こんにちは、入試課ブログです。
今年もこの季節がやってまいりました。
恒例のセンター利用入試大胆予想。
各予備校さんが自己採点結果などをもとに、ボーダーラインを発表しています。
それに基づいて、これから出願、という方もいるでしょうし。
結論からいいます。
予備校によってバッラバラです。
これを参考にして出願するか決めるって、受験生も学校の先生も大変だなぁ、なんて思ったり。
とりあえず、31日まで出願期間となっているセンター利用入試(2科目利用)についての各データと解説を。
各予備校さんが設定している合格可能性のパーセンテージは、
受験生は知っていると思うけど、
A判定:合格可能性80%
B判定:合格可能性50%
C判定:合格可能性25%
というわけで、本学センター利用入試(2科目利用)の2教科2科目・200点満点での各予備校さんによる合格判定基準と、なかのひとの偏った目線によるコメントをお送りしてまいります。
●プロダクトデザイン学科(携帯からは→→こちら)
予備校1 A:158 B:142 C:134
予備校2 A:174 B:166 C:158
予備校3 A:132 B:124 C:116
▼コメント
予備校3さん、低いんすよねぇ。
予備校3にあわせちゃったら、予備校2さんではC判定にも及ばないというとっても不思議な現象。
ほらね、だからセンターのボーダー予想ってあてになんないでしょ(笑)。
感覚的に志願者数は昨年並みと予想します。
●建築・環境デザイン学科(携帯からは→こちら)
予備校1 A:150 B:134 C:126
予備校2 A:140 B:132 C:124
予備校3 A:104 B: 96 C: 88
▼コメント
予備校1・2と予備校3の乖離は一体・・・
オイ!予備校3さん!!
そんな数値予想しちゃって大丈夫ですか???
責任持ちませんよ。。。
ただね、ちょっとカラクリがあるとすれば、
このセンター利用の中で建築・環境デザイン学科だけ募集人員が多いんです。
募集要項で確認してみてください。
ここは毎回受験者平均点は高いんです。
今回も得点を多くとっている上位層がごそーっといて、それよりも低い点数のところにちょぼちょぼといった感じ。
募集人員の関係で、ボーダーは他学科よりちょい低くなるので「どーしても芸工大に」という方は、
ここを併願受験しておくと合格率はアップだと思われ。
でも志願するときは学科内容を確認してね。
●情報デザイン学科映像コース(携帯からは→こちら)
予備校1 A:158 B:142 C:134
予備校2 A:165 B:157 C:149
予備校3 A:134 B:126 C:118
▼コメント
情報デの映像コースはセンター2科目型で受験できるのが今年初めて。
相変わらず予備校3さんが微妙な数字を出しています。
各予備校さんが出している志願者数と得点分布を見ると、
もうちょっと志願者いるかなぁと思ってたんですが。
以前手羽さんも書いてらっしゃいましたけど、
映像系って最近なんかどの大学さんも伸びないんですよね。
あまりにも身近になりすぎたのかな。
こないだ最初AO入試のときはグラフィックを受けて残念な結果で、
その後の入試で志望を変えて映像に入った学生さんに聞いたら、
「絵を描く=グラフィック」じゃないんだ、っていうのが高校生だとまだわかんないのかもと言ってました。
映像でやればその「絵」を動かしたりできちゃうし(アニメーションね)、
テーマも自由だし、
グラフでやるようながっちりしてないところが逆にいいんだけどなぁ~って。
●メディア・コンテンツデザイン学科
ゲーム・Webデザインコース、映像計画コース、情報計画コース
予備校1 A:158 B:142 C:134
予備校2 A:160 B:152 C:144
予備校3 A:104 B: 96 C: 88
▼コメント
はい、またきたよ、予備校3さん。
こんなに数値が違っちゃってよいのかね。
この学科は、3コースそれぞれに出願できるんですが、
昨年このセンター利用入試で一番倍率&ボーダーが高かったのは情報計画コースだったんだよね。
大丈夫?予備校3さん(笑)
感覚的には予備校1さんに近いです。
ただ、コースによってボーダーは違う結果になります、絶対。
●美術史・文化財保存修復学科(携帯は→こちら)
予備校1 A:174 B:158 C:150
予備校2 A:158 B:150 C:142
予備校3 A:168 B:160 C:152
▼コメント
おぉ、これは3つの予備校さんともほぼ近似値でB判定が出ましたね。
得点分布を見ると例年より上位層があまりいない感じなので、
ボーダーは160点からもうちょっと低くてもいけるかな?
こればっかりは実際にどんな方が出願されるかで変わっちゃうので。
●歴史遺産学科(携帯は→こちら)
予備校1 A:170 B:154 C:146
予備校2 A:163 B:155 C:147
予備校3 A:134 B:126 C:118
▼コメント
また予備校3さんだけ低い(笑)。
あとは、予備校1・3さんは、歴史遺産より美術史・文化財の方がボーダー予想が高いんだけど、予備校2さんだけ歴史遺産の方が高い。
なかのひと的には、美文の方が高くなると思うです。
というわけでお送りしてまいりましたが、ここまで来て気づいたことが。
予備校1さんのA・B
・C判定数値がプロダクト・映像・メディアコンテンツでぜ~んぶ同じ数値。
そんなこと現実にありえないですよ。
いや、ありえないというか、今年から加わった情報デザインの映像コースの数値なんかを見ると、
まぁ予備校1さんのコンピュータシステムが
「芸工大だから一緒にしちゃえ~」
ってやってるんじゃないかとほぼ確信してしまうなぁ。
こんなツラツラと書いては見ましたが、実際は出願された方の中から合否が決まっていきますので、上にも書いたけどどういった方が出願されるかによってもボーダーは変わっちゃいます。
昨年書いた→大胆予想?
は、最近検索なんかでかなり引っかかっていてこのブログの中で飛びぬけて多いアクセス数になってます。
こんなのでもご参考にしていただけたら。