが大事。
だって見知らぬ社会人と話をする機会なんてないでしょ?
「就活」ってその積み重ねなのよ。
「教員採用試験受けるから関係ない」と思うなら、
ぜひ民間の就活を体験して教採の試験を受けて欲しいよね~。
だって、中学や高校の先生方って
大卒採用の現状を知らないで生徒に「大学の就職率が~」って話をするんだもん。
ちなみに合同説明会に参加する企業一覧だけで判断して、
「な~んだ、興味ある会社ないや」とこの時期に思っちゃう人は内定決まるの遅くなるよん。
これもなかのひとの持論だけど。
いろいろ見て体験して「あ、この説明会は行った方がいいな」とか、
「この企業さんのプレゼンダメだなぁ~」とかわかるようになるってもんで。
で、3日の火曜日に朝9:30から407講義室で、
例のスタジオ某さんの企業研究会があることとか、
芸工生はきちんとチェックしてますか~?
2日の大学主催合同企業説明会にもスタジオ某さんが出席されるのチェックしてますか~?
就活ブログはちゃんとチェックしてますか~?
チェックしてない!
なんて、言わせな~い。
就活とは、
今はあなたを逆指名、
いつかあなたから永久指名、
というわけでなかのひとでした。
いや、いまの就活で「永久指名」はありえんな。
なんか1週間「見たよ!」って言われまくり。
こんにちは、入試課ブログです。
昨日もNHKに出てしまって、昇格からの1週間毎日のように流れたみたい。
学内で先生に会うたびに「見たよ!」って。
「テレビ映りいいよね~」
って、もとがイイ(略)
本人はさっぱり見れてないのですが。
しかしうちの先生はNHK見てる率が異常に高いっすなぁ。
さて、今日はこの春の卒業生が活躍している様子をご紹介。
この3月に情報計画コース(新:企画構想学科)を卒業され、
4月から(株)第一紙行でグラフィックデザイナーとして頑張っている高橋さん。
現在さくら野百貨店の広報を担当されています。
そして、高橋さんが企画したさくら野百貨店全店のクリスマスビジュアルに、同じく3月に美術科洋画コース(洋画版画ブログは→洋画コース+版画コースブログ[携帯からも○])を卒業した加藤さんの作品を起用することになりました。
そう、芸工卒業生が力を合わせて地域密着型の百貨店を
変革しようとしているんです。
そして高橋さんは情報計画コースで培った企画力を活かし、
加藤さんはかねてからの夢である画家としての一歩を踏み出そうとしています。
さくら野クリスマスビジュアルは、名の通りさくら野のクリスマスイベントの広告になるものです。(前年までは高島屋と同じグループのため高島屋と同じビジュアルを使用していたので、今年から完全なオリジナルとして、さくら野様も意気込みが違います!)
■ツール展開
B1、B3、店内吊りなど店内ポスターが5種類。更にショッピングバッグも配布されます。
「これまでと全く違う、アートフルなものが出来た。インパクトも抜群。これからはどこか飛び抜けたものがないと目立てない」とさくら野百貨店仙台店副店長。お墨付きです。
■さくまちゃん
さくまちゃんは一応チャリティー基金制度のようで、お買上げの一部を岩手宮城内陸地震に寄付する予定のようです。
主にギフト用として商品化されたものであり、キーホルダータイプ、小サイズ中サイズがあります。(黒・赤・白)
これも今年からの新発売で、色や表情、リボンなどは第一紙行も共同で制作しました。
では高橋さんから、就職活動中、またはこれから始めるという後輩の皆さんへのメッセージ
私は今の会社の内定が決まって以降は、就職活動をしませんでした。自然と迷いはありませんでした。どんな仕事内容でも、待遇でも、それは自分が変えていけると思っていたからです。今思うと無謀で甘い、と言う人はいるかもしれませんが、自分が会社を選んで、自分の描く夢に近づけていくという意識は必要だと思っています。
具体的なアドバイスが出来るとすれば、誰とも被らないような趣味をしのばせて下さい。
とっておきの「武器」になること間違いなしです。
ちなみに私は趣味の一つに「漫画喫茶」がありました。
今では漫画喫茶で寝泊まりするのは普通になりつつありますが、社長クラスの年齢の方にはまだ信じがたいことらしく、非常に興味を持たれました。入社してからも、青年誌の知識はコミュニケーションツールとして役に立っています。
趣味・「映画鑑賞」「読書」「寝る」「ラジオ体操を作る」「朝4時に散歩」「けん玉」…
あなたはどの答えの人に興味を持ちますか?
面接官は何十人何百人の学生と面接をしています。
それを踏まえて、お互いが楽しくなるような面接をしてくださいね。
大学事務局の窓口は平日が17:30までなんだけど、
今日は閉店?間際になって一段と学生がいっぱい。
こんにちは、入試課ブログです。
なんでかっていうと、
大手企業さんのデザイン実習学内選考のための作品提出が、
今日の17:30締め切りだったからなのね。
もう3年生向けのシューカツ列車はホームを出そうですよ~
乗り遅れそうな人いませんか~
そんななか、
11/10にダイハツ工業(株)の会社説明会&スケッチ・コンセプトセミナーが行われました。
学生の皆さんには、
『クルマに興味のある方、スケッチ等が初めての方も大歓迎です!
自分が使い慣れた画材(鉛筆・サインペン・色鉛筆・ボールペン等)を持参してください。』
とお知らせしていました。
デザイナーの久保様が、まさに私達の目の前で、ささっとスケッチを描いてくださいました。
感動ものです。
「まず、線を描いてみよう!」(やさしく~力強く)
「好きな形、大きさで、楕円を描いてみよう!」
という基本的なところから始まって、最終的には参加者全員がクルマのスケッチを描き上げました。
参加したのはプロダクトデザイン学科の3年生と2年生だったのですが、
実際に手を動かしてみるととても楽しい!
車に興味がある人、
石膏デッサンなどとは違った「クルマのスケッチ」を描いてみたい人、
プロの話を聞いてみたい人…。
今回はプロダクトデザインの学生だけの参加でしたが、
もっと沢山の学科・コースの皆さんに参加して欲しい内容でした。
全然遠慮することはありません。
ぜひ他の学科のみんなも参加してみてください。
というわけで、写真は広報室さま、テキストは就活ブログからいただきました。
これから年末にかけて、下記のような役立ちイベントがあります。
芸工生のみんなは、就職情報室前の掲示板や就活ブログで日時と教室をチェックしましょう。
この機会を逃さずに!
■会社説明会
・スズキ(株)
・ソニー(株)クリエイティブセンター
・シャープ(株)
・(株)本田技術研究所二輪開発センター
・キヤノン
【卒業生講演会】
・文化シャッター(株)
生産デザイン(現:プロダクトデザイン学科)卒 吉川大輔氏
「就活から10年… 社会人として知り得たこと」
・東北映音(株)
映像コース卒/大学院ビジュアル・コミュニケーシ
ョンデザイン修了
早坂あかり氏
「文化シャッター」と聞いて、
「シャッターの会社なのになんでプロダクト?」
と思った芸工生がいたら、もっと勉強しましょう(笑)
こんにちは、入試課ブログです。
先日行われた「卒業生講演会」の様子をば。
この日は、本学のグラフィックデザインを卒業ののち、
大学院仙台スクールをこの3月に修了され、
今年4月から株式会社ぴえろhttp://pierrot.jp/index.htmlプロジェクト事業本部におつとめの黒岩さんが講師です。
◆(株)ぴえろ 紹介
1979年設立以来、「ニルスの不思議な旅」「幻想魔伝最遊記」「十二国記」「NARUTO-ナルト」などの人気コミックスや、小説を原作としたTVアニメーション「魔法の天使クリィミーマミ」「幽☆遊☆白書」「NARUTO-ナルト-」「BLEACH」等、常に新鮮な感覚で次々と話題作を作り続けている。
代表取締役の布川郁司氏は本学仙台スクール教授。
[事業内容]
アニメーション企画制作/ 版権管理/グラフィックデザイン/イベント企画運営 その他
◆(株)ぴえろに就職した経緯等
アニメが好きなので関わりのある仕事に就きたい、動画を作ってみたい、と思っていた。その時に、幸い仙台スクール教授の布川先生から声をかけていただき、2007年4月入社。
「製作進行(絵を描く人と会社との橋渡しのような仕事)」にも興味があったが、自動車の免許を持っていないといけないことがわかり、現在の所属に。
初めに会社から、「1年で使いモノにならなかったら辞めてもらうよ。」というキビシイお話もあったが、上司に恵まれ頑張っている。どこの企業でも同じ状況であろうが、役に立たない人に投じるお金はナイ!ということ。(掃除も自分達でするし、ゴミ袋1枚をも無駄にはしない、そんな社風。)
◆黒岩さんのお仕事について
現在、プロジェクト事業本部 版権制作部 デザイン課に所属。
版権制作部では、キャラクターを起用したポスターやCDジャケットのデザインなど、主に動いていないアニメを手がけている。自分が関わったものが、カタチとなって世の中で見かけることができるのが嬉しいし、やりがいになっている。これらは動きのあるアニメーションとは違って、1枚の絵をじっと見られるタイプの
ものなので、比較的絵がよく描ける人が担当している。ロゴやポスターのメインビジュアルなどは、社内のコンペで決める。経験年数やポジションに関係なく、それぞれの作品の出来を評価される。(ちなみに、劇場版ナルトのポスターデザインは黒岩さんのデザインです!)
また、「版権案内」も手がける。これは、(株)ぴえろの作品を、出版社やテレビ局等へ売り込む時のカタログとなるもの。(例えば「NARUTO-ナルト」は、集英社で取り上げられ、テレビ東京で放映されています。)会社の「顔」となるカタログなので、制作にはかなり力を注ぎ作り込む。その他、TV用ビジュアル素材(次週の予告のコマ)なども。
☆他のセクション、こんなところもある!
(アニメの絵を描く以外にどのような仕事があるのか?)
イベント課…ジャンプフェスタやアニメフェスタなどでのイベントの企画。
制作部…上記フェスタに出展する、大モノ小モノの製作。キャラクターを起用したデコトラなどを手がけることも。
◆仕事を通じて感じたこと・後輩に伝えたいこと
●モノづくりに関わりたいと考えている人はスケジュール管理をきちんと!
ある仕事をやり遂げる為に自分はどのくらい時間が必要なのかを把握し、その為にどのような取り組みをしなければならないのかを考えられること、これらが基本的に求められる力です。
学生のうちに大小さまざまなものを制作することで自分の「引き出し」を多く作っておくことが大切です。
●心が折れないこと!繰り返し取り組んでいくこと!
仕事が進む中で、出版社や放送局、映画製作会社など多方面の担当者が集まって行われる「監修」という場面が何度かあります。
決まりかけていた案件であっても最後に「一からやりなおし」などということになりとても苦労することもありましたが、製作に関わる人は皆「オリジナル作品の世界観を壊さないように、且つ、より良いものを!」という信念で作っています。そのよう
な人たちの一員として何度でも諦めず取り組むことで確実に良いカタチに仕上がっていきます。これは大学の授業や課題でも同じです。
●文章を読んで想像できることがすごく大切!
仙台スクールの布川先生からいつもアドバイスいただいていたことです。見たままを描いて満足するのではなく、言葉から想像して絵を描けるようになること。沢山本を読んで頭を鍛えることが大切です。
●本気で悩んでください!そして答えを出してください!
就職先を仙台の会社にするかどうか悩んだ時に、その会社の方からいただいた言葉です。悩むことから逃げてしまったら、前向きに進むことなんてできません。精一杯悩んで決断した時に、見えてくることがあります。そして頑張ることができます。
最後に、
私は多くの人に生かされていると感じています。大学時代も社会人をしている現在も、多くの人に支えられ、恵まれてきました。仕事は本当に忙しいし、まだまだ学ぶべきことは多いですが、楽しく頑張れていることを嬉しく思っています。
私も、自分に自信がなくなり今思えば「ぜんぜんダメな時期」がありました。しかし、今がダメだからといって諦めないで欲しいです。そんな気持ちを込めて、今回「夢見るリアリストがちょうどいい」というタイトルを付けました。夢に近づくためには、今日どうしなければならないのか、今日何ができるのかを考えてください。(明日、自分に何が起きるかわかりませんから。)
▼今日の記事
空き箱で兼続の甲冑作り[山形新聞]
実は4月から動き出している芸工生しか見られないブログがあります。
こんにちは、入試課ブログです。
見られないっていうよりも、パスワード入力が必要なんですけど。
それは、本学事務局就職支援室がお届けしている「TUAD 就活ブログ」です。
連日連夜更新の嵐で、その更新頻度は最近の入試課ブログをはるかに上回っています(笑)
逆に言うと、それだけ就職支援室には学生のみなさんに一刻でも早く伝えたい、
企業さんなどからの情報がたくさん集まっているということ。
就職活動の時期にまでなって
「情報が来ないぃぃぃぃぃぃ」
と、まるで人のせいのような言い方をする人がたまにいるんですけど、
情報は自分で集めるものです。
もちろんそのお手伝いは大学も精一杯やります。
で、受験生向けのこのブログで何が言いたいのかって?
だからぁ、受験に関する情報も自分で集めたほうがいいに決まってるから、
オープンキャンパスに来(略)
芸工生向けの情報を一つ。
20日(金)から、就職支援室が主催する「卒業生講演会」が始まります。
1回目は、本学卒業生で株式会社ぴえろにお勤めの黒岩さんです。
株式会社ぴえろってなに?というあなた。
以前このブログで紹介しております。
NARUTOでBLEACHなヒカルの碁[入試課ブログ 06.10.31]
そうです。
株式会社ぴえろは、NARUTOやBLEACHなどを手がけているアニメーションプロダクションです。
本学の卒業生が、そんな会社でどんな仕事をされているのか興味のある芸工生は、
20日(金)の5コマ目に207講義室で開催される講演会に参加してみてください。
学年は全く問わないそうですので。
ちなみに、株式会社ぴえろの布川社長は、大学院仙台スクールの教授でもあります。
卒展も終わって、大学もひっそり。
こんにちは、入試課ブログです。
3年生の就職活動は、すでにピークを迎えています。
上の写真は、2/4に本学体育館で開催された、
「学内企業合同就職説明会」の様子をご紹介。
毎年この時期に開催していて、
「東北芸術工科大学の学生を採用したい!」という企業さんが、
大学まで足を運んでくださって個別の相談ブースで、
企業説明や学生の相談に乗ってくださいます。
(昨年の記事→本格的にスタートしました )
この写真は山形での様子ですが、
2/8には本学の東京サテライトキャンパスで、
2/21には仙台スクールが入っているアエルでも実施しました。
3会場をあわせると、163の企業・団体のみなさまからご参加いただきました。
ありがとうございます。
仙台・東京会場には、山形からバスも出してます。
で、体育館の中をウロウロしてたら声をかけられまして。
山形の企業の担当として参加していた、なかのひとの大学時代の先輩でした。
そーいえば、人事をやってるって聞いてたなぁと思い出し。
採用活動で、いろんな学校さんで開催される企業説明会にもさんかされているとのことなので、
ぶっちゃけな意見として聞いてみました。
「芸工生って、どうなの?」と。
そしたらですね、
「がっつきが足りない」 そうです。
就職活動でいい意味での「がっつき」が一番あるのは、短大生。
短大生からは「就職しなくては」という必死さが、こういった企業説明会でもものすごく伝わってくる。
でも短大生だと、任せることの出来る仕事も限られてくるので、
積極的に短大生を採用しよう、という感じではない。
専門学校卒業だと、あまり戦力としては・・・
同じ山形市内の山形大学の学生は、
とにかく視野を広くしてまずは情報を得ようとこういった企業説明会を利用している。
いろいろな質問を投げかけてくるので、やりがいがある。
ただ、全体で見れば悪い言葉で言えば、無難な平均的は人が多いかなぁ、と。
んで芸工生は?と聞くと、
「なんかね、なんだろう・・・のんびりしてる?
はじめから企業とか分野を絞ってきてる感じがする。」
らしい。
まぁこれは散々このブログで書いてきたから、
「えぇ、その通りです」
と答えるしかなかったわけだけど。
でもね、順番が逆だけど一番はじめに言われたのは、
「芸工大生みたいなのは欲しいんだよ、すっごく」
という言葉。
「クリエイティブだったり、イマジネーションだったり、
そういう人材が欲しいから時間を取ってこの説明会に参加してんだもん。
いそうでいないんだよ、そういう人材って。
芸工大ならそういう学生さんがたくさんいるじゃん。
企業にとってマジで大事だよ、そういう人」
まぁ、企業の人事担当者と大学職員ということではなく、
学生時代の先輩としての会話の中なので、
採用活動されるときは、↑みたいな話し方はもちろんしませんよ。
でも、これが本音なんだよねぇ。
▼今日の記事
雪の旅籠、幻想的にライトアップ 西川・月山志津温泉街[山形新聞]
札幌からこんにちは、入試課ブログです。
山形での「入試直前トライアル」の終了を見届けることなく、
午後3時くらいに大学を出て、白い恋人を買占めに札幌へやってまいりました。
明日、札幌・東京で参加されるみなさん、お待ちしています。
というわけで、今日は札幌にいるので手持ちネタを出します。
大学で開催されたセイコーエプソン(株)さまの会社説明会について。
お越しいただいたのは、
ウオッチ事業部 Wデザイン開発部 デザイナーの仲西様。
セイコーエプソン(株)さまにも、もちろん本学の卒業生が就職しています。
今年4月にデザイナーとして就職した本学卒業生は研修期間中で、
現在、情報機器の店頭販売をしているそうです。
デザイナーは、なによりも現場を、
そして消費者の声を理解していないといけないということですね。
仲西様は、卒業生からいろいろと大学のことや指導教員について聞いていらっしゃったそうで、
来学をとても楽しみにしてくださっていました。
会社説明会では、既に3年生向けにデザインインターンシップのご案内をいただいてましたのでその内容に触れながら、
○情報機器全般に関わるインダストリアルデザイン業務
○情報機器全般に関わるコミュニケーションデザイン業務
○ウオッチ・リスト機器に関わるインダストリアルデザイン業務
についてもご説明いただきました。
○ウオッチのデザインはプロダクトの中でも非常に特殊でユニーク。
一人のデザイナーが一つの商品を一環して手がけるのでやりがいがある!
時計が完成した時の喜びもひとしお。
時計のデザインのプロセスや時計づくりを全て見ることができる。
○「モノ」を通して、「コト」を「伝える」。
デザイナーとは絵を描く仕事やスタイリングする仕事ではなくて、
「使う人に何を伝えたいか」ということが一番大切なこと。
○夢は大切に。
自信を持って、いろんなことに取り組んで欲しい。
とメッセージを頂戴しました。
最近、仲西様が手がけられ10/25に公開された、
デュアルタイム表示機能つきワールドタイムソーラー電波時計と仲西様の開発者インタビューをご覧いただけます↓
http://www.seiko-watch.co.jp/bz/about/dt_episode.html
実際に大変高価な時計(何十万もする時計をはじめ、100万以上もするものも…)を沢山お持ちいただいて、
学生も大興奮で目を輝かせながらあちこち興味深そうに見て、触れてました。
でも傍らから見ていた就職支援室スタッフは、
そんなに高価な時計を…
ボタンとか押しちゃって・・・
大丈夫かなと…
冷や冷やしてたらしいです(笑)
仲西様を説明会が始まるまでの間に学内をご案内したところ、
様々な展示や活発にいろんな取り組みが本学でなされているのをご覧になって、とにかく驚かれてました。
学生の発想力もスゴイ!
今までいろんな大学見たけど一番イイ!と。
でもなによりも、一番刺激を受けたのは、この説明会で仲西様からいろいろなお話をうかがうことのできた芸工生自身だよね!
3年生のみなさん、ESとPFづくりに頑張ってください!!
もう就職活動はとっくに始まってますよ。
1・2年生のみんなは、「ES」と「PF」というものが、どういうものを表す言葉なのかいまのうちに知っておくといいですよん。
こんにちは、入試課ブログです。
就職支援室のスタッフからネタをいただきましたのでご紹介します。
今日は就職や進路を考える授業である「キャリアプランニング」の様子を(受講者は250人以上!)。
今回は「私の進路と人生」というタイトルで、株式会社フットマークの磯部社長、そして本学の卒業生で現在フットマークでデザインを担当されている菅原さん、大鋸さん、仁藤さんの4名から様々なお話をいただきました。
みなさんも小学校や中学校の体育の授業で水泳をしたと思いますが、「足あとマーク」の水泳帽子を使っていた方はいませんか?
その「足あとマーク」こそ、フットマークさまのマークなんです。
菅原さんと大鋸さんは、大学案内パンフレット「ACTION/TUAD」の40、41ページにもご登場いただいています。
パソコン上ではデジタルパンフレットとして↓からページをめくっていくとご覧いただけます。
http://www4.d-pam.com/fileRoot/fp/2/1/210241/DigitalAlbumRoot/071001142509/default1.html
ちなみに大鋸さんはこちらの記事でもご紹介させていただきました。
大鋸さんからは、「今の仕事について」というお話。
社会に出て感じていること、現在の仕事内容について、などのお話をいただきました。
菅原さんからは、「商品企画開発を通して得たもの」というお話。
仕事内容の説明や、水中運動用水着「セバピース」の開発経緯と販売まで、入社7年目の今の仕事に対する思いなどをお話いただきました。
磯部社長からは、「社会の中の私・社会の楽しさ」というテーマで、モノづくりの楽しさ、企業活動と求める人材、芸工生への激励をいただきました。
磯部社長はじめ皆さんが一番口にした言葉は、「お客様」という言葉でした。
「社会に出る」ということは「お客様ができる」ということ。
いかにお客様の話を「聴く」かがとても大切ということを再認識しました。
お客様の声(つぶやき)をもとにものづくりに励んでいるステキな会社です。
また、卒業生からは、「自分を信頼して仕事をまかせてもらい、とてもやりがいを感じているし、だからこそ頑張っていい仕事をしたいといつも思っている」とのコメントがありました。
磯部社長も卒業生の皆さんも、芸工大大好き!で、こういう機会を利用して本学に
足を運ばれるのを、本当に楽しみにしていてくださっています。「やっぱりいいですねぇ」って言っていただいています。
磯部社長のブログでもご紹介いただきました!→こちら
あれ?仁藤さんの紹介がまだですね。
仁藤さんは、この3月に本学を卒業して入社7ヶ月目。
ご自身の就職活動や、現在の仕事内容、なりたい自分像などについてお話していただきました。
仁藤さんの持ち時間は10分だったのですが、入社7ヶ月目の仁藤さんが一生懸命に在学生へ向けてメッセージを贈っている姿を見て、先輩社員の菅原さんと大鋸さんはとても感動され、
「彼女の持ち時間を過ぎちゃってもいいから、もっと話をさせてあげたい!と思いました」
と温かく目を向けられていて、こちらがウルウルです。
さて、今週末の21日(日)には、本学が主催する全国高等学校デザイン選手権大会(以下 デザ選)の決勝大会が開催されます。
2007年10月21日(日)、決勝大会を開催します![全国高等学校デザイン選手権大会]
全国から選ばれた12校12チームが、プレゼンテーションを行います。
また、この大会の運営は学生スタッフが担っています。
高校生のみなさんも、芸工生のみなさんも、ぜひぜひぜひぜひこの決勝大会に足を運んでください!
「デザイン」という言葉が意味するところを再認識したり、「デザイン」がこの社会で担うことのできることを再発見できると思います。
そして、結構泣けます。
突然デザ選の話が出てしまいましたが、なぜかというと・・・
『ヤマガタウン of the people by the people for the チャリンコ』
そう、仁藤さんは高校3年生のときにこのデザ選決勝大会に出場しているんです。
(指導されていた先生のレポートはこちら)
そして、大学入学から卒業まで、デザ選の学生運営スタッフとして頑張っていました。
(昨年の決勝大会の写真は、仁藤さんと高宮さんによる撮影なんです)
授業受講生に配布されたプリントに菅原さん、大鋸さん、仁藤さんから「私の就職活動体験記」としてコメントをいただいていたのですが、そのプリントの最後に「Q.芸工大で得たことは?」というクエスチョンへの答えをつづっていらっしゃいましたので、最後にご紹介したいと思います。
「Q.芸工大で得たことは?」
○菅原さん
多くの人と一緒に作り上げる楽しさを知りました。最後の卒業制作では、初の体育館展示や他大学との合同卒制、てつそんが第一回目ということも重なり、クラスで協力する場面が多くありました。ポスター1枚を決めるにも壁に貼り出して投票したり、交渉係、資金調達係、資料収集係、暖房係など色々な役があって、実際に社会に出て仕事をするのとそう変わらないことをしていたと思います。その他、グループでの展示会や大学祭、チュートリアルなどいくつもそういう機会がありました。そして卒業して離れていても、いまだつながりがあるのはうれしいことです。
○大鋸さん
まじめに馬鹿なことができる友人、尊敬できる先生。人に考えを伝えるスキル、今も勉強中ですが。
○仁藤さん
学科活動→形作るだけではない、広い意味での「デザイン」の面白さを学んだこと。
それ以外→自然、スポーツ、行事。山形出身なのに、大学生活で初めて山形の魅力を知った。それを一緒に体験させてくれた仲間。
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